ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

帰って来てます

2008年01月29日 | 旅行
シアトルから帰ってまいりました。
時間がないので色々と更新等はもう少し後になりますが・・・メールのお返事もちょっと待ってくださいませ(汗)
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行ってきます!

2008年01月23日 | 旅行
ちょっとバタバタで今ひとつ実感がないのですが(汗)明日からシアトルに行ってきます。28日帰国です。
サイトのBBSはスパム対策で閉鎖しておきますが、ブログのコメントとTBは、まあ5日くらいなら大丈夫かな・・・とこのままにしておきます。もし変なコメントとかTBとかあったら、決してリンク先をクリックしてはいけませんよ~

さて、今回の旅行、交通機関もちゃんとあるし、楽々・・・と思ってましたが、直前になって新事実?がわかってちょっとバタバタしてます。ま、ちょっとですけど(汗)
今回の目的は、シアトルの近くのエヴェレットというところで、マイケル・K・リーさん主演の「王様と私」を観るのが目的なんですが、そろそろ行くのも近くなったし、とHPを観てみたら・・・なんと、私が観に行く26日マチネの後に、After Performance Discussionというのがあるというではないですか!
チケット取った頃にはこんなのなかったと思うんですが・・・
しかも、エヴェレットの前にやっていたイサクアで1回、エヴェレットでもこの26日マチネの後の1回のみ・・・なんというすごい偶然!
何やるんだかよくわからないけど・・・(汗)終演後にステージ前とかでトークとかするのかなあ? 当然マイケルは出るよなあ? 主演だし。
これは行かなきゃ、となったところで、交通手段が問題に。
シアトルからエヴェレットまで、グレイハウンドで往復しようと思ってたんですよ。バスターミナルがホテルから歩ける場所なこともあって。
ところが、グレイハウンドの帰りに乗ろうとしていた便、After Performance Discussionを観て行くとすると、多分間に合わないんですね。その次の便だと10時54分とか発になって遅すぎだし・・・
アムトラックだと、8時台の便もあってまだ少し早く帰れそうなので、じゃあ帰りはアムトラックにするか、でもアムトラックだと駅についてからバスに乗らないといけないんだよな・・・と路線バスを調べていたら、なんと路線バスでエヴェレットに行けることに気がついてしまいました。
しかも、バスの本数は1時間に1本くらいで、グレイハウンドやアムトラックより全然多いし、その上にグレイハウンドのバスターミナルやアムトラックの駅から劇場までは1.5kmくらいあって結構歩くのですが、路線バスだとバス停から3ブロックくらいの距離なので、そんなに歩かなくて済むし。
バス代もたったの2.5ドル・・・アムトラックだと一番高い便で22ドルとかしたのに(汗)
これは路線バスで行くしかないかなーと・・・
路線バスって、一体どこで降りたら・・・というのが今イチ不安なので、初めて行く場所でしかも遠距離で乗るのはちょっとな、というのはあったんですけど、ここまで条件揃ったらもう行くしかないなあ・・・
メトロバスのサイトでどこのバス停から乗って、帰りはどこで降りるのかとか徹底的に調べて(また行きと帰りバス停が違ったりとか、時間帯とか曜日でバス停変わったりとか、そういうのが面倒なんですよね~)、なんとかなるかな、という感じになりました。
しかし、インターネットって便利ですねえ。路線バスのルートマップから時刻表からわかって。昔、ネットなんか発達してなかったころ、何もわからない状態でとりあえず現地行って、四苦八苦して路線バスのルート調べてサッカー観に行ってたのが信じられません・・・よくやってたなあ。
そんなわけで、ちょこっと冒険?もしつつ、短い時間ですがアメリカ旅行楽しんで来ようと思います。
そういやLotRの新しいトレカはもう売ってるんでしょうかね。シアトルでもエヴェレットでもコミックショップ探してあるので(笑)覗いてみようと思います。
あ、アメリカ行くなら、ドラマ観られたら・・・とも思ったんですが、Sarah Conner Chronicleは曜日が合わないし、LOSTシーズン4も曜日が合わない上に31日スタートだそうで、残念。(LOSTシーズン2までしか見てないからいきなり4観ても・・・ですけど)
あと、大黒屋でドル買ったら、300ドル買うのに100ドル札2枚入れられた・・・100ドル札入らないと手数料かかるっていうから・・・(汗)
実質現金100ドルしか使えない・・・(汗)果たして無事に100ドル札崩すことができるでしょうか・・・(汗)
てなわけで、なんと数えたら11回目(・・・)のアメリカ旅行ですが、相変わらず今回もバタバタしそうです。直行便だし雪も降らないから飛行機飛ばなかったり荷物なくなったりはしないと思いたいですが・・・(汗)

てなわけで、なんかバタバタですが、行ってきます!
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LotRO日記:ユールの季節

2008年01月21日 | 指輪物語&トールキン
収穫祭が終わったと思ったら、ユールのイベントがありました。ちょっと季節ずれてるけど・・・
まあ、ユールだけにホビット庄だけで、そんなに大きなイベントではないですが。
これからイベント参加される方にはネタバレになると思いますので、気にされる方はご注意ください。たいしたことないと思うけど・・・
なにやらホビット村で事件?が起こっているというので、ホビット村に向かいました。メイさんがブリー村、ルイニエルさんが大堀町にいたんですが、とりあえずはメイさんで。
クエストのリングは出ていないのですが、とりあえずホビット村の住人の誰かに話しかけると、クエストが出てきました。
ユールのイベントをロベリアが主催することになったけれど、ご馳走を独り占めして、村の人たちには野菜しか配らないとか言うので皆怒っているとか。
とりあえず村人に色々聞き込み?をするんですが、普段話せないような人と会話できるのでちょっと嬉しいですね。
聞き込みの結果大堀町と大スミアルに行くことになり、最終的には村人の署名を10人分集めれば主催者を変えられるということに。
10人って少なくないか・・・?と思いましたが、とりあえず署名集めを。
あれ、10人集まったかな・・・というところで、「ロベリアに署名を持っていく」と表示が出たので、ロベリアのところに行きました。
そうしたら、9人分しか署名がないとか・・・やっぱりなんか少ないと思ったんだよなあ・・・
と、そこへ、とっつぁんに言われたと言ってこの人が登場。

ってあれ、名前が見えませんね(汗)マリゴールド・ギャムジーさんです。サムの妹の。(メイさんで写真撮り損ねたので、ルイニエルさんで再挑戦の時の写真です)
で、署名し終わったら・・・

遊びに行くって・・・マリゴールドってそんなに幼かったっけ? 追補編の系図みたら、サムと3歳しか違わなかったけど・・・
うーん、実はサムの妹じゃなくて、姪っ子だったりとかそういうのならわかるんですが。系図には出てないけど、お兄さんの子供がいてマリゴールドって名前でもおかしくないですよね? あ、でもお兄さんたちはホビット村にはいなかったんだっけなあ?
あ、クエストのごほうびは、家の庭に置ける、雪のかかったもみの木でした。来年のクリスマスまでに家買えてるといいなあ。その前に、買えたけど維持費払えなくて手放してたりして・・・(汗)

メイさんはこの後、ブリー村でなんとかレベル12とかのできそうなクエストみつけてやってました。
ブリー村をようやくゆっくり回れました。しだ家のビルの家も初めて見ました。

小馬のビルはいないんですね。ちょっと残念。
しかし、ちょっとお金かせいでもすぐ装備が壊れて修理して・・・。今週もメイさんの残高は銅貨42枚とかでした。日々自転車操業・・・
一方のルイニエルさんは、ユールの季節のイベントやって、ホビット庄のクエストを通りがかりにちょっとやってから、エレド・ルインに戻ってやり残しのクエストにもう一度挑戦してみたりしました。
途中金鉱を掘りまくって、インゴットつくりまくって、今週の貯金残高は銀貨100枚ちょっと。今のペースだと一日銀貨20枚くらい稼げるようです。うーん、おうち購入の際の維持費週銀貨50枚、ルイニエルさんだけでプレイしてたらギリギリ稼げそうですが・・・
なんかクエストこなしてても、明らかにエルフのロアマスターの方が強いし、戦闘楽なんですよね・・・。
でも、やっぱりメインはホビットでプレイしたいんですよねえ。メイさん頑張れ・・・(汗)
あ、トップの写真はまたもや綺麗だったから撮っただけの風景です(汗)ドゥイルロンドって高いから景色いいんですよね。
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ビルボのキャストは?

2008年01月20日 | 指輪物語&トールキン
TORnで、ちょっと前までは「ホビット」映画の監督は誰がいいかのアンケートをやってましたが、今はビルボのキャストは誰がいいのか、になってますね。
現在のところ、一位はイアン・ホルムですねー。半数近い人が投票してるんですね。気持ちはわかりますが。もうちょっと若かったらねえ・・・
二位は、意外にもAn Unknown Actor。確かに、あまり有名でない人がやった方がイメージが固まってなくて良いかもしれませんよね。そういう意見が結構多いというのが嬉しいような気がします。
ビルボに限らず、いい役者さんを掘り出してくれるといいなあ。
三位は僅差でマーティン・フリーマン。私も投票してしまったのですが。彼はいいと思いますよ~
四位はイアン・ホルムの息子さんのバーナビー・ホルム。似てるんですかねえ?
五位はジェームズ・マカヴォイ。タムナスさんですか。まあいいんじゃないですかね。ちょっと細身ですが・・・。年齢的には実は一番ぴったりな気がします。
六位はイライジャ・ウッド。うーん、それはどうかなあ・・・若すぎだし。
七位はコリン・ファース。噂も出てたようでずか、どうなんでしょうねえ。よく知らない・・・(汗)
八位はシャイア・ラブーフ。ん~、彼もどうかなあ。とにかく若すぎと思うんですが・・・
九位、十位のSimon Pegg、Ricky Gervisって知らないので・・・
11位、12位にはハルディアのクレイグ・パーカー、ギャムリングのブルース・ホプキンズが出てますが、これシャレですよね・・・?(汗)
とまあ色々な意見?がありますが、果たしてどうなるでしょうかね。その前に監督なんですけど・・・
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ベーオウルフ

2008年01月19日 | 読書
映画を観たあと、まずサトクリフ版を読んでみたのですが、サトクリフ版も結構オリジナルとは変わっているというので、これはオリジナルも読んでみないと、というわけで岩波文庫に挑戦してみました。
文庫だったら買ってもよかったのに、現在売ってないようで残念。図書館で借りました。
忍足欣四郎氏の口語訳はわりとわかりやすく、しかも各節の最初にあらすじを載せてくれている親切設計で、結構読みやすかったです。「イリアス」よりもはるかに短いし。
叙事詩はとっつきにくいかな、とまずサトクリフ版を読んでみたのですが、結論としは、叙事詩の方が面白かったです。
叙事詩の方を読んだら、トールキンへの影響がすごくよくわかったので、トールキンファンとして楽しめたんですね。
正確には、話自体を楽しむというよりも、あちこちに出てくる固有名詞もろもろにトールキンへの影響を見つけて楽しむ、という感じですが。
なんというか、ローハンってベーオウルフの世界なんだな・・・というのがよーくわかりました。なんでローハン語は古英語なのにバイキング風の文化なのか、という理由も大変よくわかりました。って、ベーオウルフが古英語で書かれた北欧の話だという時点で気がついてよさそうなものですが・・・(汗)
「イリアス」を読んだ時もそうでしたが、よく話が過去に飛んで、延々と人の名前が出てきたりするんですが、そういう名前にもローハンの人名が出てきたりして、面白かったです。ブレカみたいにそのまんまな名前もあったし、~ドレドとか~ムンドとかいう語尾の名前もいろいろ出てきて。エーオメールとかいう名前も出てきたなあ。
名前と言えば、デネの王妃がウェアルフセーオウという名前だけれど、ベーオウルフの父親がエッジセーオウ、他にも~セーオウって男性の名前が出てきましたが、この語尾って男女両方ありなんですかね。なんだか不思議な感じがします。
後半の竜退治の話はやはり「ホビット」を思い出させますが、なんだか今回読んでいて、ウィーイラーフがベーオウルフを守ろうとして戦うシーン、ウィーイラーフとエオウィンが重なって見えました。皆が逃げてしまった中、ただ一人王を守ろうと残って戦った姿が。サトクリフ版を読んでいた時は思わなかったのですが。
エオウィンがウィーイラーフのイメージと重なって作られたキャラクターかどうかわかりませんが、若く勇敢な戦士を女性に置き換えるというパロディというかアレンジは考えそうな気がします。
って、エオウィンは最初は死ぬ予定だったらしいので、やっぱり違うかな・・・。でも、頭の片隅に、王を守ってただ一人残る若い戦士のことがあったかもなあ、なんて。
それから、ベーオウルフに全く女っ気がないのも(訳注で、王位についた時、前々王ヒイェラークの王妃と結婚したのではないかと書いてありましたが、本文中には全く記述なし。子供もいないし)、出てくる女性の賢く気高いというキャラクターも、トールキンの書く人物像と近いなあ、と思いましたね。
キリスト教絡みの記述が出てくるとやはり違和感を覚えますが(サトクリフはそれでキリスト教絡みの話をカットしたのでしょうね)、トールキンにはそのあたりも逆にツボだったのでしょうね。
しかし映画でのキリスト教の扱い方は中途半端だったなあ・・・。あれなら出さない方が良かったような。
そしてこの叙事詩、話の内容が面白いというよりも、成立の過程がどうだったのかとか、そういうところに興味が湧きますね。
イギリスで書かれたにもかかわらずデンマークの話なところ(まあ考えてみたら「ハムレット」もそうですが)、明らかに物語の舞台となった時代よりも後代の思想を背景にして書かれているところ、などをみると、一体いつの時代に書かれたものなのか、元の物語はどんなものだったのか、などがどんどん気になって来ます。研究対象としてかなり面白そうな印象を受けました。
しかし、トールキンは研究対象として面白いというだけでなく、真剣にこの物語に惹かれていたようで、そのあたりにトールキンのロマンチストなところを感じて、なんだか微笑ましいような気持ちになります。
そういうところが、トールキンが単に研究者が道楽で小説を書いた、というだけでなく、やはり物語作者たるべき人だったんだなあ、と思いました。
うーん、トールキンのベーオウルフ論読んでみたくなりました。邦訳はないんだなあ・・・
代わりに「サー・ガウェインと緑の騎士」でも読んでみるかなあ?
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プラハ放送交響楽団来日公演

2008年01月19日 | のだめカンタービレ
昨日の夕刊を見てたら、1面のはじっこに小さく、プラハ放送交響楽団のコンサートの広告が出てました。
おお、「のだめ」でウィルトールオケをやっていた?オケではないですか。
ドラマで活躍?してたコンマスさんとかホルンさんとかフルートのお姉さんとか、本当にあのオケの人なのか、というのが気になって、来日公演があったら見たいなあと思っていた矢先でびっくり。
広告にもちゃんと「のだめカンタービレに出演」と書いてありました(笑)
サントリーホールの6/27(金)のチケットが今日発売だったんですね。6/26の川口リリアも今日発売ですか。6/29の札幌コンサートホールと、7/3の愛知県芸術劇場のはもう売ってるみたいです。
ちょっと行って見たいかなと思ったんですが、演目が私的には今イチ・・・
昨夜の夕刊の広告によると、スメタナ「モルダウ」、ドヴォルザーク「新世界」に、なぜか(?)ピアノがスタニスラフ・ブーニン(なんか懐かしい・・・)でベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」にピアノ協奏曲第三番、だそうです。
ピアノソナタがあるのってすごいですね。その間オケはお休み?
ん~、金曜の夜にベートーヴェンなんか聴いたら絶対寝るなあ・・・。ドヴォルザークも嫌いじゃないけど金曜の夜の仕事の後では寝る可能性大・・・。(大好きなブラームスだって金曜の夜だったら寝ると思う・・・)
どうも、高いお金を出して行きたいと思う吸引力に欠ける演目で(私的には、ですが)迷いますね。迷ってるうちに安い席は売り切れそうですが・・・
ん~、誰か行って、コンマスさんとホルンさんとフルートさんがドラマと同じ人だったかどうか報告してくれないかなあ(笑)
あ、もしかしてオケの公式サイトにメンバーの写真載ってないかな、と思ってみたけど、名前だけでした。残念。
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FotRコンサートはComplete Score Performance Live!

2008年01月18日 | 指輪物語&トールキン
2月23日、24日にスイスのルツェルンで、3月26日、27日にはミュンヘンで行われるFotRコンサートですが、しばらく前からHowardShore.comのトップにポスターの画像が出てました。
実はあんまりよく見てなくて(汗)今日気がついたんですが、これ"Complete Score Performance Live"って書いてありますね!?
もしかして、FotRのサントラ全部生演奏で、ってことですか!? これはすごい!
うーん、聴きたいなあ・・・どっちも絶対行けないけど・・・(涙)
これから、他の地域でもやってくれないもんでしょうかねえ。夏あたり、欧州でやってくれないかなあ。勿体無いけどロンドンとセットで行ける場所ならなんとか・・・(指輪ミュージカルもさすがに今年は行きたいので・・・)
そして、もしかしたら今度はTTTコンサートとか、RotKコンサートとかもやったりして・・・。RotKは長すぎでちょっと無理かなあ。
ちなみにDoug Adams氏のブログで、ルツェルンでは毎公演前にショアとDoug Adams氏のQ&Aトークのイベントをやるそうです。
Doug Adams氏が、きっとブログでいろいろ報告してくれるでしょう。画像も含めて・・・
しかし全曲生演奏、聴きたいですが、コンサートとしてはどうなんでしょうねえ。曲のつながりとか。
まあ、LotRシンフォニーもただ曲を並べて演奏してるだけだし・・・その辺はクリアできるのかな。
やはり、LotRサントラマニア?としては気になるコンサートです。いつか聴けるといいなあ。
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原作に忠実であるということ

2008年01月17日 | 指輪物語&トールキン
この話題何度書いたか・・・という感じですが(汗)原作を大事にしている映画なんかを観ると、つい「いいなあ」と思ってしまってこの話題に立ち戻ってしまうというか・・・
今回の「いいなあ」は、時節柄?「のだめ」なんですけど(笑)
いや、スペシャルドラマを見ていて、原作を大事にしてるなあ、というのをひしひしと感じたんですね。
もちろん、色々と変わっているところもあったし、特に後半は話の順序もかなり変えてたりして、全く原作どおり、ではなかったんですが、それもこれも、限られた時間内でどれだけ原作の大事なところを表現できるか、と苦心した結果だと思えたんですね。まあ、コアな原作ファンの方はまた違った思いがあるでしょうが。
原作を大事にするあまり、違うシチュエーションで原作どおりの台詞のままで、つじつまが合わなくなったりしてるところもありましたけどねー。これってLotRもあったなあ(苦笑)TTT終盤のファラミアの台詞とか。
映像化なり他メディア化にあたって、ただ原作を忠実に再現するだけでも面白くはないんですよね。だから原作と変える必要はあるのですが、その変え方に、原作を大事にしているかどうか、というのが出るなあ、と「のだめ」を観ていて思ったのでした。
原作が物足りないから変えるとか、つまらないから変えるとか、観客ウケしないから変えるとか、そういう原作からの改変というのが、一番よくあるパターンなのではないかと思います。
「のだめ」を見ていて、あれだけ変わっていたのもかかわらず、そういう変更はほとんどなかったな、と思いました。(一部の原作では出てこなかった登場人物の出番が増えてたこと以外は(笑))カットされて残念な部分はあったけれど、時間の関係上仕方ないとは思いましたし。
正直、原作を読んでいてあま好きじゃないところもあったりして、こういうところはドラマではやらなくても・・・なんてところもあったのですが(どのシーンとは言いませんが・・・(汗))、そういうところも丁寧にやってたりして、本当に原作を大事にしてるんだなあと、ある意味脱帽しました。
そして、原作と変えた方が面白くなる、なんて思って変えることって、作り手の驕りなんだなあ、なんて思ったのでした。
原作と変えられていてがっかりしたり、むしろ怒りを感じたりするのは、映像化する側の「驕り」のせいなんですよね・・・多分。
で、LotR映画の話なんですが、FotRにはそういう「驕り」が少なかったよなあと。
もともとは、アルウェンが旅の仲間に加わってたり、ヘルム峡谷に救いに現れてたり、ととんでもない脚本だったらしいFotR(汗)、何度も考え直すうちに、だんだん原作に近いものになって行き、最終的にはアルウェンと黒の乗り手の追いかけっこぐらいに留まったのですよね。
そのFotRが原作に近いものになって行ったというのも、結局のところはまだヒットするかどうかもわからない状況で、どうやったら良い作品になるのかどうか、真摯に考え抜いた結果だったのではないかと思います。
そんな状況で作られたFotRは、オリジナルのシーンも評判良かったですよね。原作への愛がある人が作れば、原作にはないシーンも良かったりするのですよね。
それが、FotRでの評判の良さに気を良くしたのか、TTT、RotKからは、PJ独自の解釈による、「驕り」による改変が増えて行ったなあ・・・と思うのです。どのシーンが、なんてことは今さらあげつらう必要はないと思いますが(汗)
RotKでアカデミー賞を総ナメして、「ホビット」監督問題では世界中から支持を集めたPJ、「ホビット」を監督したら、もう「驕り系改変」しまくりだろうなあ・・・と思っていたんですよね。
なので、監督がPJじゃなくなったことが、もしかしたら原作ファンにとって吉と出るのでは・・・なんてことも思っているのでした。
今さらそんなトールキン好きな監督が出て来るわけもないか、とも思うのですが・・・(溜息)
さて、「ホビット」映画どうなるのでしょうかね・・・。まずは監督の人選ですが。
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ブロードウェイのRENTがクローズ・・・

2008年01月16日 | ミュージカル・演劇
ちょっと悲しいお知らせです。mixi情報なのですが、ブロードウェイのRENTが6月1日でクローズするそうです・・・
ソースはこちらなど。って実は読んでないんですけど(汗)
前からクローズしそう、という噂はなんとなく聴いてたんですが、昨年はアダム・パスカルとアンソニー・ラップの復帰公演もあったりして、盛り上がってそうだからまだまだ大丈夫かな、と思ってたのに・・・
既に世界でもロングランを続けているのはブロードウェイのみ。最近の来日公演を見ても、ブロードウェイ以外の舞台では物足りなさを感じることが多く、「それでもN.Y.に行けばいつでも本物?のRENTが観られる」と思っていたのに・・・
なんだか、帰る場所を失くしてしまうような悲しい気分になりました・・・
昨年夏に行っておいたのがせめてもの救いでしょうか。ああもう一回観ておけば良かった。
6月までに行くのはちょっと無理そう・・・。来週シアトル行くけど、やっぱりついでにN.Y.も行ってしまうべきだったかも。(いや無理ですが(汗)シアトル行くだけだって無理無理なので)
クローズの発表で「最後に一目」の観客が増えて、延長になって夏までやってくれないかなあ。ってロンドンの指輪ミュージカルはどーすんだ、という感じですが・・・やっぱりもう観られない定めなのか(涙)
N.Y.のRENT、何回観てるのかよくわからないんですが(汗)5回くらいかなあ?
うち1回は到着当日に観てしまったため、意識もうろうとしていて勿体無かったなあ・・・
キャストの記憶はあまりないのですが(汗)コリンズのMark Fordを2回観られたのが一番の思い出ですね。最初の来日公演でカッコ良かったから。嬉しかったなあ。
マークはたいがい良かったけれど、昨年夏に見たChristopher J. Hankeは、面白くて元気でかわいいマークで好印象。
そして、昨年見たロジャーのTim Howarがまた良かったのでした。元気すぎるかと思ったけれど、One Song Gloryがすごく良くて泣けましたね。
全体的にすごく仲良さそうな楽しそうなカンパニーで、観ているだけで幸せな気分になれました。もちろんボロ泣きもしましたけど。
ここ数年ブロードウェイRENTはごぶさたで、その間に見た来日公演がなんだか悲しいものだったので、もうかつてのようなレベルのRENTは観られないのかな・・・と思っていたのですが、「やっぱりブロードウェイはいいね!」と思えて、幸せだったのですが・・・あれが最後のブロードウェイRENTになってしまったのか・・・
なんか、良かっただけに切ない気分です・・・
寂しいけれど、最後にいい舞台が観られたことだけはラッキーだったと思わなければ、ですね。これからは寂しくなったら映画のDVDでオリジナルキャスト観ます・・・
あとは、ロンドンで今やってるremix版のRENT(なかなか評判悪いですが(汗))、夏までやってるかなあ。まあ、観てもあまり本家の代わりになるとは思えませんが・・・(汗)
そして、冬には東宝RENTですね。キャストどうなってるのかなあ。演出もオリジナルじゃないし。No Day but Todayがどうして「明日のために今日を生きる」になるのかな~、なキャッチコピーからして不安がよぎりますが・・・
まあとにかく、あと少しでブロードウェイのRENTともお別れです。行ける方は今のうちに行っておいた方が良いかもしれませんよ!
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RotKサントラ完全版ANNOTATED SCOREその1

2008年01月15日 | 指輪物語&トールキン
なかなか読み進まなくてのびのびになってましたが、RotKサントラ完全版ANNOTATED SCOREの話です。
余談ですが、RotK完全版、HMVでは発売日また1月22日に延びてましたよ~。それでも入荷諦めないのは偉いですが・・・タワーレコードは取り扱いやめちゃいましたからねえ。
さて、ANNOTATED SCOREの話です。
実は、なかなか書けなかったのは、読み進まないのもあったんですが、意外と新たな事実が少ないんですよね。今回はCDについてたライナーノートの方が目新しい話が多かったかも。
というわけで、TTTはその10まで行っちゃいましたが、そこまで長くはならない予定です。
まず、最初のトラックの聞きなれない曲は、やはりスメアゴルがゴラムに変化して行くシーンの音楽だそうです。
カットされたのもわからなくはないですが、音楽を乗せたのも聞いてみたいですね。そういうのMusic of the Lord of the Rings FilmsのDVDに入ったりしないかなあ?
フロドとサムの「帰りの分です」のシーンで流れているクラリネットの音楽、(最後の長調になる前のところですね)「ホビット庄のテーマ」のPensiv Settingなんだそうです。うーん、気がつかなかったなあ。
メリピピの緑竜館の歌のバックのフィドルは、ちゃんとサントラでフィドルを弾いてるダーモット・クレハン氏が弾いてるんだそうです。現地で録った音じゃないんですね。後から歌に合わせて録音したんですかね。
「望みと思い」、最初の部分が、メリピピの場面で流れる「ホビット庄のテーマ」のPlayfl Settingsというやつの変奏だと信じているんですが、ライナーノートに引き続き、ここでも言及はなし・・・えー、違うの? 絶対そうだと思うんだけどなあ・・・
アルウェンがエルダリオンを観るシーンの音楽、Evenstar Themeと書いてありました。もちろん、TTTで出てきた「夕星姫」の変奏ですからね。
ここで、ルネ・フレミングを起用したことについてのショアのコメントが。ルネ・フレミングのような大物?を起用するようになるには、RotKまで待たなければならなかった、と。FotRの段階では、まだオペラで活躍する大御所にお出まし願うことはできなかった、ということだそうです。うーん、上手く要約できないですが・・・
これって、多分フルートのサー・ジェームズ・ゴールウェイの起用にも言えることでしょうね。ティンホイッスルはFotRから出てきたけれど、FotRの音楽にはジェームズ・ゴールウェイは合わなかったと・・・わかる気がします。
ミナス・ティリスをガンダルフとピピンが観るシーンのゴンドールのテーマの変奏がちょっと不気味なのは、ガンダルフにはミナス・ティリスに(デネソールに?)異変がおきていることを知っているから、と書いてありました。えー、ここは単にもともとオスギリアスの戦闘シーンとくっついてたからじゃないの・・・?
ボロミアの死の場面の音楽は、Noble Endと呼ばれてました。これカッコイイですね♪
ガンダルフとピピンが王の間から出て行くシーンのSEEの音楽は、ゴンドールのテーマの変奏なんだそうです。Foot Stepとか書いてありました。そう言われればそうかな。
ガンダルフがピピンにゴンドールの歴史について語るシーンで、ガンダルフがHelp must come to usというシーンの音楽は、「指輪のテーマ」とEvil Themeのハイブリッド版だそうです。そうだったかなー。指輪のテーマしか思い浮かびませんでしたが。
あと、ミナス・モルグルのシーンの前に聞きなれない音楽が入っていたのは、ガンダルフとピピンのバルコニーの会話のシーンについてた音楽なんだそうです。なるほどー! 今度よく聴きなおしてみよう。
階段登ってるところの、サムがゴラムを脅すシーン(汗)の音楽、コード進行だけすスメアゴルのテーマなんだそうです。気がつかなかったなあ。
ピピンがのろしをつける場面は、もともとデネソールとファラミアの会話の後だったそうで、ここではその順番で収録されている、と書いてあったような。ここも要確認ですかね。

ちまちま読み進んでいた貯金を全部使い果たしてしまいましたー(汗)またしばらく読み進むまでこのネタ書けないかも・・・(汗)
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