ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

のだめカンタービレ最終楽章後編(ネタバレ)

2010年04月30日 | のだめカンタービレ
書くのが遅くなったおかげで2回目を観てからの感想です。
1回目を観た感想は、正直話を詰め込みすぎかな・・・と思ったのですが、2回目観たらそんなでもないかな、という気になりました。
最初の方の、峰くんや清良のエピソードとかは、最初に観た時は随分短いな・・・という印象だったんですが、2回目観たら、上手いこと短くまとめたな、という印象になりました。黒木くんとターニャなんか、原作よりもいい終わり方だなーと思いましたし。
ただ、本題ののだめと千秋の話になったあたりからが、やっぱり詰め込みすぎな印象が・・・
最初は話を詰め込み過ぎなのかなと思ったんですが、どうもエピソードの切り取り方のせいかなと・・・ドラマの時からそうでしたが、ちょっと説明不足すぎな部分が多いのかもなあ。
あと、あんまりこういう感想みかけないんですが、監督が変わった違和感も結構ありましたね。
ギャグのキレが今イチ・・・と思ったのは2回目観たら大分解消されました。
あ、「梅子サスペンス」は最初から笑いましたけど。あそこは原作でオチを知ってたのに、ちょっとシチュエーション違うのと、岩松了さんの迫真の演技?に騙されました(笑)さすがだよなあ岩松さん。
でも、意外じゃなさすぎる犯人だったくらいであんなに驚くか・・・?(笑)
一番違和感があったのは、演奏シーンの映し方ですかね。今回コンチェルトばかりだったからか、ソリストの映像ばかりで、オーケストラの演奏のダイナミズムみたいなものがあまり感じられなかったように思いました。
まあ、水川あさみさんとか山田優さんとか、あんまり引きの映像で撮れなくてアップばっかりになってしまったというのもあるかもしれませんが・・・
でも、今までにない撮り方で新鮮だった部分も。ピアノを真上から撮ったりとか、今までにはないアングルでしたね。
しかし樹里ちゃん、ついに手元まで吹き替えなし・・・でしたよね。すごいなあ。(でもペダル使ってなかったっぽいけど・・・)樹里ちゃんがあそこまで弾けていたからこそできたアングルだったんでしょうね。
あと、演奏中に回想シーンが多すぎだったのが・・・。確かに清良のコンチェルトとか、多少は回想シーンも必要だったかもしれないけど、多すぎだなあ。
今まで、のだめの演奏シーンは、回想シーンとか変な情景映像とかをほとんど使わず、演奏を映すだけでちゃんと見せていたところが良かったので、私的にはあれはダメでしたね。(連ドラの最終回のペト7は回想シーン多かったですとが。だから最終回は好きじゃない・・・(汗))
まあ、長い演奏シーンながら、決して飽きちゃったりはしなかったですけど・・・
監督交代の経緯、体調不良が原因なのかと思っていたら、前編のポストプロダクションと後編の撮影と両方は体力的に無理だったから、というのが本当の(?)理由と知って唖然・・・だから公開時期早すぎだったんだよ・・・映画としては撮影から公開まで異常な短さでしたから・・・
キャストの都合もあるから、撮影期間は変更できないにしても、公開時期をあと半年でも後にしていれば、後編も武内監督が撮れたのでは・・・なぜ12月と4月に公開しなければならなかったのか。テレビアニメと時期を合わせたかったのか?
どうもそういうあたりのテレビ根性(???)の抜けないところが納得いかないんだよなあ、なんか。
でも、川村監督の方が欧州の風景とか建物を撮るのは上手いなあと思いました・・・後編で初めて欧州らしい景色が見られたというか(汗)SPドラマ以来、せっかく欧州なのに景色のダイナミズムが今イチ・・・と思っていたので(汗)
早朝のパリやプラハの街並み、夜のプラハの河面に灯りが映る光景など、欧州っぽいというか、映画っぽかったですね。エンドロールの教会内の場面も。引っ越す千秋を見送る場面まで、なんだかパリだな~という感じの街並みに見えました。
でもやっぱり、全体としては武内監督に全部撮って欲しかったかな、と思いますがね・・・

後半、詰め込み過ぎというか説明不足というか・・・で原作の方がよかったな、というシーンも結構あったのですが、映画の方がいいな、というシーンもありました。
こたチューの場面とか、その前の会話も含めて、映画の方がいいなあと思いました。他の場面の会話を組み合わせて上手いことやったな、という感じですね。
ミルヒーがのだめを誘惑する場面のCGも良かったですね。部屋の中のものが浮いたりとか。(でもCG演出は武内監督の担当だな・・・)
そして、二台ピアノの場面は、原作ではあっけない印象だったんですが、二人の表情と、実際に聴こえる音楽と(やっぱりラン・ランの演奏はいいですね)の効果もあって、原作よりも説得力があったように思いました。千秋がなんで二台ピアノをやろうと思ったのかも理解できるように思いました。
二人のモーツァルトの演奏をバックに流しながら、ミルヒーが語るシーン、ちょっと説明しすぎな部分もあったりして、原作であったらちょっとベタすぎと感じたと思うんですが、なんだか結構感動してしまったんですよね。音楽の力、かもしれませんが。
そして、エンドロールでは、ちょっとマルレのメンバーは出てきたものの、ほとんどのだめと千秋のエピソードに絞っていたのが良かったかなあと思いました。他の登場人物たちはちょっとかわいそうだけど・・・
エンドロールに入るところもなかなか良かったです。原作では実現しなかったのだめと千秋の共演、想像の中だけでも見せてくれて。
それでも、実際に演奏するところまでは見せなかったりとか、なかなか良かったです。
プログラムに載ってた、二人が袖から舞台に出ようとする後姿の写真好きだなあ・・・
そして、最後ののだめと千秋の会話で、のだめが「でもそれで終わりじゃないんですよね」と言ったところで、初めて観た時はほろりとしてしまいました。ああ、ついにわかってくれたんだなあって。なんだか連ドラの時からずっと見守ってたような感覚になってたみたいです。
ラストのキスシーンはさすがに長っ!と思いましたが・・・(笑)

樹里ちゃんの演技は、ショパンのコンチェルトの演奏場面も素晴らしかったですが、のだめの複雑な感情を見事に演じ切っていたなあと思います。
オクレール先生に諭されて、なんで怒られているのかわかっていない子どものような表情とか、千秋の残した料理を食べて「美味しい」と笑顔になりつつも複雑な表情とか・・・みどころたっぷりで、満足です。

ラン・ランのピアノ、前編ではちょっとタッチが強すぎてのだめのイメージと違うな・・・なんて思っていたのですが、後編ではほとんど違和感を感じませんでした。
というか、ショパンのコンチェルトなど、やっぱりこのくらいのクラスの演奏じゃなきゃな、という迫力でした。のだめのダイナミックな弾き方にもぴったりでした。(というかラン・ランの演奏にあわせた演技だよな・・・)
ドラマと同じ曲が出てくると、演奏の違いがすごくよくわかりますね(笑)
「もじゃもじゃ組曲」なんて、こういうのが「飛んだりはねたり」の演奏なんだなー、とようやくイメージできた気がします。ドラマの時はずっと、のだめの奔放さが演奏から感じられないよな、と思っていたので。
でもオクレール先生の演奏より上手いのはどうなんだろう・・・(笑)
モーツァルトの二台ピアノも全然違ってましたが、まあこれは「本当にあの頃と全然違う」からいいのか(笑)
このモーツァルトの演奏とても良くて、おかげでミルヒーの台詞にも感動できたように思います。なんというか音楽の力を感じましたね。

というわけで、映画全体としては前編の方が好きだし、手放しでいい映画とは言えないように思うのですが、まあいい終わり方にはできたのかな、とも思います。
樹里ちゃんはまだまだ観たりないので(笑)まだ何回か観に行くことでしょう。見慣れたらまた評価も変わるかな。


のだめカテゴリーですが、一応映画なので今年見た映画の順位などを。
1.ニューヨーク、アイラブユー / 2.復讐者に憐れみを / 3.Dr.パルナサスの鏡 / 4.のだめカンタービレ最終楽章後編 / 5.コララインとボタンの魔女 / 6.ラブリーボーン / 7.プリンセスと魔法のキス / 8.かいじゅうたちのいるところ

あと今年これから観に行く予定の映画。
公開中「NINE ナイン」(鑑賞済み)「アリス・イン・ワンダーランド」「ウルフマン」
5月8日公開「9ナイン~9番目の奇妙な人形~」
6月4日公開「マイ・ブラザー」
7月3日公開「アデル」
夏公開「ザ・ロード」
11月公開「ハリー・ポッターと死の秘宝 前編」
12月公開「ノルウェイの森」
ウルフマンは多分行かないなあ・・・映画ラッシュと思ってたけど後半観に行く予定の映画結構少ないです・・・
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上野樹里出演映画の感想ログ

2010年04月30日 | 上野樹里
上野樹里カテゴリー新設にあたり、映画カテゴリーに入っている樹里ちゃん出演映画の感想ログを作ってみました。
今後も出演映画は映画カテゴリーに投稿しますが、新しいの観る度にこちらのログも更新する予定です。

2010.1.4追記
ただ並べているだけでもなんなので、好きな順に並べてみました。
順位は「映画として好きな順」ですが、樹里ちゃんの見どころ度は星取表で表してみました。★5つで満点です。

1.亀は意外と速く泳ぐ
 亀は意外と速く泳ぐDVD特典映像
樹里ちゃん見所度★★★★★

2.のだめカンタービレ最終楽章 前編
樹里ちゃん見所度★★★★★

3.のだめカンタービレ最終楽章 後編
樹里ちゃん見所度★★★★★

4.グーグーだって猫である
樹里ちゃん見所度★★★★

5.奈緒子
樹里ちゃん見所度★★★★★

6.スウィングガールズ
樹里ちゃん見所度★★★★★

7.コドモのコドモ
樹里ちゃん見所度★

8.リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ?
樹里ちゃん見所度★★★

9.カンフーくん
樹里ちゃん見所度★

10.キラー・ヴァージンロード
樹里ちゃん見所度★★★★★
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アイーダ1回目

2010年04月29日 | ミュージカル・演劇
アイーダ、もともとあまり食指の動かない演目でして。ライオンキングでエルトン・ジョンの曲のミュージカルは好みじゃないなーとわかっていたし、実際に何かのコンサートで聴いたらやっぱりあまり好きな曲じゃなかったりとかで。
でも、ソング&ダンスでほのかさんがアムネリスのナンバーを歌ったとかで、そのうち来るかな・・・と思ったらついに来てしまったので(笑)行ってきました。
1回目とあるからには2回目も行く予定なのですが・・・(笑)
ほのかさんの四季の舞台、名古屋も福岡もタイミング悪く行けなかったのですが、東京ならパッと行けるのが嬉しい・・・(涙)

ヴェルディのオペラは観たことがないですが(というかオペラそのものを観たことがない・・・)、トーマス・マンの「魔の山」にちょっとアイーダが出て来るので、おおまかなあらすじは知っていたのですが。
観てみて、かなり話変えてるのでちょっとびっくり。まあオペラの筋もさほど詳しく知っていたわけではないですが。
まあ、オペラのベタな筋書き、しかも舞台は古代、という話を、現代でも共感を持って観られるようにしようとした努力はかいますが。
しかし、中途半端に現代的にしようとしてる感じが、私はどうも好きになれませんでした。
一番いけすかなかったのは、ゾーザーという悪人を設定することで、悪いのは全部ゾーザーだった・・・という安易なまとめ方をしていたところですね。
祖国への思いと愛に引き裂かれて・・・というあたりも、舞台が古代なだけになんだか違和感があったかなあ。どうも中途半端に現代的にしようとしている感が拭えなくて。
この舞台ではエチオピア=ヌビアが一方的に侵略された被害者、となってましたが、立場が違えば逆もあり得たはずで、そのあたりが一元的な世界になっていたのが残念というか物足りないというか・・・
って、多分こんなこと思ってる人ほとんどいないと思いますが(汗)まあ、娯楽作品としてはよくできている部類ではないかなーと思いました。パイレートクイーンとかMAとかルドルフとかと比べるとはるかにちゃんとしてたし(汗)ただ、私的には感動するにはちょっと話が単純すぎたなーという感じです。
ただ、アムネリスのキャラクターはなかなか良かったな、と思うのはほのかさん贔屓もあるのかもしれないけれど(汗)登場人物の中で一番現代人にも共感しやすいキャラクターだったかなと思いました。
ラストの、「皆いなくなって私は一人になる」というあたり、オリジナルのオペラには多分なかったと思いますが、オリジナルのストーリーからアムネリスの心境を上手く汲み取ってたなあと感心しました。ほのかさんの演技がまた良かったからなあ。
音楽は、思ったほど悪くはなかったし、時々いいかなーという曲もありましたが、やはり全体的にあまり好きじゃないかな・・・
あ、あと、ゾーザー軍団のダンスが・・・(汗)なんかすごく作品的にダンスが浮いてる気がして、笑っちゃいそうでした(汗)ダンスの技術はすごいと思うんだけど。なんかこういうの観てると、ミュージカルで突然踊りだすのになじめない、という人の気持ちわかるんだよなあ・・・
民族的な踊りとかは良かったと思うんですけどね・・・
照明とか、切り絵のような背景はとても綺麗でした。
そうそう、全体的に歌の上手いキャストが揃っていて、びっくりしました。だってウェストサイド-の時ひどかったんだもん・・・なんだ、上手い人いるんじゃん、と思ってしまった(汗)
と思ったけど、考えてみたらあの時のトニーは阿久津さんだったなあ・・・バーンスタインって難しいんだな、やっぱり(汗)

とまあ初見なので作品の感想を先に述べておきましたが。
キャストは、アイーダとラダメスは初演キャストの濱田めぐみさんと阿久津陽一郎さんで、なかなか貴重な組み合わせだったようです。
確かに二人ともすごく歌上手かったです。阿久津さんはウェストサイド-のトニーで見た時はもう一息、と思ったものですが、バーンスタインは難しいんですね、多分(汗)今回はすごく上手いなあと思いました。
濱田めぐみさんも噂どおり素晴らしかったです。思わずミス・サイゴンのキムとか観てみたいなーと思ってしまったり(汗・いやこれ以上キャスト増えなくていいですが)、エビータとかも良さそうだなあと思ったり。
しかし、どうもこのアイーダとラダメスのコンビ、今ひとつ感情移入できなかったんですね・・・なんか固いというか、二人とも意志堅固すぎて恋愛面で物足りないというか。
ふと、ラダメスのオリジナルキャストってアダム・パスカルだったんだよな・・・とアダムのラダメスを想像してみたのですが、アダムだったらもっと色気あったろうなあと。どうもラダメスにもアイーダにも恋するひたむきさが物足りなく感じました。
逆に、ヌビアの王女としての毅然としたところとか、エジプトの将軍らしいところはあったんだろうなあと思いますが。
あと、あの四季特有の発声のせいもあるかなあ・・・。あのゆっくりはっきりした言い方、なんか棒読みに聞こえてしまうんだなあ・・・濱田さんはそんなでもなかったんだけど。
ほのかさんもちょっとそれっぽい発声してましたが、ほのかさんはちゃんと感情乗せて喋れてたけどなあ。

で、ほのかさんのアムネリスですが。
最初からいきなり歌っていて、こんなに目立つ役だったなんて・・・とちょっと感動。
プロローグ終わって本編初登場のあたりのコミカルな演技は、ちょっとイタイかなーと思いましたが・・・(汗)でもあれが笑えるって人もいるみたいなんで良かったです(汗)
歌は文句なしでしたけどね。GENENRATIONSで観てた時はロックしてないなあ・・・と思ってましたが、四季の中で見るとすごくパワフルな歌い方に思えますね。いや実際パワフルですけど。
でも見せ場はやっぱり2幕ですねー。ラダメスとアイーダの密会を見てしまったあたりからの苦悩、ラストの苦悩と悲しみを乗り越えて女王になって行くあたの演技はさすがほのかさんというか、圧巻でした。
こんなに歌が多くて出番が多い役もひさしぶり・・・
四季に出演することには複雑な気持ちもあるんですが、(いつ出るのかが直前までわからないのがとりあえず困りますね・・・)東宝だと大きい役はもう元宝塚とか元四季の人とかしかできないから、いい役で観られるなら四季に出てくれてもいいかな、と思います。団員になられても困るけど。(ファンクラブとか作っちゃダメだから情報が全く絶たれてしまう・・・)

そんな訳で、作品としてはそんなに気に入ったわけではないんですが、ほのかさんは観る価値あり! なので、もう一回は行って来ようと思います。
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ニューヨーク、アイラブユー(ネタバレ)

2010年04月12日 | 映画
配給会社の夜逃げ!?で一時は公開が危ぶまれましたが、やっと公開されましたね・・・見られて良かった。
パリ、ジュテームの姉妹作?ということで、パリ、ジュテームも面白かったし、ナタリー・ポートマンもでてるし、監督作もあるし・・・ということで楽しみにしてたんですよね。
パリ、ジュテームは5分ずつの作品のオムニバスでしたが、こちらは10分ずつで、5分よりも無理がない長さだったかも。
パリ、ジュテームのように作品の切れ目がはっきりしないで、つなぎのような映像で続けて映されたり、前に出てきた登場人物がまた登場したり・・・と、各作品の融合度も高くなっていたように思います。
エンドロールでの作品と監督・キャストの紹介も、スチールと一緒に映されてわかりやすくなってましたね。(でも忘れちゃったけど・・・(汗))
ショートストーリーならではのちょっと幻想的な雰囲気も好きでしたねー。現実と幻想が交錯してる感じのが。
最初のヘイデンとアンディ・ガルシアのエピソードはよく意味がわからなかったけど(汗)不思議かな感じがなんとなーく良かったです。
不思議と言えば、ジュリー・クリスティ扮する落ちぶれたオペラ歌手?が自殺するためにホテルを訪れるエピソードが一番でしたが、これが良かったですねー。
シャイア・ラブーフ演じる、ホテルのオーナーの息子で身体が不自由なベルボーイ(客室係?)の若者がの真摯な態度に歌手の気持ちが少しずつほぐれて行くのですが・・・待っていたのは予想外の結末・・・
あの若者は幻だったのか? それとも後から出てきた老人の方が幻?
歌手のファンだったホテルのオーナーが密かに心配している様子とか、寂しさの中にどこか暖かさも孕んだ、なんとも言えない雰囲気の作品でした。
シャイア・ラブーフ、今までロクな作品で見てこなかったので(汗)初めてカッコいいかも、と思いました。もっと文芸作品とか出てもいいのになーとか思ったりして。
中華街の娘をモデルにしたい、という画家の話も切なかったですね。
パリ、ジュテームもそうでしたが、移民を扱った作品も多かったですね。
ナタリーの出演作はインド人とユダヤ人の不思議な交感を描いた作品。ユダヤ教の結婚式の様子が興味深かったですね。なんか「屋根の上のヴァイオリン弾き」の時代そのままのをまだやってるんだなーと。
ナタリーまた頭剃ったの?! と一瞬思いましたが、V・フォー・ヴェンデッタの撮影した頃に撮ったんだよね・・・(汗)
ナタリーのマサラムービー風のコスプレ?もかわいかった(笑)もっと大きく映して欲しかったなー(笑)
そしてナタリーの監督作品も移民モノでしたが、私はこの作品が一番好きでしたね。ナタリーが監督してたってエンドロールで知ったのですが。
明らかに血がつながってない、白人の女の子と一緒に行動しているアフリカ系(ジャマイカとかかも・・・)の男性。連れ子か誘拐か・・・と思ったら、子守だったことが明らかになるのですが。
子守のエピソードはパリ、ジュテームでもありましたね。あれも好きだったなあ。
子守の男性の、優しく子供に接する様子が暖かくて良かったですね。ナタリーやるじゃん、と思いました。
岩井俊二監督の作品は、オーランド・ブルームとクリスティーナ・リッチのだったんですね。これもエンドロールで知ったという・・・
オーランド・ブルームが穴だらけの小汚いシャツで引きこもりオタクのような駆け出しの?サントラ作曲家を演じてましたが、あのオーランド・ブルームをあそこまで小汚く情けなく撮ったというのはすごいなーと思いました(笑)
クリスティーナ・リッチもかわいく撮ってたし。あの本から顔を覗かせるのかわいいよなあ。
しかし、あまりN.Y.が舞台って感じがしない作品でもありましたが・・・部屋の中が多かったし、どこの国でも成り立ちそうな話だったし、で。
あ、全編通して登場した、カフェでビデオを回す女性も良かったですね。結局彼女自身のエピソードは出てこなくて、傍観者のままだったのが良かったかも。

というわけでとりとめのない感想ですが、パリ、ジュテームに続いてなかなか楽しかったです。
次はShanhai I Love Youだそうで。東京じゃなくてちょっと残念ですが、また観てみたいかなーと思いました。

てな訳で今年見た映画の順位。
1.ニューヨーク、アイラブユー / 2.復讐者に憐れみを / 3.Dr.パルナサスの鏡 / 4.コララインとボタンの魔女 / 5.ラブリーボーン / 6.プリンセスと魔法のキス / 7.かいじゅうたちのいるところ

あと今年これから観に行く予定の映画。
公開中「NINE ナイン」「誰かが私にキスをした」
4月17日公開「のだめカンタービレ最終楽章 後編」「アリス・イン・ワンダーランド」
4月23日公開「ウルフマン」
5月8日公開「9ナイン~9番目の奇妙な人形~」
6月4日公開「マイ・ブラザー」
7月3日公開「アデル」
夏公開「ザ・ロード」
11月公開「ハリー・ポッターと死の秘宝 前編」
12月公開「ノルウェイの森」
NINE観にいけるかなあ・・・
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Mitsuko~愛は国境を超えて/Frank & Friends

2010年04月11日 | ミュージカル・演劇
どういう経緯でやることになったのかわからないけど、作曲家のフランク・ワイルドホーンをフィーチャーしたコンサートに行ってきました。
1幕がワイルドホーン作曲のミュージカル「Mitsuko~愛は国境を超えて」のダイジェスト版、2幕がワイルドホーンのミュージカルナンバーを出演者が歌う、というコンサート。
実はマテ・カマラスさんが出るというので行ってみたんですが・・・マテさん予想外に出番が少なくてちょっとがっかり。歌うナンバーも普通にミュージカルって感じで、もっとロックなマテさんを観たかったな・・・
でも、「Mitsuko」がなかなか良かったので、行ってみてよかったかなーと。
この「Mitsuko」、何年か前にウィーンで一路真輝さん主演で試演されたというのは聴いていましたが、今頃見られるとは・・・と思ったら来年正式に舞台版やるんですねえ。
物語は日本初の国際結婚をしたという女性、クーデンホーフ光子の話・・・なんですが、なかなか話がよくできてるなあと思いました。
いや、このところ脚本もっとなんとかならなかったのか? というミュージカルを観ることが多かったので・・・M.A.とかパイレートクイーンとか・・・
最初は光子が主人公、なのですが、語り手として光子の次男のリヒャルトがずっと出ているのですが、途中からリヒャルトが主人公に変わっていくんですね。
両親から結婚を反対された光子が自分の息子たちの結婚には反対したり、とかの構成も上手かったし(まあありがちかもしれないけど)、早逝した光子の夫でありリヒャルトの父であるハインリヒの存在も、後から上手く使ってましたね。
何より上手いと思ったのは、国際結婚から始まった、人に違いはない、という考え方が、第二次大戦とホロコーストにまで広げていたところですかね。それで途中から主人公がリヒャルトに代わるのですが。時代性も取り込んで、上手い作り方だなあと思いましたね。というか、他のミュージカルもこういう風に作れないのか? とも思いましたが・・・
語り手のリヒャルトは後年の大人のリヒャルトなのですが、その語り手のリヒャルトがハインリヒの台詞を代弁したり、という演出もなかなか良かったですね。
マテさんがいることで、ドイツ語の歌詞も歌われたり、マテさんが日本語の歌を歌ったり、逆にリヒャルト訳の井上芳雄さんがドイツ語で歌ったり・・・というあたりも面白かったです。来年の舞台ではどうするのかな・・・
ドイツ語の曲には訳がスクリーンで出ていましたが、よくある舞台の両側に2行くらいずつしか出てこないやつではなく、なかなか読みやすかったです。
でも、私、常々音楽を聴いていれば歌われている内容はおおよそわかるから歌詞はそんなに聞こえなくてもいい、と言っているんですが、今回も、特に歌詞の内容細かくわからなくても問題ないなーと思いました。曲の中の歌詞で物語が動く場合は別ですけど、感情が高まって歌う場面では、大体何を歌うか事前にわかってますからねー。というわけで訳はほとんど見ませんでした。
あ、男性アンサンブルのレベルがやけに高かったですねー。佐山陽規さんとか。やけに上手い人がいる・・・とおもったらよく見たら中山昇さんでした。あれ、こんなに歌上手かったっけ!?
そんなわけで、なかなか面白い作品だと思いました。来年の舞台化が楽しみです。ダイジェストだったから良かった、なんてことになってないといいんですけど・・・

2幕のコンサートは、正直ワイルドホーン作品しかやらなかったので、あまり知ってる曲がなく(汗)作品的にもさほど好きな作品がなかったので、やや楽しめなかったかな・・・
でも、曲だけ聴いているとなかなかいい曲あるよな、と思ったりしました。「ルドルフ」とか作品としては全然面白くなかったんですが。
やっぱり、曲だけ良くても作品はよくならないし、逆に作品がよく出来ていると曲も良くなる(あるいは良く聞こえるのかも)ものだなあと思いました。「パイレートクイーン」なんか、「シェーンベルクなのに?」という感があったからなあ・・・あ、でもロイド=ウェバー作品には、話はなんだかなーだけど曲は素晴らしい、というのがあるけど。
せっかく井上芳雄くんとマテさんが出てるんだから、少し絡んで欲しかったなあ。Mitsukoでも絡む役どころではなかったし。「闇が広がる」なんかやる訳もないのはわかってましたけど・・・(でも一度聴いてみたいなあ、マテさんのトート×ヨッシールドルフ)

そんなわけで、特に一幕のMitsukoがなかなか良かったので、ちょっと行ってみてよかったかなあという感じでした。
Mitsukoは来年の舞台が本当に楽しみです。
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プリンセスと魔法のキス

2010年04月10日 | 映画
ディズニー久々の手書きフィルムアニメだとかディズニー初のアフリカ系ヒロインだとかで話題になってたのは知ってましたが、まさか自分が観に行くことになるとは全然思ってませんでした・・・(汗)
というわけで、ヒロインを鈴木ほのかさんが吹き替えてるの目当てで行きました。他にもほのかさんの旦那様の安崎求さんとか、駒田一さんとか荒井洸子さんとか、実力派ミュージカル俳優さんが出てたのも魅力的でしたし。
しかし、夫婦共演・・・と思ったら、ディズニーの吹き替えって一人ずつブースに入ってやるのだとか。(そういえはLotRもTTT以降はそのやり方だったとか言ってたような)なーんだ残念(?)
ディズニーアニメとしてはかなりセオリーを外していて斬新で面白い、という前評判でしたが、確かに最初のうちは今までにない感じかな・・・と思いましたが、ヒロインがカエルになっちゃって動物の世界で話が進むようになったら、やっぱりディズニーだなあと・・・私にはあまり面白い感じではありませんでした。
あのカエルの造形があんまりかわいくないし・・・いや本物のカエルは好きなんですが・・・あの足を長く伸ばしてるのはどうも好きじゃないんだよなあ。気に入らないのはそれだけではないんですが。
まあ、最終的にはハッピーエンドですが、「カエルのままでもいいや」的な流れになったのは確かに新鮮だったかもしれません。
ほのかさんの歌声はやっぱりいいですね~。冒頭からいきなりほのかさんの歌から入るのですが、聴いててゾクゾクしました。
他の方も皆さん上手いんですが、ほのかさんの歌声には独特の惹きつけられるものがあるなあ・・・と思いました。まあファンの贔屓目かもしれませんが。
でも、ほのかさんを知らない人で、「この歌の上手い人はだれ!?」と思って調べてみた、なんてブログに書いてる人がいて、ちょっと嬉しかったですねー。
国内版のサントラにはボーナストラックで吹き替え版の歌も入ってます。(あくまでもボーナストラック。吹き替え版のサントラは出ないのね・・・まあCD出るだけマシですが。「アナスタシア」も吹き替えのCD欲しかったなあ・・・)残念ながら駒田一さんの歌が入ってないんですが。
最初はボーナストラック少ないなあ・・・と思ったけれど、ほのかさん意外と歌ってなかったので、あれでもまあいいかなー。
しかし、オリジナルのキャストの歌と比べると、やっぱりジャズのノリが今イチですなあ・・・。皆さん歌はすごく上手いんだけど。CDを聴いた妹は「日本語の歌詞のせいじゃないの」と言うけれど。
ほのかさんが出てるんでなければ字幕版をおススメするところですが・・・でも私はほのかさんが出てないんじゃそもそも観に行ってませんけどね(汗)
安崎さんは低音の魅力という感じですが、もともとテノールじゃなかったですっけ?(汗)
なんだか以前はよく佐山陽規さんがやってた感じの役だなーと。最近の安崎さんのキャラそんな感じだよなあ。キャンディードでも前佐山さんがやってた役なんだろうな多分。
駒田一さんのルイは、なかなか駒田さんの声にもあってて面白い役でした。

てな訳で今年見た映画の順位。
1.復讐者に憐れみを / 2.Dr.パルナサスの鏡 / 3.コララインとボタンの魔女 / 4.ラブリーボーン / 5.プリンセスと魔法のキス / 6.かいじゅうたちのいるところ
かいじゅうたちのいるところ、そんなに良くなかったか・・・すでに記憶が怪しいですが・・・(汗)

あと今年これから観に行く予定の映画。
公開中「ニューヨーク、アイラブユー」(鑑賞済み)「NINE ナイン」「誰かが私にキスをした」
4月17日公開「のだめカンタービレ最終楽章 後編」「アリス・イン・ワンダーランド」
4月23日公開「ウルフマン」
5月8日公開「9ナイン~9番目の奇妙な人形~」
6月4日公開「マイ・ブラザー」
7月3日公開「アデル」
夏公開「ザ・ロード」
11月公開「ハリー・ポッターと死の秘宝 前編」
12月公開「ノルウェイの森」
パーシージャクソンやっぱり観られなかった・・・他にも観られなさそうな予感がするものがいくつか。NINEだけは観たいんですけど。
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それぞれのコンサート

2010年04月06日 | ミュージカル・演劇
とてもわかりづらいタイトルだったと思うんですが(汗)市村正親さんと鹿賀丈史さんが同じ期間中に同じ会場で日替わりでそれぞれソロコンサートをやる、というものでした。
お互いにゲスト出演もし合ったりしてましたが、私が観たのは市村さんのコンサートに井上芳雄さんがゲスト出演、という日でした。いや「モーツァルト!」やるだろうなと思って・・・

まずオープニングでは指揮の塩田明弘さんが出てくる前にオーバーチュア(市村さんの出演ミュージカルのナンバーのインストメドレー)を市村さんがこっそり指揮しちゃった、という設定。後から出てきた怒った塩田さんにバトンタッチ、という演出でした。
このオケ、塩田さんが声をかけたメンバーということですが・・・当然東○のオケですよね・・・うーん、なかなか厳しいものがありました(汗)特に金管がかなり・・・キャンディードが不安だなあ・・・(汗)
市村さん出演作品の曲はほとんどやったんじゃ・・・という感じで、「君はいい人チャーリー・ブラウン」まで出てきたのにはびっくりでしたが、なぜか「スクルージ」はやらないんですよね・・・以前やったコンサートでもやらなかったし。スクルージ大好きなのでちょっと解せない気分。
「ダンス・オブ・ヴァンパイア」もやらなかったなそういえば。まああれは別にいいんだけど。
「コーラスライン」を踊ってたのはちょっと感動だったかなー。バックの若い人たちよりも踊れてた市村さん・・・(まあバックダンサーのレベルも今イチでしたけど(汗))

で、期待してた「モーツァルト!」パート?ですが。
市村さんが袖に引っ込んだ後、正面のセットからいきなり井上芳雄さんが登場して、「僕こそ音楽」を歌ってくれて嬉しかったなあ。
韓国版を観てすっかりパク・ウンテさんのヴォルフガングが気に入ってましたが、井上芳雄さんも以前よりもさらにレベルアップしてる感じで、やっぱりいいなあ~と思いましたよ。
韓国の俳優さんの歌は、なんか喉が強い感じというか、声量もパワーもあるんですが、韓国の人の歌を聴いたあとで日本とかブロードウェイの人の歌を聞くと、柔らかいなーと思うことが多いんですよね。
パク・ウンテさんは決して力まかせな歌い方ではなかったんだけど、それでも井上芳雄さんとかマイケル・リーとかと比べるとなんかコシがあるというか???力強さはあるかなーと。
そんな柔らかいヨッシーヴォルフの歌、久々に生で聴いたらやっぱりいいなあと思いました。年末が楽しみです。
その後は市村さんが登場し、ヴォルフガングとレオポルトが絡むシーンのナンバーをどんどんつなげて歌ってました。演技しながら。
久々に日本のキャストで生で観て、やっぱいいなあと。韓国のレオポルトはすごく歌が上手くて良かったんですが、私はやっぱり市村さんのレオポルトが好きだなあ。
言い争っていたレオポルトとヴォルフガングの場面で曲調が変わり、レオポルトが「私以外に誰ができる-私ほどお前を愛するものはいない-」のところ、韓国版を観ていた時にはさほどグッと来なかったのですが、市村さんが歌うのを聴いてたら切なくなって、やっぱりいいなあと。
韓国版だと歌詞がわからなかったのもあるかもしれませんが・・・ここの曲調が変わるのがすごくグッと来るんですが、市村さんは歌唱力では劣るとしても、そのあたりをしっかり汲んで演じているなあと、改めて思いました。
とても厳しい市村パパが、ほろっと見せる愛情に、愛しているからこそ必要以上に厳しくしてしまうんだなあ・・・となんだかグッと来るんですよね。やっぱり私は市村パパが好きだなあ~。
しかし、なぜか市村レオポルトのソロナンバー、「心を鉄に閉ざして」をやらなかったのです・・・なんで!?
芳雄くんとのトークでは、「もう11月、12月の公演の練習は完璧だね。階段もあるし」とか(セットの階段が、ちょうど「モーツァルト!」で二人のシーンに出てくる階段と同じような感じだったのです)、昔からモーツァルトを演じてみたくて、ミュージカルの話が来た時には「ついにモーツァルトを演じられる」と思ったら父親役だった・・・とかいう話とかしてましたね。
芳雄くんはこの後、「ミスター・ポージャングル」でまた登場。ヨッシーが歌って市村さんが踊るという、まさに曲の状況そのもののような感じで、ああこういう曲だったのか・・・
と思いました。

というわけで色々な曲をやりましたが、「オペラ座の怪人」はやらず、以前のコンサートでもさわりしか歌わなかったからもう歌わないのかな・・・と思ったら、アンコールでファントム特集?をやりました。ちょっとびっくり。
市村さんのファントムを聴くのは初めてなんですが、なんか予想外に良かったです。
最近は、ファントムは音大出身とかの、とにかく歌が上手い人が演るもの、というイメージになっていて、市村さんのファントム、今観たらどうなんだろうなあ・・・なんて思っていたものですが、いや~歌唱力だけじゃないんですねえ。(なんてすごい失礼だけど(汗))
市村さんのファントムは、なんだかとても哀愁の漂う感じで、思わずかわいそう、と思ってしまうというか・・・なかなか魅力的なファントムでした。
って、まあ私は市村さん好きなので、好きなタイプのファントムだったんだと思いますが。
映画のジェラルド・バトラーのファントムは歌が今イチだからダメとか言ってたもんなあ(汗)

そんなわけで、ついつい「モーツァルト!」よりの感想になってしまいましたが(汗)でもやっぱり「モーツァルト!」いいなあと思いました。年末が楽しみです。
市村ファントムが観られたのもラッキーでしたね。
またこういうコンサートやってくれるといいなあと思いました。
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