ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ウェナムさんのこと

2004年06月30日 | 旧指輪日記
ウェナムさんとは映画でファラミアを演じたDavid Wenham氏のことです。(なんで「さん」かというのは・・・なんとなく語呂がいいので(汗))
今回「ウェナム」表記普及委員会に参加させていただくことにしたのですが、特にウェナムさんのコンテンツがあるわけでもなく、あんまり伝播?する機会もないので、ここでちょっと書いておこうと思います。
この委員会の趣旨はこちらをご覧いただければと思います。
初めて「デヴィッド・ウェンハム」という名前を見たのがいつかは覚えてませんが、英語は全然できない私ですが、「これは『ハム』とは読まんでしょー」とすぐに思ったものです。だってイギリスの地名によく「~ham」というのがありますけど、hはまず発音しないですよね。バーミンガム(Birmingham)が良い例だと思いますが。これは「ウェナム」と読むに違いないなあと言うわけで、個人的には「ウェナム」と書いたりしていました。ウェンハムと書くこともありましたが。
と思ってたところに普及委員会さんの存在を知り、微力ながら参加させていただくことにしたのでした。「ウェンハム」だと思ってると、もしかしてどこかでご本人様にお会いする機会があった時にも、呼んでも振り返ってもらえないと思いますし・・・(そんな機会たいがいないと思いますが(汗))
そんなわけで、今後はうちのサイトでは「ウェナム」で行きますのでよろしくです。まあ、あまり書く機会ないかもしれませんが・・・(汗)
そのウェナムさんですが、昨日本屋で「スターログ」にインタビューが載っていたのを見ました。「自分のフィギュアなんて気味が悪い」というような発言をしていたのには、ファラミアフィギュア買いそうになった私としては思わず笑ってしまいましたね(笑)
あと、ファラミアについていくつか語っていたことに「ほー」と思いながら読んでいました。前から思ってはいたのですが、映画での登場人物の解釈は、最終的には監督の責任だとしても、やはり演じる俳優の解釈に大きく左右されるのだなあと。
ファラミアはTTTでは意図的に改変させられていましたが、私はTTTのファラミア結構好きだったんですよね、最初から。それって原作のファラミアに思い入れがないからかなあとも思っていましたが、根底にウェナムさんの的確なファラミア解釈があったからかなあ、と思ったりしてます。
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Farewell, my hobbits

2004年06月28日 | 旧指輪日記
最近ギムリ"ホビッツに傾きがちなのですが(笑)ふと思いたって、ギムリの原作での最後の台詞を原文で見てみました。(なぜか今まで一度も観たことがなかったのです)そうしたら、「ご機嫌よう、ホビットさんたち!」という部分が"Farewell, my hobbits!"となっていて、「おおっ」と思ってしまいました(笑)my hobbitsって、ホビットたちへの親愛の気持ちが現れていて、なんかちょっとじーんとしてしまうのですが・・・。
英語のこういう場合の"my"という言葉、血縁関係でもない限りなかなか日本語に訳すと妙な感じになってしまうのは仕方ないのですが、ちょっといいなあ英語、と思うところですね(笑)
映画の裂け谷でもビルボがフロドに向かって"My lad"と呼びかけているところがあって、これは字幕だか吹き替えだかでは「私のフロド」と訳されていましたが、義理の親子だからこれはokなんですかね。
この瀬田訳では、「ホビットさんたち」という微妙な言葉の使い方が優しくていいなあ、と思います。欲を言えば、farewellは「ご機嫌よう」よりは「さよなら」とか「元気でな」とか、もうちょっとお別れの寂しさが感じられる言葉の方が良かったかなあとも思うのですが。明るい中にも、ね。
ところでこの"Farewell, my hobbits!"という言葉を見て思い出したのが、映画の灰色港でのガンダルフの台詞です。"Farewell, my brave hobbits"というあの言葉、ガンダルフの優しい顔と共にとっても好きなのですが、そうか、ギムリの台詞からもらったのかあ・・・とまたちょっと感慨深くなってしまいました。
ちなみに原作ではガンダルフはここでは"dear friends"=「親愛なる友よ」と呼びかけているのですが、絶対"my brave hobbits"の方がいいです~! 誰がここの脚本書いたか知りませんが、褒めてあげたいです(笑)
でも、そうなると、ギムリのお別れの"Farewell, my hobbits!"はSEEでも聴けない公算が強くなりましたね。かぶってしまうから。ちょっと残念だなあ・・・
そう言えば、映画のギムリはアラゴルンのことをよく"my laddy"と呼んでますよね? この"lad"という言葉のニュアンスは私はよくわからないのですが、この呼び方、ギムリのアラゴルンへの微妙な親愛の情が感じられて、ちょっといいかな、なんて思ったりします。かわいがってる、みたいな。ジョン・リス=ディヴィスがヴィゴよりも年齢が上なせいもあるかもしれませんね。
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シネプレックス行ってきました

2004年06月27日 | 旧指輪日記
今日はシネプレックスわかばにFotR SEEを観に行きました。
ネットで予約できることを知ったので、ネット予約して行きました。売り切れてはいませんでしたが、結構人が入っていたので、当日だったら前のほうとか端っことかしか買えなかったかも。何よりも、ちょっと寝坊してしまって(汗)ギリギリになってしまったので、予約しといてよかったです。チケット売り場は結構地元の人たちで混んでました。
さて、噂のシネプレックスは、確かに音がすごかったですね~。衝撃で座席が振動したりしてました~。ガンダルフの花火でまで振動してたりして(笑)ブリー村の場面も、雨が本当に降ってるような臨場感でした。
あと、アラゴルンが鹿を持ってくる場面、東劇で初めてアラゴルンの歌が結構早い段階から流れていたことを知ったのですが、今日は更に、ホビットたちの話し声も入っていることに気がついてびっくり。
一番印象的だったのは、ガンダルフがエルロンドの会議でモルドール語を話すシーンでしたね。ガンダルフの台詞よりも指輪の声が大きく聞こえて、まるで初めて見るシーンのように思えてしまいました。サントラもすごくはっきり聞こえて、いまさらながら「あ、こんなとこでこんな楽器が・・・」なんて聴き取れてしまったり。音楽聴くだけでも価値ありでした(笑)
でも、こんなに音響がいいのに、たまにフィルムの音が「ぶちっ」と切れるのがなんだかなあ、でしたが・・・もったいない。
コンサート後初めてFotR観たのですが、「カザド=ドゥムの橋」とかコンサートの方がカッコ良かったなあ、とか思ってしまいました。ショアが踊りながら振ってる場面も思い出してしまいました(笑)
内容の方ですが、今回なぜかモリアで妙に泣けてしまって(汗)一番泣けましたね。なんでだろう・・・コンサートでもモリアでかなり来たので、コンサートの影響かな、とかも思ったりするのですが・・・それとも最近の私のツボがモリアなのかな? 自分でもよくわかりません(汗)
何が来たかというと、ガンダルフがフロドに話す言葉なんですが・・・もしかしたら、灰色のガンダルフともうすぐお別れなんだ、と思ってしまったのかもしれません。
そうそう、土日の10時の回ではくじ引きでプレゼントがもらえるのですが、抽選なのかと思ったら、全員何かはもらえるみたいで。私はTTTのプレス用プログラムをもらいました♪ 来週も同じものだったら笑うな~。
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ギムリとホビットたち

2004年06月24日 | 旧指輪日記
さきほど久々にギャラリーにちゃんとした名画(笑)をupしました。キリ番ゲットでリクエストさせていただいたさやかさんのイラストです。ありがとうございました!
メリピピとギムリという、私的には一番嬉しいけれどどこでも見たことがないという組み合わせをお願いしたところ、ホビット庄にギムリが訪ねてきたという設定で描いてくださいました!3人でパイプ草ふかしているのが嬉しいですね~♪
メリピピギムリの最大の見せ場?のアイゼンガルドでの再会シーン、映画ではちょっと物足りない部分があったのですが、それにはパイプ草のせいもあったのですよね。
原作では、メリピピに対するギムリの怒りの焦点は、パイプ草だったと思うのですよね。自分はずーっと我慢していたパイプ草を、心配していたメリピピが呑気にふかしているのを見た時のギムリの脱力感&怒りは想像に余ります(笑)
でも、映画ではギムリパイプ草は持ってるようなんですよね。角笛城で戦いが終わった後も一服してたし。そこがちょっと残念です。仲良くパイプ草をふかしている3人を見ると、アイゼンガルドの再会の場面が思い起こされて嬉しくなってしまいます。
そう言えば、ずっと気になっていたのですが、ギムリはその後ホビット庄を訪ねたことはあったのでしょうか。「エレボールへの遠征」で、ギムリが「ぜひホビット庄を訪ねてみなければ」というようなことを言っていましたが。
「追補編」では、ギムリがピピンとその後も交流があったことが書いてありますが、どちらかというとゴンドールで会っていたような雰囲気があります。はなれ山からゴンドールに、その後燦光洞に移住したギムリ。ホビット庄は遠かったのではないかなあ、なんて思ってしまうのです。ギムリ馬乗らないし。
でも、さやかさんのイラストのように、ホビット庄でメリーとピピンがギムリをもてなしていたりしたら嬉しいですよね。
ただ、その時にはもうフロドはいなかったんだろうなあ、なんて思ったりも・・・ギムリの最後の台詞、「だが全員が集まることはもう二度とあるまいなあ」という言葉を思ってしまいます。
あの場面のギムリの台詞は、その前の「さあ、ホビットさんたち、これであんたたちもきっと無事に家まで帰れるよ。それで私もあんたたちの危険を気遣って夜目を覚ましていることもないだろうよ」という台詞も大好きで、映画で出てこなくて残念です。SEEではあるかなあ・・・
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指輪音楽の話再び

2004年06月23日 | 旧指輪日記

今日の写真はホリウェル通り99番地のトールキンの旧居です。前回行った時思いっきり車が停まってて上手く写真が撮れなかったので、今回はリベンジ撮影?です。古びていて上の方はゆがんでいたりするのですが(汗)赤い塗装がかわいい感じですよね。
さて、ネタもないので同じような話が続くのですが(汗)またしても指輪関連音楽の話などを。
興味はとってもあるのですが、どうも映画騒ぎが続いていてあまり聴けていない指輪関連音楽、今私が持っているのはトールキン・アンサンブルのAt Dawn in Rivendell、ドナルド・スワンのThe Road Goes Ever on、ヨハン・デ・メイの交響曲第一番のロンドンフィル演奏のオーケストラ版、ボブ・カトレイのMiddle Earth、モストリー・オータムのMusic Inspired by the Lord of the Rings、Bo Hanson のThe Lord of the Rings、そして映画のサントラとラジオドラマのサントラ、ということになります。少ないと思ってたけど、こうして書くと結構ありますかね?(汗)FotR上映終了後、ネットめぐりを始めるまでのわずかな間だけ関連音楽漁りに夢中だったもので(笑)
色々なジャンルがありますが、やはり指輪にはクラシックが一番しっくりするかなあ、と思います。ケルト音楽とかも合うかもしれませんが、あまり聴いたことないのでわかりません(汗)
「指輪」の音楽には二つのポイントがあると思います。トールキンが構築した中つ国の世界観、特にエルフの世界を音楽で表現することと、「指輪物語」のストーリーから感じられる感動を音楽で表す、ということではないかと。この双方をバランス良く表現するのはなかなか難しいことなんだろうなあ、と思います。
ドナルド・スワンの曲には完全にこの「エルフらしさ」がなくて、そういう意味では物足りなくもあるのですが、でもいい曲なんですよね。私は大好きです。
トールキン・アンサンブルは、中つ国の音楽を暗く捉えているように思えますが、そんな中でも泣けますしね・・・
ラジオドラマは、トールキンアンサンブルとドナルド・スワンの曲のちょうど中間のような印象を受けました。ちょっとドナルド・スワンよりかな・・・これもとても好きなのですが。
でも、この二つのバランスという点では、ハワード・ショアの映画のサントラが一番いいかな、という気がしています。中つ国の文化を楽器や音楽のスタイルで表現しつつ、音楽で感動させてもくれますしね。
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ショック・・・

2004年06月22日 | 雑記
今日、Loppiで携帯のプリペイドカードを買いにローソンに行ったら、「携帯プリペイドカードの発売は6月13日をもって終了いたしました」だって・・・ええーっ(汗)
そんな、知ってたら13日までに買いに行ってたのに・・・
いやー困った。このままでは携帯が使えません。まだ1ヶ月くらいは着信はできるけど。
以前ツーカーショップに買いに行ったことあるんですが、あまりに混んでいるので痺れを切らして買わずに帰った記憶が。プリペイドカードなんてすぐ変えるんだから先に買わせてよ! と叫びたかった・・・
だからLoppiで買えると知った時は大助かり、だったのですが・・・これからどうしようかなあ。
・・・プリペイドやめろって話もありますけどね(汗)メールもできないし。(64文字までしか送れないと聞いてメール契約するのやめました。そんな短い文章なんか書けん!)
でも、維持費が全然違うからなあ、やっぱり。もう少し抵抗してみます・・・
(そうやって携帯持たないのもかなり長い間抵抗してたものだ・・・(笑))
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出てこなかった人たち

2004年06月22日 | 旧指輪日記


今日の写真は、オックスフォードの植物園にある、トールキンが愛したヨーロッパクロマツです。行くたびに(ってまだ2度目ですが、他の方の写真とか見ていると・・・)微妙にベンチの配置が違っているのですが、今回は少し離れたゆっくりと見上げられる位置にベンチがあり、足の疲労もあって30分以上ゆっくりしてしまいました。間近で見ると、細い枝の先まで皆カール?(汗)していて、そういう伸び方をする樹なんだなあと不思議な感じでした。だからこんな不思議な造形をしているのでしょうね。
BBCラジオドラマ、まだ本編聴いてないのですが(汗)各章のブックレットをパラパラとめくりつつ、キャストなどを見てみました。これによると、せっかちとベアギルが出てこないのでしょうか・・・キャストに書いてないので。うーんショックかも・・・
以前TORnでのPJ映画に出てこなくて残念だったキャラクターは、というアンケートではトム・ボンパディルとイムラヒル大公がトップを争っていたようですが、私としては一位ベアギル、二位せっかち、なんですよね。(TORnのアンケートではベアギル最下位だったような・・・(涙))
どちらも映画に出なかったのは残念ですが、まあ仕方ないよなあとは思います。せっかちの台詞なんかは木の鬚に言わせてしまえば、と私が脚本だったとしても思ったでしょうし(笑)ベアギルは、ベレゴンドすら出ないのでは仕方ない、というところですが、ワンシーンでいいから出てくれたら嬉しかったのになあと思います。でも、ラジオドラマには出てくれるかと思っていたので、もし本当に出てないならとてもショックです・・・
しかし、よく考えてみたら、ラジオドラマって13時間分なんでしたっけ? 映画よりずっと長い、というイメージでいたのですが、PJ映画だってSEEなら11時間近くで、実は2時間くらいしか違わないんですね。
なんだか意外な気が・・・(2時間は大きいかもしれませんが)なんだかんだ言っても、あれだけの長さをかけて「指輪」を映像にしてくれた、ということはすごいことかもしれませんね。3時間で3部作全てを網羅しようとしたら、ただ筋を追うだけの作品になってしまっていたでしょう、きっと。あれだけ長いからこそ、メリピピやギムリもちゃんと(映画なりにですが(汗))描いてくれたんですよね。短い時間の中でだったら、彼ら(特にギムリ(汗))が真っ先にカットされていたでしょうから・・・
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30000hit御礼!

2004年06月21日 | 旧指輪日記

今日の写真はオックスフォードの聖メアリー教会の塔からの風景です。真ん中の塔がある建物がエグゼターカレッジのチャペルです。左手の大きな木があるあたりがトールキンが学生時代をすごした部屋がある建物だと思います。
前回混んでいて上れなくて今回リベンジだったのですが、思ったほど高くなかったです(汗)そして、塔の階段がとても狭いので、混んでいる時に順番待ちするのはかなり辛いかと・・・この程度の高さなら、シェルドニアン・シアターからでも眺められる、というのは丸面さんに教えていただいた耳より情報?です。聖メアリー教会が混雑していたらぜひこちらでどうぞ。私も今度行ったらそちらに挑戦してみたいと思います。
さて、昨日カウンターが30000を超えました。開設当初は年に10000も回ればいいかな、と思っていたので、2年経たないうちに30000hitというのにびっくりしています。まあ、RotK公開時の盛り上がりのおかげなのですが。
好き勝手なことを書きなぐっているだけなのですが、こんなにたくさんの方に来ていただいたのだなあと思うと、ありがたいというかお恥ずかしいというか・・・(汗)月並みな言葉ですが、いらしてくださる方々、そしてリンクしてくださっているサイトの皆様方に感謝、感謝です!
それから、1ヶ月近く経ってしまいましたが(汗)Meet Howard Shoreのレポートをupしました。レポートとしてはどうってことない・・・というか、トランスクリプトの要約が主だったりしてしまったのですが(これも英語聞きとれなかったがために・・・)、インタビューの内容が面白かったりしたので、英語のスクリプト読むの面倒くさい、という方はお読みいただくと面白い話もあるかもしれません。(誤要約している場合もありますので、正確には原文のスクリプト読んでいただきたいですが・・・)
しばらくコンサートで盛り上がっていましたが、ラジオドラマの音楽を聴いたら、また原作よりの気分になって来ました(汗)やはり、映画では全然イメージ違ってしまったエント絡みの音楽で泣けてしまうんですよね。トールキン・アンサンブルのクリストファー・リー様演じる木の鬚も良かったですが・・・PJ映画でも、TTT SEEの木の鬚がエント女の詩を詠む場面は良かったですけどね。あそこの音楽も大好きです。
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ラジオドラマの音楽の話再び

2004年06月20日 | 旧指輪日記

今日の写真は、毎週木曜にインクリングスが開かれていたC.S.ルイスの部屋があったモーダレン・カレッジのNew Buildingです。前回とほとんど同じアングルですが、右端の木に紫の花が満開だったので思わず撮影しました。
今回季節柄あちこちで花ざかりで、とても綺麗でした。ベアギルがロスサールナッハのことを「春に行くとすてきですよ、野も山も花でいっぱいで」という台詞を思い出しました。
さて、昨夜はBBCラジオドラマのサントラを真剣に?聴いてみました。原書と「中つ国のうた」を引っ張り出して、該当箇所を探して、詩を読みながら聴いてみました。POEMS FROM THE LORD OF THE RINGSが入手できなかったのがとても残念・・・。
まず、THE ROAD GOES EVER ONの途中から曲調が変わっているところが違う歌詞だと気づき、散々探したあげく、堀窪でメリーとピピンが歌ったFAREWELL SONGだということが判明。うーん、この場面でなぜこの詩が? それとも堀窪の場面の曲をつなげたのでしょうか。
あと、最後のI can not sayがI can pursuingに変わっていたのが印象的でした。
でもひとつどうしてもわからなかった詩が。Seek for the Sword that was brokenの最後の女声?ソロが・・・英語なのかどうかもわからないという(汗)
エントの行進は、エントが朗々と歌っちゃうなんて・・・と最初違和感だったのですが(汗)よくよく聴いたら、勇ましさと共にどこか悲しみみたいなものも感じられて、原作の詩のイメージそのままという気がして良かったです。
エント絡みではエント女の歌も泣けました! エント女のパートも男声合唱なのでびっくりでしたが(汗)美しいメロディに乗せて聞いていると、詩の言葉ひとつひとつがじっくりと感じられるように思いました。エント女が穀物や果実に感じていた愛情がひしひしと感じられたりして。
あ、グワイヒアの歌は女声?なのが意外でした。
セオデン関連も良かったですね。馬鍬砦から出立する時の歌も泣けました。原作でも、死後作られた詩が使われるのがいい演出?だなあと思っていましたが、曲がつくとますます良いですね。
THE HEALING OF THE SHIREでは、ロリアン系?の音楽が優しい感じで流れていて良かったです。
あと、「ビルボの別れの歌」はかなり悲しい感じの歌になっていて、詩の内容からすると意外な気がしたのですが、もしあれが灰色港の場面のラストに来るのなら、それもありかな、と思いました。
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ネタ切れ・・・

2004年06月19日 | 旧指輪日記

今日の写真はマートン・カレッジのお隣のコープス・クリスティ・カレッジです。ここが何なのかというと、トールキンがオックスフォードを受験?した時に泊まっていたカレッジなんだそうです。(「或る伝記」より)
さて、今ちょっと原作読書も中断していたりして、さすがに日記のネタが尽きて来た感じです。そもそも指輪ネタのみでほぼ毎日書くこと自体が無謀なんだと思いますが・・・TTT上映終了後は意地になって毎日ネタ考えて書いてたなあ(笑)
こんな時こそラジオドラマ聴けって感じですよね・・・あ、お土産にもらったスペイン語&ポルトガル語版のDVDもまだ見てないんだった(汗)でも別に暇なわけではないので、なかなかそういう暇もなかったりして。まだ先月のイギリス行きのレポートも書き途中だし、RotKのサントラ考察も書き始めてすらいないし・・・(その前にTTT SEEのサントラ考察も書こうしている・・・できるんだろうか(汗))
サイトのアクセスの方も、RotK上映中のほぼ半分になりまして、世間でもLotRブームはひと段落なのかなあと、コンサート浮かれ(笑)のおかげで一足遅くなりましたが、そんなことを感じたりしています。まあ、来月末にはアメリカでコンサート&展覧会もありますので、自分的には盛り下がっているわけではないのですが。シネプレックスもありますしね。
しかしアメリカ行く前に、せめてイギリス旅行記はUPしてしまわないと、サントラ考察どんどん後回しになってしまうなあ・・・(汗)もう、DVD発売前にサントラ考察UPするのは無理ですので、DVD見ながら(聴きながら)書いてやる! と開き直ってますが(笑)
という訳でちょっと短めの今日の日記でした。・・・考えてみたら、なにも毎回1000文字ギリギリまで書くことはないんだよなあ(笑)
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