ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

LotR関連?CDの話

2004年10月31日 | 指輪物語&トールキン
まずはあんまりLotRとは関係ないCDの話です(汗)
10/23の日記で書いて気になっていたハーダンガー・フィドルのCD、朝日新聞に出ていた山瀬理桜さんのCDはなかなかみつからないのですが、先日吉祥寺のタワーレコードで、もうひとつ朝日新聞で紹介されていたアンビョルグ・リーエンのアルバムが3枚もあったのでびっくり。
どれを買うか迷ったのですが、朝日新聞でも紹介されていた「民族音楽カルタコム」というサイトに出ていた「FILE FEBER」というアルバムを買いました。
結局これで正解だったようで・・・「民族音楽カルタコム」でもこのアルバムだけが紹介されていた理由がわかりました。このアルバムはわりとノルウェーの伝統音楽を重視したアルバムで、その後に発売されたアルバムはプログレの要素が入った結構過激というか斬新な音楽なんだそうです。
プログレチックなのも興味があるのでそのうち聞いてみたいですが、とりあえずハーダンガーフィドルの響きの美しさを堪能するならこのアルバムが一番、ということのようです。
私はあまり能天気な(汗)フォルクローレとかは好きではないのですが、ハーダンガーのどこか哀愁を帯びた響きは明るいダンス音楽を弾いていてもどこか悲しいような響きがあって、なんだか惹かれてしまいます。アンビョルグ・リーエンの他のアルバムもまた聴いてみたいですね。
多分山瀬理桜さんのアルバムはもうちょっとクラシックよりのアプローチなはずですので、こちらもいずれ聴いてみたいと思います。
さて、このアルバムを聴いていて思ったのは、LotRでのハーダンガーの使われ方はとても勿体無いというか、この楽器本来の魅力全開で使われているわけではないんだなあと。
ハーダンガーフィドルの特徴は、主旋律を弾いている弦の他に隣の弦も一緒に弾いてしまう、重音の効果にあるようなので、主旋律でしか使われていなかった「ローハンのテーマ」では楽器の特徴を完全に活かしていたわけではないんだなあと。まあ、共鳴弦の不思議な響きで、サントラの中で効果的な音を出すという目的は達していると思いますが。
強いて言えば、CDにしか入っていなかった、「黄金館の王」の冒頭の重音がハーダンガーらしいかなあと。ここは映画では金管アンサンブルになっちゃってたんですよね。(アラゴルンたちが馬上からエドラスを臨む場面です)

それから数日後、クラリネットのCDを探していて新宿のタワーレコードの管楽器コーナーを見ていたら、ん? なにやら山の上に金の指輪が浮かんでるジャケットのアルバムが・・・
横には「デ・メイ交響曲第一番」の文字が。ああ、ヨハン・デ・メイの指輪交響曲の新しいのが出たのか、と。結構たくさん並んでいました。
帯を見てみると、管弦楽版の日本初演のライヴ盤だとか。しかしオーケストラバージョンなのに吹奏楽のところに並んでいるのが、この作品がやはり吹奏楽の方面で有名なんだなあと思わせました。もしかしたら映画のサントラのところにも並んでいたのかも・・・(私がロンドン・シンフォニーのCDを買ったのも、映画のサントラのところに一緒に並んでいたからだったんですよね)
このCD、チラシも大々的に?出ていて、見ると10/27発売だとか。出たばかりだったんですね。
なんでも、2004年2月5日に名古屋フィルハーモニー交響楽団が管弦楽版日本初演ということで演奏したのだとか。作曲者のヨハン・デ・メイも来日したみたいですね。
うーん、この時期の演奏会って・・・もちろん映画に便乗したんでしょうね。その割りには全然知りませんでしたが・・・(汗)
どうせ映画に便乗するなら、ショアのLotRシンフォニーやってくれないかなあ、名フィルさん。名古屋くらいなら行っちゃいますよ~(笑)
で、このCD、ちょっと気になりながらも買わなかった私・・・だってあんまり好きじゃないんですよね、この曲自体が(汗)なんというか、吹奏楽らしいテンションの高いところがちょっと苦手で・・・(汗)
まあ、これは好みの問題かなあと思いますので・・・好きだとおっしゃる方もたくさんいるようですし。興味のある方は、この際名フィルライヴ盤を聴いて見るのも一興かと思います。
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457683/
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LotRサントラ特集号よりその10(SEEネタバレあり)

2004年10月28日 | 指輪物語&トールキン
まだまだちまちまとMusic from the MOVESのLotRサントラ特集号を読んでます(汗)
今ペレンノール野のあたりの音楽の話まで進みました。
ここで、常々気になっていた、サントラCDはどうやって作られるのか、という疑問が少し解明されました。映画音楽をよくご存知の方には何を今更、かもしれませんが(汗)
CDと映画本編で曲が少し違ったり、楽器が違ったり、出てくる順番が違ったり、違うシーンの曲が混ざっていたり、というのがどうしてなのかがずっと謎だったのですが、ショアのコメントを読んでいてなんとなーく仕組み?が見えて来ました。
ショアはぺレンノール野の場面の音楽がCDでは「灰と煙」と「ペレンノール野の合戦」に分かれて、しかも違う場面の曲が交錯していることについて、ペレンノール野の音楽全てをCDに入れることはできなかったので、あのように編曲したのだと言っていたんです。
なるほど、あれはショア自身が曲として様になるように?敢えて違うシーンの音楽を混ぜてたんですね。LotRシンフォニーでRotKの部分はCDそのままの編曲が使われているのにも納得。
そして、そうかあ、CDって映画から編集して作るんじゃなくて、ひょっとしてCD用にちゃんと編曲してレコーディングするものなのね、と初めて知った私でした(汗)
問題というか疑問は、そのレコーディングがいつ行われるか、なんですが。映画本編に使われなかった曲が入っているのが、まだ使う予定だった時点でレコーディング(or作曲)したからなのか、それとも単に作曲者自身が劇場版に使わない音楽を入れた方が良いと判断してなのか・・・
映画本編に使われていない音楽と言えば、また新たな事実が判明しました~。
「潰えた望み」は基本的に死者の道の音楽なのですが、間に映画本編では使われなかった、どう聴いても死者の道の曲とは思えない音楽が挟まってました。あれはなんだったんだろうなーと思ったのですが、これが実は黒門前でサウロンの口がミスリルの鎖帷子を見せる場面の曲だったんだそうです! SEEに入るはずだとショアも言っていました。なるほど、ゴンドールのテーマの変奏に聞えたのもあながち間違いではなかったんですねえ。そして、時々挟まる不気味な音はサウロンの口が話す場面を表しているのかも。
しかし、ショアはこの曲がとても好きなんだそうですが・・・あの場面の曲だとしたらちょっとセンチメタルすぎないでしょうか?(汗)
とまあそんな訳で、サントラ話でもSEE気分が盛り上がって来ますね!?
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映画RotKで変貌したもの

2004年10月26日 | 指輪物語&トールキン
昨日ふと思いたって、自分の指輪サイトのサントラ考察内の「『一行の離散』vs.『勇者サムワイズ』」を読み返してみました。
いやー、自分で書いたのに何書いたか結構忘れてるもんだなあ、と思ったのですが、そこに書かれていた内容に、自分で書いたものながら考えさせられてしまいました。
いや、自分の書いたものに感心したとかではなくて(笑)この当時は映画LotRに対してこういう気持ちだったんだなあ、ということが新鮮だったんですよね。
あれを書いたのは映画TTTを見終わった後で、SEEはまだ見ていなかった頃なんですが、TTTまでは私にはPJ映画はこんな風に見えていたんだなあと・・・
この「一行の離散」と「勇者サムワイズ」は、FotRとTTTのラストシーンの音楽がほぼ同じ構成になっていることについて、音楽と共に二つの映画の場面を対比して色々と書いたものなんですが、この中で、私は何度も「フロドがサムや仲間たちに支えられて進んで行く」ということを強調していました。
それはRotKでも確かにそうだったのですが・・・RotKを見終わった今となると、この「フロドが仲間たちに支えられている」=「友情と信頼」ということを前面に押し出した描かれ方が、映画を原作から離れさせてしまった一因だったのだ、と思うようになっていたのです。
今思うに、TTTまでは、「友情と信頼」は暗く重い描写の中で敢えて押さえ気味で描かれていたと思います。
特にTTTでは、私はRotKとの対比でわざとやっていたと信じているのですが、登場人物たちはそれぞれの戦いを懸命に戦っている姿が映し出され、遠く離れた他の仲間たちを思う場面は劇場版では出てきませんでした。最後にFotRラストの「一行の離散」と同じメロディが流れる中、分かれた仲間たちがそれぞれ戦う姿が映し出され、そして最後にガンダルフが「我らの希望は荒野を行く二人のホビットにかかっておる」という台詞で初めて全員の旅がつながるようになっていたと思います。
FotRのラストもTTTのラストも、どこか物悲しい音楽が相俟って、しみじみと感動したものでした。(まあTTTはサムの台詞とかいろいろ引っかかる点もあったのですが・・・)
RotKでは、それまで抑えられてきた「友情と信頼」が堰を切ったように前面に押し出されて描かれていて、それまでの2作の集大成としてそれで感動できる・・・はずだったのですが、あまりにも前面に出されすぎて、あまつさえちょっと安っぽくて分かり易い描写が多くなってしまったために、それまでの2作で高まっていた私の期待はちょっとハズされてしまったのでした。
PJはさかんに「RotKが一番描きたかった物語だ」と言ってましたから、それまでの抑えられた描写はRotKまで取っておいたのかな、RotKのああいう「友情と信頼」が本来PJが描きたかったものだったのかな、と思ってしまいます。
多くの原作ファンの方はTTTや、早い方はFotRから、もうそのあたりは看破していらしたようですが、ファン歴浅い私はRotKを見てようやくそのことに気がついたというわけです・・・
RotKのサントラを初めて聴いた時に感じた違和感、「なんだか明るすぎるような・・・」という印象も、映画本編を見た後となっては直感が当たっていたんだな、と思います。
好きですけどね、RotKのサントラも、もちろん。「黒門開く」なんて大好きだし、映画の灰色港に馴れた今では「灰色港」の音楽もとても好きですし。
でも、暗い中にじんわりと暖かさと希望を感じさせた、TTTやFotRのサントラも良かったよなあと、なんだか今となっては懐かしく思ってしまうのでした。
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パニックルーム・・・の音楽(汗)

2004年10月25日 | 指輪物語&トールキン
昨日テレビでやってた「パニックルーム」を見ました。指輪カテゴリーの日記なのに「パニックルーム」・・・もちろん音楽がハワード・ショアだからなんですが(笑)
実はショアのLotR以外の映画音楽を聴くのは初めてだった私(汗)最初はずっと音楽を気をつけて聴いていましたが、ながら鑑賞だったのと(汗)音楽が流れていない部分も結構多くて、つい集中力を欠いてしまって・・・気がつけば「あ、音楽聴いてなかった・・・」という「ショア・マジック」に陥ってました(笑)
しかし、サスペンスで明るい音楽はおかしいとは言え、とことん暗くて重くて地味な音楽なのにはある意味感心してしまいました。これ、サントラ盤買って音楽だけ聴いたら陰々滅々な気分になりそう・・・(汗)
でも、低弦楽器主体の重苦しい音楽は、ショアはこういうのが好きなんだなあ、なるほど、と思わせました。LotRサントラと良く似たフレーズもあったし(笑)(「死者の沼地」のところとか)
今読んでいるMusic from the MOVIESのインタビューで、ショアがよく「19世紀の音楽」と「20世紀の音楽」ということを言っていて、面白いなあと思ってます。「19世紀」というのは、チャイコフスキーとかワーグナーとかブラームスとか、ああいうクラシック音楽をイメージして言っているのだと思います。メロディがはっきりしていてわかりやすい音楽というか・・・(おおざっぱな括りですみません(汗))
一方「20世紀」というのは文字通り20世紀に活躍した作曲家たちのクラシック音楽のことで、ショア自身若い頃から好きだったらしい武満徹とかストラヴィンスキーとかバルトークとか、現代音楽風な音楽のことを言っているのでしょう。
ショア自身は、好きな作曲家の話からもわかるように、「20世紀の音楽」が好きなんじゃないかなーというのはLotRサントラを聴いていても時々感じるのですが、「パニックルーム」のサントラはまさにこの「20世紀」な音楽でした。きっと他のサスペンス映画などもこういう感じなのかなあと思いました。
それにしても、これもMusic from the MOVIESのインタビューで読んだのですが、PJはサントラを誰にするか決まっていなかった頃、色んな映画のサントラを編集した画面に合わせて流していたそうなのですが、その中でよくショアが作ったサントラの曲を使っていたのだそうです。「パニックルーム」しか知らないのでなんとも言えませんが、ああいう曲をFotRの画面に合わせていたのか・・・と思うと、PJのセンスもまたすごいなあと思います。
しかし、「パニックルーム」のようなサントラではアカデミー賞は取れないでしょうねえ・・・(汗)LotRのようにある程度キャッチーなメロディの曲もないと。
今までのショアの作品は知らないながら、以前ネットでちょっと調べていたら、「ショアにはこんな曲も作れたのか」みたいなことを書いている映画音楽ファンの方が複数いらしたのが印象的でした。
わざわざDVD借りてまでは聴こうと思いませんが(汗)ショアの他の作品も聴いてみたいなあと思いました。「羊たちの沈黙」とかそのうちやらないかなあ。
ショアの次回作はレオナルド・ディカプリオ主演の「AVIATOR」だそうですが(この映画のせいで8月は東京来なかったんだよなあ・・・)もしかしたら観に行っちゃうかも・・・!?
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原作と違ってても好きなLotR映画の登場人物たち

2004年10月24日 | 指輪物語&トールキン
RotK公開以来PJ映画の原作との違いについて色々と文句を垂れている私ですが(汗)もともと必ずしも「原作と違うのは許せない」というわけではありませんでした。TTT劇場版までは結構PJ映画の肩を持って?いたんですよね。SEEを見てからかなり態度が変わって来たのですが(汗)
結局のことろ、「原作と違うからダメ」なのではなく、原作と変えたことで、好きでない方向の話になってしまったり、キャラクターになってしまったりした場合に「ダメ」になるんでしょうね。
映画は原作の一つの解釈の仕方であり、それを受け入れられるかどうかは受け取る側次第、なのかもしれませんね。まあ、原作に忠実だったら、受け入れられない原作ファンというのは出てこないはずですが・・・(汗)
そういう意味では、サムやRotKのゴラムなどは私には受け付けない方向での変更だったと言えるのでしょう。(デネソールもそうなんですが・・・なんか最近映画のデネソールの存在を無視している自分がしたりして(汗))
そして逆に、原作とはちょっと違うけど、個人的にはそれも好きかなあ、と思える人たちもいるわけです。
例えばファラミアですが、TTT劇場版の時点では私はファラミアの改変には好意的でした。人間的でいいじゃない、と。ラストでフロドにひざまずくところなんか好きなんですけどね。
ただ、SEEを見て、デネソールとの関係が案外ベタ(汗)なことがわかってからはイメージダウンしてるんですが(汗)あれで「かわいそう」と心証が良くなった人が多いようですが、私はダメでしたね(汗)後はRotK SEEのエオウィンとの場面で挽回していただきたいと思います(笑)
エオウィンも、原作とは違うけれど、映画も好きですね~。原作の、若くて鋭くて頑ななエオウィンもいいですが、映画の優しくて女らしいところもあるエオウィンもとても好きです。ミランダ・オットーの役の解釈には拍手したいです!
映画のセオデンも人間的で良いと思います。カッコイイですもん! 原作よりいいとは申しませんけど・・・原作の、もうちょっとお年を召している感じで、メリーにとても優しいセオデンは大好きですから。映画のセオデンの最期に一度も泣けなかったのは、やはりメリーに言葉をかけてくれなかったからかなあと思います・・・でも映画のセオデンはとても好きなんですよ。
後はギムリが原作よりも下品で野蛮な点が原作ファンからは嫌われて?ますが、私は映画のギムリもまた好きです。かわいいですもん! ホビットに優しいところはしっかり残してくれてるのも嬉しいし。
レゴラスも、ギムリやアラゴルンと行動を共にするようになってどんどん若返っているのが、微笑ましくていいかなあと思います。まあ、もうちょっと何千年も生きてる雰囲気出てたら良かったのですが・・・(汗)
で、最後にメリーなのですが、私好きなんですよね、映画のメリー(汗)原作と違うのは百も承知で・・・
FotRのイタズラなメリーからしてもう可愛かったし(汗)TTTで木の鬚に食ってかかるメリーを見た時には、頭の片隅では「それは違うだろう」と思いつつも(木の鬚をホビットが説得するな、という意味で・・・)、「カワイイ~!」という感情にあっさり押し流されてました(汗)
RotKのメリーは、原作でも一番思いいれがあって期待していたのですが、カットされたり改変されたり・・・で割り切れない部分もあることはあるのです。
特に、それまでイタズラでやんちゃなメリーでありつつも、頭の良いところ、ピピンの兄貴なところがあってやっぱりメリー、という感じだったのですが、どうもピピンと別れて以降、ただの若いホビットになってしまって(汗)あんまり成長を感じられなかったのですよね・・・
結局映画RotKのメリーで一番好きだったシーンはピピンとの別れのシーンだったりするのですが、それってどうなんだろう、うーむ、というところです(汗)
でも、それでも、ピピンと別れて若返った?メリーがまたかわいく思えて仕方なくて、「映画のメリーはイマイチ」とは思えませんでした。馬鍬砦でセオデンに「戦いたい」と訴えるメリー、ペレンノール野の軍勢に怖れを抱いて、エオウィンと励ましあい、突撃して行くメリー。皆とても可愛かったし、等身大で共感を覚えるキャラクターだったのです、私には。
だから、私はメリーについても、原作も好きだし映画も好きだ、と思ってます。RotKはもう少し頑張って欲しかったですが・・・(脚本にね(汗))まあSEEに期待しましょうか・・・
考えてみたら、さんざん文句言ってる映画のサムにも、単純に共感できる場面はいくつかあるんですよね。オスギリアスでフロドに「Don't you know your Sam?」って涙を流しながら言う場面とか、滅びのき裂でクリフハンガーなフロド(汗)に手を伸ばして「放さないで」と言うところとか。前後の場面は考えずに、単純にサムのフロドを思う気持ちに打たれます。
ゴラムもTTTは好きだったのになあ・・・(遠い目)
PJ映画に対する評価は、なかなか定めることができないなあと思うのですが、今のところは「好きなところは好き」「嫌いなところは嫌い」と、自分の気持ちに素直な感想を述べることしかできないし、それでいいのかなあという気もしています。
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ハーダンガーフィドルとかいろいろ

2004年10月23日 | 指輪物語&トールキン
指輪サイトの方にやっとボストンのLotR展のレポートをupしました。いやー3ヶ月も経ってしまいましたね(汗)
つらつらと感想を書いていたら・・・なんかとんでもないことになってしまいました(汗)ロンドンのコンサートのレポも長かったですが・・・もっと長くなっちゃった(汗)
あと2日目と、写真を整理したらようやく夏休み旅行記もおしまいです。もーいつまでやってるんだかって感じですね・・・
これが終わると、ようやくRotKのサントラ考察にかかれます(もう少し書き始めてはいるのですが)SEE発売までには終わるといいんですが~(汗)

一昨日になりますが、朝日新聞の夕刊の民族楽器を紹介する連載で、ローハンのテーマでお馴染みのハーダンガーフィドルのことが出ていました。
私適当に英語読みでハーディンガーとかサントラ考察に書いてたのですが、日本では「ハルダンゲル」とか「ハルダンガー」とか言うらしいですね。今度直しとかなきゃ(汗)
その記事で、山瀬理桜さんというヴァイオリニストのアルバムと、ノルウェーのアンビョルグ・リーエンというこちらも女性奏者のアルバムが紹介されてました。ちょっと欲しくなってしまった・・・
georgeといいバルトークといい、どうもLotRサントラとちょこっとだけ関連あるけどあんまり関連性はない、という音楽を聴きたくなってしまう今日この頃です。なんとなく、いろいろ聴いてみたい気分なのかもしれません。
そんなの聴いてる暇があったら、BLIND GUARDIANとかラジオドラマとか先に聴くもの他にいろいろあるんですけどね・・・(汗)
ラジオドラマも、SEE発売前に聴くか、もっと後にするか、ちょっと悩んでます。もう買ってあるから、あせることはないのですが。

ハーダンガーの話を読んで、久々にTTTのサントラCDを聴いてみました。
最近ニューヨーク・フィルハーモニックのバルトークを聴きまくっていたせいか・・・ロンドンフィルってそんなに上手くないなーと思ってしまいました(汗)
LotRサントラにハマった頃って、日本国内のミュージカルのあんまり上手くないオケばかり聴いていたので、ロンドンフィル上手いじゃん、なんて思ってしまったものですが・・・(汗)
やっぱり12月のコンサートまではクラシック聴くのは封印しようと決めました・・・
でも、TTTのサントラはやっぱり好きだなあと思いました。暗く、重苦しいというか重厚なところが好きだなあと。「黒門不通」とか大好きなんですが。Samwise the Braveの静かなフルートもいいし、「夕星姫」はもちろん素晴らしい・・・と思ってたんですが、なんかシセルの方がいいかも~(汗)
FotRも暗いですが、また違った雰囲気がありますよね。暗い中にも灰色のガンダルフの暖かさがあるような気がします。
RotKはまた雰囲気が違って、ラストに向けて、よりドラマチックな音楽な気がします。
コンサート前に、またサントラ3部作連続鑑賞に挑戦してみようかな・・・眠くなっちゃいそうですが(汗)
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練馬マッチョマン@石丸電気 04.10.17

2004年10月22日 | 音楽(主に日本のHR?)
もう一週間近く経ってしまいましたが(汗)練馬の石丸電気のイベントに行って来ました!
昨年末の復活イベント参加?の時の妙な面白さが気になってたんですよね~。
さて、前のバンドが終わると、ステージには研修生ロナルド・オスカー(敬称略(汗))が一人で登場、英三さんのエレアコのセッティングをしたり、椅子を並べたりと、まるっきりローディーです。(あ、永野さんも自分のギターセッティングには出て来てたか・・・)
フリルのブラウスに赤の革パン、腰のポケットに薔薇(の造花)を刺したロナルドがセッティングしている姿は・・・なんか笑えました(ごめんなさい~(汗))
続いてじょーじ@佐藤(敬称略(汗))も登場、曲順表を貼ったりしてました。(やっぱりローディー(汗))
マイクのセッティングはイベントのスタッフの人たちがやっていたのですが、コーラスのマイクがいるのかどうか確認されたらしいじょーじが「いや、たまに歌うと思うんで・・・」と答えていたのに場内爆笑(笑)(たまにというか、マイクちゃんと使うんだからそう言えばいいのに~(汗))
椅子をなぜだか5つ並べていたのが気になりつつも、ロナルドとじょーじが引っ込むと、すぐに「オリーヴの首飾り」が流れ、メンバーの登場です。
メンバーは、さすがに欠席の大久保さんを除いた5人。英三さんと永野さんがエレアコで、村上宏之さんはやっぱりタンバリンで参加(笑)
永野さんはなんと白衣に黒のエプロンのシェフスタイル!?の衣装で登場! 第二期のライヴで板前さんの格好とかしてたの思い出しました(笑)後でMCで言っていたところによると、この衣装には特に意味はなく、ただ「朝思いついて買ってきた」のだそうです(汗)
このメンバーで1曲目はHOW DO YOU DO?、2曲目は「ハローワーク99」。英三さんはギターの音が出なくて大変そうでしたが、「音が出なくても全力で弾くのが私のスタイル」とか言ってました(笑)
3曲目は、突然全員椅子に座っての「蜘蛛伯爵」。ダンスになるとじょーじとロナルドが前に出て来て踊るのはいつものとおりなんですが、最後のフリで片足になったところで曲を止めてダンサー二人をずーっと片足で立たせておいたりとか(笑)新しい試み(!?)がいろいろされてました。
圧巻だったのは曲の最後ですねー。英三さんと永野さんが交互に「愛してる」「愛してる」と繰り返すうちに、立ち上がってステージ前に飛び出して弾きまくります(笑)アコギなのに・・・
そしてその後ろでじょーじとロナルドは妖しいダンスを・・・(英三さんの日記では「社交ダンス」とか書いてましたが、私はフォークダンスだと思いました(汗))
一人取り残されて座ったままマイペースでタンバリンを叩く村上さんがまた印象的でした(笑)
続いては、CD発売記念ということで「いとしさとし」。アコースティックでもほとんどフルバージョンやってました(笑)
すごかったのは、途中の和風ギターソロ?でじょーじが扇子を持って踊る???ところで、英三さんがいきなりひざまずいてギターを頭の上に掲げたと思ったら、村上さんがギターのボディをドラム代わりに!?叩いたんですよ。もう爆笑でした(笑)
そして、最後の「愛し足りない人だから・・・」は、一人少ないけどどうするのかと思ったら、最後に英三さんが「ヒロさん!」というので、「え、村上さんが歌うの!?」と思ったら、笑顔で手を振る村上さんに英三さんが適当なナレーションをつけてました(笑)
最後は練馬の新しいテーマソング(英三さん曰く)「エレクトリック会津~夕凪」で、アコギとは思えないいつもどおりの盛り上がりの中、ライヴは終了しました。

いやー、文章にするとあの面白さが全く伝わらないですが(汗)とにかく面白かったです!
石丸電気のイベントでの練馬はまた独特の面白さがあるなーと(笑)
12月の初台に行けないのがとても残念ですが、また来年もたくさんライヴやって欲しいなあと思う練馬マッチョマンでした。
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LotRサントラ本とかコンサートとかの話

2004年10月22日 | 指輪物語&トールキン
一昨日からTORnにupされていたサントラ関連のレポートを先ほどようやく読めました。英語読むのには気合がいるんですよね・・・(汗)
10/9にシカゴで行われたFilm Score Monthly Magazineという雑誌のフォーラムのレポートらしいのですが、ここでいろいろと新情報があったようです。
まず、シセルがRotKのSEEのレコーディングに参加した、という話を大分前から聞いていたのですが、これはコンサートのDVDの話ではなく、SEEの追加シーンのサントラで歌ったということのようです。シンダリンで歌ったようですが、シセル自身は何のシーンの曲だか知らずに歌ったようです(笑)
シセルは多分映画も見てないんじゃないでしょうかね。これは別のインタビューで読んだ話なのですが、シセルがコンサートに参加することになって、友人に原作を読めと言われたけれど、とても間に合わないので読まなかったそうです。でも、シンフォニーの音楽から物語を理解している、と言っていたのですが、確かにあの歌を聴けば納得ですよね。
話が逸れましたが(汗)このシセルが歌った場面、おそらくペレンノール野でピピンがメリーを見つける場面なのではないかということでした。どんな歌なのでしょうか。楽しみですね!
それから、サントラボックスセットですが、2005年初頭発売の予定らしいです。5月にはワーナーの買収の件で話が止まっているということでしたが、いよいよ発売確定したのでしょうかね。
そして、これも以前から言われていた、DOUG ADAMS氏が書くという「The Music of the Lord of the Rings Films」の内容についても触れられていました。この本はサントラボックスセットと同時期に発売されるそうですが、(ボックスセットに付くという話もありましたが・・・どうなんでしょう?)この本にはなんと、サントラに出てくる全ての歌詞が載るのだそうです!!
これはすごいですよ! もう絶対買いです! 読むのは大変そうですが・・・(汗)

コンサート関連の話なんですが、12月の東京のコンサートのソリストがケイティ・ヌーナンで決まりのようなので、ちょっと予習がてらケイティが所属するバンド、georgeのアルバムを買ってみました。いや、いろいろ調べているうちにちょっと聴いてみたくなったので・・・
兄のタイロンと妹のケイティがそれぞれ曲を作って自分の曲を歌うというスタイルのバンドで、タイロンとケイティの他に3人のメンバーがいるそうです。アルバムではこのメンバーのほかにホーンセクションやストリングスも参加していますが。オーストラリアではとても人気のあるバンドだそうです。
私が買ったのはセカンドアルバムの「ユニティ」です。
まず、曲はかなり気に入りました。早速毎日聴いてます。ちょっと前までバルトークのオケコンを聴きまくっていたのですが・・・(いやショアがバルトーク好きだったと読んで急に聴きたくなりまして(汗))
ジャンルとしてはオルタナティヴロックというのでしょうか? 心地よい不思議な感じの音楽です。歌詞は読んでないんですが、なんというか、とても心に響く曲でした。個人的にはケイティよりもタイロンの曲が好きかも・・・(汗)
で、肝心のケイティのヴォーカルなんですが、確かに上手いことは上手いです。高い声も出るみたい。INTO THE WESTやゴラムの歌は問題ないというか、むしろ楽しみです。FotRのガンダルフの追悼も聞いてみたいかも。
でも、このアルバムで聴く限りでは、ポップス風の歌い方を敢えてしているのか、結構細い声なんですよね・・・。綺麗は綺麗なんですが。うーん、EVENSTARとかTHE END OF ALL THINGSとかはどうなんでしょうか。ちょっと心配・・・。プロフィールによると、クラシックやジャズの素養もあるとかで、もしかしたらクラシック発声もできるのかもしれませんが、日頃から訓練している歌手とはやはり差があるだろうし・・・いや、クラシック発声でなくてもいいのかもしれませんが・・・
オケとの共演でどう声が響くのかにもちと不安が。生で歌ったら実はとても声量あったりするのかもしれませんが・・・本当に上手い人は生の方がいいですからね。でもマイクを使うにはむしろ良かったりして?
ちょっと不安はありますが、もうこれは実際に聴いてみないとわかりませんが・・・
やっぱりシセルの方が安心は安心ですが。今回来ないのは、スケジュールの都合なのか、それとも違うソリストを呼んでみたかった(!?)のかちょっとわかりませんが・・・まあ、違うヴォーカルを楽しめるのもまた面白いのではないかと思います。
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LotRサントラ特集号よりその9(SEEネタバレあり)

2004年10月21日 | 指輪物語&トールキン
前回の日記で写真ネタついに終了しました。という訳で、次に旅に出るまでは写真なし日記に戻ります。

さて、公式サイトのコンサート先行予約も始まり、サントラモードが高まってきたところで?またまたMusic from the MOVIESのLotRサントラ特集号からの話です。
RotKサントラについてのショアのインタビューがいよいよ具体的に映画の場面に沿った話になって来て、俄然面白くなって来ました。
そして、思わぬSEEの内容にかかわる話もあったりして。
私はSEEに関するネタバレには認識が高くないというか(汗)原作と違う展開をしない限りはネタバレと思っていないので、伏字の配慮が足りない部分もあると思いますが、ご了承を・・・
(前のブログだとフォントが合わなくて、完全に伏字にならないので、SEE発売までテンプレート変更します(汗))

ショアはRotKでは最初のシーンと最後のシーンをまず作曲したとコメントしていました。
最後は灰色港として(いやサムの帰還かな・・・)、最初ってあのスメアゴルの話? 随分渋いなーと思っていたのですが、そうではなかったことが判明。
最初の部分は、原作ではTTTの「十字路まで」の場面の、フロドとサムが倒れた王の像を見る場面だったのだそうです。
ここで原作どおり、王の頭に花の冠がついているのを二人は見るのだそうです。これはネタバレ画像で以前から出ていましたね。ショアもこの場面はとても好きなのだとか。どんな音楽がついているのか楽しみですね!
ただ気になるのは、ショアのコメントによると、この場面で王の花の冠についてコメントするのがどうもサムらしいということなんですが・・・(汗)なんでフロドじゃダメなの!?もしそのとおりだとしたら、場合によっては私暴れてしまいますよ・・・(汗)
で、スメアゴルの回想シーンは当初はこの場面に続くものだったらしいです。SEEでもそうなっているのでしょうか。
まあとにかく、最初と最後のシーンのあと、なぜかキリス・ウンゴルの場面の音楽を作ったそうなので、フロド・サムルートの音楽を中心に作ってくれていたのだな、というのは感じました。キリス・ウンゴルは個人的にはあまり好きではないんですが・・・(汗)
あとSEE絡みでは、サルマンとガンダルフの対決の場面の音楽が最後に録音された場面なのだそうです。

それから、スメアゴルの回想シーンの音楽の話で新事実が。あのCDには入っていて映画では出てこなかった、「嵐の到来」の最後に出てくるサウロンのテーマを使った曲、実はスメアゴルのデアゴル殺害の場面の音楽として作曲されていたのだそうです! びっくりでした~(汗)
この場面、音楽ではなく効果音の方が良いとPJが判断して採用されなかったそうですが、ショアもその選択には納得しているようでした。私も納得だな~。あの曲がデアゴル殺害シーンだとしたらちょっと間抜けだったし(汗)音だけの方が怖いですよね。
ショアがもう一つ言っていたのは、「指輪の誘惑」の音楽で切れて、次にフロドが指輪を触っている場面で「指輪のテーマ」で再び音楽が始まるというのも気に入っているのだそうです。確かに効果的だと思いますね。

その後、「望みと思い」ですが、ここでもびっくりの(私にはですが(汗))新事実が。
ショアはこの曲には「ガンダルフのテーマ、メリーとピピン(のテーマ)、ホビット庄のテーマが少しずつ入っている」とコメントしていたのです。(旅の仲間のテーマもあるよ、と思いましたが(笑))
ガンダルフのテーマというと・・・そうか、3拍子になって「旅の仲間のテーマ」の前に流れるところかあ~! ここがきっと、TTTで最後にヘルム峡谷にガンダルフたちが雪崩れ込む時に使われたあの曲(私は「白の乗り手のテーマ」と呼んでいたのですが)の変奏なんだ! と思って興奮してました(笑)
更に「メリーとピピンのテーマ」がどこか、なのですが・・・これはもしかして、最初の部分と、メリーが「わからない、何が起こるか・・・」と言う場面のメロディーなのかなと。
「メリーとピピンのテーマ」として考えられるのは、TTT SEEのメリピピのシーンに出てきたかわいい音楽なのですが、うーん、なるほどよくよく聴くと、あの曲の変奏とも思えます。少なくとも冒頭は間違いないです。
あのかわいい曲、ちょっとユーモラスな感じもあって、まあTTT SEEだけの登場かな・・・と思っていたのですが、一応サントラ考察でも「メリーとピピンのテーマ」と銘打っておいたのですが、もしかして本当にあれがメリピピのテーマ!? と思ったら更に興奮してしまいました! (とことんマニアックな興奮だなあ・・・(汗))
これを考えると、米公式サイトに出ているSEEトレイラーのエオウィンとファラミアの場面の曲、「望みと思い」のメリピピのテーマの変奏よりもよっぽど自然に「エオウィンのテーマ」の変奏に聞えて来ました・・・(笑)

というわけでまだ冒頭のシーンの話だというのにすでにかなり興奮してます(笑)これから読み進むのがまた楽しみです!
そうそう、ちょっと前の部分に、ショアが「LotRのサントラのライトモチーフは50以上ある」と発言していて、「そんなにあるんだ」と思って自分のサントラ考察のテーマの数を数えたら・・・確かに50くらいありました(汗)
全部のモチーフ(テーマ)を網羅してはいませんし、逆にモチーフといえないものも取り上げていたりするのですが、でもだいたい拾えてはいたんだな、と思ったらちょっと嬉しかったです。
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RotK SEEトレイラー音も聴きました!(やっぱりネタバレ)

2004年10月19日 | 指輪物語&トールキン

今日の写真はノースムア通り20番地の家の南側です。「或る伝記」によるとこの煙突の下がトールキンの書斎だったようですが・・・この時は何も知らずに適当に写真撮りました(汗)

さて、相変わらず自宅では公式サイトのRotK SEEトレイラー見られずにいるのですが、(時間がなくて原因究明している暇が・・・(汗))昨日音も聴けるネットカフェで音聴きまくって参りました(笑)
音楽で気になったのは、コメントにもちょっと書いたのですが、ファラミアとエオウィンの場面の曲が新曲なのですよね。もしかしたらこの曲ってSEEで使われているそのままだったりして? よくよく聴いてみるとエオウィンのテーマの変奏とも聞えなくもないし・・・これはこじつけかな(汗)
ただ、楽器がなんだかティンホイッスルっぽいような。ティンホイッスルをホビット以外に使うとは思えないし、そう考えると違うシーンの曲なのかな・・・ティンホイッスルじゃなかったとしても今までのエオウィンの音楽のイメージとも違うし。弦楽器やコールアングレ、オーボエあたりでしたよね、エオウィンは。
でも、ここでエオウィンの音楽のイメージが変わっているというのは、ファラミアによってエオウィンが変わった、ということを表しているかもしれないし、ファラミアにはパンフルートが使われていたりもするので、この笛の音もありなのかも・・・
なんていろいろと考えすぎております(笑)いやー本編見るのが楽しみです♪
あと、このシーンの台詞ですねー! 原作どおりではないけれど(確認してないけど多分(汗))、原作の意を充分に汲んだ台詞だったのが嬉しかったです。(いやちゃんと聴き取れてないかもですが(汗))
この二人のエピソードの中でとても好きなことの一つに、破滅が待っているとしか思えない暗い状況なのに、エオウィンに出会ったことで希望を感じて「この世がこれで終わるとは思えない」と思うファラミアの台詞があるのですが、そのあたりを汲んでいてくれてとても嬉しかったですね~!
前にも書いたのですが、エオウィンとファラミアの馴れ初め?、もしかして全てが終わった後で出会って、みたいな話にされてしまうのかなー、と半ば諦めていたんです。でも、二人で取り残されて待っている状況の中で出会って、というシチュエーションらしいのは本当に嬉しいですね。
きっと二人の出会いのシーンもあると思うので、さてどんな風になっているものか。これも前に書いたのですが、ファラミアもまたエオウィンに出会って癒されたはず、というそのあたりを映画ならではということで期待したいですね!
音が聞えたことでふーん、と思ったのは、ガンダルフとサルマンの会話が多分原作どおりだったのですが、かなり違うシチュエーションでこの台詞かあ・・・というのが、まさに「ふーん」でした(汗)
この場面はちょっと見るのが怖いですが(汗)心準備を充分にしておけば、むしろ「ほほう、こう来ましたか」という感じで見られるかなあ、とか思ったりもしてます。
後のシーンの台詞は特に・・・(汗)あ、烽火の場面のゴンドールのテーマが単独?で流れているのを聴いたらやっぱりカッコ良かったです。ミナス・ティリスを駆け上る場面よりもこちらがLotRシンフォニーに採用されたのはやはり仕方ないかなあとか思いました。
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