ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

サムの名台詞集その4

2007年03月30日 | 指輪物語&トールキン
昨日RotKの途中までだったので続きです。
まずはサムがついに帰れないということを受け入れたこのシーン。ちょっと長いですが・・・

こうしていろいろ考えをめぐらしているうちに、新たなくらい考えが徐々にその心に芽生え始めました。軒子なかれの心の中にいつまでも望みがとだえたままでいることなどはついぞないことでしたし、今まではいつだって帰りの旅のこともいくらか念頭にありました。しかし遂にかれは仮借ない現実に目覚めました。(略)任務が遂行されたあと、かれらはそこで終わることになるのです。(略)帰ることはできません。
「それじゃ、出発の時に、おらのしなきゃなんねえと感じた仕事はこれかね?」とサムは考えました。「最後の最後までフロドの旦那を助けて、それから旦那と一緒に死ぬちゅうことかね? ままよ、もしこれがおらの仕事なら、どうしてもこれをしなきゃなんねえ(略)」(略)
しかし、サムの中で望みが消えた、あるいは消えたかに思われたちょうどその時、それは新たな力に転じました。(略)そしてかれは四肢に震えが走るのをおぼえ、まるで自分が絶望にも疲労にもはたまた終わることない不毛の旅路にも克服されない、石か鋼の生きものに変わっていくかのように感じました。


ずっと楽天的に帰りのことを考えていたサムが、ついに帰れないと悟ることに胸が塞がれるように思うのですが、「これがおらの仕事ならしなきゃなんねえ」と言い切るサムの強さにも感動します。
ちょうどさっき、邦訳を読んでいて、サムの「出発のときにしなきゃなんねえと感じた仕事」の部分が出てきて、感慨深かったです。ギルドールたちに会った翌朝のフロドとの会話に出てきたのですね・・・
サムがあの時この言葉を言ったのは単なる偶然だったのか、それも何者かが(キリスト教的には神・・・)サムに予言のように授けたものだったのか・・・
そして、絶望したことで新たな力を得るサムの姿に鳥肌が立つ思いでした、初めて読んだ時には。
それもこれも、素朴で単純だったあのサムが・・・というところに感動するのであって、最初から偉い人だったら「ふーん」で済んでいたかもしれません。

そしてもう少し後、自分との言い合いに決着をつけるサムのこの台詞。

「行き着いてみせるとも、この骨のほかは何もかも置いて行くとしても。」と、サムはいいました。「そしてフロドの旦那は、おらが背負って行く。たとえこの背中が折れ、心臓が破れたとしてもよ。(略)」

これも、素朴なサムが言うからこそ感動する台詞かもしれません。
そして、サムの決意が、あくまでもフロドを助けることにあるのであって、指輪を捨てることではないこともわかりますよね・・・
いや、映画見るまではこんなこと考えもしないで自然に読んでたんですけどねー(汗)

そして、襲い掛かってきたゴクリに哀れみを感じて、殺すことができなかったこのシーン。

(略)しかしかれの心の奥底には何か彼の手をとどめるものがありました。かれは土にまみれて横たわっているこの生きもの、しおたれ、零落した、惨めさそのもののこの生きものに打ってかかることができませんでした。(略)

かつてビルボが感じたのと同じ憐れみを感じたサム。ビルボの、そしてサムの憐れみがなかったら、指輪を捨てることはできなかったのですよね・・・
こんな重要なエピソードが抜け落ちている映画にはやはり疑問を感じずにはいられないのですが・・・

そして、指輪棄却後、岩の上に取り残される二人。

自分たちを包む世界のこの破滅の最中に、一瞬かれが感じたのは、ただ喜びでした。大きな歓喜でした。主人は救われました。もとの自分を取り戻しました。解放されたのです。

これで死ぬ、という時に、フロドが救われたことがただ嬉しかったサム。やはりサムがフロドを救うということだけを考えて行動していたことがわかります。
これからどうなるのか、などということよりも、ただフロドが解放されたことを喜ぶサムの純粋さにも打たれます。
読んでいる方も、フロドが心の平安を取り戻したことにホッとする場面ではありますが。(完全に元に戻ったのではないけれど・・・)
ここも映画はなあ・・・。普通に感動的ではあるんですけど。(フロドがサムを慰めてますよね・・・)
サムは、ただフロドを助けたかった、その思いが結果として指輪を捨てるという重大な使命を果たすことになったんですよね。サムは自分がそんなだいそれたことをするなんて考えてもいなかったのに。
このあたりがサムの、そして「指輪物語」全般に渡る驚きと感動の源だよなあと、懐かしく初読のころを思い出しました。

サムの名台詞、このあともいくつかあるんですが、私的にインパクトが強かったのはこれで終わりです。
やっぱりRotKに集中してるんだなあと・・・私の「指輪」の感動の原点が、モルドールでのサムだったことに思い至ります。
だから映画に文句たらたらなんだよなあ・・・(汗)
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レミゼ6月分チケット確保

2007年03月29日 | ミュージカル・演劇
確保というか・・・狙ってた20周年記念キャスト、平日夜は取れなくて平日昼でなんとか取りました。
20周年キャスト4人もいる日だからなあ・・・私は岩崎宏美さんだけ見られればよかったんだけど・・・
そして、平日昼にもかかわらず、2階席しか取れませんでした。すごいなあ・・・。正直、レミゼで今さらここまで取れないとは思いませんでした・・・
しかし一方で、普通キャストの日は1階の最前列が取れたりして。うーむ。
ちなみに今回キャストはこのように選びました。

絶対見たいキャスト
岩崎宏美さんのファンティーヌ、島田歌穂さんのエポニーヌ、石川禅さんのジャベールとマリウス(ジャベールは2回見る!)、田中利花さんのテナルディエ夫人、駒田一さんのテナルディエ、

できれば見たいキャスト
岡幸二郎さんのアンジョルラス、原田優一さんのアンジョルラス、岸祐二さんのアンジョルラス、安崎求さんのテナルディエ、三谷六九さんのテナルディエ、阿知波悟美さんのテナルディエ夫人、山口祐一郎さんのバルジャン

6月分の2回で岩崎宏美さん、石川禅さんのジャベール、駒田一さん、岡幸二郎さんのアンジョルラス、岸祐二さん、阿知波悟美さんまでカバーできました。
7月分で島田歌穂さん、石川禅さんのマリウス、田中利花さん、安崎求さん、原田優一さんをカバーする予定。取れればですが・・・また20周年キャストは難しそうだ・・・
で、8月分で石川禅さんのジャベール2回目と三谷六九さんをカバーする予定です。
結局5回も見ることに・・・やっぱり東○の術中にハマっている・・・(汗)
しかし、これでもどうしても山口祐一郎さんが出る日が取れません・・・。(回数増やせば取れますが、これが精一杯・・・)山祐バルジャンは何度も見たからいいや、と今回は諦めることに。
その代わりと言ってはなんですが、今までエポニーヌを全く選べなかったんですが、今回ようやく新妻聖子さんのエポニーヌが見られることになりました。今頃ようやくってなんだかなあですが(汗)
泉見洋平さんのマリウスも諦めてたのになんとか見られそうです。
しかし、坂元健児さんのアンジョルラスをもうずっと見てないです・・・決して避けているわけではないんですが(汗)初めて出てきた時に見ただけだと思うので、随分変わっているだろうなあ・・・。次にまたやる時は見られたらいいのですが。
それにしても、小鈴まさ記さんのアンジョルラス、せめてもう一回観たかったなあ・・・(涙)コンブフェールも・・・
というわけでまだまだレミゼ卒業できません(笑)
2年前の日記をたまたま見ていたら、「石川禅さんのジャベールが見たい」とか書いてありました(笑)ようやく念願かなったわけですしね~。
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サムの名台詞集その3

2007年03月29日 | 指輪物語&トールキン
さて、サムの名台詞集、RotK分です。
まずは、フロドの遺骸(だとサムは思っている)がオークたちに持ち去られたのを、やはり堪えきれなくなって追いかけた時のこの台詞です。
・・・いや、フロドが生きてるとわかった時だったかな。これ大きな違いですよね・・・(汗)確認しないで書いてすみません・・・

フロドへの愛が他のあらゆる慮りを超えるほど強まって、かれはわが身の危険をも忘れ、大声で叫びました。「今行きますだよ、フロドの旦那あー!」

サムの愛情の深さに感動するシーンですね。こういうのを無私の愛というのかなあ。

続いて、指輪を嵌めたサムが幻影を見たシーン。

(略)こんな幻影が自分をだますための単なるまやかしでないにしても、かれは心のすみに、自分がこのような荷を負うに足るほど偉大ではないことを知っていました。かれが必要とし、また相応しているのは、自前の庭師の小さな庭が一つだけで、王国規模にまでふくれあがった庭ではないのです。使うのに自分の手があればよく、命令してやらせる他人の手は必要ないのです。

サムの素朴なゆえの強さが窺えるシーンですね。ある意味、ガンダルフよりもガラドリエルよりも強いですよね。
なぜ指輪所持者としてホビットが選ばれたのか、よくわかると思います。
・・・でも、映画では「フロドは弱くてサムが偉い」になってしまっていたのが残念でしたね・・・。原作だけ読んでいてもそう思う人もいるようですが。
サムだけだったら滅びの山まで行けなかったですよねえ。素朴すぎて、世界を救うために自分が指輪を持って行くなんて考えもできなかったはず。
フロドがいたからサムはあそこまでついて行ったのだし、サムがいなかったらフロドももちろん滅びの山までなんて行けなかったし。そういうことなんだと思います。
って思わず熱くなってしまいましたが(笑)

そして、こちらも名場面。眠っているフロドの隣で、エアレンディルの光を見つめて心安らかになるサムです。

この山並みの中に一つ黒々と高く聳え立つ尖った岩山の真上に、サムは白いヘしが一つ雲の割れ目からのぞいて、しばらくの間きらきらと瞬いているのを認めました。その美しさは、この見捨てられた地から空を見上げているかれの心を打ち、望みが立ち戻ってきました。結局はかの大いなる影も束の間の些々たる一事象にすぎないのではないかという考えがまるですき通った冷たい一条の光のようにかれを貫いたからです。かの影の遠く達し得ぬところに光と高貴な美が永遠に存在しているのです。(略)今は、僅かな間ながら、彼自身の運命はもとより主人の運命すらも心を煩わすことをやめました。

初めて読んだ時にはただ素直にこのシーンの美しさと、辛いモルドールの旅の中で束の間のやすらぎを得たサムに感動したものでした。
その後トールキンが熱心なクリスチャンだと知ってからは、とてもキリスト教的なシーンだなあと・・・。
でも、異教徒(というか無宗教ですが)の私にも、素直に美しいと思えるシーンです。やっぱりサムは「愛されて」いる存在だなあと思いますね・・・

本当はRotK分1回で済まそうと思ったんですが、さっき一度書いたのが消えてしまったので(汗)今回はここまでにしておきます。続きはまた明日~(予定)
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龍山寺

2007年03月28日 | 旅行
行天宮から龍山寺には、バス1本で行くことができます。行きとは違う、行天宮のすぐ近くのバス停に行くと、お参り帰りのお年寄りがわんさか待ってます・・・(汗)
龍山寺まで行く路線のバスが来ると、お年寄りですし詰め状態のバスに乗り込みました。
最後の一人にならないと座れそうもないくらいバスの中の年齢層高し・・・(汗)
しかも、おばちゃんやおばあさん、席が開くと私たちに「あんたたち座りなさいよ」とばかりに勧めてくれる・・・座れるわけないじゃん、お年寄りを前に(汗)
このバスの中に限らず、台湾の人たちはとっても親切でした。店員さんもにこやかな人がほとんどだったし。(愛想のいい店員さんの多さは欧米よりもはるかに日本に近かったです)失礼ながら大陸や香港の方たちと比べると、同じ中国人とは思えないくらいでしたよ(汗)
韓国も市場の客引きとか怖いし。基本的に「買わない客になぜ愛想よくしなければならないのか」という考え方らしいですね。
台湾では客引きもわりとソフトでした。(モンゴルには負けるけど・・・物売りがシャイでどうする・・・(笑))
後でまた書きますが、鉄道に乗った時の車掌さんが皆にこやかで親切でした。営業スマイルとかじゃなくて、フレンドリーな感じで良かったなあ。世界一の好感度ですよ(笑)欧米にも楽しい車掌さんもいますが、無愛想な人も多いので・・・
親日的だから親切なのか、よくわかりませんが。言葉を発しない段階では日本人とはそんなにわからないのではと思ったんですが。よく道聞かれたし・・・
まず台湾に行って後に香港に行った妹が「香港は怖かった」というのがよくわかりました。別に怖くはないはずだけど、台湾に比べたらね・・・
と話が逸れましたが、無事龍山寺に到着。

トップの写真は入り口?で、この写真は本堂?です。この裏側にもお堂がずらっと並んでます。
以前妹が来た時に、地元のおじさんにおまいりの仕方を教えてもらったそうで、そのとおりお参りしてみました。
入り口付近でおもむろに無料の長い線香を7本取ります。
そして、それを7つの香炉にひとつずつ刺してお参りします。色んな神様を全部お参りして、全てのご利益に預かろうという・・・アジアの信仰は欲深ですね~。日本も七福神めぐりとかあるし。敬虔なクリスチャンとかムスリムの人はびっくりするんじゃないでしょうか。

ここにもいた関帝。どうでもいいけど廟内に電飾があるってすごい・・・(横の柱のブツブツは全て電飾です・・・)さすが中華。
韓国のお寺も日本よりも色が華やかだと思いましたが、やはり中華の派手さには全然敵いませんね~(笑)

各廟の前にある赤い札は、おみくじです。札を引いて、柵のところにおいてある赤いかけら?2枚を同時に足元に投げて、裏+表の組み合わせが3回出たらその札でok、ダメだったら札を引きなおしてまたかけらを投げます。上手くいかなくて何度も投げている人もいました。(どうでもいいけどこのかけら、濡れてると手が真っ赤になります・・・)
札は番号を覚えて戻し、おみくじ置場で番号のところからおみくじを取ります。これも無料。太っ腹・・・というか、もしかして日本がぼったくりなのか・・・?(汗)
この関帝のとなりの廟は縁結びの神様だとかで、お守りの赤い紐をこれも無料でもらえます。これも紐を選んだあと、かけらを投げてその紐でいいかどうか確認するようです。面倒なのでただもらって来ちゃったけど。
しかし、一度もらった紐を失くして、また取りに行った私・・・。その紐も今はどこへやら。ダメダメですな・・・(汗・やる気がないとも言う・・・)
お土産屋さんで、関帝のキモカワいいストラップを発見して購入(笑)今、ダースベイターモモちゃんとゴラムと一緒に携帯にくっついてます・・・(笑)

庭?の池の噴水。龍はともかく、なんで魚の口から噴水が・・・シュール(笑)
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サムの名台詞集その2

2007年03月28日 | 指輪物語&トールキン
さて、サムの名台詞集TTT編です。
まずは、自分で書き出しておきながらどこだかよくわからないのですが(汗)死者の沼地あたり?で、サムがゴクリになにやら冷たいことを言って、ゴクリがどこかに消えた後の台詞・・・だと思います。

「かわいそうに、あいつめ!」かれは半ば良心の咎めを感じていいました。「どこに行きやがったんだろう?」

ゴクリを嫌いながらも、根が優しいサム・・・いいですねえ~。映画のサムにはこういうとこなかったよなあ・・・

続いては台詞ではないのですが。

ただ元気のいいホビットの常として絶望が先に延ばされている限り、別に望みを必要としないだけのことでした。

サムの、というかホビットの、素朴な強さに感動してしまう一文ですね。皆こんな風に生きられたら、世界はもっと平和なんでしょうね・・・

そして、眠るフロドを見ながらのこの台詞。

「おらは旦那が好きだ。旦那はこうなんだ。それに時々、どういうわけでか光が透けるみたいだ。だがどっちだろうと、おらは旦那が好きだよ。」

だんだん常のホビットと違って行くフロドの姿をそのまま認め、そして「どっちだろうと好きだ」と言えるサムの強さにまたじーん。
こんなサムがそばにいたから、フロドは旅を続けられたんだなあと、改めて思いますね。決して肉体的な助けだけではなく。このあたりが映画ではなあ・・・(しつこい(汗))

そして、これはファラミアの台詞なんですが、サムのことをよく表しているなあと思うので引用。
ヘンネス・アンヌーンで、サムの失言で指輪のことが露見してしまったことに対しての台詞です。

「(略)そしてサムワイズよ、元気を出すがいい。失言したように思うなら、それはそういう巡り合わせで避けられなかったのだと考えるがよい。そなたの心には誠実さだけでなく洞察力もあって、その目よりももっとはっきり見ているのだ。(略)」

私が相手だったから話してしまっても大丈夫だったんだよ、というファラミアの優しさでもあると思うのですが、洞察力の鋭いファラミアらしく、サムの本質もついていると思いますね。
やっぱりサムって何者かに見守られている(神に愛されている)んだなあと思ったりもします。
そしてこの後の「ホビット庄では庭師は非常に重んじられているに違いない」発言につながるのですよね。これがまた好きな台詞で。

そしてTTTラストは、フロドが死んだと思ったサムのこの台詞です。

「フロドさまあ、フロドの旦那あ!」かれは呼びかけました。「おらをここで一人ぼっちにしないでくだせえよお! 旦那のサムが呼んでますだ。おらのついて行けないところに行かねえでくだせえ!(略)」

ただフロドについて行くことしか考えていなかったサムがひたすらかわいいです・・・! フロド死んでないのも知ってますしね、こっちは(笑)

サムの名台詞、ガンダルフやギムリに比べると少ないですねえ・・・
やっぱりサムよりもギムリの方が好きみたいですね(笑)(ガンダルフは?)
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DVD鑑賞 トンマッコルへようこそ(ネタバレ)

2007年03月27日 | 映画

発売日直後に買っておきながら、日曜にようやく観ました・・・
いや、ナルニアも「僕の大事なコレクション」も未だに本編見てないけど・・・(汗)これは、未見の妹に見せたかったのもあったので。
妹の感想は今ひとつだったようで。なんだかJSAの二番煎じに思えたようです。前半のテンポの悪さも印象悪かったみたいで。
もっとファンタジーっぽいのを期待していたのもあったらしいです。このあたり、宣伝失敗の部分もあるかもしれませんね・・・
うーん、でも私は好きなんだなあ・・・
前半のテンポの悪さも、一度観た後だとそれなりに見られたりして。キャラクターが既にわかってますからね。
今回は、ポップコーンのシーンでなぜか泣けてしまいました。戦いに疲れた兵士たちが、ついに心の緊張を解いた瞬間だったんですよね。
確かにアメリカがやけに悪者だったり、テッキの「南北連合軍」の台詞にもちょっとひいたりもするんですが、そんなことはおいておいて、ただ純粋に、本当は人を殺したくなかった、人間らしく生きたかった人たちの悲しみにやられてしまいます。
また韓国の俳優さんは上手いですからねえ・・・。シン・ハギュンやチョン・ジェヨンの苦しみと、ふっ見せる笑顔、下士官のおじさん(名前覚えられん(汗))の人の良さそうな優しい笑顔、そんな表情にやられたシーンが多々ありました。
人を殺してしまったら、もう元には戻れない。あのシビアなラストは、そんな戦争の残酷さを物語っていたと思います。
そんな彼らが、トンマッコルで癒され、彼らを守ることができたことで最後に見せる満面の笑顔・・・
シン・ハギュンのピョ少尉は、最後まで自分の体験を語ることをしなかったけれど、チョン・ジェヨンのリは理解してくれていた。そのあたりも来ますね~。
ピョ少尉がこっそり草すべりをしてみて、倒れたところで橋の爆破を思い出して・・・そこにヨイルがふっと覗き込んで、というシーンがとても好きです。
シン・ハギュン、前から好きでしたが、ますます好きになりましたよ~(笑)
最後に、雪の中に埋もれたヘルメットに蝶が止まるシーンに、トンマッコルを守ることができた彼らのやすらぎを観たように思いました。
そして、初めて観た時には「反則だ~!」と思ったラストシーン。今回見ていて、ああ、彼らはずっとあそこで平和に眠っているのだな、と思えて、またまた泣けてしまいました。
前半のテンポは悪いけれど、こういうところは本当に秀逸だと思います。
というわけで、またしても号泣してしまいました~(汗)
またどこかで映画館でやることがあったら、観に行きたいですね・・・
余談ですが、チラシにもなってましたが、このパッケージを観ると「うっ」と来るものが・・・。シン・ハギュンは作中でこんな笑顔は見せてないんですよね・・・
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サムの名台詞集その1

2007年03月27日 | 指輪物語&トールキン
レゴラスの名台詞がどうも不発だったので(笑)気を取り直して、違う人の名台詞集をやって見たいと思います。
おつぎはサムです。サム、かわいいんですよねえ・・・
まずは、フロドの旅に一緒に行くように言われたサムの台詞。

「おらがかね、旦那あ!」サムは散歩につれてってやるといわれた犬のように跳び上がって、そう叫びました。「おらが、エルフやらなんやら見に行けるのかね! ばんざーい!」サムは歓声をあげ、ついでどっと泣き出しました。

いやもう、コメントの必要ないですね~。かわいい!(笑)
映画のサムにこういうところがなかったのは残念というか、サムのこういうところが好きな人間には悲しいものでしたねえ・・・

次はロリアンの水鏡のシーンでのこの台詞。

「いいや、おらはフロドの旦那と一緒にいつか長い道を通ってくにに帰りますだ。(略)」

単純だからこそ、どんな状況でも希望を捨てないサムの、素朴な強さとでもいうものが感じられる台詞ですね! サムのこんなところが好きだ・・・

続いては、アモン・ヘンで、迷うフロドについて仲間たちが話すのを聞いていたサムの台詞。

さっきから気遣わしげにじっと主人を見守っていたサムは頭を振って独りごちました。「お天道さまみてえにあからさまなのによ。だが、ここでサム・ギャムジーが口をはさむことはなんねえ」

続いてこの台詞も。

「お前さま方にはおらの旦那のお気持ちがるでわかっていなさらねえように思いますだ。あの方はどっちへ行こうかとためらっていなさるんではねえ。もちろんそうじゃねえだ!」

そして、フロドを探している時のこの台詞も。

「旦那はたがを締め直された。それも突然にな。とうとう心をきめられた-行くことに。どこにかね? 東にだよ。サムを連れないでかね? その通り。旦那のサムさえも連れずにだよ。そりゃひどい、とってもひどいぞ。」

この一連の台詞で、サムのフロドへの深い理解に感動してしまいましたね。サムが実はとても賢いこともわかるし。
サムのこの台詞はフロドの心情を代わりに語っているのでもあると思いますが、孤独なフロドの心をサムはわかっていてくれた、ということにも。
フロドがサムのためにどれだけ心を暖かくさせられたのかもわかりますよね。
なんだかサムがいいなあ、という以上に、トールキンの上手さにも感心してしまいました、なんだか。

もうちょっと続けてもいいんですが、キリがいいのでひとまずその1はここまでということで。次回に続きます。
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レゴラス名台詞集

2007年03月26日 | 指輪物語&トールキン
またネタがなくなって来たので、名台詞集をやってみたいと思います。
ガンダルフ、ギムリにつづいての名台詞集は、なんとレゴラスです。
なんでレゴラス? と私を知っている方は思われるでしょうが(笑・全然レゴラスファンじゃないんで・・・)、キャラクターとしての台詞の面白さ、というのを考えると、三番手はレゴラスなんですよね、私の中では。
ガンダルフもギムリもそうですが、なんというかイギリスらしいドライさがあるキャラクターじゃないかなあと思います。そのあたりが台詞の面白さにも出ているのかなあと・・・。まああくまでも私の感覚でですけどね。
・・・といいつつ、いざ書き出してみたら、こんだけかよ・・・という感じ(汗)1回で終了です。やっぱりレゴラスへの愛が足りないなあ・・・(汗)
とまあ前置きが長くなりましたが、それでは行ってみます!

まずはカラズラスでのこの台詞。

「ガンダルフが赤々と燃える焔をかざして先に立ってくだされば、道が溶けてみんな通れるかもしれませんね。」とレゴラスがいいました。この吹雪もかれを苦しめることはほとんどなく、一行の中でかれだけがくったくなげでした。

このあとの「では太陽を探しに行って来ますよ」(今ちょっとうろおぼえ(汗))の方が有名かなと思いますが、私的にはここで度肝を抜かれましたね~。皆大変なのに何のんきなこと言ってんだ~と。
だいたいホビットの一人くらい持ってやれよ! というのが最初から気になっていたのでした・・・(笑)
原作のレゴラスは「なんてやつ~」という雰囲気がありますが、映画のレゴラス
結構真面目な感じなので、余計にホビット持ってやらないのがひどい気がしますね。余談でした。

続いてはアンドゥインを下っている時のギムリとの会話。ギムリがガラドリエルとの別れの辛さを語った言葉に対する答えです。

「(略)だがグローインの息子、ギムリよ、わたしはあんたを果報者と思う。なぜならあんたが失ったのは、他の選び方でもできたかもしれないのに、あんたが進んで選んだことだからだよ。(略)」

ギムリへの深い理解に一気にレゴラスの好感度がアップした台詞ですね(笑)

お次はもうTTT。ガンダルフと再会して、メリピピを追いかけるのはやめてローハンに行くように言われてのこの台詞です。

「それではわれらはあの陽気な若いホビットたちにふたたび会うことはないのですね?」

・・・一見、「陽気で若いホビットたち」のことを愛おしんでいるように見えますが・・・いきなり「もう会うことはない」とか判断しているあたりが「おいおい」という感じですよ(爆)諦めるの早すぎ・・・
やっぱりレゴラスのホビットに対する優しさなんてこんなもんなのね~、と思った台詞です(笑)

次はもうRotK。ペレンノール野の戦いが終わり、メリピピに会いにミナス・ティリスに向かう途中のギムリとの会話です。

(ギムリ)「人間の始めることはいつもこうなのだ。春に春霜があったり、夏に虫害があったりすると、かれらは前途の望みを失うのだ。」
「しかしかれらはその種を失うことはめったにない。」と、レゴラスはいいました。「そしてその種は土の中に埋まって腐り、思いもかけぬ場所でふたたび芽を出すのだ。人間の功業というものはわれわのいなくなった後まで残るだろうよ、ギムリ。」


ここはトールキンの考えをレゴラスに代弁させた感がありますが、悲観的なギムリに対して、大きな流れで楽観的に物事を見ているレゴラスのエルフらしい考え方がわかって、面白いなあと思った台詞でした。

続いて、メリピピと共にミナス・ティリスの城壁で話している時にカモメをみかけた時の台詞。

「鴎だ! ずいぶん陸の置くまで飛んできたな。かれらはわたしの驚きで、わたしの心を騒がす種なのだ。わたしはペラルギアに来るまでは、生涯で一度もかれらに出会ったことがなかった。ペラルギアで、船を相手の戦いに赴こうとするときわたしは空中で鳴く声を聞いた。その時わたしははたと立ち止まって、中つ国の戦いを忘れた。悲しげに鳴くその声がわたしに海のことを語りかけたのだもの。海! ああ! わたしはまだこの目で海を見たことがない。しかしわが種族の者ならばだれの心にも奥底深く海への憧れがひそんでいる。これをかきたてることは危険なのだ。あなあわれ、鴎鳥よ! ぶなの木の下でも、楡の木の下でも、わたしは二度と心の平安を味わうことはないだろう。」

こうしてみると、レゴラスって結構トールキン自身の思いを語らされているように思いますね。これってトールキンの海への思いですよね・・・
それはともかくとして、戦いに向かう途上でふと鴎の声に海への思いを掻き立てられ立ち止まるなんて、やっぱりちょっとカッコイイなあレゴラス、と思いますね。

そしてその後、ギムリが語る、アンドゥインを遡ってペレンノール野に向かっている時のレゴラスの台詞。川の流れに逆らって進むので遅々として進まず、間に合わないのではと焦燥をつのられている、そんな時の台詞です。

「(略)もしレゴラスが不意に声をたてて(笑)、次のようにいわなけれぱ、あの港での勝利にもかかわらず、わたしの心は重くふさいでしまったろう。
『ドゥリンの息子よ、君の顎鬚を立て給え。こういうではないか。すべてが底をついた時、しばしば希望が生ずる、とね。』(略)」


暗い状況にあってのレゴラスのこの明るさには心を和まされますね。
しかし、一言「風向きが変わるよ」と教えてやればいいのに、これだけしか言わないあたり・・・やっぱりよくわからない人だなあ・・・(笑)

というわけで1回でおしまいのレゴラス名台詞集でした。
やっぱりレゴラスへの愛が足りないなあと、書いていて実感しましたよ~(汗)
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行天宮

2007年03月25日 | 旅行
久々の台湾旅行記です~
2日目の観光、台北市内でどこか行くことにしました。
寺好きの私の意向で龍山寺と、妹が行ったことがない行天宮に行くことにしました。行天宮は関帝=関羽を祀っているので。(実は関羽好き・・・そんなにすごい三国志ファンではありませんが)
行天宮はMRT(地下鉄)で行くとちょっと駅から遠いのですが、台北駅付近からバスで行くと近いことが判明。
しかしなかなかバスが来ず、結局45分くらい待ちました・・・
妹は何度か台北に来ていたものの、バスは初めてだったので楽しんでいたようです。
で、到着。写真が入り口の門?です。ご覧のようにざんざん雨降ってます・・・今回初日以外ずーっと雨でした。どんだけ行い悪かったんだろう・・・

台湾のお寺は(中華圏は皆そう?)、無料のお線香を勝手に取ってお参りできます。(束で買う人もいるみたいですが)。お賽銭もいりません。拝観料ももちろんいらないし。
その代わりに果物やお菓子満載のお供え物を供えます。こんな感じで。

なんか、日本の神社仏閣に慣れているとこんなにお金取らないでいいの? という感じ・・・(汗)お供え物も、雨ざらしだから本当にお供えするだけみたいだし。
しかし、雨にもかかわらず、年配の方がわんさかお参りしてました。日本で言うと巣鴨みたいな雰囲気ですかね(笑)


こちらがご本尊の関帝を祀っているところです。

こちらが関羽・・・じゃなくて関帝。皆さん熱心に拝んでいるので正面からは申し訳なくて、横からこっそり?撮りました。
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スターウォーズ ジェダイクエスト3 危険なゲーム(ネタバレ)

2007年03月25日 | 読書

ジェダイクエストシリーズの3巻が出たので読んでみました。
今回はなかなか面白かったかも。アナキンとオビ=ワンにもそれぞれ見せ場がありましたしね。ポッドレースとゲーム?と。(オビ=ワンが出場した競技はまさにリアルゲーム・・・)
競技会と陰謀の込み入り方もなかなか意外な展開になってちょっと面白かったし。
オビ=ワンとアナキンの、信頼しあいたいのに思いにズレがあって・・・というあたりも相変わらずで、結構好きです(笑)
フェラス・オリンはなんだかすっかり嫌な奴として登場。ちょっとしか出てきませんでしたが。
どうもいけすかないフェラスなんですが、あとがきで、四角四面だったフェラスがジェダイをやめることで人間的に成長して・・・という展開を踏まえてのものらしい、と読んで、なるほどなあと・・・
でも、ラスト・オブ・ジェダイのフェラスもいけすかないんですけど・・・(爆)
このシリーズの結末は「スターウォーズ全史」で知っているわけですが、そこまでにどんな話が出てくるのか、今後も楽しみにしていたいと思います。
4巻は7月10日発売予定らしいです。
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