ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

無題

2004年04月28日 | 旧指輪日記
今日はLotRコンサートのJCBの先行発売の日でしたが、電話は3回目でつながってあっさりチケット取れてしまいました(汗)まだあまり知られていないからですかねえ。それともあんまり人気ないから? いつもチケット入手困難なものばかり予約していたので、ちょっと拍子抜けでした。
チケットぴあのサイトでも検索したら出るようになりました。さっき更新した時に演奏会情報のところでリンク貼ってみたのですが、ダメだったようなので、内容をテキストにコピペしなおしておきました。
タイトルが「ロード・オブ・ザ・リング~ザ・コンサート~」になったようで。うーん、なんだかなー、なネーミングですねえ・・・
コンサート開催の影響か、サントラ投票の票がやや増え始めたので、また調子に乗って一個増やしてしまいました。以前からテーマ別の投票ってやってみたかったのですが、「~のテーマ」とかはっきり名前が決まっていないものもあって、漠然としていると難しいかなあと思って、思い切ってメインテーマ4つに絞ってみました。自分で作っておきながら、さてどれに入れたものかと(笑)皆好きだしなあ・・・
コンサート情報でバタバタしていたので日記に書く暇がありませんでしたが、日曜に12回目のRotKを見てきました。うちの近所のシネコンでは一日1回上映になってしまったのですが、その割には2番目くらいに大きいシアターでやっててびっくり。日曜ということもあって、結構人も入っていたので、連休明けもひょっとしたらやるかなあと密かに期待。と言っても、ロンドンに行くので長くやってくれててもあまり見られないのですが・・・
予告も一新されていて、LotR出演者が出まくりなのにはびっくりしました。真っ先にデヴィッド・ウェンハムも出る「VAN HELSING」をやっててびっくり。9月公開なのに・・・。ようやくデヴィッド氏も予告に登場してましたが、あれだけでファラミアとわかる人はなかなかいないかなーと(汗)
トロイの新予告ではショーン・ビーンも今度はちゃんと確認。そしてジャン・レノ主演の「クリムゾン・リバー2」にはなんとクリストファー・リー様も出てました。フランス語で台詞言うのか・・・って、そういえばリー氏は10カ国語くらい話せるのでしたよね。リー様のフランス語聴きたさに見に行ってしまいそうです。血みどろ殺人事件はは苦手だけど・・・(汗)
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LotRコンサートとRotK上映終了

2004年04月27日 | 旧指輪日記
本当だったらもうすぐRotKの上映も終わりで寂しくなる頃なのでしょうが、LotRコンサートのおかげで日々テンション高いです(笑)。
以前から噂を聞いていた、コンサート前日のMusic from the MOVIES主催の"Meet Howard Shore"というイベントのチケットが発売になってまして、悩んだ末にチケット買ってしまいました・・・(汗)うーん、英語さっぱりわからないのにそんなイベントに行っていいものやら、なのですが・・・
チケットはこちらで発売中ですが、見てくださいよ、この写真! 誰かと思いましたよー(笑)これってセオデンなんでしょーかね・・・?(汗)なんか前にもどこかで見たような気もするんですが。
もしかしてこの写真もらえたりするなら、それだけでもイベント行く価値あるかも(笑)とりあえずサインは必ずもらえるようですし。
あと、東京のコンサートがショアじゃないことがわかったので、思い切ってピッツバーグのコンサートのチケット買ってしまいました・・・3日とも・・・(大汗)もうちょっと早かったら追加公演になった29日はかぶりつきの席も買えたのですが、ま、いいか。1階席センター、2階席のはじっこ、3階席センターと、日によって場所も変えてみたので、どんな感じか楽しみです。
ショアを4回も見ることになったので(汗)むしろ東京のジョン・マウチェリーの指揮も楽しみになって来ました。映画音楽やクルト・ワイルの三文オペラとか、幅広く指揮している人なのですね。演奏会情報にも書きましたが、ジョン・マウチェリーはそもそもLotR交響曲が生まれるきっかけになった人ですし、1、2楽章にあたるFotRはショアよりも先に世界初演している人ですから、どんな感じになるのか、ショアとの違いも楽しみです。
後は、ホールの音響面が心配なのと、ついでに演奏するらしいハーレムシアター・オーケストラがどんな感じなのかということと、合唱団とソリストはどうなるのかということが心配ですが。
RotKの上映、ぴあで確認した限りでは、東劇も5月28日までのようで、多分このあたりが最終でしょうね。ロンドン行きのためにRotK見納めができなくなってしまうという事態になってしまいました。贅沢言うな! という感じですが・・・(汗)
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ショアじゃなかった~(汗)

2004年04月22日 | 旧指輪日記
ネット落ちしてるはずなんですが(汗)テキスト更新できないので取り急ぎこことbbsに情報の訂正を・・・
東京のLotR演奏会なんですが、JCB会員の会報にはショアが指揮するようなことが書いてありましたが、さきほどキョードー東京に問い合わせたところ、指揮はハリウッドボウルオーケストラのJohn Maucheri氏なんだそうです。
オーケストラはニューヨーク・ハーレム・シアター・オーケストラだそうです。国内オケでなくて良かった・・・
ソリストのこととか聞くの忘れた・・・また今度問い合わせてみよう・・・
チケットの一般発売は5/30だそうです。それまでに優先とかいろいろあるだろうなあ・・・。でも直前までロンドンにいってる私。うーむ(汗)
情報をお寄せくださった方もありがとうございました!今は時間がないので、明後日にでもお返事いたしますので。それでは取り急ぎ情報訂正でございました。
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東京でLotR演奏会が!!

2004年04月21日 | 旧指輪日記
今日はファイル消失のショックも吹き飛ぶような情報が入ってきました! ハワード・ショア指揮のLotR交響曲演奏会が東京でもやることになりました~!! 情報を教えてくださった皆さん、ありがとうございました!詳しくはサントラ考察内のLotR交響曲演奏会情報の中にupしておきましたので、こちらをご覧ください。今後もチケット発売など情報が入り次第随時upして行きます!
いやー、昨年のNZの演奏会のプログラムには日本を含めアジアの予定は入ってなかったのですが、各地でチケットの売れ行き好調なためついにアジアに進出、でしょうか!
しかし、嬉しいのですが、手放しで大喜びでもなかったりして。まずは会場の国際フォーラムAホールなんですが、ここはクラシックの演奏会向きなホールではないはず。Cホールはすごい音響いいんですけど・・・。(あ、でもTTTの試写会ってAホールだったんでしたっけ)
そして、どこのオケがやるのかがまだわからないのですが・・・。Aホールでプロモーターがキョードー東京な時点であまり期待できないなあと。どうせならN響で聞きたいとか思ってたんですが、無理ですなあ。せめて新日本フィルとか・・・ダメかなあ。よく映画音楽をやる神奈川フィルとかが可能性高いかもしれませんが、だとしたらかなりがっかりなんですが(汗)「題名のない音楽会」をこの間久しぶりに見たらちょっと・・・だったし(汗)ロンドンフィルの録音で聴きなれてしまっているので、正直それ以下のランクのオケで聴くとがっかりしてしまうかもしれません。
本当は、ロンドンフィル込みで来日してサントリーホールあたりでやってくれたら一番良かったんですけど、まあ仕方ないですね。まあ、日本にショアが来てくれるだけで嬉しいと思わなきゃです。あと、ソロ歌手がどうなるかですね。
それにしても、チケット代高いですねえ(汗)最近海外の演奏会情報みてばかりいたので・・・日本て本当に演奏会や舞台の料金高いですよね・・・。
しかし、7月末のピッツバーグ行きがこれでますます微妙になって来ました(汗)行きたい気持ちはあるし、行けもするのですが、ロンドンで1回、日本で2回とか見て、アメリカでまた3回とか見てたらさすがにバカですよね・・・(汗)でも展覧会は行きたいし、それならついでにやっぱり演奏会も行きたいしなあ・・・
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つれづれ話(あんまり指輪話じゃないかも・・・)

2004年04月20日 | 旧指輪日記
一昨日からちょっとpcにトラブルがありまして、再セットアップしました。(実際にやったのは妹なんですが(汗))
なんとか再セットアップは完了しましたが、なんと手違いで私のファイルが全部保存されないまま消去されていたことが判明(大汗)話の行き違いが原因なのですが・・・さすがにショックでしばらく脱力でした。
HPのファイルが全部消えたのにはあせりましたが、これはサーバーからダウンロードできたので一安心。
しかし、一番ショックだったのは・・・書きかけでアップロードしていなかったTTT SEEのサントラ考察が全部なくなってしまいました~(大汗)またあれを書くのかと思うと・・・脱力・・・(まあ、まだ完成には程遠かったんですけど(汗))
でも、昔卒論を古~いワープロで打っていた時、家族がホットプレートで焼肉を始めた瞬間にブレーカーがとんでしまい、10ページ以上が消失してしまった時のことを思えばどうってことはないよな、と思い出しながら自分を慰めています。まあ、今度再セットアップする時のいい勉強になったかなーと。とりあえずお気に入りは整理しようと心に誓いました(笑)↑整理してなかったので順番変わっちゃってどこに何があるやら状態・・・
ところで、CEの発売が決まりましたね。今年はいつもより2ヶ月早いんですね。まあ海外で5月末発売と聞いた時からそんなところではないかと思ってましたが。
でも、SEE発売は海外でもまだはっきりとは発表になってないみたいですね。どこかの国で11月発売で予約が始まってたとか見たような気がしますが、もし11月なら、SEEは例年どおりということになるのでしょうか。うーん、随分間が空くような。
でも、RotKの公開が終わったら、いよいよBBCのラジオドラマに挑戦しようかなーと思っているので、SEE発売は遅くてもいいかなあと自分勝手なことを考えてたりします。SEE発売されたらしばらく中断せざるを得ないですから。
考えてみたらコメンタリーも4時間15分ずつあるってことですよね。うーん、全部見終わるのにどのくらいかかるんだか見当もつきません・・・まあ、見終わるのに時間がかかる方がいつまでも楽しめていいですけどね、とちょっと気の早い話でした(笑)
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11回目鑑賞(吹き替え)とオフ会

2004年04月18日 | 旧指輪日記
昨日はオフ会で、一次会はお台場でRotKの吹き替えを鑑賞、その後有楽町で二次会ということでおしゃべりして来ました。
まずはRotK。吹き替えも6回目になり、すっかり馴染んで来たところですが、これで見納めになりそう・・・ちょっと残念です。
そして、前回に引き続き、妙にあちこちで泣けてしまいまして。吹き替えのせいかどうかわかりませんが。
今回は最後のサムの帰還の場面で今までにないくらい泣けてしまいました。あの場面、サムよりもロージーを見ていた方が泣けるような。ロージーの笑顔を見ていると、サムの気持ち、フロドが守りたかったもの、そんなものがわかるような気がしてしまいまして。
で、そこで泣けたせいか、エンドロールのINTO THE WESTで初めてくらいに泣きのツボに入ってしまいまして(大汗)最後まで泣きっぱなしでした。うーん、11回目なのにまだこんなに泣けるとは・・・。それなのに去年よりも上映期間が短そうなのがショックです・・・。
さて、映画鑑賞の後は、二次会?ということで指輪話で盛り上がりました。参加してくださったのは砂見さん、ままよさん、Yumさん(五十音順)です。ありがとうございました!
最初に入った喫茶店では4回も水を替えられるまで粘り(笑)その後のお店でも全然追い出されないことをいいことに4時間近く・・・合計で8時間弱も指輪の話をしまくりました(汗)
やはり時期的に映画RotKのツッコミ話が多かったですが(笑い疲れましたよ(笑)前回もそうでしたが)、折に触れて原作絡みの深い話なども出てきたりして、本当にいろいろなことをお話しできました。
YumさんにはダウンロードしたLotR着メロや着ボイスを聞かせていただいたりも。レゴラスの着ボイスが「Orcs!」という一言だけなのはどうなんでしょうかね(汗)
あと、最初のお店で、近くに座っていたカップルの男性の方が私たちのテーブルの会話を気にしている様子だったそーです。(私からはちょうど見えなかったのですが)ひょっとして指輪ファンだったのでしょうか?仲間に入りたかったのだったりして・・・(笑)
この他、映画RotKや原作をまたチェックし直さなきゃ、なことも色々と教えていただいたりして、本当に楽しかったです。また機会があったらやりたいと思いますので、今回参加されなかった方で実は興味があった、なんて方はぜひぜひ!
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サントラが盛り上がる時・・・

2004年04月16日 | 旧指輪日記
昨日アクセス不能だったピッツバーグ交響楽団のサイト、また普通に観られるようになってました。前に見た時はA列が一番良い席で出て来たのですが、今日見たらC列になってました。うーん、さり気なく売れてはいるようですね。アクセスできるようになったらまた迷いが出て来て(汗)もう少し29日のチケットの売れ具合を見てから考えようと思います。なんかイラク情勢も不安がありまからねえ、アメリカ行きには・・・。
さて、昨日の続きなんですが(やっぱりダイジェストでは語り切れなかったらしい(笑))LotRのサントラは、登場人物の死の場面と言っても、感動的な音楽で盛り上げちゃったりはせず、静かに、場面の邪魔をせず、あまつさえどこか明るい音楽で静かに感動を引き立てているところがすごいなーと思うのでした。まあ、普段映画音楽聴かないもので、実はそんなの最近の映画音楽界では特に目新しいことではないのかもしれませんが。
死の場面だけでなく、感動的な場面でも、ありがちな感動的な音楽で盛り上がるということはLotRではあんまりありません。たいていが静かな音楽でしみじみと感動を引き立ててくれてます。
ただ、そんな中でも、かなり真っ当に?音楽が盛り上がっていると思う場面が2つあります。
一つ目はFotRラスト、サムが湖から舟に引き上げられるところです。そしてもう一つは、灰色港でフロドがサムと別れの抱擁を交わす場面。どっちもサム絡みですね。というか、サムとフロドの絆を表す場面と言えましょうか。
ただ、FotRの場面は、その後、ティンホイッスルの素朴な響きの「ホビット庄のテーマ」でシメになるので、この盛り上がり?もそれなりに効果的かなあと。実際、ここで音楽が盛り上がるところでだーっと涙出ますしね(笑)
灰色港の場面も、音楽が盛り上がることでかなり涙を誘われるのですが、ここはもう、全編で一番悲しい場面だと思うので、好きなだけ盛り上がってください! と思います(笑)CDだけ聞いていた頃から、ここはサムとの別れだなーと思ってましたし。そして、この後もまた静かな音楽に戻るので、ワンポイントとしてのこの盛り上がりもまた効果的かなあと思います。
そして、フロドとサムの絆が描かれているこの二つの場面でそういう音楽の使い方がされているということで、やっぱりこの映画の主人公はフロドだし、一番大事なテーマ?はフロドとサムの絆なんだなあ、なんてことを思ったりもします。
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サントラがらみの話

2004年04月15日 | 旧指輪日記
今日はサントラのことを(また(笑))書こうと思っていたら、HawardShore.comでニュースを発見。
5/23のロンドンの演奏会の前日に、Music fron the MOVIESという雑誌が主催するハワード・ショアに会えるイベントが行われるのだそうです! 詳しくはこちらをご覧ください。演奏会情報のコーナーにもUPしておきましたが。
うーん、私22日にはロンドンにいるので、申し込める状況にはあるのですが・・・英語さっぱりわからないのにそんなイベントに行っても勿体無いなあと(汗)まあ行きたくても行けるものかどうかはわからないのですが、(詳細はメールで申し込むと返送されてくる予定。メールは送ってしまいました(笑))ちょっと考え中でございます。
考え中といえば、7月末のピッツバーグの演奏会に行くかどうかも迷っています。日程的には問題ないんですが、さすがに5月に海外行ったばかりでまた行くのはどうなのかなーと。
で、チケットの状況はどうかとピッツバーグ交響楽団の公式サイトを見てみたら、なんかつながらないんですけど(汗)うーん、アクセス集中してたりするんでしょうか。行けないかもと思うと行きたくなってしまったりして。アクセスできるようになったら即チケット買っちゃったりするかも(笑)
さて、今日書こうと思っていた話なんですが、字数が少なくなったのでダイジェストで(笑)
TTT SEEのサントラのことを書くために追加シーンの音楽を思い出しているのですが、(まだちょっと確認のために観る暇がなくて)セオドレドの葬送の場面の音楽を思い出して、葬儀の場面の音楽にしては明るいよなあ、と思ったのです。その後のセオデンが嘆く場面も、ガンダルフの台詞を受けてだと思うのですが、単なる悲しみというよりはどこか希望を感じさせる音楽です。CDだけ聴いていた時にはセオデンが癒される場面の曲かと思ったくらいで。
そう言えば、ガンダルフがモリアで落ちた後の音楽も、実は長調の明るいメロディでした。ボロミアの死の場面も、最期は「旅の仲間のテーマ」の、やはりどこか希望を感じさせるフレーズでした。悲しい場面で敢えて明るい音楽が流れることで、かえって胸に迫るものがあるのかもしれません。
死の場面で明るい音楽を流したり、戦いの場面で静かな音楽を流したり、そういう意外な音楽の使い方がまた面白いなあと思います。
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久々に原作の話

2004年04月14日 | 旧指輪日記
水面下で進行中(!?)の原作読みですが、文庫の6巻を読み終わったのですが、妹が7巻でひっかかっているため、先に8巻に進んでみました。
でも、ファラミアとか唐突に名前が出て来るし、なんだかんだ言ってやはりフロド&サムルートを読んでいる前提で書かれているんだよなあ、と当たり前のことを実感しました(笑)
「二つの塔」を読んでいて思ったのですが、三部作のつもりで書いたから仕方ないとは言え、映画をみまくった後に読むと、やはりなんと言うか盛り上がるところがないまま話が流れていくような感じがしますね。やはり映画で、しかも一本の作品として作るには、色々作り変えなければならなかったんだろうなあ、というのは理解できました。まあ、もうちょっとやり方はあったと思ったりもしますが・・・(汗)
ずーっと許せないでいた、セオデンが癒される場面の改変ですが、久しぶりに原作を読んでみたら、やっぱりちょっと分りづらいかなーと思いました。館の外に出てローハンの草原を眺める場面は大好きなんですが。
セオデンが剣を取る場面も、原作では剣を取っていきなり振り回したりしてたんですねー(汗)映画のように剣を取って見つめる方がカッコイイです。
「サルマンが憑りついてた」という設定も、アイゼンガルドでのサルマンとガンダルフの対決?がカットされた今となっては、まあ必要でしたね、と思いました。あれがないと、ガンダルフがサルマンを超えたことを示す場面がなくなってしまいますから。というか、あの場面があったからこそ、サルマンの最期はカットしてもいいか、ということになっちゃったのでは~という気もしたりして(大汗)
で、「王の帰還」ですが、とりあえずデネソールがやっぱりあんまりにも映画と違うので、うーむ、でした。原作のデネソールはカッコイイですね・・・。
ただ、原作でデネソールがピピンに僅かに心を動かされるあたりから、映画との共通点を見出せないかと考えているところです。映画のデネソール、ピピンのこと結構気に入ってるように思いますから。ピピンの忠誠を嬉しそうに見ているところよりも、ラス・ディネンでピピンを出口にひきずって行きながら「そなたの奉公を解く」と言っている場面で感じるのですが・・・
やはり私はホビットに対する態度から人物を理解しようとするのが一番分り易いみたいで(汗)そのうち「ホビットに優しい人名鑑」にデネソールが登場するかもしれません(笑)
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TTTのサントラを聴いて

2004年04月13日 | 旧指輪日記
昨日、ふと思い立ってTTTのサントラを聴いてみました。
久々に聴いてみて、やっぱいいな~と。
サントラの中でもTTTはあまり好きじゃない、と言う人が多いようですが、私は好きですねえ。FotRもそうなんですが、とにかく暗いんですよね、TTTの音楽は。暗くて重くて。でも、その暗さが結構好きなんですよね。暗い中でクラリネットの寂しげな音が心に染みるというか。「絶望の中の小さな希望」みたいな感じですね。
音楽だけでなく、TTTの映画自体も、そういう面が好きだったんだよなあ、と思い出しました。TTTのサントラを聴いていて、なんだかRotKはそれまでの2作と雰囲気が違うなあ、と違和感を感じたことを思い出しました。なんか最近RotK見まくっていてすっかり忘れてたんですが(汗)
TTTは確かに評判悪いですし(汗)私もRotKの方がいいとは思うのですが、それでもFotRからTTTにかけて漂っていた「暗さ」が私は好きだったようです。
TTTでも、最初の方はすごく良かったと思うんですよね。エミン・ムイルでのフロドとサムとか、メリピピを追いかけるアラゴルンたちとか。SEEで追加になった場面も前半は皆大好きでした。一番好きなのは、黄金館でのエオウィンとグリマの場面ですね。グリマは原作よりも映画の方がいいと断言できる唯一の人物かもしれません。
RotKは、話の展開がどんどん進んで行くからなのか、仲間たちの絆をTTTよりもはっきりと描いているからなのか、なんだかそれまでの2作に漂っていた「暗さ」があまり感じられなくて、その辺りが最初のうちあまり素直にRotKにのめりこめなかった原因なのかもしれません。ペレンノール野の戦いとか、死者の軍隊とか、ゴラムのレンバス事件とか(汗)「わかり易い」展開の物語が増えていたのもあるかもしれませんね。
音楽もどこか明るいのですが、音楽に関してだけ言えば、安っぽくなったという感じは受けないんですが・・・。でも、TTTのような苦悩の感情の描写がなくなっているのがあの明るさの原因なのかも、と思ったり。
苦悩の感情の描写と言えば、TTTではスメアゴルの心情を描く音楽が何度も流れていて、TTTでのゴラムのことを思い出してちょっと悲しい気持ちになってしまいました。TTTでのあの可哀想なゴラム、RotKではほとんど現れずに終わってしまったんだなあと・・・。結局RotKで一番残念なのってゴラムの扱いだなあと思いますね・・・。
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