まずはあんまりLotRとは関係ないCDの話です(汗)
10/23の日記で書いて気になっていたハーダンガー・フィドルのCD、朝日新聞に出ていた山瀬理桜さんのCDはなかなかみつからないのですが、先日吉祥寺のタワーレコードで、もうひとつ朝日新聞で紹介されていたアンビョルグ・リーエンのアルバムが3枚もあったのでびっくり。
どれを買うか迷ったのですが、朝日新聞でも紹介されていた「民族音楽カルタコム」というサイトに出ていた「FILE FEBER」というアルバムを買いました。
結局これで正解だったようで・・・「民族音楽カルタコム」でもこのアルバムだけが紹介されていた理由がわかりました。このアルバムはわりとノルウェーの伝統音楽を重視したアルバムで、その後に発売されたアルバムはプログレの要素が入った結構過激というか斬新な音楽なんだそうです。
プログレチックなのも興味があるのでそのうち聞いてみたいですが、とりあえずハーダンガーフィドルの響きの美しさを堪能するならこのアルバムが一番、ということのようです。
私はあまり能天気な(汗)フォルクローレとかは好きではないのですが、ハーダンガーのどこか哀愁を帯びた響きは明るいダンス音楽を弾いていてもどこか悲しいような響きがあって、なんだか惹かれてしまいます。アンビョルグ・リーエンの他のアルバムもまた聴いてみたいですね。
多分山瀬理桜さんのアルバムはもうちょっとクラシックよりのアプローチなはずですので、こちらもいずれ聴いてみたいと思います。
さて、このアルバムを聴いていて思ったのは、LotRでのハーダンガーの使われ方はとても勿体無いというか、この楽器本来の魅力全開で使われているわけではないんだなあと。
ハーダンガーフィドルの特徴は、主旋律を弾いている弦の他に隣の弦も一緒に弾いてしまう、重音の効果にあるようなので、主旋律でしか使われていなかった「ローハンのテーマ」では楽器の特徴を完全に活かしていたわけではないんだなあと。まあ、共鳴弦の不思議な響きで、サントラの中で効果的な音を出すという目的は達していると思いますが。
強いて言えば、CDにしか入っていなかった、「黄金館の王」の冒頭の重音がハーダンガーらしいかなあと。ここは映画では金管アンサンブルになっちゃってたんですよね。(アラゴルンたちが馬上からエドラスを臨む場面です)
それから数日後、クラリネットのCDを探していて新宿のタワーレコードの管楽器コーナーを見ていたら、ん? なにやら山の上に金の指輪が浮かんでるジャケットのアルバムが・・・
横には「デ・メイ交響曲第一番」の文字が。ああ、ヨハン・デ・メイの指輪交響曲の新しいのが出たのか、と。結構たくさん並んでいました。
帯を見てみると、管弦楽版の日本初演のライヴ盤だとか。しかしオーケストラバージョンなのに吹奏楽のところに並んでいるのが、この作品がやはり吹奏楽の方面で有名なんだなあと思わせました。もしかしたら映画のサントラのところにも並んでいたのかも・・・(私がロンドン・シンフォニーのCDを買ったのも、映画のサントラのところに一緒に並んでいたからだったんですよね)
このCD、チラシも大々的に?出ていて、見ると10/27発売だとか。出たばかりだったんですね。
なんでも、2004年2月5日に名古屋フィルハーモニー交響楽団が管弦楽版日本初演ということで演奏したのだとか。作曲者のヨハン・デ・メイも来日したみたいですね。
うーん、この時期の演奏会って・・・もちろん映画に便乗したんでしょうね。その割りには全然知りませんでしたが・・・(汗)
どうせ映画に便乗するなら、ショアのLotRシンフォニーやってくれないかなあ、名フィルさん。名古屋くらいなら行っちゃいますよ~(笑)
で、このCD、ちょっと気になりながらも買わなかった私・・・だってあんまり好きじゃないんですよね、この曲自体が(汗)なんというか、吹奏楽らしいテンションの高いところがちょっと苦手で・・・(汗)
まあ、これは好みの問題かなあと思いますので・・・好きだとおっしゃる方もたくさんいるようですし。興味のある方は、この際名フィルライヴ盤を聴いて見るのも一興かと思います。
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457683/
10/23の日記で書いて気になっていたハーダンガー・フィドルのCD、朝日新聞に出ていた山瀬理桜さんのCDはなかなかみつからないのですが、先日吉祥寺のタワーレコードで、もうひとつ朝日新聞で紹介されていたアンビョルグ・リーエンのアルバムが3枚もあったのでびっくり。
どれを買うか迷ったのですが、朝日新聞でも紹介されていた「民族音楽カルタコム」というサイトに出ていた「FILE FEBER」というアルバムを買いました。
結局これで正解だったようで・・・「民族音楽カルタコム」でもこのアルバムだけが紹介されていた理由がわかりました。このアルバムはわりとノルウェーの伝統音楽を重視したアルバムで、その後に発売されたアルバムはプログレの要素が入った結構過激というか斬新な音楽なんだそうです。
プログレチックなのも興味があるのでそのうち聞いてみたいですが、とりあえずハーダンガーフィドルの響きの美しさを堪能するならこのアルバムが一番、ということのようです。
私はあまり能天気な(汗)フォルクローレとかは好きではないのですが、ハーダンガーのどこか哀愁を帯びた響きは明るいダンス音楽を弾いていてもどこか悲しいような響きがあって、なんだか惹かれてしまいます。アンビョルグ・リーエンの他のアルバムもまた聴いてみたいですね。
多分山瀬理桜さんのアルバムはもうちょっとクラシックよりのアプローチなはずですので、こちらもいずれ聴いてみたいと思います。
さて、このアルバムを聴いていて思ったのは、LotRでのハーダンガーの使われ方はとても勿体無いというか、この楽器本来の魅力全開で使われているわけではないんだなあと。
ハーダンガーフィドルの特徴は、主旋律を弾いている弦の他に隣の弦も一緒に弾いてしまう、重音の効果にあるようなので、主旋律でしか使われていなかった「ローハンのテーマ」では楽器の特徴を完全に活かしていたわけではないんだなあと。まあ、共鳴弦の不思議な響きで、サントラの中で効果的な音を出すという目的は達していると思いますが。
強いて言えば、CDにしか入っていなかった、「黄金館の王」の冒頭の重音がハーダンガーらしいかなあと。ここは映画では金管アンサンブルになっちゃってたんですよね。(アラゴルンたちが馬上からエドラスを臨む場面です)
それから数日後、クラリネットのCDを探していて新宿のタワーレコードの管楽器コーナーを見ていたら、ん? なにやら山の上に金の指輪が浮かんでるジャケットのアルバムが・・・
横には「デ・メイ交響曲第一番」の文字が。ああ、ヨハン・デ・メイの指輪交響曲の新しいのが出たのか、と。結構たくさん並んでいました。
帯を見てみると、管弦楽版の日本初演のライヴ盤だとか。しかしオーケストラバージョンなのに吹奏楽のところに並んでいるのが、この作品がやはり吹奏楽の方面で有名なんだなあと思わせました。もしかしたら映画のサントラのところにも並んでいたのかも・・・(私がロンドン・シンフォニーのCDを買ったのも、映画のサントラのところに一緒に並んでいたからだったんですよね)
このCD、チラシも大々的に?出ていて、見ると10/27発売だとか。出たばかりだったんですね。
なんでも、2004年2月5日に名古屋フィルハーモニー交響楽団が管弦楽版日本初演ということで演奏したのだとか。作曲者のヨハン・デ・メイも来日したみたいですね。
うーん、この時期の演奏会って・・・もちろん映画に便乗したんでしょうね。その割りには全然知りませんでしたが・・・(汗)
どうせ映画に便乗するなら、ショアのLotRシンフォニーやってくれないかなあ、名フィルさん。名古屋くらいなら行っちゃいますよ~(笑)
で、このCD、ちょっと気になりながらも買わなかった私・・・だってあんまり好きじゃないんですよね、この曲自体が(汗)なんというか、吹奏楽らしいテンションの高いところがちょっと苦手で・・・(汗)
まあ、これは好みの問題かなあと思いますので・・・好きだとおっしゃる方もたくさんいるようですし。興味のある方は、この際名フィルライヴ盤を聴いて見るのも一興かと思います。
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457683/