この記事はトールキンAdvent Calender2018に参加しています。
先日、2016年にスペインのテネリフェの映画祭で演奏された、Music of Howard Shoreの動画が公開されているというニュースが入りました。私はDoug Adamsさんのツイートで知ったのですが、元ソースはスペインのトールキン関連ニュースサイト?El Anillo Uico.comの記事です。(ちなみにEl Anillo UnicoはそんまんまThe One Ringの意味)
この動画、1時間20分余りありますが、これでも抜粋のもよう。でもかなりの部分を聴ける貴重な動画になっています。
内容としてはLotR、ホビットに限らず、ハワード・ショアの映画音楽を色々と演奏するものですが、注目すべきは「ホビット組曲」と題された、4楽章からなる組曲の一部が聴けるということです。コンサートでホビットのサントラが演奏されることは珍しいので、その意味でも貴重な動画になっています。
ちなみにハワード・ショアさんも一部自ら指揮をされています。残念ながらホビット、LotRではありませんが。
そもそもこのMusic of Howard Shoreは、2016年6月にピッツバーグ交響楽団で初演されたものです。(この時のタイトルはThe Film Music of Howard Shoreとなっていますね)その時と全く同じものかどうかはわかりませんが、ホビット組曲の世界初演ということで一部で話題になっていました。(あまりなってなかったかも(汗)
ピッツバーグ交響楽団は、LotR Symphonyを何度か演奏していて、しかも一度はビリー・ボイドをゲストに招いて、5楽章の中でThe Edge of Nightを生歌で披露したということがあったほどで、ショアさんの音楽に対して好意的な楽団かなと思います。(でもサントラ生演奏上映はやっていない…)
続いて10月にテネリフェの音楽祭で演奏されたのが2回目で、その時のもようがこの動画になります。
もう一度、昨年10月にパリでイル・ド・フランス国立管弦楽団が演奏したこともありました。私行こうと思えば行けたのですが、行かなかったのを大後悔しています…
以下、動画の内容を順番にご紹介します。
まずはホビット組曲から。4楽章あるはずですが、うち2楽章?が収録されています。何番目の楽章にあたるのかはわかりませんが…
まず、なんだか聞きなれない音楽が始まります。そのうちにスマウグのテーマが聞こえて来て、BoFAの冒頭=Fire and Waterかな?と分かるのですが、ここで注目すべきは、ピッコロでホビット庄のテーマが演奏されているんです。
BoFAの冒頭のサントラは、メインタイトルが出てくるところでホビット庄のテーマが流れない唯一の作品にです。(他の2作はHOBBITのタイトルが出てくるときにホビット庄のテーマが流れています。ちなみにLotRでもタイトルが出てくるときは必ず一つの指輪のテーマが流れますね)当初はホビット庄のテーマが使われるバージョンも作ったけれど、最終的にホビット庄のテーマは使わない決断をしたと聞いていましたが、もしかしてこれはそのボツバージョンなんでしょうか!?
スマウグのテーマ、バルドのテーマ、ギリオンのテーマが出てきますが、映画ともCDとも違うバージョンですね。途中でBard's Heroic Themeが流れるのも初めて聞くパターンです。(5:43~)
このテーマは映画では湖のほとりで避難民たちにバルドが対する場面で流れていました。もともとのバルドのテーマがちょっと冴えない感じ(汗)なのと違い、バルドの英雄としての面を表すテーマということなのだと思いますが、映画ではこのシーンとエンドロールにしか使われず、もったいないなあと思っていたところでした。スマウグと戦う場面でも使おうとしていたのですね!
これは個人的な予想ですが、スマウグと対する場面に、王としてのバルドのテーマではなく、バルドの家族のテーマを使うことになったので、王のテーマは没になったのかなあと。パインとの場面で家族のテーマの美しいコーラスが流れてからのスマウグを倒す場面の音楽、素晴らしかったので変更して正解だったのだと思いますが。
というわけで結構貴重な音源ではないかと思います~
続いてスマウグが倒れたことを知ったトーリン一行の場面の音楽から、黄金に惑わされるトーリンの音楽がちらっと流れます。(しかしホビット、LotRのサントラはコールアングレが大活躍ですよね。この後もたびたびコールアングレ奏者がクローズアップされてます)
そしてすぐにエレボールからトーリンたちが撃って出る時のHouse of Durinのテーマが流れて、しばらく戦いの場面の音楽が流れてこの楽章は終了。
ちなみに和太鼓をマレットで叩いている映像が何度も出てきます。この叩き方で和太鼓の意味あるのかな?とちょっと思ってしまいますが(^^;)
次の楽章はDoSから。闇の森のテーマから始まって、タウリエルのテーマがオーボエからコールアングレへ。(またも大活躍のコールアングレ)エオウィンのテーマもよくコールアングレで演奏されますが、女性のテーマを低めの音の楽器で演奏しているところが、この二人のキャラクターをよく表していてかっこいいですね。
続いてメゾソプラノのソロとコールアングレのユニゾンで、タウリエルとキーリのメレス・エンギリスの場面の音楽へ。コーラスを使わず、ソリストだけで歌っています。
続いてトーリン一行が初めて闇の森の宮殿に入った時の闇の森の王国のテーマが流れます。そしてタウリエルのテーマへ。エンドロールの最後に流れる音楽ですね。これでこの楽章は終わりです。
タウリエルでまるまる1楽章なんですねえ。いい曲ですからね。それだけ重要な音楽として作られたのでしょうね。
残りの2楽章がどの部分を使っていたのかはわかりませんが、AuJのビルボにフィーチャーした楽章もあるはず、と思いたいです…うーん全部聴きたい!
続いてしばらくはショアさんの他の映画サントラが続きます。ザ・フライに続いてのDead Ringers、「裸のランチ」はショアさん自身が指揮を振っています。(0:18ごろより)
ザ・フライは当たり前ですが、今聴くとすごくショアさんらしいですね(^^;)Dead Ringers見たことないですが、いい曲ですね。
続いて0:25ごろからショアさんの授賞式。
次はヴィゴ主演のイースタン・プロミスのテーマです。サントラではヴァイオリンソロを二コラ・ベネデッティという若い女性ヴァイオリニストが演奏していて、哀しい運命の少女を思い起こさせましたが、男性が弾いても素晴らしいですね。当たり前ですけど(^^;)
続いてティム・バートンと唯一組んだエド・ウッド。テルミンが印象的な曲ですが、おどろかわいい感じがとてもティム・バートンぽくて好きなサントラです。
この後BIG、「羊たちの沈黙」と続きます。
「羊たちの沈黙」、冒頭のオーボエによるモチーフがタウリエルのテーマそっくりでびっくり…クラリスのテーマだったりするのでしょうか?(見たことないんですが…怖いのとか痛いのだめなので(汗)
そして「セブン」、「ヒューゴの不思議な発明」「アビエイター」と続きます。
1時間をすぎたあたりで、お待ちかねLotRサントラからの抜粋になります。まずはTTTから。
実はLotRの抜粋はどうせシンフォニーの一部を使うんだろうと思ったら、いきなりローハンの平原でアラゴルンたちがエオメルの一隊と遭遇する場面の音楽で、あれ全然シンフォニーじゃないね?と(^^;)その後ガンダルフがエドラスの厩を出発する場面、そしてセオデンが甦る場面と続きます。この並び自体は通常版サントラCDの流れなんですが、セオデンが甦る場面はCD版じゃなくて映画の場面で使われたバージョンですね…
そしてエントの行進へ。ここであ、コーラスがいる、と気づきます(笑)少年ソロもなかなか良いですね。子どもコーラスはいないのかな?最後のヘルム峡谷の戦いの場面に音楽がもどり、ほぼ映画のバージョンどおりかなと。
続いてRotKですが、なんといきなりコーラスが指輪の誘惑のテーマ、弦楽器が一つの指輪のテーマを一度に不協和音的に演奏する音楽が。これ、フロドが滅びのき裂の前で指輪を手にする場面で流れる予定で映画本編では使われなかったバージョンですよ!完全版サントラにも収録されていますが、生演奏だとコーラスが大きく聞こえて、指輪の誘惑のテーマがよく聞こえますね。(サントラ生演奏上映でも聞けます)
そのまま「すべての終わり」へ。なぜか滅びの山でサムがフロドを背負って行く場面の音楽がワンフレーズ流れたあと、指輪崩壊の場面へ。そして指輪を捨てた後の滅びの山のフロドとサムの場面になって、若干唐突に終わります。
続いてFotRよりカザド=ドゥムの橋が。バルログが出てくる前に「一行の離散」に続きます。これも映画バージョンの抜粋ですね。パウロンをスティックで叩いている(スネアドラムみたいに)のが確認できます。最後のホビット庄のテーマはなぜかティンホイッスルと一緒にクラリネットが吹いてました。
そしてIn Dreamsへ。この入り方はサントラCDのバージョンですね。で、旅の仲間のテーマに続く終わり方は映画のエンドロールのバターン。ハイブリッドですね(^^;)
そして番組司会者の映像になって、それで終わりかと思ったらまだありました。Lightning of Beaconです。しかもピピンが火をつけたのを見届けるあたりから。当然映画バージョンですね。(サントラCDとシンフォニーは最後に音が上がるところが違うのですよね)
そして烽火を見たアラゴルンがセオデンのところに走っていく場面、"And Rohan will answer!"の後の出陣の準備の場面、エオウィンが剣を隠し持っているところをアラゴルンにみつかる場面、と続きます。
そしてその後にホイッスルの音が!?(映像で見るとピッコロで吹いてるみたいですが)なんと、SEEのメリーがセオデンに剣を捧げる場面の音楽が!!!こんなところでメリーの場面をやるなんて、とびっくりしました~!!(いやメリーがフィーチャーされることって滅多にないので(^^;)
そして出陣のNature's Reclamation(エントの行進の時の曲)が流れ、オリジナルの終わり方で終了。
このLotRからの抜粋も多分全部ではないのでしょうか。これも全部聴いてみたい…!
というわけで、予想していたよりもかなり面白いコンサートでした!映像で見られて良かったです。CD化しないのかな…(ホビット組曲は出してほしいですよね。Doug Adamsさんが何か言っていた気がしますが)
昨年パリに行かなかったのは大後悔ですが、またいつか行ける時期にどこかでやってくれることを祈ります!(そしてやっぱり音源化を…!)
先日、2016年にスペインのテネリフェの映画祭で演奏された、Music of Howard Shoreの動画が公開されているというニュースが入りました。私はDoug Adamsさんのツイートで知ったのですが、元ソースはスペインのトールキン関連ニュースサイト?El Anillo Uico.comの記事です。(ちなみにEl Anillo UnicoはそんまんまThe One Ringの意味)
この動画、1時間20分余りありますが、これでも抜粋のもよう。でもかなりの部分を聴ける貴重な動画になっています。
内容としてはLotR、ホビットに限らず、ハワード・ショアの映画音楽を色々と演奏するものですが、注目すべきは「ホビット組曲」と題された、4楽章からなる組曲の一部が聴けるということです。コンサートでホビットのサントラが演奏されることは珍しいので、その意味でも貴重な動画になっています。
ちなみにハワード・ショアさんも一部自ら指揮をされています。残念ながらホビット、LotRではありませんが。
そもそもこのMusic of Howard Shoreは、2016年6月にピッツバーグ交響楽団で初演されたものです。(この時のタイトルはThe Film Music of Howard Shoreとなっていますね)その時と全く同じものかどうかはわかりませんが、ホビット組曲の世界初演ということで一部で話題になっていました。(あまりなってなかったかも(汗)
ピッツバーグ交響楽団は、LotR Symphonyを何度か演奏していて、しかも一度はビリー・ボイドをゲストに招いて、5楽章の中でThe Edge of Nightを生歌で披露したということがあったほどで、ショアさんの音楽に対して好意的な楽団かなと思います。(でもサントラ生演奏上映はやっていない…)
続いて10月にテネリフェの音楽祭で演奏されたのが2回目で、その時のもようがこの動画になります。
もう一度、昨年10月にパリでイル・ド・フランス国立管弦楽団が演奏したこともありました。私行こうと思えば行けたのですが、行かなかったのを大後悔しています…
以下、動画の内容を順番にご紹介します。
まずはホビット組曲から。4楽章あるはずですが、うち2楽章?が収録されています。何番目の楽章にあたるのかはわかりませんが…
まず、なんだか聞きなれない音楽が始まります。そのうちにスマウグのテーマが聞こえて来て、BoFAの冒頭=Fire and Waterかな?と分かるのですが、ここで注目すべきは、ピッコロでホビット庄のテーマが演奏されているんです。
BoFAの冒頭のサントラは、メインタイトルが出てくるところでホビット庄のテーマが流れない唯一の作品にです。(他の2作はHOBBITのタイトルが出てくるときにホビット庄のテーマが流れています。ちなみにLotRでもタイトルが出てくるときは必ず一つの指輪のテーマが流れますね)当初はホビット庄のテーマが使われるバージョンも作ったけれど、最終的にホビット庄のテーマは使わない決断をしたと聞いていましたが、もしかしてこれはそのボツバージョンなんでしょうか!?
スマウグのテーマ、バルドのテーマ、ギリオンのテーマが出てきますが、映画ともCDとも違うバージョンですね。途中でBard's Heroic Themeが流れるのも初めて聞くパターンです。(5:43~)
このテーマは映画では湖のほとりで避難民たちにバルドが対する場面で流れていました。もともとのバルドのテーマがちょっと冴えない感じ(汗)なのと違い、バルドの英雄としての面を表すテーマということなのだと思いますが、映画ではこのシーンとエンドロールにしか使われず、もったいないなあと思っていたところでした。スマウグと戦う場面でも使おうとしていたのですね!
これは個人的な予想ですが、スマウグと対する場面に、王としてのバルドのテーマではなく、バルドの家族のテーマを使うことになったので、王のテーマは没になったのかなあと。パインとの場面で家族のテーマの美しいコーラスが流れてからのスマウグを倒す場面の音楽、素晴らしかったので変更して正解だったのだと思いますが。
というわけで結構貴重な音源ではないかと思います~
続いてスマウグが倒れたことを知ったトーリン一行の場面の音楽から、黄金に惑わされるトーリンの音楽がちらっと流れます。(しかしホビット、LotRのサントラはコールアングレが大活躍ですよね。この後もたびたびコールアングレ奏者がクローズアップされてます)
そしてすぐにエレボールからトーリンたちが撃って出る時のHouse of Durinのテーマが流れて、しばらく戦いの場面の音楽が流れてこの楽章は終了。
ちなみに和太鼓をマレットで叩いている映像が何度も出てきます。この叩き方で和太鼓の意味あるのかな?とちょっと思ってしまいますが(^^;)
次の楽章はDoSから。闇の森のテーマから始まって、タウリエルのテーマがオーボエからコールアングレへ。(またも大活躍のコールアングレ)エオウィンのテーマもよくコールアングレで演奏されますが、女性のテーマを低めの音の楽器で演奏しているところが、この二人のキャラクターをよく表していてかっこいいですね。
続いてメゾソプラノのソロとコールアングレのユニゾンで、タウリエルとキーリのメレス・エンギリスの場面の音楽へ。コーラスを使わず、ソリストだけで歌っています。
続いてトーリン一行が初めて闇の森の宮殿に入った時の闇の森の王国のテーマが流れます。そしてタウリエルのテーマへ。エンドロールの最後に流れる音楽ですね。これでこの楽章は終わりです。
タウリエルでまるまる1楽章なんですねえ。いい曲ですからね。それだけ重要な音楽として作られたのでしょうね。
残りの2楽章がどの部分を使っていたのかはわかりませんが、AuJのビルボにフィーチャーした楽章もあるはず、と思いたいです…うーん全部聴きたい!
続いてしばらくはショアさんの他の映画サントラが続きます。ザ・フライに続いてのDead Ringers、「裸のランチ」はショアさん自身が指揮を振っています。(0:18ごろより)
ザ・フライは当たり前ですが、今聴くとすごくショアさんらしいですね(^^;)Dead Ringers見たことないですが、いい曲ですね。
続いて0:25ごろからショアさんの授賞式。
次はヴィゴ主演のイースタン・プロミスのテーマです。サントラではヴァイオリンソロを二コラ・ベネデッティという若い女性ヴァイオリニストが演奏していて、哀しい運命の少女を思い起こさせましたが、男性が弾いても素晴らしいですね。当たり前ですけど(^^;)
続いてティム・バートンと唯一組んだエド・ウッド。テルミンが印象的な曲ですが、おどろかわいい感じがとてもティム・バートンぽくて好きなサントラです。
この後BIG、「羊たちの沈黙」と続きます。
「羊たちの沈黙」、冒頭のオーボエによるモチーフがタウリエルのテーマそっくりでびっくり…クラリスのテーマだったりするのでしょうか?(見たことないんですが…怖いのとか痛いのだめなので(汗)
そして「セブン」、「ヒューゴの不思議な発明」「アビエイター」と続きます。
1時間をすぎたあたりで、お待ちかねLotRサントラからの抜粋になります。まずはTTTから。
実はLotRの抜粋はどうせシンフォニーの一部を使うんだろうと思ったら、いきなりローハンの平原でアラゴルンたちがエオメルの一隊と遭遇する場面の音楽で、あれ全然シンフォニーじゃないね?と(^^;)その後ガンダルフがエドラスの厩を出発する場面、そしてセオデンが甦る場面と続きます。この並び自体は通常版サントラCDの流れなんですが、セオデンが甦る場面はCD版じゃなくて映画の場面で使われたバージョンですね…
そしてエントの行進へ。ここであ、コーラスがいる、と気づきます(笑)少年ソロもなかなか良いですね。子どもコーラスはいないのかな?最後のヘルム峡谷の戦いの場面に音楽がもどり、ほぼ映画のバージョンどおりかなと。
続いてRotKですが、なんといきなりコーラスが指輪の誘惑のテーマ、弦楽器が一つの指輪のテーマを一度に不協和音的に演奏する音楽が。これ、フロドが滅びのき裂の前で指輪を手にする場面で流れる予定で映画本編では使われなかったバージョンですよ!完全版サントラにも収録されていますが、生演奏だとコーラスが大きく聞こえて、指輪の誘惑のテーマがよく聞こえますね。(サントラ生演奏上映でも聞けます)
そのまま「すべての終わり」へ。なぜか滅びの山でサムがフロドを背負って行く場面の音楽がワンフレーズ流れたあと、指輪崩壊の場面へ。そして指輪を捨てた後の滅びの山のフロドとサムの場面になって、若干唐突に終わります。
続いてFotRよりカザド=ドゥムの橋が。バルログが出てくる前に「一行の離散」に続きます。これも映画バージョンの抜粋ですね。パウロンをスティックで叩いている(スネアドラムみたいに)のが確認できます。最後のホビット庄のテーマはなぜかティンホイッスルと一緒にクラリネットが吹いてました。
そしてIn Dreamsへ。この入り方はサントラCDのバージョンですね。で、旅の仲間のテーマに続く終わり方は映画のエンドロールのバターン。ハイブリッドですね(^^;)
そして番組司会者の映像になって、それで終わりかと思ったらまだありました。Lightning of Beaconです。しかもピピンが火をつけたのを見届けるあたりから。当然映画バージョンですね。(サントラCDとシンフォニーは最後に音が上がるところが違うのですよね)
そして烽火を見たアラゴルンがセオデンのところに走っていく場面、"And Rohan will answer!"の後の出陣の準備の場面、エオウィンが剣を隠し持っているところをアラゴルンにみつかる場面、と続きます。
そしてその後にホイッスルの音が!?(映像で見るとピッコロで吹いてるみたいですが)なんと、SEEのメリーがセオデンに剣を捧げる場面の音楽が!!!こんなところでメリーの場面をやるなんて、とびっくりしました~!!(いやメリーがフィーチャーされることって滅多にないので(^^;)
そして出陣のNature's Reclamation(エントの行進の時の曲)が流れ、オリジナルの終わり方で終了。
このLotRからの抜粋も多分全部ではないのでしょうか。これも全部聴いてみたい…!
というわけで、予想していたよりもかなり面白いコンサートでした!映像で見られて良かったです。CD化しないのかな…(ホビット組曲は出してほしいですよね。Doug Adamsさんが何か言っていた気がしますが)
昨年パリに行かなかったのは大後悔ですが、またいつか行ける時期にどこかでやってくれることを祈ります!(そしてやっぱり音源化を…!)