Tolkien Writing Dayの企画で記事を書いています。(最近企画参加でしか記事かいてませんが(^^;)
以前日本でも公演があった、Lord of the Rings Symphonyに代わって、最近ではLotR in Concertというのが世界各地で演奏されています。
in concertとなっていますが、実際のところは映画の画面に合わせてオーケストラの生演奏でサントラを演奏するというものです。最近は日本でも色々な映画で行われていますね。
(LotRもやればいいのに…と思うところですが、映画自体の上映権が切れているので難しいでしょうか…)
最初にサントラ生演奏上映があったのは、スイスのルツェルン。LotR SymphonyのCDの録音も行った21st Century OrchestraとLudwig Wicki氏の指揮で行われました。
女声ソリストはLotR Symphony後期から登場したKaitlyn Luskさん。未だにほとんど全てのコンサートのソリストを勤めています。
その後NYなどでも演奏されましたが、当時はまだ21st Century Orchestraが遠征しての演奏でした。そりゃ3時間超のサントラ演奏するの大変だよな…と思っていたのですが、最近は各地のオーケストラで演奏されるようになってきましたね。本家ロンドンシンフォニーでもありましたし、フランスやアメリカの一流オケによる演奏もあります。
指揮もLudwig Wicki氏がすることがほとんどですが、違う指揮者による指揮も増えています。3時間超のスコアを指揮するの準備から大変だよな…まあオペラもそんな感じかな?(いや3時間超のオペラはあまりないと思う…)
ドイツではここ数年毎年のように怒涛のコンサートラッシュがあります。ドイツ人LotRホント好きなんですねえ。
生演奏上映は、トップの写真のように、ステージ上に大きなスクリーンが出て演奏されます。オーケストラの段差は最低限なので、管楽器は客席からは全く見えません…(コーラスが更に上に控えてますからね…)
台詞が聞こえない場合にそなえてか、英語圏でも英語字幕つきの上映です。台詞が聞こえなかったことは私が聴いた範囲ではなかったですが。
指揮台に映画の画面が映るモニターがあり、音楽が始まる少し前、始まるタイミング、終わるタイミングに画面に太い線が流れて来て、それを合図に指揮していました。多分映画のサントラを録音する時と同じ方法だと思います。
これを生演奏でやるのってすごい技術ですよね…!Ludwig Wicki氏は映画のサントラの録音の仕事などもしているようなので慣れているのでしょうが。
このコンサートで特筆すべきは、映画本編で未使用の音楽が演奏されるということです。FotRでは多分ありませんが、TTT、RotKではかなり未使用音楽が演奏されますよ。
基本的にサントラ完全録音盤に準じていると思われます。ただ、完全録音盤はSEEバージョンですが、コンサートでは劇場版サイズという違いがありますが。
あと、劇場版ですが3作とも途中休憩があります。休憩後の開始時には間奏曲のようなサントラのダイジェスト演奏があって嬉しいです。
私は2013年からシカゴ、フィラデルフィアでそれぞれ2回のコンサートに行きました。
シカゴはシカゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団というアメリカ屈指のオーケストラの演奏でしたので、これは行かねばと。指揮はどれもLudwig Wicki氏、女声ソロはKaitlyn
Luskさんでした。
フィラデルフィア管はLotRシンフォニーをやったことがあるのですが、シカゴ響はシンフォニーもやったことがなかったので、このコンサートをやると聞いた時はびっくりしたものです。
これでアメリカ5大オーケストラでシンフォニーもサントラ生演奏上映もやっていないのはボストン響とNYフィルということになりますが…ボストンはボストンポップスもあるのにLotRはやりませんねえ。ジョン・ウィリアムズと関係が深そうなのでそれでかなあとか(^^;)
シカゴもフィラデルフィアも素晴らしい演奏でしたが、特にフィラデルフィアのコーラスが素晴らしかったですね。よくオケは素晴らしいのにコーラスが今イチ、ということもあるので、両方揃っているのはなかなか貴重ですよ。
夏の時期のコンサートは、野外音楽場で行われることが多いです。オーケストラがシーズンオフということもありますが、野外のイベント的な扱いですね。
野外の音楽場は壁がありませんから、音響はかなりスピーカーに頼ることになるので、正直音響は今ひとつです…映画の音声と一緒の演奏なので、ホールでももしかしたらマイクに頼る部分も多いのかも知りませんが。一度ホールでの演奏を聴いてみたいなあと思っていますが。
野外の開放感からか、はたまたコンサートでなく映画を見に来ている気分なのか、観客は結構うるさいです…(汗)エンドロールの途中で帰ってしまったりも。(演奏続いてるのに!)
でも映画の場面に合わせて拍手が起きたり歓声が起きたりするのは楽しいとも言えます。私は正直もうちょっと落ち着いて演奏聴きたいですけど(^^;)
ちなみに来年はフィラデルフィアでRotKをやるのではないかと思われるので、万一行きたくなった人がいた時のためにフィラデルフィアの会場への行き方・帰り方について。
フィラデルフィアの会場であるMann Centerは、フィラデルフィアのダウンタウンからは比較的近い公園内にあるのですが、アメリカらしく交通機関がなかなかありません。車があればどうってことはないのですが…(でも駐車料金すごく高いらしいです(汗)
シャトルバスがダウンタウンから出ていますが、行きは到着が開演15分前とギリギリでちょっと心配…(渋滞もあるでしょうし)
ということで、私は路線バスで近くまで行って歩きました。38番のバスとかが会場の近くまで行きます。
しかし路線バスにありがちですがどこで下りるのかすごくわかりづらいです…昨年は運転手さんが教えてくれたので何とかなりましたが、親切でない人だと教えてくれないこともあり…
今年はgoogle mapのオフラインマップをDLして行ったので助かりました。オフラインでも現在位置表示されるんですよね。
帰りはシャトルバスで帰るのが楽ですが、こちらはバス停についてもどこのバス停だか全然教えてくれず…(汗)しかも行きの路線図と違う行き方するんですよね。昨年は乗客も軽くパニックでした(^^;)今年オフラインマップで確認しながら乗っていたところ、一旦行きの出発地点まで行って、そこから行きの順番に回っているようでした。(ただし一方通行もあるので全く同じではないという…)もしシャトルバスで帰る場合は、オフラインマップ必携かも(^^;)
(ところでこのサイトのシャトルバスのルートマップ、前よりわかりやすくなってる…評判悪かったのかな(^^;)
という訳で、サントラ生演奏上映のお勧めになったかわかりませんが(^^;)こんな感じですよ、というご紹介でした。
以前日本でも公演があった、Lord of the Rings Symphonyに代わって、最近ではLotR in Concertというのが世界各地で演奏されています。
in concertとなっていますが、実際のところは映画の画面に合わせてオーケストラの生演奏でサントラを演奏するというものです。最近は日本でも色々な映画で行われていますね。
(LotRもやればいいのに…と思うところですが、映画自体の上映権が切れているので難しいでしょうか…)
最初にサントラ生演奏上映があったのは、スイスのルツェルン。LotR SymphonyのCDの録音も行った21st Century OrchestraとLudwig Wicki氏の指揮で行われました。
女声ソリストはLotR Symphony後期から登場したKaitlyn Luskさん。未だにほとんど全てのコンサートのソリストを勤めています。
その後NYなどでも演奏されましたが、当時はまだ21st Century Orchestraが遠征しての演奏でした。そりゃ3時間超のサントラ演奏するの大変だよな…と思っていたのですが、最近は各地のオーケストラで演奏されるようになってきましたね。本家ロンドンシンフォニーでもありましたし、フランスやアメリカの一流オケによる演奏もあります。
指揮もLudwig Wicki氏がすることがほとんどですが、違う指揮者による指揮も増えています。3時間超のスコアを指揮するの準備から大変だよな…まあオペラもそんな感じかな?(いや3時間超のオペラはあまりないと思う…)
ドイツではここ数年毎年のように怒涛のコンサートラッシュがあります。ドイツ人LotRホント好きなんですねえ。
生演奏上映は、トップの写真のように、ステージ上に大きなスクリーンが出て演奏されます。オーケストラの段差は最低限なので、管楽器は客席からは全く見えません…(コーラスが更に上に控えてますからね…)
台詞が聞こえない場合にそなえてか、英語圏でも英語字幕つきの上映です。台詞が聞こえなかったことは私が聴いた範囲ではなかったですが。
指揮台に映画の画面が映るモニターがあり、音楽が始まる少し前、始まるタイミング、終わるタイミングに画面に太い線が流れて来て、それを合図に指揮していました。多分映画のサントラを録音する時と同じ方法だと思います。
これを生演奏でやるのってすごい技術ですよね…!Ludwig Wicki氏は映画のサントラの録音の仕事などもしているようなので慣れているのでしょうが。
このコンサートで特筆すべきは、映画本編で未使用の音楽が演奏されるということです。FotRでは多分ありませんが、TTT、RotKではかなり未使用音楽が演奏されますよ。
基本的にサントラ完全録音盤に準じていると思われます。ただ、完全録音盤はSEEバージョンですが、コンサートでは劇場版サイズという違いがありますが。
あと、劇場版ですが3作とも途中休憩があります。休憩後の開始時には間奏曲のようなサントラのダイジェスト演奏があって嬉しいです。
私は2013年からシカゴ、フィラデルフィアでそれぞれ2回のコンサートに行きました。
シカゴはシカゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団というアメリカ屈指のオーケストラの演奏でしたので、これは行かねばと。指揮はどれもLudwig Wicki氏、女声ソロはKaitlyn
Luskさんでした。
フィラデルフィア管はLotRシンフォニーをやったことがあるのですが、シカゴ響はシンフォニーもやったことがなかったので、このコンサートをやると聞いた時はびっくりしたものです。
これでアメリカ5大オーケストラでシンフォニーもサントラ生演奏上映もやっていないのはボストン響とNYフィルということになりますが…ボストンはボストンポップスもあるのにLotRはやりませんねえ。ジョン・ウィリアムズと関係が深そうなのでそれでかなあとか(^^;)
シカゴもフィラデルフィアも素晴らしい演奏でしたが、特にフィラデルフィアのコーラスが素晴らしかったですね。よくオケは素晴らしいのにコーラスが今イチ、ということもあるので、両方揃っているのはなかなか貴重ですよ。
夏の時期のコンサートは、野外音楽場で行われることが多いです。オーケストラがシーズンオフということもありますが、野外のイベント的な扱いですね。
野外の音楽場は壁がありませんから、音響はかなりスピーカーに頼ることになるので、正直音響は今ひとつです…映画の音声と一緒の演奏なので、ホールでももしかしたらマイクに頼る部分も多いのかも知りませんが。一度ホールでの演奏を聴いてみたいなあと思っていますが。
野外の開放感からか、はたまたコンサートでなく映画を見に来ている気分なのか、観客は結構うるさいです…(汗)エンドロールの途中で帰ってしまったりも。(演奏続いてるのに!)
でも映画の場面に合わせて拍手が起きたり歓声が起きたりするのは楽しいとも言えます。私は正直もうちょっと落ち着いて演奏聴きたいですけど(^^;)
ちなみに来年はフィラデルフィアでRotKをやるのではないかと思われるので、万一行きたくなった人がいた時のためにフィラデルフィアの会場への行き方・帰り方について。
フィラデルフィアの会場であるMann Centerは、フィラデルフィアのダウンタウンからは比較的近い公園内にあるのですが、アメリカらしく交通機関がなかなかありません。車があればどうってことはないのですが…(でも駐車料金すごく高いらしいです(汗)
シャトルバスがダウンタウンから出ていますが、行きは到着が開演15分前とギリギリでちょっと心配…(渋滞もあるでしょうし)
ということで、私は路線バスで近くまで行って歩きました。38番のバスとかが会場の近くまで行きます。
しかし路線バスにありがちですがどこで下りるのかすごくわかりづらいです…昨年は運転手さんが教えてくれたので何とかなりましたが、親切でない人だと教えてくれないこともあり…
今年はgoogle mapのオフラインマップをDLして行ったので助かりました。オフラインでも現在位置表示されるんですよね。
帰りはシャトルバスで帰るのが楽ですが、こちらはバス停についてもどこのバス停だか全然教えてくれず…(汗)しかも行きの路線図と違う行き方するんですよね。昨年は乗客も軽くパニックでした(^^;)今年オフラインマップで確認しながら乗っていたところ、一旦行きの出発地点まで行って、そこから行きの順番に回っているようでした。(ただし一方通行もあるので全く同じではないという…)もしシャトルバスで帰る場合は、オフラインマップ必携かも(^^;)
(ところでこのサイトのシャトルバスのルートマップ、前よりわかりやすくなってる…評判悪かったのかな(^^;)
という訳で、サントラ生演奏上映のお勧めになったかわかりませんが(^^;)こんな感じですよ、というご紹介でした。