ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

Free World Ⅱ

2012年11月28日 | 音楽(主に日本のHR?)


樋口宗孝さんのソロアルバムFREE WORLDII、発売日に届きました。
トラックみて衝撃・・・全部松澤さんの曲なんですね・・・今までのソロアルバムだと1,2曲だったので・・・
ギターも、ギターなしの1曲を除いて全部松澤さんでした。
ブックレットには松澤さんが遺したライナーノートも収録されていて、このアルバムが作られた経緯もわかりました。
本当に樋口さんと松澤さんの二人三脚で作っていたんですね。
実は何年も前に、このアルバムのことを聞いたことがありました。いつのことだったか覚えていないのですが、2004年の夏ごろから動き始めたようなので、2004年か2005年頃だったのかなあ。もっと前だった気もするのですが・・・。松澤さんが「ひぐっつぁんのソロアルバムを作っている」と嬉しそうに言っていたのでした。
でもその後何年も全くソロアルバムが出るという話もなく、忙しくて流れちゃったのかな、なんて思ってました。こんなに長期間じっくりと作っていたなんて全然知りませんでした。
ずっと構想を練っていたのに、樋口さんのドラムを1曲も録ることができなかったのは本当に残念だったと思います・・・あの力強いドラムが入っていないと、樋口さんのアルバムって感じがやはりしないかなあ。
でも、ある意味トリビュートアルバムに近いと思ってもいいのかもしれません。例えればムーミン一家が出てこない「ムーミン谷の十一月」のような・・・(例えが脈絡なさすぎですみません・・・)
ライナーノートを読むと、全ての曲のドラムのレコーディングに松澤さんが立ち会っていたのがわかります。ギターも全曲入れてあったし。
ここまで進んでいたのに、完成することができなかったのはきっととても心残りだっただろうと思います。遺志を継いで完成してくれた山下昌良さんに、一リスナーとしてとても感謝しています。

まだざっとしか聴いてませんが、M-6なんか昔のHiguchi Project Teamっぽくて懐かしい感じ。
そして二井原実さんが歌詞をつけて歌ったInto the Oceanですが、知らない曲でした。よかった(笑)イントロはなんか聴いたことある感じですが・・・
MAKE-UPのボックスセットに入ってたMemories of Blueをアコースティックでやっていた時、確かInto the Oceanてタイトルだったような・・・うろ覚えですが。それで同じ曲だったりして・・・と思ったのですが、違ってよかった(汗)
二井原さんがレコーディング前に書いたブログで、「とても優しい曲」と言っていたのですが、優しさなのか、何か心に沁みる曲ですね。曲の力もあるだろうけれど、二井原さんの歌の力もあると思いました。
唯一のヴォーカル曲だからか、やっぱりこの曲が一番いいなあ。
二井原さんが歌うと、あまり松澤節っぽくなくなりますが、二人の音楽が融合して、素晴らしい曲になったなあと思います。

実は、このアルバムを聴いてしまったら、もうこれでお別れ、みたいな気分になるのではないかと思って、聴くのがちょっと怖くもありました。
実際聴いてみて、全然そんなことはなかったのでホッとしました。松澤さんのギターはただただ懐かしかったです。2年間、むしろ聴かないようにしていましたが、ちょっと呪縛から解き放たれたような気がしました。
こうして遺された曲を聴くことができて、本当に良かったです。
ほかにも未発表音源はあると思うので、日の目を見られたらなあと思いますが、難しいのかなあ。DRAGON FLYの曲とか。アコースティックでも1曲素敵な曲があったんですが・・・録音はしてなかったかなあ。
でも、まだ聴いていない曲があると思っていた方が、まだまだお別れじゃない気がしていいかもしれません・・・

DVDはまだ観ていませんが、週末にでもゆっくり観ようと思います。
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樋口さんのソロアルバムなど

2012年11月22日 | 音楽(主に日本のHR?)

樋口宗孝さんと松澤さんの遺作となる樋口さんのソロアルバム、FREE WORLDIIが11月28日発売になるそうです。
以前に二井原実さんのブログでこのアルバムのことを知ったのですが、2年近く経ってようやく発売になったんですね。
二井原さんが松澤さんの曲に詞をつけて歌っているそうです。
この曲、最近のブログによると、Into the Oceanという曲だそうですが・・・あれ、なんか聞いたことあるタイトルだなあ。まさかMemories of Blueと同じ曲じゃないよなあ?(汗)
なんてことは気になりますが、どちらにしてもようやく聴くことができるんですね。
といいつつ、早く聴きたいというよりは、聴いてしまうのがもったいないような気がして、店頭予約はしませんでした。発売日から少し遅れて聴くことになるのかな・・・

もうひとつ、MAKE-UPのベストアルバムが10月に出ていたそうです。
これ、URUGOMEのライヴに行った時にMCで話が出ていて、メンバーも知らないうちに出ていたとか、写真も勝手に選ばれたとか(まあベスト盤とかだとそんなもんかなという気がしなくもないですが)そんな話をしていて知りました。
実は買ったものの全然聴いてないんですが(汗)いや知ってる曲ばかりだし・・・
そんな中、歌詞カードを見たら、なぜかGRAND PRIXの写真が載ってるんですよね・・・(汗)間違えちゃった???(大汗)
最後のページには松澤さんへの献辞なんてあったりするのですが、なんか台無しですね、この写真間違い・・・

そんなこんなでMAKE-UP関連CD情報2つでした。
コメント (2)
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ホビットサントラ情報など

2012年11月17日 | 指輪物語&トールキン
情報過多でブログ更新に手が回らない状態です(汗)いよいよ公開が近いんだなあと実感しますね。

さて、前回の記事でサントラ試聴ができないと騒いでいたら、なんとこちらで通常版が全曲試聴できるようになりました!
このリンクはEmpire Magazineの記事ですが、ここに埋め込まれいてるのは欧州の発売レーベルのDECCAの公式なんだそうです。DECCAってクラシックのイメージしかありませんでしたが、サントラも出してるんですね。そう言えば日本もユニバーサルミュージッククラシックからの発売でした。
ただこの試聴、著作権の関係で、全トラックがつながっていてトラックごとに飛べず、早送りも巻き戻しも一時停止もできないという・・・一度止めたら最初からやりなおしです(汗)
とは言え、全曲聴けるのはありがたいですねえ。
実はYouTubeにも出ているので、そちらの方が一時停止も早送りも巻き戻しもできますので、リンクは貼りませんが探してみてください。
色々と書きたいことはあるのですが、時間もないですし・・・なんとかまとめて映画公開までには指輪サイトの方にupできればと思っています。

この他、こちらでThe Adventure Beginsが全曲聴けます。
こちらではニール・フィンが歌うSong of Lonely Mountainが聴けます。
米amazonでは全曲が30秒ずつ聴けます。

ホビットサントラ、iTunesでも販売があるようですね。なぜか今のところスペシャルエディションの方だけですが・・・
実はイギリスだとiTunesやamazonのダウンロード販売は、通常版は12月10日発売のようです。世界で一番早い発売ということになりますかね。映画の公開が1日早いからですかねえ。
海外からのダウンロードには色々と裏技が必要なようですが、一時は真剣にiTunesのUKストアから買おうかと思ってました。全曲試聴のおかげで1日待つ気になって来ましたが。
来年もこんなことがないとも限らないし、また全曲試聴があるとも限らないし、もし夏に予定どおりイギリス行くならiTunesカード買って来ようかな・・・
まあ発売日がこんなに公開直前でなければそこまでしなくてもいいんですけどね。

それから、ホビットサントラの話ではありませんが、TORnに10月にパリで行われたFotRサントラ生演奏上映のレポートが出ています。いくつか動画が上がっているんですが、いいんですかねこれ・・・(汗)
演奏は21st Centuty Orchestraのはずですが、音響のせいなのかなんか演奏が素晴らしいですね。CDよりいい気がする・・・
そして、Kaitlyn LuskさんのMay It Beを初めて聴いてちょっと感動しました。なかなか良いですねー。サントラ生演奏上映、いつか観てみたいです・・・

というわけで、公開が近づいて、いよいよ色々盛り上がってきたなあという感じですね!
公開も楽しみですが、もうちょっとサントラ聴きこむ時間が欲しいなあという気もします(汗)
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ホビットサントラ試聴でネタバレ予想!

2012年11月09日 | 指輪物語&トールキン
昨日、ホビット公式サイトでサントラ2曲目Old Friendsが丸々1曲聴けたのですが、今日は聴けなくなってますねえ。なんでだろう。
Youtubeにアップされてる音源もありますので、まだ聴いてない方は探してみてください。
そして、やはり昨日こちらでなんとサントラ全曲が60秒ずつ試聴できたのですが・・・もう聴けなくなってますねー残念。
Radagast the Brownは引き続きこちらで聴けますが。

で、Old Friendsはじめ色々サントラを聴いたのですが、なんだか思った以上にLotRと同じフレーズが出てきてました。単にテーマやモチーフを使うだけでなく、明らかにLotRというかFotRで出て来たのと同じフレーズを意識して使ってるんですよね。(もちろん新録だし、微妙にリズムが違ったり使ってる楽器が違ったりしているあたりが芸が細かい!)

というわけで、いきなりですがホビットサントラから映画の場面予想してみよう、を行ってみます! 時間があれば公開前に指輪サイトの方にupしたかったのですが、サントラ発売から公開まで3日(実質2日・・・)しかないので今回はそれできないと思うので。
映画本編のネタバレの可能性もありますので、気になる方はスルーしてくださいませ。まあ予想なんで全然違うかもしれないですけど(汗)

まずは丸々1曲聴けたOld Friendsから。
最初はホビット庄のテーマながら、これはFotRのホビット庄の場面というよりは、裂け谷でビルボとフロドが話している場面のフレーズに近いですね。ビルボとフロドがホビット庄のことを話しているシーン・・・
プロローグはどうやらビルボとフロドの会話で始まるようですが、その続きでビルボが話している場面から60年前のホビット庄の場面に変わるのかな~なんて予想してみますがどうですかねー。
そして今度はFotR冒頭のホビット庄の場面、それもガンダルフとフロドがホビット庄に入ってホビットたちの様子が映し出されるあたりとほぼ同じですね。この辺はのどかなホビット庄の場面ですかねー。
そして曲調が短調になり、FotRでガンダルフが袋小路屋敷に入って行ってはなれ山の地図を見る場面の直前までとほぼ同じフレーズに・・・。だんだん曲調が怪しくなるあたり、ガンダルフ登場ってところでしょうか?
そして再び曲調が明るくなり、(このあたりFotRではガンダルフが子ども達に花火をせがまれるあたりですね)最後はパーティーの前の、ビルボとガンダルフがパイプ草を吸ってた場面と同じフレーズに。これ、ビルボが玄関の前でパイプ草吸ってる場面ですかねえ?
そしてまたホビット庄のモチーフが短調になって現れるあたりは、いよいよビルボがガンダルフと接触してガンダルフのことを怪しんでいる場面ですかね?
そしてここでなぜかRadagast the Brownの冒頭に出てきたちょっとサティっぽいフレーズが・・・ここでラダガストが登場するはずはないと思うので、これイスタリのテーマとかですかね? それとも灰色のガンダルフのテーマ?(LotRでは白になって以降は白の乗り手のテーマとかあるんですが、灰色時代はなかったんですよね)
となると、ここでガンダルフが名乗るのかなー。
そしてこのあとになんとFotRのビルボのパーティーでドラゴンの花火が出てくる場面の最初のフレーズが流れるのですが・・・これ、ビルボが子どもの頃に見たガンダルフの花火を思い出す場面かなーなんて。
このあと再びFotRでガンダルフがはなれ山の地図を観る直前までのフレーズが出てきて、今度ははなれ山の地図を見る場面のフレーズまで行きます。ここはガンダルフが冒険に行く人を探しているって言うところかな? そうすると、はなれ山の地図の場面に出てきたフレーズは実ははなれ山のモチーフだったりとか???
このあたり、FotRでは1回出てきただけだったのですが、まさかホビットでモチーフとして繰り返し使われるとは・・・! 花火の場面もですけど。やるなあショアさん・・・
LotRに出てきたフレーズを繰り返してるわけですが、もし時系列順にホビットから見てLotRを見た場合は、ホビットのフレーズが繰り返されているように聞こえるって仕掛けですよね。いやー手が込んでますねー!
あと、タイトルのOld Friendsが複数形なのってなんなんでしょうね???

以下、60秒試聴から覚えている曲について書いてみます。
disc1-4.Blunt the Knives
わー、ドワーフたちがビルボをからかって歌うあの歌が! というだけでも感動ですが、この曲、RotKでメリピピが歌ってた緑竜館の歌と同じでした!
原作だと、Misty Mountainで歌っているドワーフの歌が、LotRの堀窪でメリピピが歌う歌と同じ節回し、ということになってますが、堀窪の旅立ちの歌がない分ここで同じメロディを使ったのかな。また心憎いことをしますね~
ちなみにこの曲はショアさんではなくてPlan9の作曲のはずです。

disc1-7.The Adventures Begins
びっくりしたのは、FotRで出てきたA Short cut to Mashroomsに出てきたフレーズが使われてますね! メリピピに巻き込まれてフロドとサムもマゴットさんから逃げる場面・・・これはやっぱりビルボか慌てて緑竜館に走っていく場面ですかねえ。

dics2-1.The Hidden Valley
絶対出てくると思った裂け谷のテーマですが、実際に流れるとなんかちょっとじーんとしてしまいました・・・

dics2-8.Riddles in the Dark
ゴラムのテーマでしたねー。やっぱスメアゴルではないんだなあ。もしかしたらスメアゴルのテーマも出てくるかもしれませんが。

dics2-10.Out of the Flying-Pan
自然のテーマが・・・これ鷲たち登場の場面だと思うけど、RotKの黒門前で出てきた時は蛾が先導してたから使ったのかと思ってたんですが、鷲だけでも使うんですねー。というかまさか蛾が出てこないだろうな・・・(汗)

dics2-12.Song of the Lonely Mountain
初の男性による主題歌は、やはりMisty Mountainのメロディを使った曲でした。アレンジ結構カッコイイような。これショアさんじゃなくてニール・フィンさんあたりがアレンジしてるのかな?

あと、どの曲だったか定かではないんですが、ロスロリアンのテーマも出てきてましたねー。確かThe White Councilではなかったような・・・
それから、RotKで出てきた、サウロンのテーマの変奏のオークのテーマ(主にゴズモグの場面に出てきてた)があちこちに出てましたね。
LotRに出てきたテーマが使われていない曲もカッコよかったです。A Thunder Battleとかカッコよかった記憶が。
そんな中でもやっぱりRadagast the Brownはかなり異色なような・・・
スペシャルエディションのボーナストラックも、ちょっと毛色の違った曲が多くて面白かった・・・ような気がします(汗)

というわけで、ますます発売が楽しみになりました! というか、いよいよ公開するんだなあ・・・という実感が湧いて来ましたね~!
コメント (6)
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ホビットサントラ情報

2012年11月06日 | 指輪物語&トールキン



ホビットのサントラですが、その後通常版デラックス版が発売されることがわかりました。なんと通常版もデラックス版も2枚組みなんですが、デラックス版の方が曲数も多く、何曲かは長いバージョンが収録されているようです。
曲目はDoug Adams氏のブログなどで見られます。
この曲目で、映画がどのへんまでなのかわかりますね~。
今、逆転現象でデラックス版の方が安いという・・・どうなってるんだろ。

11.8追記上記の通常版のリンク先は欧州版だと教えていただきました。from USって書いてあるのに~
もっと安いUS版の通常版はこちらです。

通常版の国内版も当初1日遅い12月12日発売で出てたんですが、amazonだと予約まだできないように変わってますね。なんでだろ・・・
デラックス版の国内版は出ないのかなあ・・・
今、どうやったら一番早くサントラ聴けるかなと模索中。国内版をCD屋で予約して発売日前日にゲットするのが一番早いかなあとか思うのですが・・・US版のダウンロード版とかあれば一番早いんでしょうけど。
というわけで、今のところデラックス版を密林で予約して、国内版は近々CD屋に予約しに行こうかと思ってます。どっちが早く手に入るかな。(結局どちらも11日の夜になりそうな気がしますが・・・)

あと、なんとこちらでサントラ化からRadagast the Brownの通常版が丸々1曲試聴できます! もう既にYoutubeとかでも散々出回ってますが。
最初弦から入って(なんかちょっとサティっぽいメロディな気が)、少年コーラスが入って、ああLotRっぽいなあ、と思ったのも束の間、突如LotRにはなかったようなフィドル?と打楽器の激しいリズムのフレーズに。これどうやらラダガストのテーマ(モチーフ)のようですが。
少年コーラスの入り方も今までにない感じで、(なんかちょっとおとぎ話っぽい雰囲気があるような・・・)ショアさんのサントラがますます進化してるのを感じさせます。これは他の曲も楽しみだ~
あ、予告第二弾のサントラはやはりショアさんではなかったそうで。やっぱりなんか地味でしたもんね。もしかしたらショアさんかなーとか思ってしまってたのですが、これを聴くともう全然違ったなーと(汗)他の曲も今から楽しみです。
しかし、試聴でこの曲ってなかなか上手いなあと。とりあえずこれ聴いても映画のネタバレには全然なりませんねー。どんなシーンなんだかさっぱり予想つかない(笑)ラダガスト原作に出てきませんから予想のしようがないというか。
曲のタイトル見てると、予告第一弾で使われた歌の他にもドワーフたちが歌う曲があるみたいですね~。このあたりもLotRとは違った雰囲気で楽しみです。
そんな中お馴染みのテーマも出てくるんだろうな、どう融合させるんだろう、というのも興味津々です。
あ、主題歌が初めて男性ですね。このあたりもLotRと雰囲気が違ってるところでしょうか。
あとは発売日がもうちょっと早かったら・・・と思いますが、映画の公開が同時なんだから文句は言えないですねー。
とにかく楽しみです!
コメント (2)
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ウィルス騒動

2012年11月05日 | 雑記
先日は妹のPCがウィルスにやられて大騒ぎでした。
ウィルスソフト入ってるから大丈夫ってわけではないんですねー。

妹のPCに入ってきたのはSystem Progress Protectionというもの。いわゆる偽ウィルス対策ソフトというやつですね。
こちらのサイトが詳しくてわかりやすいです。駆除もこちらを見ながらなんとか無事にできました。

普通にネットで調べものをしていて、とあるごく普通の個人のサイトを見たら、突然Windowsのセキュリティのような画面が出てきて、「ウィルスがいっぱい検出された」というようなことが英語で出て来たそうです。
表記が英語のみということでまず不審に思い、もともと入っていたウィルスソフトで検索したところウィルスは全く検出されず・・・
ためしにシステムの復元をやってみようとしたら、全く動かなかったので、これはウィルスだな、ということで、私のPCでウィルス名を検索してみたらすぐ出てきたという。
しかしPCが1台しかなくて、スマホ等もなかったら、ちょっとお手上げだったでしょうね。ちなみにスマホで画面を出しながら駆除したのですが、こういう時手元で見ながら作業できて便利ですねスマホ・・・

この手のウィルスは最近出てきたようで、このSystem Progress Protectionというのは9月下旬から出回るようになった、いわば最新のタイプのもののようです。
ウィルス対策ソフトを装い、「ウィルスに感染した」と警告をし、駆除するためには有料版が必要、という表示を出してクレジットカード情報を盗もうというのが目的のウィルスだそうです。
システムをどんどん破壊していくとか、気付かれずに情報を流していくようなウィルスでなかったのは幸いでした。駆除するだけで済んだので。誤認逮捕で話題になった遠隔操作ウィルスなんかもありますしね。

ちゃんとウィルス対策ソフト入れてたのになんで感染したかというと、先ほどのサイトにも出てますが、どうやらAdobe ReaderやFlash Player、JAVAを最新版に更新していないとやられてしまうようです。あとWindows updateもですね。
妹はWindowsはアップデートしていたものの、Adobe関係は全然更新していなかったので、それが原因のようです。
Adobeのセキュリティの脆弱性云々は聞いてましたが、普段使ってなくても更新してないとダメなんですね。
先ほどのサイトでもこちらで説明していますが、Adobe Readerは10以降、Flash Playerは10.3か11.4以降、JAVAは7のupdate9以降、6の37以降である必要があるそうです。
Adobe Readerは9以降ならアップデートしていれば大丈夫そうですが、私のPCのは9だったので一度アンインストールして改めて10をインストールし直しました。
妹のPCはXPで、Adobeは7、JAVAに至ってはその前のJなんたらruntimeというやつだったので、このあたりが原因だったようです。Adobeは何ヶ月か前に更新していたらしいですが、7はサポート対象外らしいですが・・・まあとにかく全部アンインストールして最新版を入れなおしました。これでもう大丈夫なはずですが・・・
しかし、Adobeはよく使いますが、JAVAって入ってたの? くらいな認識でしたね(汗)自動更新にチェック入っていたけれど何年も更新されていなかったし・・・
JAVAは一部のサイトがこれがないと観られないらしいですが、特に影響ないのだったらアンインストールしちゃってもいいのかも、という感じでしたが、一応更新しておきました。
JAVAは更新しても上書きされず、新しく別に保存されるらしいので、古いのは手動でアンインストールする必要があるみたいです。私のも更新したら古いやつ(Jなんとかruntimeってやつ)が入っていたのでアンインストールしておきました。

感染元のサイトは、多分知らない間にハッキングされて改ざんされているのでしょう。本当なら感染していることを教えてあげるべきなんでしょうが、どこのサイトか忘れたし、怖くてまたアクセスできない・・・というので妹は放置しています・・・
まあ、同じサイトを見ても、ソフトの更新をちゃんとやっている人は感染しないのできづかないままなんでしょうが。

というわけで、ソフトの更新もおろそかにしていると痛い目に逢うことがあるというお話でした。まあ駆除に時間がかかって大変だったくらいの実害で済んだのは幸いでしたが。
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