ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

W杯観戦予定(決勝トーナメント)

2010年06月28日 | サッカー(多分4年に一度(汗))
もう1回戦終わりかけてますが、決勝トーナメントの観戦予定だけでも書いとくかなーと・・・

1回戦
 6/29 23:00 日本×パラグアイ
6/29 27:30 ポルトガル×スペイン

準々決勝
 7/2 23:00 オランダorスロバキア×ブラジルorチリ
 7/3 23:00 ドイツ×アルゼンチン
 7/3 27:30 パラグアイor日本×スペインorポルトガル

準決勝、三位決定戦、決勝戦は全部観る予定・・・大丈夫か連日27:30(汗)
あと7/3は実は旅行中なんだけど・・・ホテルで27:30の試合見てる場合だろうか・・・
(でもスペインかポルトガルどっちかだから観たいなあ・・・相手が日本なんてことになったら余計にだし)
いちばん危ないのは23時、27時半両方観る明日なんだけど・・・(汗)
でも日本戦も見ないわけにはいかないし、スペイン×ポルトガルなんて今大会一番楽しみなカードだし。
(1回戦なんて勿体無さすぎる・・・!)

というわけで睡眠不足との戦いの日々がまだ続きそうです。
各試合の感想も本当は書きたいんだけどなあ・・・
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帰ってきてます

2010年06月28日 | 旅行
韓国からとりあえず無事に帰ってきました。
なんか妹と交代で体調不良に陥ったりとか、駅の階段でコケてコーヒーの瓶が割れてあわや大惨事に(エコバックの中が・・・)なりかけたりとか(一部お土産がコーヒーの香りになった上にスタバのミントカフェモカ飲みそこなった・・・)帰りに定期券落としたらあっという間に誰かに届けられちゃって引き取るのにえらく時間がかかっちゃったりとか、短期間の割には小さなトラブル続出でしたが、なんとか(汗)
全く観光する時間がなく、食道楽とミュージカル観劇とお土産買うので終わりましたねー。まああんまり予定詰め込まずにゆっくり買い物できて良かったかな。
W杯韓国戦プチパブリックビューイングもできたし・・・(笑)
写真は見事に食べ物のしか撮ってないので、旅行記書くかどうかも微妙ですが、昨年のドイツと今年1月の韓国の旅行記終わったらupするかも・・・(汗)

そう言えば、今回持って行ったデイバックに、ふと見たらメイの毛が1本ついてました。
外から持って帰ったかばんにスリスリしてマーキングするのが習慣になっていて、私のかばんは毎回ターゲットになっていたんだよなあ。気を抜いていると毛だらけになっていたりして・・・
旅行の前後にスーツケースを出すと、いつも必ず上に乗っかっていたものですが、もういないんだよなあ。
5月末に妹が韓国行った時に、よろよろになりながらもスーツケースに乗ろうとしてて、自力で乗れないので手伝って乗っけてやったのが最後でした。
何か何をしてても猫の思い出がついて回るなあ・・・
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ちょっと韓国行って来ます

2010年06月25日 | 旅行
書かなきゃいけないことが山積みになってるのに・・・メイちゃんの追悼文も後半upできてないのに・・・
W杯の感想も1試合たりとも書いてないのに・・・
1月の韓国行きの旅行記も書いてないのに・・・それ以前に昨年夏のドイツ旅行記もまだ終わってないのに・・・
明日からまた韓国行って来ます。月曜には帰ってきます。
ま、最近あんまり更新してないので、わざわざ不在報告することもないかもしれませんが、
もしコメントとかTBとかいただいた場合、反映が遅くなることがありますのでご了承ください。
(サイトのBBSは面倒なので閉鎖しません・・・スパム来ないように祈るのみ・・・)

ミス・サイゴン観に行くのがメインなので観光はほとんどしませんが。
(というか妹にお任せしていてミス・サイゴン以外はどういう予定になってるのかもわからん・・・(汗))
はからずも明日、W杯韓国×ウルグアイの当日にソウルにいることになるので、(しかも試合開始時間近辺に外でご飯食べてる予定)ソウルどんだけ盛り上がってるのか楽しみです。勝ってくれた方が盛り上がって面白いので、韓国頑張ってほしいなあ。←あんたに言われなくてもがんばるよ(笑)

では、明日も3時起きなのでそろそろ準備してから寝ま~す。
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さよなら、メイちゃん その1

2010年06月20日 | ペット
先日、実家の猫のメイが逝きました。ブログでもmixiでもTwitterでもプロフィール写真に使ってる子です。
17歳8ヶ月・・・もう十分生きたといえばまあそうなのですが。(あ、写真は7,8年前のですが。トップのも)
半年くらい闘病していたので、楽になって良かったね、という思いもあるし、正直ホッとした部分もなくはないのですが、やっぱり寂しいですね・・・
うちの犬猫はみんな長患いなんだよな・・・ある日突然亡くなってしまうのはショックですが、長いことだんだん弱っていくのを看取るのも辛いものがありますね。人間を看取るのよりはずっと楽だとは言え。
今日も実家に行ったら、リビングの窓のところからメイがお出迎えしてるんじゃないかと思ってしまって・・・(いつもお出迎えしてくれたわけではないけど(笑))
リビングに入ると、ついついメイの姿を捜してしまう・・・そんなに溺愛してかまってたわけじゃないのですが、部屋の中の風景のように、いるのが当たり前になってたんだなあと。ミネラルウォーターを飲んでると、メイがいたら欲しがって寄って来るだろうなあと思ったり・・・(人が飲んでる水とか花瓶に入った水が好きだった・・・)
そんなメイちゃんの思い出についてはその2で書くとして、今回はメイの病気の経過のことを書いておこうと思います。
病気のことがわかった時、積極的治療はしないで家で最後まで観てやろうと決めたのですが、あとどのくらい生きられるのか、最後はどんな状態になるのか知りたくてネットで検索したけれど、全然ヒットして来なくて・・・
ここに書いておくことで、いつかどなたかのお役に立てることもあるかなと思って、書き残しておこうと思います。

病名は、おそらく鼻腔内腫瘍でした。おそらく、というのはちゃんと検査はしなかったので・・・
大学病院でCT検査をするにしても、全身麻酔しなければならないし、放射線治療するにもいちいち全身麻酔しなければならないらしいし、手術でも完全に切除するのは難しいらしいし・・・
17歳という年齢から、何回も全身麻酔するのは体力的にも厳しそうだし、経済的にも厳しいものがあったので、ちゃんと検査して治療するのはやめたのでした。病気治してくれていると理解できない犬猫にとって、病院での治療を続けるのもストレスだと思ったし・・・
最初に飼ってた猫が腎臓を悪くした時に、少しでも生きていて欲しくて、無理に治療してかわいそうな思いをさせたので、なるべくストレスを与えないで看取ってやりたいと・・・
もっと若かったら、違う選択をしたかもしれないですが。
しかし、腎臓を悪くしないようにドライフードばかり与え、外にも出さずに育ててきて、おそらく内臓は異常なかったと思うし、歯もきれいで、全然歯槽膿漏になっていなかったのですが・・・腫瘍では防ぎようがないですね・・・
歳を取ると免疫が落ちて、癌になりやすくなるんだと、獣医さんも言っていましたが・・・

最初に症状らしきものが出てきたのは昨年の10月頃でした。もともとくしゃみは結構していたのですが、くしゃみがどんどんひどくなり、30連発、40連発くらいのくしゃみをするようになったのでした。
そのうちの透明な鼻水が出てくるようになったのですが、その鼻水に血が混じるようになりました。
この時点でネット等で調べて、鼻腫瘍の可能性もあると知りました。猫は(犬も)人間のように簡単に鼻血が出るようにはなっていないので、鼻血が出たらかなり深刻な病気を覚悟しなければならないということも・・・
でも、鼻をぶつけた等で傷がついて出血する場合もあるというし、鼻炎でくしゃみがひどくて出血ということもないことはないようでした。血が黒っぽい血ならほぼ腫瘍だけれど、傷の場合は鮮血だということで、この時は鮮血だったので、少し様子を見るか・・・ということになりました。
ただ、鼻水が出るのが左側の鼻からだけだったので、腫瘍の可能性も高いという覚悟はしていましたが・・・
が、血の量はどんどん増えていき、そのうちに鼻水というよりも鼻汁のような膿のような黄色いものが出るようになり、ついに目からも逆流して出てくるようになって、ついに病院に連れて行きました。12月上旬でした。
病院では、真っ先に鼻の腫瘍の可能性があると言われ、鼻に腫瘍ができた犬のレントゲン写真を見せてもらいました。
ネットで調べて知っていたとおり、猫はなかなか鼻血は出ないので、鼻血が出たら結構深刻なのだということも聞きました。
ただ、ウィルスに感染している可能性や、いわゆる風邪のようなものの可能性もあるというので、とりあえず抗生物質を2週間分もらって様子を見る、ということになりました。それでよくならなければ、腫瘍を疑って大学病院で検査をすることになったのでしょう。
でも、様子を見ても治らないようなら、治療はしないで家で看取ってやろう、とこの時決めていたので、それきり病院には連れて行きませんでした。

で、抗生物質の薬を飲ませ、目薬もさしていたところ・・・
薬が効いたのか、たまたま症状が治まったのか、鼻血も鼻水も出てこなくなったのでした。
これで治ったとは思っていませんでしたが、それでも楽そうになってホッとしました。
今まで具合が悪かった分、体が楽になって嬉しかったのか、すっかり元気になって走り回ってましたね。

しかしそれも長くは続かず、1月半ばにはまた鼻水と鼻血が出るようになりました。
だんだん出血量が増え、また目からも出血するようになり・・・
ついにはどろっとした黒っぽい血が鼻からも目からも出るようになりました。目は左目だけですが、鼻は右側からも少し出るように・・・
3月半ばには、出血がひどくなり、目から出た血が固まってくっついて、左目が開かなくなってしまいました。まあ固まった血をこそき取れば開いたんですが・・・
本人(猫?)は片目でも気にしていないようで、血の塊を取ろうとすると嫌がるのでなかなか取れなかったのですが、血だらけで片目で、鼻からも鼻血がでていて、かなり壮絶な姿に・・・
鼻の下も血がこびりついてかなり悲惨な姿だったのですが、鼻を拭かれるのもいやがるのでなかなか拭けず・・・
そのうちについにぐったりして来て、えさも食べなくなりました。
猫は匂いがわからないとエサを食べなくなってしまうそうで、ついにその状態になったのかと・・・

そして、ぐったりとして動かなくなって来たので、いよいよかと覚悟しかけたのですが・・・
ある日、ダメもとで口元に大好物だったカツオを差し出したら・・・突然むさぼるように食べ始めたのでした。まあそんなに量は食べられませんでしたけど。
そして案の定その晩食べたものを全て吐いてしまい、更にひどい下痢をしていたそうです。トイレで1回したもののその後も何回もしたらしく、トイレ周辺が大変なことになっていたそうです・・・

が、その日を境に、エサが食べられるようになったのでした。そのうちにカツオでなくてもいつものドライフードも食べるように。
どうやら鼻と目からの出血が止まったようでした。今回は薬は全く与えてないので、出血が止まった理由は不明・・・単に腫瘍が小康状態になったのでしょうか。
今回も小康状態は1ヶ月くらい続きました。また元気になって、張り切って高いところに登ったり、2階に上がってベランダに出たりしていたようです。

今まで2匹の猫と犬を見取ってきて、特に猫の時に思ったのですが、猫って自分の体調の許す限り、ギリギリまで普段通りに生活しようとするんですよね。
この時も、調子が良くなったら、ちょっと前までは登れなかった高いところに嬉々として上ってました。
リビングの真ん中にあるソファーの背もたれの上に乗って、リビング全体が見えるところに陣取るのが好きだったんですよね・・・「見張ってる」と呼んでましたけど(笑)
晩年は見張りながら寝ちゃってましたけどね・・・(笑)
そして、なんだかすっかり甘ったれになって、しょっちゅうなでてもらいに寄ってきてましたね・・・

4月半ばにはまた出血が始まり、今度はもう小康状態にはなりませんでした。
どんどん出血と膿がひどくなり、左の鼻からも出るように・・・
それでも、体が動く限りは鼻から血を垂らしながら普段通りに生活しようとしてましたね。

5月半ばにはついに何も食べなくなりました。
水はまだ飲んだのですが。カツオを目の前に差し出しても、プイっと顔をそむけてしまって、決して食べようとしないんですね。
最初のうちは無理に口の中に放り込んだりしてました。口に入ればとりあえず飲み込むので・・・
でも、前の猫の時にも無理にエサを与えようとして苦しい思いをさせてしまったので、あまりに嫌がるようなら・・・と、最初のうちだけでした。
牛乳を注射器(の針がないやつ。前の猫の時にエサをあげるために病院でもらった)で流し込んだりもしましたが、これもそんなに長くはやりませんでした。そもそもそんなちょっぴりの牛乳で栄養が取れるはずもないですし。
で、水のみの生活が続いたのですが・・・水だけで結構生きられるもんですね・・・1ヶ月生きてましたから。
どんどん体力がなくなって、フラフラしながらも、結構亡くなる直前まで歩いてましたからね・・・
当然骨と皮だけになって、ちょっと骨格標本に皮がついてるような感じに・・・(汗)
看病は正直ちょっと楽になった部分もありました。食べていた頃は、時々吐いたりしていたのですが、何も食べてないから吐かないし、便もほとんど出なくて、一日1,2回おしっこをするだけだったので。亡くなる数日前までは自分でトイレに歩いて行ってましたし。
ただ、鼻と目からの出血はしんどそうだったし、すぐに固まってこびりついてしまうのになかなか拭かせてくれなくて、かなりひどい外見になってましたが。
弱ってフラフラなのに、上れるうちは頑張ってソファの背もたれの上にも上ってました。
甘ったれ度もupして、横になっていることが多くなりましたが、寝たまま、なでて欲しくて近くにいる人をじっと見るんですよね。なでるのをやめると、「もっとなでて」とじっと見つめられるという・・・
動けなくなってきて、なでてもらうのが唯一の娯楽になっていたのかもしれないし・・・人間だって病気の時はマッサージしてもらったら気持ちいいですからね。
動物は、病気になると誰かから攻撃されていると感じる、と聞いたことがありますが、助けて欲しかったのかもしれませんね・・・
誰もいないところに帰ってくると、フラフラなのに歩いてついて回って来たりもしてました。ちょうどこの頃祖父母の具合が悪く、母が不在がちだったので誰もいない時間帯が多くて、ちょっとかわいそうでしたね。

体力はどんどん衰え、高いところに登れなくなり、歩くのもトイレに行く時だけになり・・・
出血は、両鼻と右目から血がかなり出て、かさぶた状になって固まってしまうので、嫌がるのをスキをついて母が取ってました。
なぜか寝るときにしっぽの上に鼻を置いて眠るので、しっぽが血と鼻汁で固まってガビガビに・・・蒸しタオルで蒸らしてからコームでとかしてましたが、ブラシかけられるの大嫌いなので抵抗してましたね。
最後の方で、右目からの血まじりの涙が、右目の下の涙嚢?にたまって、頬袋みたいに膨らんでしまって、下まぶたの裏側が出てきてしまって目がふさがってしまいました。
そのうちに涙嚢から血があふれ出てきて、膨らみはなくなったのですが、涙腺のあたりで血が固まったのか、あるいは膿んでしまったのか、目頭が固まってしまい、目を閉じることができなくなってしまいました。そのまま亡くなった時も目が開いたままでしたね。

亡くなる数日前には、トイレに行った後歩けなくなってトイレがある洗面所の床に座り込んでいたそうです。
亡くなる4日前には後ろ足が全く立たなくなり、トイレにも行けなくなって、トイレシートを敷いた上に寝かせることに。
それでも頭だけは動かして、誰か来るたびに「なでて」と訴えていました。
そのうち頭もあまり起こせなくなり、自分で水が飲めなくなったので、注射器で飲ませてやりました。
両鼻からは透き通った膿のようなものが出続けるので、頭の下にもトイレシートを敷いてました。
亡くなる前日には頭も全く動かさなくなり、注射器でも水を飲まず、体も冷たくなって来ました。なでてやると暖かくなるのですが・・・
そして、翌日の明け方、ひっそりと冷たくなっていたそうです。

腫瘍の症状がひどくなる前に、栄養失調で衰弱死した方が楽なんじゃないか、とも思っていたのですが、結局腫瘍の症状もかなり進んでいたのでしょうね・・・
痛がらないのでわからなかったのですが、本当は痛かったのかな。鼻を拭こうとするとすごく嫌がってたから・・・(目は拭かせてくれてたのです。かさぶた取るのはいやがってたけど)
腫瘍の位置によっては、脳の方まで広がって、神経症状が出ることもあるそうですが、そこまでは行かなかったのでまだ良かったのかな。そう思いたいです。

亡くなった夜に実家に行ったら、生きているうちには拭かせてくれなかった鼻周辺もしっぽも母がきれいに拭いてやって、生きていた時よりもきれいになってました。

半年くらいの闘病生活、特に終盤の状態はなかなか厳しいものがありました。もう猫は飼わない、なんて妹も言ってました。
でも、時間が経つにつれて、辛い思い出よりも、楽しかった時の思い出だけが残るようになるんですよね。まえの2匹の時もそうでした。
考えてみれば17年8ヶ月のうちのたった半年だったんですよね、病気だったのは。

「トーマの心臓」で、トーマの残した詩の中に「人は二度死ぬという/一度目は肉体の死/二度目は周囲の人に忘れられる死」というような一節があるのですが、そういう意味では、私たち家族が生きている限り、彼女に二度目の死は来ないのかなーと。メイが家に来る前になくなった猫のことも、その後なくなった犬のグラのことも、今でもしょっちゅう思い出してますから。

今はまださすがに他の猫を飼う気にはなれませんが、しばらくしたら、きっとまた新しい子を迎えて、また楽しい思い出を増やして行くのかな、と思います。
メイちゃん、長い間お疲れ様。天国で大好きなカツオをたくさん食べられているといいなあ。
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アイーダ3回目

2010年06月19日 | ミュージカル・演劇
ほのかアムネリス目当てのアイーダ、5月末に3回目観てきました。
平日夜に行けるようになったので席を見てみたら、端っこだけど最前がある! と予約してしまったんですねー。
でも、前すぎて、最後の裁判の場面、座っているアムネリスが全く見えないことがわかってショック・・・(前に座ってる兵士が邪魔なんだな・・・)ここ見所なのに!
アイーダは毎回違う人で、今回は秋夢子さん。中国の方だそうですが、発音にほとんど全く違和感がなくてすごいと思いました!
台詞回しがややぎこちないところはありましたが、それ言ったらラダメスの方がもっと・・・(汗)
歌は少しクセがなくもないけど上手かったですねー。
演技的にも、恋愛モードが強かった樋口麻美さんと王女モードが強かった濱田めぐみさんの中間くらいな感じで、非常にバランス良く感じました。
いや、最前列で見たせいかもしれませんが、今までで一番アイーダとラダメスの物語に魅力を感じたんですね。最初に観た時に、「もっとアイーダとラダメスに感情移入できれば・・・」と思ってたのですが、どうやらその境地に近づいて来た感じです。
公演を重ねて、作品としての幅が広がった部分もあるかもしれませんね。
阿久津さんは1回しか観ていないし席も遠かったので記憶も定かではないのですが、やっぱり私は渡辺ラダメスの方が好きですね。阿久津さんのラダメスは非常にわかりやすい単純明快なラダメスで、私的には色気が足りなかったというか・・・
渡辺正さんは歌い方もちゃんとロックっぽいのがいいなあと思います。本来そういう曲だと思うので、ミュージカル的に歌い上げるのは多分違うと思うんですよね。オリジナルキャストアダム・パスカルだもんな・・・
表情が固くて変わらない、という人がいるようですが、目にかなり気持ちがこもって、熱演だと思うんですけどね~
で、ほのかさんのアムネリスですが。
珍しく声はお疲れ気味?であまり出ていなかったのですが、そのせいか、「おしゃれは私の切り札」の出だしを静かに歌いだしたりとか、予想外に新しい歌い方が良かったです。
そして、1幕最初のわがまま王女様っぶりに磨きがかかっていて、もうあまりにかわいくてびっくりでした!(笑)
「怖がった方がよろしいので?」と言われて、「・・・そうでもないわ」と考えながら言う所の表情のかわいらしさったら!!
アムネリスの無邪気でかわいらしくて憎めないところが見事に出ていて、これならアイーダも好きになるだろうなあ、という説得力がありましたね。
そんなかわいらしさと、次第に苦悩していく姿が違和感なく同一人物として演じられていたのが・・・もうお見事としか言いようがないですね~。
アイーダに「友達としてお願いしているの」というところの言い方とかもいつもグッと来るし。
「真実を見た」ではまだ泣くところまではいかないんですが、私が観た後に見た人で「真実を見た」が良かったって感想書いてる人がいたので、また進化したのかなあ。もう一回くらい観たいものですが。
裁判のシーンの座っている時の表情が見えなかったのが残念ですが、かわりにファラオがアムネリスの言葉ににっこりして手を握るところが見られて、ちょっとほろっと来ました。
そして最後の宣告の場面と、涙を飛び散らせながら踵を返すところ・・・相変わらず素晴らしかったです。
やっぱり、久々に大きい役で大きい舞台でほのかさんを観られて幸せだなーと・・・7月に入ってもほのかさんが出ていたらまた観に行きたいです。このまま千秋楽までってことあるかなあ。

メレブの吉賀陶馬ワイスさん、アジアっぽい顔立ちだけどどこの国の人だろう、中央アジアかな・・・なんて思ってたら、デンマークと日本のハーフなんですね(汗)ハーフという選択肢には気付かなかったなあ・・・(汗)
彫りが深くて、時々目の表情が影になってしまって全く見えないことがありました!(爆)

3回見に言って、この作品、アイーダ、ラダメス、アムネリスの物語に限れば、なかなかよく出来ているなあと思うようになりました。特にアムネリスの造形が素晴らしいなと。
一方で、やっぱり全部悪いのゾーザーのせいにしている単純明快すぎるところはちょっとなあ・・・
曲も聞き慣れて来て、結構いいかなーと。ちょっとブロードウェイのオリジナルキャストも聴いてみたくなったので、そのうちCD買っちゃうかも。
ほのかさんが出ていればまだ何回か観に行きたいと思ってます。
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9ナイン~9番目の奇妙な人形(ネタバレ)

2010年06月14日 | 映画
そもそもはイライジャ・ウッドが主人公の吹き替えをやってるというので観に行こうかなーと思ったのですが、なんでもティム・バートンが卒業制作の短編に惚れ込んでプロデュースして長編になった、という作品とかで、ますます楽しみに。
短編はYouTubeで観ましたが、独特の雰囲気と、ダークな中にもほろっとさせる作りにすっかり魅せられてしまいました・・・!
しかし、批評では、長編になることで雰囲気が壊れたようなことを書いている人もいて、もしかしたら私もそのクチかな~とちょっと心配していたのですが・・・
結論から言うと、そんなにイメージダウンはしてませんでした。確かにちょっと冒険活劇的な感じになっていたけれど、そのアクションがかなりお見事だったし、短編に流れていた優しいまなざしはそのまま受け継がれていたし、で。2の優しさとか、ね。
まあ、女子はいらないだろ、と思いましたが・・・(汗)
とにかく短編から引き続いて素晴らしいのは、映像ですね~。9たち布袋人形の造形や動き、廃墟の世界の風景、マシンの造形や動きも・・・
人形たちが小さい故の映像も面白かったですね。日用品を使ってのアクションとか、本来はそんなに大きくないマシンがものすごく巨大で恐ろしく見えるのも上手いなと思いました。
人形たちが皆機械に強いというか、道具を使うのが上手いのは、博士の魂が入っているからかなと思うとむしろじんわりきたりとかもしましたね・・・
人形たちの造形がまた上手くて。カメラの絞りを利用したと思われる目で、あんなに表情が表せるなんて・・・!
特に1の目が、絞りの形を上手く組み合わせて、意地悪そうな細い目を作り出していたのがすごいなあと・・・
1はなかなか美味しいキャラクターでしたねー。役どころも美味しかったけど、帽子を取った髪型?がかわいくて! あのタイミングでマントと帽子を脱ぎ捨てて・・・というのもいい味出してたなあ。ホント色々上手い作品でしたね。
そういや1はSW新シリーズのヌート・ガンレイに、8は「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のブギーマンにそっくりでしたが・・・特に8は布袋加減までそっくりでしたが、これはわざとなのかなー。
ストーリー的には短編でかなりメインだった2の影がちょっと薄くなってしまったのが残念だったかなあ。
あったかい雰囲気もありつつも基本的にはかなりダークで、確かに子どもが見たら怖いかも・・・
特に、Over the Rainbowの曲に合わせてマシンが登場するところなんかはかなり怖かったです。すごい演出だなあと思いましたが、子どもの頃に見てたら夜うなされたてかも・・・(汗)
ラストについて、観終わった後に「生き返るのかとおもってたのにがっかり」と言ってる人たちがいましたが・・・短編を見てたので違和感はありませんでしたが、確かにあんなに「中にまだいる」とか言ってたら、助かるかと思うかもですね・・・。私は逆に生き返るんだったらがっかりだなあと思ってたので、短編どおりでホッとしましたけど。
短編でも泣いたのですが、やっぱりラストは結構泣いてしまいました。
とにかく、映像も素晴らしいし、ダークな雰囲気も暖かい雰囲気も素晴らしかったです。また一人気になる監督が出てきたなあという感じです。今後が楽しみです。
イライジャ・ウッドの吹き替えは、9のピュアな雰囲気に見事なまでにぴったりでしたねー。やっぱり上手いなあ。
あ、サントラがかなりハワード・ショアっぽかったですね~。ダークな雰囲気でかつ冒険活劇となるとLotRっぽくなるのかなー。

てな訳で今年見た映画の順位。
1.ニューヨーク、アイラブユー / 2.9ナイン~9番目の奇妙な人形 / 3.NINEナイン / 4.復讐者に憐れみを / 5.Dr.パルナサスの鏡 / 6.のだめカンタービレ最終楽章後編 / 7.コララインとボタンの魔女 / 8.ラブリーボーン / 9.かいじゅうたちのいるところ / 10.アリス・イン・ワンダーランド / 11.プリンセスと魔法のキス
迷った末に2位・・・ちょっと冒険活劇すぎたところだけ減点かなー。
なんか「ナイン」が2作並んでしまった・・・(汗)

公開中「マイ・ブラザー」
6月26日公開「ザ・ロード」
7月3日公開「アデル」
7月17日公開「エアベンダー」
8月28日公開「トイレット」
11月公開「ハリー・ポッターと死の秘宝 前編」
12月公開「ノルウェイの森」「ロビン・フッド」
W杯観戦と韓国行きのため、「マイ・ブラザー」の鑑賞が危ういです・・・
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W杯観戦予定(グループリーグ)

2010年06月13日 | サッカー(多分4年に一度(汗))
4年に一度のW杯がやってきましたが、試合の感想書けるかどうか微妙・・・
せめてグループリーグの観戦予定だけでも書き記しておこうと思います。
(自分のための備忘録ともいう・・・)

6/14(月)23:00 日本×カメルーン
6/15(火)23:00 ポルトガル×コートジボワール
6/16(水)23:00 スペイン×スイス
6/17(木)20:30 韓国×アルゼンチン
6/18(金)20:30 ドイツ×セルビア
6/19(土)20:30 日本×オランダ
6/22(火)23:00 フランス×南アフリカ
6/24(木)23:00 イタリア×スロバキア
6/25(金)23:00 ポルトガル×ブラジル

なぜか観たいカードが最初の方に固まっているという・・・来週毎日あるじゃん・・・果たして全部観られるのか。
メキシコ見たいのにスカパーでしかやらないことに気付く。しまった開幕戦みなきゃダメだったか・・・
一番楽しみなポルトガル×ブラジル(前回大会で決勝トーナメントで当たるのを楽しみにしてたけど当たらなかった)は、翌日韓国行くのに始発で成田行かないといけないので見られるかどうか微妙・・・
そしてトーナメント1回戦は韓国行きのためかなり観られない・・・
W杯のこと何も考えずに予定入れてたからなあ・・・

コロンビアもエクアドルも出ないので割と心静かに見られる代わりに気合も今イチな今回のW杯ですが、
予想外にいい試合が見られたら嬉しいかなあと思います。
前回大会のメキシコ×アルゼンチンのような・・・
というわけで4年に一度のサッカーの季節(私にとっては(汗))の始まり始まり、です。
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お詫び

2010年06月12日 | 雑記
「9ナイン~9番目の奇妙な人形」の書きかけの感想を、間違ってupしていました・・・(汗)
下書きで投稿したつもりだったんだけどなあ・・・
昨日ネットできなかったので結構長いこと書きかけ記事が表示されていたと思います。申し訳ありません。
近日中にちゃんとした感想upしますのでよろしくお願いします。
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さかもとえいぞう@飯田橋SPACE WITH 10.5.23

2010年06月10日 | 音楽(主に日本のHR?)
週刊さかもとえいぞうの始まり始まり・・・というわけで4週連続英三さんライヴの第一弾に行ってきました。
久々にSpace withでライヴというのでアコギだと思ってたら後からアニソンライヴだとわかり・・・もう予約しちゃったので行くことにしましたが、アコギの時のつもりで椅子席だと思ってのんびりしてたらスタンディングであせりました・・・(汗)
晴れ男英三さんなのに飯田橋でライヴの時はなぜか雨が多いのですが、この日もしっかり雨でしたね~。待ち時間寒かった・・・
アニソンライヴといいつつ、ソロの曲とかやったし、アニメタルの曲もやったので、そんなについていけないこともなくて良かったです。(90年代のアニソンは本当に全然わからん・・・)
やっぱり英三さんの曲好きだなーと思いましたが、アニメタルとかで盛り上がった後に茜色とかやってもあんまり盛り上がらないですね・・・(汗)いい曲なのになー。
というわけで?次回はアニソンオンリーらしいので私は行きませんが・・・
まあ、横浜のメタルハンサムマン迷った末に行かなかったので、茜色のバンドバージョン聴けて良かったです。アニメタルも久々に聴けて楽しかったし。
あ、店長さんのリクエストで、以前Space withでアコギやった時に歌ったJOURNEYを歌ったのがカッコ良かったな~。(店長さん、当時はまだ店長じゃなかったそうで)
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アリス・イン・ワンダーランド(ネタバレ)

2010年06月05日 | 映画
ティム・バートン好きなんで行ってきました。
一応3Dで見たんだけど・・・予告を3Dで見た時ちょっと嫌な予感はしたんですが、やっぱり3Dで観る必要なかったなあ・・・
以前ベオウルフを観た時は3Dってすごいなあと思ったんですが・・・ディズニー3DはイマイチでIMAX 3Dならいいとか聞いたこともあるけど・・・
あそこのシネコン改装して3Dの上映方式変わったとか? それとも、2Dで撮影したのを3Dに変換しただけ、という撮り方の問題なのか・・・
立体になっていておお、という場面も特になく、動くシーンはピントが合いづらくてむしろ観づらく、画面も3Dメガネのせいで暗くなるし・・・
後日、地デジでCMが流れているのを観て、「こっちの方が画像きれいじゃん!」・・・
3D作品、3Dで観るべきかどうか、作品によってよくよく考えないといけないですね・・・
チシャ猫は良かったんですけど、3D良かったのあれだけだったもんなあ・・・
で、残念ながら「もう一回2Dで観てこよう」ってほどの作品でもなかったのですよね・・・
いや、つまらないことはないんですが、なんかさらっと観られてしまったというか。
ティム・バートンにしては随分ストレートでひねりがない話だなあと・・・アリスの成長物語なんて普通すぎる・・・
戦うアリスとか、ラストのアリスの現実世界での選択も、当時としてはカッコイイけれど、最近強いヒロインなんて珍しくもないもんなあ・・・
あ、でも金髪をなびかせて剣を取って竜みたいなものと戦う図はちょっとエオウィンみたいでしたけど。首切り落とすのなんてまさにエオウィン(笑)
ジャバウォックの声がクリストファー・リー様と聞いて楽しみにしてて、喋った時はおお! と思ったけど、出番一瞬でがっかり。舌切り落とすの早すぎなんだよアリス!(笑)
あと、帽子屋が微妙だったなあ。なんかジョニデの役を作るために無理に目立つ役にしたような気がしてならなかったです。
アリスが大きくなったり小さくなったり、というあたりは面白くて良かったです。
でも、ちょっと出てきた回想シーンの方がなんかいい感じだったかも・・・素直に原作どおりに映画化してたらもっと面白かったような・・・。
赤の女王も、期待してたほどではなかったなあ。
途中、赤の女王の孤独を匂わせて、「やはり恐れられる方がいい」とつぶやくところなんかちょっといいかなあと思ったんですが、そこから膨らまなかったな~。ラストとかありきたりな感じでがっかりしました・・・
唯一結構いいなーと思ったのが、意外にもアン・ハサウェイの白の女王でした。単なる正義の女王じゃなくて、ちょっと変な人なところが好感度大でしたね。仕草が大袈裟なところとか。なんだか一番ティム・バートンっぽいキャラクターだったかなあと思ってしまいました。
ミア・ワシコウスカはかわいかったですけどね。しかしティム・バートンのヒロインって、プラチナブロンドで色白で薄幸そうな感じの娘ばっかりだけど、ああいうヒロインが好きなのかなあ。「スリーピー・ホロウ」のクリスティーナ・リッチとか「スウィーニー・トッド」もそうだったし。(でも奥さんは赤の女王だけど・・・(笑))
というわけで、まあ悪くはないけどティム・バートンとしては物足りなかったなーという感じでした。

てな訳で今年見た映画の順位。
1.ニューヨーク、アイラブユー / 2.NINEナイン / 3.復讐者に憐れみを / 4.Dr.パルナサスの鏡 / 5.のだめカンタービレ最終楽章後編 / 6.コララインとボタンの魔女 / 7.ラブリーボーン / 8.かいじゅうたちのいるところ / 9.アリス・イン・ワンダーランド / 10.プリンセスと魔法のキス
順位少し変えました。ディズニー作品が下から二つ並んでますな・・・(汗)

公開中「9ナイン~9番目の奇妙な人形~」(鑑賞済み)「マイ・ブラザー」
6月26日公開「ザ・ロード」
7月3日公開「アデル」
7月17日公開「エアベンダー」
8月28日公開「トイレット」
11月公開「ハリー・ポッターと死の秘宝 前編」
12月公開「ノルウェイの森」「ロビン・フッド」
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