ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

The Last Goodbye

2014年11月23日 | 指輪物語&トールキン



さて、本予告発表と同じ日に、BoFAサントラのプレビューも出ました。
まずは英amazonで30秒試聴、つづいて米iTunesで90秒試聴が出ました。90秒試聴はYoutubeでも聴けます。

サントラの話はまた別途書きたいと思ってますが、その前に。ビリー・ボイドが歌う主題歌The Last Googbyeがフルで試聴できるようになりました!こちらなどで聴けます!
PVはYouTubeの他、こちらなどでも見られます。

そして、早速歌詞を聴きとってupするファンも…こちらなどです。

The Last Goodbyeについては、以前の記事にも色々書いたのですが、結局のところ私が一番望む形の主題歌だったので、嬉しいというか…歌の内容は切ないものなんですけど。
本予告、そしてこの主題歌を聴いて、なんかもしかして期待しても大丈夫かな、という気持ちが高まって来ました…!
ちょっと勢いで訳してなんてみてしまったんですが…(汗)勢いなんで大目に見てください~(汗)
(一応白文字にしておきます…背景白じゃないから完全には隠れませんが(汗)


空から光が消えて行った
風の中にため息が聞こえる
雪が眠る仲間たちを覆うころ
僕は最後のさよならを言おう

夜の帳が下りる
一日が終わる
道が呼んでいるから
僕は行かなくちゃ

丘を越え 木々の下をくぐり
未だ光の差したことのない土地を通る
海へと流れる銀色の流れのほとりを

雲の下 星空の下
雪を越え冬霧を越え
とうとう家に続く道を辿るよ

道が何処へ連れて行くのか
僕は知らない
僕たちはずっと一緒にこの道を来たけど
この日が来た
君にさよならを言う時が

たくさんの場所を旅した
たくさんの悲しみを見た
でも後悔もしないし忘れもしないよ
僕と一緒にこの道を辿った全ての人たちを

丘を越え 木々の下をくぐり
未だ光の差したことのない土地を通る
海へと流れる銀色の流れのほとりを

この思い出を僕は忘れないよ
君の祝福とともに僕は行くよ
とうとう家に続く道を辿るよ

道が何処へ連れて行くのか
僕は知らない
僕たちはずっと一緒にこの道を来たけど
この日が来た
君にさよならを言う時が

心をこめて君にさよならを言うよ





3部作最後はビルボの歌であって欲しい、という願いが叶って感無量です…!
できればThe Road Goes Ever on でも口ずさんでくれれば…というのがありましたが、主題歌に少し入っていますね!それもじーん…(でも本編で歌ってくれても一向に構わない(笑))

この歌について、ホビットを締めくくる歌であるとともに6部作を締めくくる歌にもなる、と言っていましたが、実際そのとおりでびっくりしました!
これはビルボが帰還する歌であり、トーリン(たち)に別れを告げる歌であるとともに、ビルボが私たちファンにさよならを言っている歌でもあると感じました。ビルボとともにPJたちが、とも取れるかもしれない。
また逆に、私たちファンがビルボの立場にたって、PJ6部作に別れを告げる歌ともとれるかなと…
youをどう取るかで、色々に解釈できますね…まあ基本はビルボからトーリンへ、だと思ってますが。(訳もそのスタンスで訳しています)
そして、海って言葉が出てくるだけで、ビルボが西へ行ってしまう本当のラストも連想されるという…本当にお見事な歌詞だと思います!
PVを見ると、ファンへのお別れ、ファンからのお別れって部分が大きいのかなと思いますが…でもちゃんとビルボの歌にもなってると思いますから。
(そういう意味では、ビルボバージョンのPVもあっても良かったかななんて…)

また、これは個人的に思っただけですが、I See Fireにつながる部分もあるかなと…
I See Fireで一ヶ所だけ(繰り返しあるので2箇所ですが)youと呼びかけている箇所があります。
And I hope you'll remember meというところですね。
このyouが誰を差すか…私はビルボだと思ってました。We should all burn togetherの中にビルボが含まれているとは思えなかったんです…
まあ、最初に出て来るMisty eyes of mountain belowのことだとするのが妥当なのかもしれないけれど、私はビルボだと思いたかったのでそう思ってます。
あるいは、観ている私たち観客のことでもいいかなと。
The Last Goodbyeで、I don't regret nor will I forgetとビルボが言っている、そのことでI See Fireの「覚えていて欲しい」に応えていると思いたいんです…

ここでのyouがビルボでありトーリンであることについては、また別途書きたいと思ってます。書けるのかな…(^_^;)

そんな訳で、最後まで主題歌は期待を裏切らなかったなと…
後は本編を観るばかりですが、主題歌、サントラと聴いて、大丈夫かなと…。今は心静かに公開を待ちたいです。
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ホビットBoFA本予告のことなど

2014年11月17日 | 指輪物語&トールキン


なかなかブログ書く時間が取れなくて、書きたいことも色々と溜まっているのですが、ひとつずつ…
まずは、ホビット最終章の本予告がいよいよ公開になりました!
字幕は相変わらずあれですけど(汗)色々と考えさせられる予告でしたねー。

最初は「おお、サルマンが活躍するのか!?」というのが気になってましたが、後でこちらで一部英語の台詞が判明して、うわー!となったのですが…
私がうわー、となってしまったのはドワーリンの台詞です。台詞わからない時点から、ドワーリンがピンでアップに…!というのが気にはなっていたのですが。
ドワーリンはトーリンに対してこう言っています。"Bilbo was right.You cannot see what you become.".(さきほどのサイトではBilbo is rightとなってますが、wasとなっていたサイトもあり、おそらくwasの方が合っている気がするのでwasを採用してます)
ドワーリンがビルボを支持してる!?あのドワーリンが…!
私は映画のドワーリンはとてもドワーフらしくて好きなのですが、ホビット好きとしては、唯一ホビットに優しくないのが残念なところだな、と思ってました。これでホビットに優しかったら完璧なのに、と…
今までのところ、ドワーリンはトーリンの第一の信奉者で、何があってもトーリンについて行くだろうと思われました。きっと三部のビルボの行動の時も、ドワーリンはトーリン側につくのだろうな、と思っていたのです。(原作だとトーリンのビルボに対する言動を恥ずかしいと思うドワーフは一人や二人ではありませんでした、というような記述だったので、トーリン側のドワーフも当然いたのだろうなと。原作のドワーリンはトーリンにつきそうな感じではありませんでしたけど…)
でも、そんなドワーリンが、ビルボが正しかったって言うなんて…!盲信的にトーリンに従うのでなく、トーリンがおかしいということができるなんて…!
まあ、この台詞だけでは、ドワーリンがビルボのどこが正しいと言ったのかまではわかりませんが。ビルボの言葉の一部だけを取り上げてるのであって、ビルボの行為自体を肯定しているのではないのかもしれない。
それでもやっぱり、ドワーリンがビルボが言ったことを認めたというのは、すごく大きいことだと思います。それだけトーリンの変わりようがひどいのかもしれませんが…その辺はちょっと心配なんですけど(汗)でも、個人的には、ドワーリンがビルボを理解してくれたのだったら嬉しいな、と思います。
「ホビット」に出て来るドワーフたちは、自分たちの種族の中に閉じこもって、他者を理解しようとしません。それが、ビルボの存在により、見方が変わる…特にトーリンが、ホビットの生き方のすばらしさを認めるというのが、私にとっては「ホビット」の一番心を打ったところでした。
原作ではバーリン以外はあまり描かれていませんが、他のドワーフたちも皆ホビットを認め、ビルボを尊敬するようになっていたはずです。裂け谷の会議でのグローインのフロドへの態度を見ても明らかですよね。
だから、映画でも、ドワーリンも最後にはきっとビルボと少しは仲良くなってくれるんじゃないかと期待してたんですが…どうやら期待してもよさそう、と思ってもう嬉しかったんです…!

嬉しかった理由はもう一つ。この場面のおかげで、ビルボの行為が、ちゃんと重要なこととして描かれるのではないか、ということでした。
原作のビルボの行為について「裏切りとしか思えなかった」という方が結構いらっしゃるようなんですよね…あそこで感動した私にはびっくり、だったのですが。
そのあたりが、映画でよりわかり安くなっているのか、そうでもないのか、というのはありますが…
このあたりはまた別の機会に譲りたいと思います…

ティーザー予告でもビルボの台詞を聞いて、これは大丈夫では…と思ったのですが、この本予告を観て、DoSでかなりクールダウンした気持ちが一気に盛り上がってしまいました。もしかして期待しても大丈夫じゃないかって…
実は同じ日にサントラのプレビューが出て、これで更に盛り上がってしまったのですが、これもまた次の機会に(笑)
まあ、実際観てみたら、気になるところも色々あったりする可能性はありますけどね…RotKも予告もサントラも良かったのに、本編観たらあれ?というところはありましたから(汗)
ただ、ホビットに関しては今のところLotRほど許せない箇所はないんですよね。ほとんどないと言っていいくらい。原作からあれだけ離れているにも関わらず。(まあテンションは思いっきり下がってましたけど…(汗))
そんな訳で、今更最終章へのドキドキが高まって来てしまいました。期待しつつ、やっぱり終わってしまうのが怖い気持ちもありますが…
さてどんな最終章が待っているのでしょうか…あと公開まで1か月です…!
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ホビットBoFAサントラCDのこと、主題歌のことなど

2014年11月03日 | 指輪物語&トールキン


ホビット3作目、The Battle of the Five Armies(邦題「決戦のゆくえ」)公開まで2ヶ月を切って、色々な情報が入ってくるようになりましたね。
いよいよこれでこのお祭り騒ぎも終わりかと思うと寂しいですが…
そう言えば公開日が12/10に決まったことも書いてなかったですねー(汗)
アメリカが12/17な中、なぜか日本は欧州に続いて12/10と早い公開に。
このことでサントラCDの発売も色々と今までと違ってきました。

まず、アメリカのサントラ発売日が12/16と発表されました。公開一日前ですが、まさか他の国は公開後の発売になるの!? と個人的にサントラ場面予想する予定の私は青ざめてたんですが、公開が早い欧州盤の情報より先に国内版通常版が12/10発売、と発表になりました。
次いで欧州は12/8ということが判明。今回の国内版は欧州版がベースになっているためか米デラックス版より高いという状況に…
デラックス版は欧州版が12/8発売、米版が12/16発売になっていますが、欧州版は米版の倍くらいのお値段ですので、購入はよく考えてからにしましょう、という感じですね(汗)
しかし、アメリカの発売が遅いので、試聴が遅くなるんじゃないかと気が気でないサントラ場面予想する予定の私…(汗)

TORnにはサントラのトラックリストも上がってました。今までのことを考えると、順番はかなり違ったりしそうですが、ある程度の予測にはなりますね。

で、サントラより先に、主題歌の発表があって、こちらの方が話題沸騰、でしたね。
主題歌が、ビリー・ボイドが歌うThe Last Good-byだと発表されたのですよね。
ビリー・ボイドと言えば、これもブログに書いてなかったけど(汗)予告第一弾でなんとRotKのピピンの歌が使われたんですすよね。
今から思うと、あの時点でビリー・ボイドが主題歌って決まってたんだろうなあ…

この、ビリー・ボイドが主題歌を歌うということに対しての反応が色々でしたね。
私は、ビリーがアーティストとして歌うんだな、と思ったんですが、結構皆さん、ビリーが歌う=ピピンが歌う、と思ったようで。どうも=ピピンと思う人の方が多そうなので、どういう意図で起用したにせよ、ピピンの歌だと理解する人が大多数なんでしょうね…

私は、まずビリーが歌うと聞いて、今回はドワーフじゃなくてホビット視点なんだな=ビルボ視点の歌なのでは、と思ったのですが、多分、最後はビルボの歌で終わって欲しいという願望でそう思ったのかな、と。タイトルも変わってしまったし、どこかにThere and back againが残っていて欲しいと…(サントラのトラックリストには入ってましたけどね)
同じような思いがあって、さらにビリーが歌う=ピピンが歌う、と感じた方にとっては、このビリーの起用に違和感があったりしたようです。
一方で、ピピンが歌うの嬉しい!という方も結構いましたね。
私は、ビルボの物語をピピンが締めることにはやや違和感がある一人なんですが…フロドをさしおいて、という考え方もあるでしょうし、私的にはメリーも差し置かれてるんですけど(汗)
まあ、ビリーが一番歌上手いから、なんでしょうけど…
個人的には、ビリーにはピピン自身というよりもホビット代表みたいな立場で歌っていて欲しいな、と思うのですけどね…

あと、ホビット前2作を通して気になっていたのが、LotRとのつながりを示唆するところが多いな、ということだったんですね。特にサントラで…
いや、もちろんLotRとつながっている話なので、そういうのもあって良いのですが、ちょっと多すぎじゃないかというのと、そのまますぎるな、というのが…
なぜ違和感があるかというと、もともとホビットが先なのに、LotRありき、という演出に思えて。いや、その通りじゃないか、何が違うのか?という人もいるでしょうが…(汗)
話し出すと長くなるので今回はやめますが、ホビットからLotRにつながった部分でつながりを持たせるのはいいんですが、そうでなくLotRありきだと違和感を感じるんですよね。

というわけで、まだビリーが歌う主題歌で泣けるかどうか何とも言えない状況です(^^;)
まあ、今までの主題歌皆良かったので、そんなに心配することはないと思いますけど…

あと、タイトルのThe Last Good-byも、今までと比べてなんかすごく現代的なタイトルというか…ちょっと違和感あります。
LotRとホビット合わせて6作の最後という意味合いがあるようですが…
それもいいんだけど、ホビットの物語そのものを締める歌であって欲しい気もします…
まあ、聴いてみないとなんとも言えないですね。
今まで主題歌はサントラ試聴に先行して発表されてましたが、今回はもしかしたら最後まで出て来ないかも、なんて気もしています…

とまあ、こういう情報に右往左往するのもこれで最後なんだな…と思うと、やっぱり寂しいですね…
泣いても笑ってもあと1か月半、私はネタバレ拒まない派なので(汗)いろんな情報に踊らされながら、最後の祭を私なりに楽しみたいな、と思います。
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