ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

さかもとえいぞう@赤坂J ROCK CAFE 10.5.9

2010年05月31日 | 音楽(主に日本のHR?)
赤坂ではしばらくBOB'S LOUNGEでやってた英三さんの独演会、BOB'S LOUNGE閉店?により、新しい場所を探していたら、WEROCKのインタビューで使ったというJ ROCK CAFEがライヴもやってるということで、今回のライヴになったそうで。
・・・でもBOBさんまた英三さんにライヴやって欲しそうですけど・・・(汗)なぜか私のブログにコメントが・・・(汗)
赤坂見附からすぐのビルの5Fの一室のバーなんですが、なんか窓だらけな印象が・・・すぐ横に通り二つ隔てて東急ホテルが見えてるのがなんか不思議な感じでした。
奥のVIPルームみたいな嵌め込みのでかい出窓になっている一角がステージ兼楽屋???という感じで、一応カーテンもついてるんだけどずっと開け放しのまま開演前も休憩中も丸見え楽屋状態でいた英三さん・・・(笑)
とにかく窓が大きくて、開演も早かったので、英三さんは出かけるときに捜したという譜面台用のライトもいらないくらいの明るさでした(笑)英三さん越しに隣のビルの屋上とか見えていて不思議な感じ・・・
店内にはかなり懐かしい、90年代のジャパメタバンドのポスターがたくさん貼ってありました。よく取ってあったなーという感じ・・・
色んな人のサインがたくさん入ったギターとか置いてありましたね。誰が誰やらさっぱりわかりませんでしたが・・・
(ロジャー高橋さんのサインが入ってるバスドラのヘッドはわかりました。X-RAYのロゴが入ってたから(笑))
チケット代の他に1ドリンクと1フードが強制的についてくるのですが、開演前に全員のオーダーを取って、食事は1部が終わって休憩中に出てくるという形式。合理的かなーと思いましたが、料理によっては意外と出てくるのに時間かかりましたね・・・(笑)
意外となんて言ったら失礼かもしれませんが、美味しかったです。
お店、狭いことは狭いんですが、BOB'S LOUNGEと違って縦長なので、後ろの方で見てる分には「近すぎて恥ずかしい」という感じがなくて気楽に観られて良かったですね。もちろん全然遠くはないので観やすかったし。

とお店の話はこれくらいにして(汗)ライヴの話を。
1部は英三さんのオリジナル&練馬&昭和歌謡、2部はオリジナルとアニソン、という感じでした。
「インドヴォルグのお店」では、中野UP BEATに引き続き、J ROCK CAFEの名前を無理やり入れて客にも歌わせるのですが、上手く入りきらなくて、ヘンな跳ねかたの歌い方になっちゃって、それを客にも強要しようとする様がおかしかったです(笑)
あと、ハローワークを一度歌った後、もう一度1音上げて歌って自分を追い詰めるようなことをしてました(笑)前にもやってたよなーこれ。
2部では、「永遠ブルー」を歌ってちょっとびっくり。これってアニメタルでもやってたっけ・・・?
しかし90年代のアニソン中心で、正直全くついていけませんでしたね、アニソンコーナーは。
「ハンサムユニバース」では、「初めてのお客さんがいる時は洗礼として(?)振りをやらせるけど、いつも来てる皆ばかりだからやらなくていいよ」と(笑)でも赤坂でもやらされた気がするんですが・・・?
1部も2部も、残り時間まであと何秒とかなのでそれまで演奏するーと言って最後を引き伸ばしてたりしてたんですが、2部は2分くらい残ってて、「間が持たない~」と言いつつやってたのがおかしかったです(笑)

そんなわけでまったりゆっくり楽しい3時間ちょっとでした。次回も楽しみです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイーダ2回目

2010年05月10日 | ミュージカル・演劇
連休中にちょこっと行ってきました。もちろんほのかさんのアムネリス観に。
たまたま上手いこと端だけど結構前の方の席が1つだけ空いていたので、なかなか近くで見られました。オペラグラスなくても結構表情とか見えたので良かったです。
作品の印象はあまり変わらないので特に感想書きませんが・・・
ゾーザー軍団、近くで見たら皆すごい怖い顔して踊ってて、一人ドン引きしていた私・・・(汗)やっぱりあれは好きになれないです。

キャストが結構変わってました。
アイーダの樋口麻美さん、確かウェストサイドでアニタで見ているような。
どうも濱田めぐみさんと比較されやすいという話でしたが、確かに歌は濱田さんの方が上手かったけれど、なんだか樋口さんのアイーダの方がかわいらしいというか、本来活き活きとしたお転婆娘だったんだなーというあたりが魅力的だった気がします。
表情が見えやすかったせいかもしれませんが、笑顔も多くて、人間的に魅力的なアイーダに思えました。
歌い方にクセがあるのがちょっと好みではないですが(アニタの時も確かそう思ったんだよな・・・)、十分に上手いし、いいんじゃないかなーと思いました。

渡辺正さんは確かRENTで観て以来・・・(汗)出てきた瞬間「うわー歳取ったなー」と思ってしまった(汗)当たり前ですよね・・・
どうも四季ファンに評判悪いらしいのはなんとなく聞いてたので、どうかなーと思っていたのですが。ロジャーもあんまり良くはなかったんですよね、実は・・・(汗)
台詞回しはびっくりするほど棒読みなところがありましたが(汗)あれ、あの四季の発声のせいだよなあ。まああの発声でももうちょっと棒読みじゃなく喋れる人もいるけれど・・・(汗)
歌は、確かに高音部今ひとつなところもあったけれど、ロックっぽいワイルドな歌い方で、結構好きでした。本来の姿に近い歌い方なんじゃないかなーと思いました。オリジナル見たこと全然ないけど。
台詞はあれですが(汗)目を見たらちゃんと気持ちはこもってたし、結構熱演ではあったと思いました。
何よりも、阿久津さんで見た時に足りないなーと思った色気があったかなあ。
なんか、アダム・パスカルのラダメス観てみたかったなあという気になりました。きっともっと色気があったに違いない・・・
この二人のアイーダとラダメスの組み合わせ、前回見た時よりも感情移入できるかなーと思いました。
というわけで、結構好きな組み合わせかな・・・

メレブは、前回の人の方が歌は上手かったけど、今回の人は台詞が全然棒読みっぽくなかったし、ちゃんと笑いも取れてて、こっちの人の方がいいなあと思いました。

で、ほのかさんのアムネリスですが。
いやー、2週間経って、進化してました!
最初の歌、前回はそんなでもなかったけど、今回は途中でうるっと来てしまった・・・やっぱりほのかさんの声好きだなあ。
後半の曲調が変わるところの迫力もお見事。こういう歌い方できる人、なかなかいないですよね日本では・・・
最初の方のはしゃぐところ、前回観た時はちょっとアイタタ・・・と思ってしまったんですが(汗)大分トーンも抑えられてたのか(あるいは私が聞き慣れた?(汗))、そんなでもなくなってました。
そして、歌い踊るところ、表情がすごくかわいくて、楽しそうに踊ってて・・・とにかくチャーミングでした! 今更こんなかわいいほのかさんが観られるとは・・・!
この場面カツラも似合ってるしなあ。
宴の場面のラダメスとの会話、前回見た時よりもさらっと流していて、ぎこちなさがなくて良かったです。
そして、二幕から終盤にかけての演技もお見事、の一言。
特にラストの裁判の場面、ちょっと泣けてしまいました・・・
と思ったら、ほのかさんも泣いてました! 踵を返した時、涙が飛び散ってました・・・
そして周囲からも結構すすり泣きの音が・・・!
ここのほのかアムネリスの印象が強すぎて、なんかここで話終わり、みたいな気分になってしまうんですが、他のアムネリスでもそうなんでしょうかねえ(汗)
いやあ、やっぱり大きい舞台で大きい役で観られるっていいなあと思いました・・・もう四季でいいからたくさん舞台出て、いい役やって欲しいです・・・
なんだか当分シングルでやってるような気がするので、6月になってもまだやってたらもう一回観に行きたいです。

しかし、私にとってはアムネリスが主役としか思えないこの作品・・・
なんかアイーダとラダメスの恋にもうちょっと感情移入できたら違うんだろうなあ、と思ってしまう・・・
キムよりもエレンが、エポニーヌよりもコゼットが好きな私ではありますが、それでもキムにもエポニーヌにももっと感情移入できるもんなあ。あ、悲劇とは言え、アイーダの方が恋の勝利者だから、かなあ・・・
ブロードウェイのオリジナルキャストとかで観たらまた感想違ったのかなあと今更思うのでした。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フュッセンの湖と民家の向こうのノイシュヴァンシュタイン城

2010年05月04日 | 旅行
いや、フュッセンは湖たくさんあるんで、ただ湖と言われても・・・ですが(汗)多分アルタート湖だと思います。町の北側に広がってる大きい湖です。
フュッセンで意外と時間が余ったので、じゃあホーエンシュヴァンガウから見えたあの湖にでも行ってみる?ということになりました。
地図で観ると結構距離ありますが、まあ歩けないことはないだろうと・・・
確かに歩けなくはなかったですが、やっぱり相当遠かったです。暑かったし、途中で水はなくなるわでへろへろになりました・・・(汗)
レヒ川沿いに歩けたらいいんでょうが、川沿いはあまり整備されてなくて、全然川を見ながら歩けず。少し入ったところの牧草地沿い(例によって臭い)にあるサイクリングコースを延々歩きました。遮蔽物がなくて日差しが辛かった・・・(時々林に入りますが)
そんなへろへろになって歩く我々を不審げに見ながらどんどん追い越していく自転車の人たち・・・そう、後で知ったのですが、フュッセンの駅のところには気軽に借りられるレンタサイクルがあって、皆そこで自転車借りてサイクリングしてたんですよね・・・帰国してから知った我々。だって「地球の歩き方」には書いてなかったんだもん・・・
自転車があれば、湖の端の方にある音楽劇場にも行けたのに・・・(ルードヴィヒ2世のミュージカルを上演していたのでも有名)やっとこ湖が見えるところまで行くので精一杯でした・・・
湖の向こうに移っている教会は、聖コロマン教会の方から観た時に見えた村の教会ですね。
実は、湖側からノイシュヴァンシュタイン城が見えるんじゃないかな・・・と思ってたんですが、位置が悪くて見えず。もっと端まで行けば見えたかもしれないんですが・・・
そんな帰り道、ふと振り向いたら、民家の向こうにノイシュヴァンシュタイン城が・・・!

ちょっと嬉しかったですね。というか、この辺の人たちは毎日あれ見てるんだろうなあ・・・
湖からサイクリングコースで戻って、最初の十字路の付近だったと思います。フュッセンの町のどこからでも見えるわけではないので、サイクリングでアルタート湖方面に行く方はちょっと捜してみても楽しいかも。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さかもとえいぞう@中野UP BEAT 10.4.25

2010年05月04日 | 音楽(主に日本のHR?)
英三さんのライヴたくさんありすぎて、危うく行くの忘れるところだった・・・(汗)お友達のYちゃんの前日のメールで思い出しました(汗)危ないとこだった・・・(ブログに書くのも忘れてたという・・・(汗))
ライヴある忘れててアイーダのチケット取ってしまっていてすっかり無駄にしてしまった・・・(汗)
また新しいところでのライヴ、しかも15名限定ということで、今までで一番小さいハコでは・・・
英三さんと同じ専門学校で講師をされている方がオーナーのバーなんだそうです。
中野サンモールから少し入ったところなのですが、場所がわかりづらく、下見をして来たYちゃんに連れられてサンモールを歩いていたら、ギターケースを持った英三さんがすごい勢いで通り過ぎて行く・・・
でもUP BEATに入る道を明らかに通り過ぎて行くので、まさか場所がわからないとか? と思いつつそのまま歩いていたら、また反対側から来て我々を追い抜いていく英三さん(笑)
Yちゃんが声をかけたら、やっぱり道に迷ってたみたいで(笑)後でMCで「お客さんに連れて来てもらった」と言ってました(笑)
お店はちょっと古めかしい作りで、暗い照明で雰囲気のあるお店でした。
座席がカウンター席かボックス席?のソファみたいな椅子で、ライヴでこんなふかふかの椅子に座るのは初めて、と思いました(笑)
確かに狭かったけど、ステージに対して縦長なので、後ろの方にいたら赤坂ほどは緊張しませんね。英三さんは「今までにない緊張感」と言ってましたが・・・(笑)
曲はいつものとおりオリジナルとか練馬とか昭和歌謡とかアニソンとか歌ってましたが(アニソンに絡んで信夫さんの話もちょっとしてたな・・・(笑))
最後の方で、「インドヴォルグのお店」を「UP BEATのお店」というタイトルに変えて歌ってました(笑)「♪UP BEAT中野いいんじゃない/流行りそうだねこの店~♪」って。(オリジナルは「インドヴォルグなんていいんじゃない~」ですね)
それから、「ハンサムユニバース」のサビのところを、カウンターにいるお兄さんに向けて手を振って歌って~ということで、客全員がカウンターに向かって手を振って歌うという不思議な光景が(笑)
最後の曲あたりでオーナーさんが登場したら、英三さんが「ハンサムユニバースをもう一度」と言い出して、オーナーさんに向けて皆で手を振って歌ったんですが、オーナーさんがノリノリで一緒に踊ってて(笑)一番盛り上がってたんじゃないでしょうか(笑)
そんなわけで、いつもと同じようで一味違った?アコギライヴでした。楽しかったです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロマンチック街道の終点

2010年05月03日 | 旅行
2ヵ月半ぶりの旅行記・・・(汗)
フュッセンはロマンチック街道の終点ということになっているそうで、終点の扉があるというので見てきました。
ロマンチック街道初めてでいきなり終点に来ている我々・・・
特に街道にあるわけでなく、ちょっと高台に上った教会(修道院?)の脇にありました。
この扉開くことあるんだろうか・・・
右隣は普通の民家です。観光客がたくさん来るだろうから、窓とかいつもきれいに飾ってなきゃいけなくて大変だなーと思いました・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朗読CDその20

2010年05月03日 | 指輪物語&トールキン
その19から約1年・・・まだRotK聴いてます・・・というかずっと放置していて連休に入って再開したんですが(汗)
今The Ride of Rohirrimで、連休中にこの章まではなんとか終わるかかなーと。
その19でも書いたんですが、デネソールが原作どおりなのがいいんですよね・・・いや原作の朗読なんだから当たり前と言えば当たり前なんですが(汗)
映画でもラジオドラマでも、なんか最初から頭おかしい人みたいな扱いされていたのが納得できなくて・・・(涙)
Rob Ingrisさんのデネソールは、ちゃんと原作どおり冷徹で冷静なデネソールで、カッコイイですね~
このデネソールだと、ピピンの忠誠を誓う言葉に微かに微笑んだりとか、そういうのがグッと来るんだよなあ。
ファラミアが意識不明で戻って来てからは、ラジオドラマや映画に近いような錯乱した演技になって来ましたが、そうだよね、ここから理性を失うのが正しいんだよね・・・
ここで錯乱していても、やりすぎって感じにはなってないので、やっぱりここで、というのが正しいんだよなあ。まあ演技も抑え目かなーとは思いますが。
まだ最後まで行ってませんが、ようやく納得できるデネソールに巡り合った気がしますね・・・
The Ride of Rohirrimでは、ガン=ブリ=ガンが登場しますが、なんと「ハン=ブリ=ハン」と発音していて衝撃・・・! GhanのGを発音しないんですね!?
ガン=ブリ=ガン(いやハン=ブリ=ハンか・・・?)好きなので、ちょっとわくわくしながら聴いてました。
最後に「風の向き変わった!」と行って一瞬にして姿を消すところがカッコ良くてねえ~。
ガンさん(いやハンさん?)和訳だとかなり片言に訳されてましたが、意外と難しい英語喋れるんだなーという感じでした(笑)
このあたり、セオデンやエオメルの決然と判断を下す言葉もカッコイイですねー。ワクワクします。
やっぱり「王の帰還 上」が一番好きだなーとしみじみ思いました。
いよいよ次は一番好きなThe Battle of Pelennor Fieldですが・・・連休終わったらまた聴けなくなっちゃうかなあ(汗)
なんだかもうちょっとで聴き終わりそうでいてなかなか進まないのでした・・・年内には終わりたいものですが・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリストファー・リー様のCharlemagne聴いてます

2010年05月02日 | 指輪物語&トールキン

「クリストファー・リー様がメタルアルバムを発売!」という触れ込み?のメタル・・・というよりはシンフォニック・ロック?のアルバムCharlemagne: By the Sword & The Crossシャルルマーニュ=カール大帝の生涯を描いたコンセプトアルバムです。もちろんリー様がカール大帝を演じて(歌って?)います。
1ヶ月以上前に「もうじき発売」とか書いていたのですが、その後日本のamazonで取り扱うのがUS版になったようで、発売日が4月20日に延び・・・
でもバタバタしているうちにいつの間にか発売日になっていて(汗)届きましたよ~。
全12トラックにボーナストラックが2つ。
まず最初にインストのOvertureがあり、最後はやはりインストのFinale。
その間にAct1~5までがあり、本編?の前にインストをバックにナレーション(ナレーション担当はリー様の娘さんのクリスティーナ・リーさん)でそのシーンに至るまでの説明があり・・・というわけで、リー様が歌っているのは5曲+ボーナストラック1曲、ですね。
どうも英語がよくわからず、内容もよくわからないんですが(汗)Act1がカール大帝の死の場面で、枕辺に父の小ピピンが出てきて会話したりしているもよう。どうやらこのあと、それまでの生涯を回想する形・・・なのかな。
リー様の他、小ピピンとか教皇ハドリアヌスとか若き日のカール大帝とかの役で男性ヴォーカルが何人かと、女性ヴォーカルが2人参加していて、一緒に歌ったり別々に歌ったりしてます。
Act~となっているのでもわかるように、ちょっとミュージカル仕立てかなあ。リー様の台詞っぽい歌いまわしもあって、そういう形が合ってたかなあと思います。
ちょっと舞台でやってみてもいい感じだなあ・・・と思いましたが、リー様のお歳を考えるとちょっと舞台は無理かなあ・・・
あと、私そもそもプログレってあまり好きじゃなくて聴いたことがほとんどなかったのですが、シンフォニック・ロックって結構カッコイイですね。というか、ストリングスのレベルが高くてびっくりしました。下手な日本のオケよりよっぽど上手い・・・(汗)管楽器はシンセサイザーを使っているところが多い気がしましたが、それもさほど違和感なくハマっているのが・・・さすが本場?だなあと思いました。
ヴォーカルも、他の人の方がもちろん歌えているんですが、リー様が登場するとあの声の深みで惹き付けられますから、やっぱり主役だなあという感じですね。
というわけでなかなかカッコイイアルバムだなーと。
以下トラックごとの感想です。

1.Overture
インストなのでリー様の出番はないですが、なかなかストリングスがカッコイイです。特にドラムが入ってくるところとか。

3.Act1 King of the Franks
死の床のカール大帝の述懐に、亡き父小ピピンが時々口を挟む(汗)という設定。ロックというよりほとんどストリングスとシンセサイザーで、コーラスも分厚く入って、壮大な感じです。
最後に「アーメン」と唱えながら死んでいく?ところは静かになってちょっと怖い・・・(汗)

5.Act2 The Iron Crown of the Lombardy
最初教皇ハドリアヌスが歌いだすところはシンフォニックで静かなんですが、リー様のカール大帝が歌いだすとドラムとかギターが入ってきて勇ましい感じになるのがカッコイイですねー。

7.Act3 The Bloody Verdict of Verden
若き日のカールとカール大帝の対話らしいです。これも前半シンフォニックで静かなんですが、途中からロックっぽくなるところで若いカールとカール大帝が交互に歌うところとかカッコイイですねー。

9.Act4 The Age of Oneness Out of Deversity
唯一ソロパートをリー様が一人で歌ってます。コーラスが入るくらいで。リー様結構高い音も歌っていて頑張ってる感じですね~。
テンポが速くなるところ(いやこれでもミドルテンポですけど(汗))での独特のリズムの取り方が、聴いてると快感になってきます(笑)

11.Act5 Starlight
唯一最初っからロックっぽいというか、なんだか王道ロックバラード?っぽい曲で、リー様が歌ってるのがとても不思議な感じ。女性ヴォーカルとのデュエットですが、一緒に歌うところでリー様がメロディに載らずに台詞っぽく(もしかしてラップっぽい感じを狙ってる!?)ところが不思議な味わいでいいですねー。

12.Finale
これもインストですが、コーラスが入ったりと、壮大な感じでカッコイイです。

13.Iberia
ボーナストラックです。カール大帝のイベリア半島への遠征を描いているようです。
リー様は歌わず、台詞だけのドラマ仕立て。本領発揮という感じかな? インストからナレーションが入り、戦いの音響効果もあり・・・むしろ音楽はサントラ的な扱いですね。

というわけでなかなか面白いアルバムです。とりあえずリー様の魅力は満開かなーと思いますので、気になる方はぜひ聴いてみてくださいませ。こちらで試聴もできますよ。(ちょっと微笑ましいPVもあります(笑))
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NINEナイン(ネタバレ)

2010年05月01日 | 映画
ミュージカル映画はとりあえず観ておくことにしてる私。特にNINEは評判の良いミュージカルだったので、一度は観てみたいと思っていたので・・・日本版も何回も上演してるんですが、なんだか観に行く機会を逃してしまっていて。今思えば田中利花さんが出てた時に観ておけば良かったなあ・・・
というわけで観てきました。
話の筋的には全く共感できる話ではないはず・・・なんですが、オリジナルがよくできているからか演出のせいか、なんかグイドの心境も、グイドに心を寄せる女性たちの気持ちも理解できてしまうのがすごいなあと。
ラストなんかちょっとほろりとしてしまったりして・・・これは演出の力だと思いますが。
何より、出てくる女性たちの美しく撮られていること。マリオン・コティヤールやペネロペ・クルスはいつも綺麗だけど、ニコール・キッドマンなんて今まで観た映画の中で一番綺麗だったような・・・
一見際どいシーンが多そうに見えて、実はRどころかPG指定すらついてない、健全な映画なんですよね(笑)まあ元が舞台だから・・・
色っぽい衣装も、女から観ても「綺麗だなあ」としか思えなかったですねー。
おそらくこの作品、深く考えずに女性の美しさを愛でるものなんだろうなあ。なんというか眼福って感じでした。
いわゆる「美女」でないジュディ・デンチもとても魅力的な女性に思えました。いい役だなああれ。田中利花さん、きっとあの役だったんだろうなあ。やっぱり観れば良かった・・・
母親の幻影と会話をするとか、冒頭の映画のセットに女性たちが現れるところとか、映像ならではの幻想的なところが良かったですね。多分冒頭の映画のセットのところは舞台版そのままなんじゃないかと思いますが。
ミュージカル映画としては、歌が結構少ないなあと思ったのですが、どうやら舞台版よりも大分歌はカットしているみたいです。
でも、冒頭の、映画の場面のセットにしても、ケイト・ハドソンやファーギーのダンスシーンにしても、演出が見事で、さすがCHICAGOのロブ・マーシャル、という感じでした。(って映画のCHICAGO観てないんだけど・・・)
特にケイト・ハドソンのダンスシーンが、鮮やかな映像とモノクロの映像が交互に出てきて、見事でしたねー。
音楽もよかったですね。やっぱり舞台版観ておけばよかったなあ。(まあ日本版はキャストにもよりそうな気がするけど)
キャストは皆そこそこ歌えてましたが、やっぱり歌が本業のケイト・ハドソンとファーギーが素晴らしかったですねー。
特にケイト・ハドソンのパワフルな歌声は、やっぱりこのくらい歌えないとミュージカルはダメだよなあと・・・(だから歌も減らしたんでしょうが)
再び映画を撮り始めようとするグイドの背後に、女性たちが現れて、少年時代のグイドが走ってくるラストには、ちょっとグッと来ましたね。
というわけで、よくできたミュージカル映画だったな、と思います。いつか舞台版も観てみたいです。
あ、そう言えば、イタリアが舞台ということで、全編英語ながらかなりイタリア語なまりの英語だったんですよね。雰囲気は出てましたし、私にはむしろ英語聞き取りやすかったんですが(汗)
舞台でもこんな感じなんでしょうかね?

てな訳で今年見た映画の順位。
1.ニューヨーク、アイラブユー / 2.NINEナイン / 3.復讐者に憐れみを / 4.Dr.パルナサスの鏡 / 5.のだめカンタービレ最終楽章後編 / 6.コララインとボタンの魔女 / 7.ラブリーボーン / 8.プリンセスと魔法のキス / 9.かいじゅうたちのいるところ

あと今年これから観に行く予定の映画。
公開中「アリス・イン・ワンダーランド」「ウルフマン」
5月8日公開「9ナイン~9番目の奇妙な人形~」
6月4日公開「マイ・ブラザー」
7月3日公開「アデル」
夏公開「ザ・ロード」
11月公開「ハリー・ポッターと死の秘宝 前編」
12月公開「ノルウェイの森」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする