ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

転調マジック

2005年06月25日 | 音楽(主に日本のHR?)
一昨日入手した「戦神MARS」のサントラの中で「明天」という曲が気に入ったと書きましたが、よく考えたらこの曲も転調しているのが原因のような気が(汗)
サピのところでさり気なく長調に転調してるんですよね。そのはかない明るさがツボなのかなと(笑)
前にも書きましたが、ヴィック・チョウとバービー・スーのデュエット曲も、キーの関係で男パートと女パートで転調しているのですが、このおかげでカッコ良くなってるんですよね。
松澤さんのDRAGON FLYの曲も、南さんがバッドルーザー時代にやっていて、松澤さんが手を加えた曲があるのですが、これもサビで転調したことで、曲が締まったというか、かなりカッコよくなかったと思いました。
転調って、聴いている者に生理的な快感を与えるものだと思いませんか?(笑)私はどうも転調に弱いですね。
でも転調って、さりげなく曲に織り込むのは結構高度な技だよなあ、と思います。
よくある、曲の最後に転調してどんどん高くなる、というのは別として、途中で転調してまた最初に戻るのって、上手く計算しないとさり気なく収まらないですよね。
ましてや、聴いている人に感情的な快感を与えるちょうどよい転調というのは、まさにプロの作曲家の職人芸だなあと思います。やり過ぎだとクサくなるし(汗)
そういう意味では、私が尊敬する作曲家である松澤さんや河野さんは、転調が巧みで・・・というか、私好みなんですね(笑)
転調やりすぎと言えば、石井一孝さんの曲でFLYINGという曲があるのですが、サビの部分2小節ごとに転調していてやりすぎです(笑)まあカッコイイんですけど、ちょっとスマートじゃないなあと(笑)
あるライヴのMCで、自分で「転調を覚えて嬉しくて沢山転調してどんどん曲が複雑になっちゃう」と言っていたので、ちょっと笑ってしまいました(笑)
敢えて転調をやりすぎで不快感を出しているのは、LotRの「ゴラムの歌」ですね。これも2小節ごとくらいに転調してますが、これはわざと不快感、不安感を出しているので、上手いなあ~と思います。最後のところで、ちょっと悲しげな感じになったりするのも絶妙で、もう職人技だなあと思いました(笑)
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