ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ミス・サイゴン

2013年03月20日 | ミュージカル・演劇
昨年8月の感想です・・・
ミス・サイゴンはここ数年でマイケル・リーがクリスやったりトゥイやったり、鈴木ほのかさんがエレンに復帰したり・・・でなんだか色んなバージョンを観る機会がありました。
今回はほのかさんも出なくなったし、でもまあ1回は観とくかな、という感じで観てきました。
日本では初の新演出、ということでしたが、実はもう韓国で何回か観ていたという。
新演出のセット、舞台が狭くなって勿体無いな・・・と韓国で見た時には思いましたが、青山劇場で観たら、サイズ的にちょうどいい感じでした。なるほど、大きな劇場でなくても上演できるように工夫されてるんだな、と思いました。
そういう意味では、世宗文化会館でやるのは大きな間違いという気が・・・(汗)まあ青山劇場もチケット取り難くかったですから、キャパ的には大きな劇場でやるのが順当ではあるんですけど。
トゥイが死んだ時の副官?の嘆き方が大袈裟だなーと思ってたの、韓国独自なのかと思ったら日本でもやってました。新演出の演出だったんですね・・・(汗)
あと、バンコクのハードゲイみたな客引き?もやってたので、これも新演出だったんですねー。
(セントルイスで観た時はまた違う演出だったので・・・)

新演出で、エレンのナンバーが変わったのですが、(韓国でも途中から変わったので私はまだ観ていませんでした)私はあまり好きじゃないかな・・・いや楽曲の問題ではなく、エレンの扱いというか解釈が変わっていて、その結果のナンバー変更だったので。
今までのエレンは、カンパニーによるところもあるけれど、キムに対して女性として嫉妬する部分は少なめで、救いたいという気持ちも持っていたと思います。それが今までのナンバーで歌われていた「でもあの娘憎まない」という歌詞に現れているかなと。
それはやや上から目線というか、現実が見えていないから言える理想でもあったわけですが、私はその方がリアルなんじゃないかなと思います。
以前セントルイスで実際にアメリカ人が演じるエレンを観ましたが、キムとの身長差のせいもあるのか、なんかもう同じ土俵に立ってない感がすごくありましたね・・・ああ、これがリアルなエレンとキムなのかなあと。
新演出では、エレンとキムの距離が近くなっている気がします。エレンの衣装もかわいいというか活動的な感じになっていて、今までのキムに対して大人、という感じと違ってましたし。
現代ではその方がいいのかもしれないけど、私は、現実が見えていなかったエレンがショックを受け、タムを受け入れる(あるいは受け入れられない・・・)以前のプロセスがリアルで共感できるな、と思っていたので、まだ新しいエレンには慣れないですね・・・
ちょっと欧米人のエレンでこの新演出のエレンを観てみたいかなとは思いました。また感じが違って来るんだろうなあ。

大分前の話すぎて、キャストの印象とかもうわからなくなってしまったので、なんかエレンの話のみになってしまいましたが(汗)
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オックスフォード旅行記

2013年03月19日 | 指輪物語&トールキン
指輪サイトに2010年7月にイギリス行った時のうち、オックスフォードのトールキン縁の地めぐりの記事をupしました。
実は行った直後に書き始めていたのですが、挫折・・・(汗)今回、ホビット公開を期に(公開終わってからなんですが(汗))なんとか完成させよう・・・と思って書き始めたところ、すぐできました。あとちょっとだったんだなあ・・・なんで挫折したんだろう(汗)
もっとも、この後にリーズとか(最近ブループラークがついたトールキンの旧居にも行ってました)バーミンガムとか行っていて、初めて行くそっちの方がメインになるはずなんですが・・・
オックスフォードも3回目だったのですが、以前の旅行記だと行き当たりばったりすぎてバス停の名前もわからなかったりしたので(実際ノースムーア通りの家はどこのバス停で下りればいいのか今回やっとわかったという。いつも適当に下りていた・・・)、そのあたりちゃんと書こうと思って、現地で書き留めていたりしたんですが、帰ってきてみればメモどこ行ったかわからないし(汗)
結局今までとあまり変わりばえしない旅行記になりましたかね・・・いや3回目で同じところばかり行ってるので内容はさらに薄くなっているような。(文章量だけでも明らかに薄い・・・)
そんな中、今回のオックスフォードの目玉?は、初めて行ったユニバーシティパークス内にあるトールキンのプレートつきベンチと、テルペリオンとラウレリンを模した銀の木と金の木でしたね。
これ、現地で見つけたTolkien's Oxfordという本に出ていて、こんなスポットが・・・ということで行ってみたのでした。
旅行記にも書きましたが、どの木か特定できないというオチが・・・(笑)でも新しいポイントを探すのは楽しかったです。今度はトールキンの葬儀が行われた教会とか行ってみたいです。
ちなみにThe Roots of Tolkien's Middle Earthというバーミンガム編?の本もありまして、バーミンガムの縁の地めぐりにかなり役立ちました。そのあたりの話もまた書くつもりですが、いつになるかな・・・
とりあえずは、リーズ編を早くupできるようにしたいですね・・・
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キャッツ

2013年03月18日 | ミュージカル・演劇
今更なんですが、ちょっとホビットとか諸々も落ち着いてきたので(自分の中で)、滞っていた感想を再開しようかと。
で、昨年8月の話です・・・
実はキャッツを観たことがありませんでした。私がミュージカル観るようになった頃ってちょうど品川のキャッツシアターがなくなってしまって、しばらくキャッツをやっていなかった空白の期間だったんですね。
その後キャッツまたやるようになったんですが、チケット発売が1年後の分とかで、ちょっと取る気になれなかったんですね・・・
というか、どうも私はこの作品好きじゃないだろうな、という予感があったのですよね・・・
で、実際に観てみて、やはりさほど好きにはなりませんでした(汗)
この作品って、色んな猫が出てきて歌って踊るのが楽しい、と思えないとそもそもダメですよね。私にはどうもあまり楽しく思えなかったのでした。いや嫌いとかではなく、退屈、というか(汗)
近くで家族4人で観に来ていた人たちがいたのですが、お父さんが退屈していたみたいで、お母さんに「こういうのを面白いと思える感性が大事なのよねー」と話してたんですが、「すいません、私もそういう感性ないです・・・」と聞きながら思いました(汗)
多分、今観ると少し古い、というのもあるのかなと。流行っていた当時に観たらいいと思ったかもしれません。
音楽も、私はロイド=ウェバーはJCSとかエビータとかは大好きなのですが、キャッツ以降はそんなに・・・なんですよね。(オペラ座の怪人もあまり・・・)
唯一、ガラクタを集めて列車になったところはおお、と思いましたが・・・そこくらいかな・・・(汗)
なんだかこういう思いをすると、私ってやっぱりミュージカル本当は好きじゃないんだなあ、と思ってしまいます・・・

じゃあなんでわざわざ観に行ったのか、というと、鈴木ほのかさんがグリザベラで出ると聞いて、でした。
ライヴなんかではメモリーを聴くことが多かったのですが、実際に演じるところはぜひ観てみたいなと。
キャッツ初めて観るので比較のしようがないのですが、グリザベラってもっとおばあさん猫、というイメージでしたが、ほのかさんのグリザベラは、かつての美人猫の面影を充分残していて、そうか、グリザベラって若い時は美人だったんだな、というのが実感できる?そんなグリザベラだったように思います。
メモリーも良かった気がするのですが・・・何しろ7ヶ月も前のことなのでもう記憶があやふやだなあ・・・(汗)
コメント (2)
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ホビットキャストのライブチャットを見て思ったこと

2013年03月13日 | 指輪物語&トールキン
最近、マーティン・フリーマンやリチャード・アーミティッジ、アンディ・サーキス、ジェイムス・ネスビットらのツイッターでのライブチャットが行われてましたね。昨年12月にはサー・イアン・マッケランも2日に渡ってツイッターでファンの質問に答えてくれてました。
ツイートの日本語訳や原文ログへのリンクははなれ山通信さんなどを参照ください。マーティン・フリーマン編 サー・イアン・マッケラン編1日目 2日目

このライブチャットを読んでいて、面白いな、と思ったのですが、マーティン・フリーマンは中つ国の種族で自分が近いのはエルフだと言っているし、行ってみたい場所は裂け谷なんだそうで。
マーティンは見るからにホビットそのもの・・・と思ってましたが、意外にエルフに惹かれるものがあるらしいと知って、面白いな、と思ったんです。なんだかビルボそのものだなあって。
ビルボはある意味ホビットそのものを体現してもいるけれど、中身はエルフの心を持っているホビットなんだなあと、マーティン・フリーマンの答えを見ながら気付かされた気がしました。
マーティンはビルボにぴったり、とキャスティングの噂が出た当初から思っていましたが、私が思っていたのはかなり表面的な部分でした。それが思いがけず内面もビルボに近いものがある人だったのか、というのが、意外だったし嬉しかったですね。
マーティン・ビルボの役作りは完璧だなあと思ってましたが、そんな内面的な部分でもビルボに近かったのなら、なんだか納得です。
ビルボが裂け谷を初めて眺める場面(「裂け谷」って言うところ)での表情がとても好きなのですが(早くDVDでもう一度観たいです・・・!)、あの表情ができるのにも納得、と思いました。(実際は裂け谷観てたわけではないはずですけど(汗))

そして、サー・イアン・マッケランの方ですが、こちらは住みたい場所について躊躇なくホビット村を挙げてます。このライブチャット当時は当たり前のように思ってましたが(私自身住むなら絶対ホビット庄、なのでそれが普通に思ってたので)、マーティン・フリーマンが裂け谷と答えた後で思うと、なんだかすごくガンダルフらしいなあと。
ガンダルフはエルフと馴染みが深くて、エルフの国の方が住みやすいだろうと思うのに、ホビット庄が好きなんだよなあ・・・ということに改めて気付かされた気がしました。
いなくて寂しいLotRのキャストについてはホビット4人とか言ってるし。もうどんだけホビット好きなの、というあたりが、ますますガンダルフだなあと(笑)
そもそも「ホビット」も「指輪」も、ガンダルフがホビット好きすぎなあまりに始まった物語と言っても過言ではない、と私は思うのですが(笑)ガンダルフがはなれ山遠征にビルボを選んだことが全ての始まりだったんですよね。ガンダルフがいなかったらホビットがこの物語に巻き込まれることはなかったと。
「終わらざりし物語」の「エレボールへの遠征」を読んだ時は、ガンダルフがビルボを選んだ理由がほぼ勢いだったと知って愕然としたものですが・・・(笑)
今回のホビット映画でも、奥方に「なぜホビットなのです」と聞かれて、「勇気をくれるから」とか言ってますが、一見感動的だけど、そんな理由で危険な旅に連れてきたのか! とも思いますが・・・(汗)でもこの映画オリジナルの場面、ガンダルフがホビットを選んだ理由を上手く解釈してるなあ、と思います。
そんな訳で、サー・イアン・マッケランがホビット村が好き、というのが、ガンダルフそのもののようで嬉しいなあ、と思うのです。

マーティン・フリーマンもサー・イアン・マッケランも、たまたま役柄にぴったりの感じ方をする人たちだったでしょうか。それとも役を演じるうちにキャラクターに影響を受ける部分があってのことなのでしょうか。
どちらもあるんじゃないかなと思いますが、個人的には後者であって欲しいかな、という気がします。

あと、リチャード・アーミティッジさんのツイートを見ていて、トーリンについて「狂気」とかそういった類の言葉が何度か出てきてました。
やっぱりトーリンはある種の狂気というか、妄執に捉われているのかな。となると、例の終盤のサントラ、ナズグルのテーマを敢えて使ったということもあるのかな、という気もしてきました・・・あそこはとりあえず新しく録音しているのは間違いないはずだし。
でもやっぱり、時間があったらトーリンの狂気のテーマとか作ったような気もするかなあ・・・
ちなみにリチャードさんはどうやらトーリンとは全く違うキャラクターのようですね。(笑・というか本当にあんな人いたらちょっと怖い・・・)
ドワーリンのグレアム・マクタビッシュさんもかなり優しくてドワーリンと印象違うし、ドワーフは本人そのもの、ってキャストはあまりないかなあ・・・やっぱりドワーフはホビットと比べて人間とはちょっと違うんだなあ、と思ったりしました。
でも、俳優さんの素顔と役柄にギャップがあるのもいいですよね。演技力によってトーリンなりドワーリンなりというキャラクターが作られているのだと思うと、それもまたいいなあと思います。
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ドワーフ人気投票

2013年03月12日 | 指輪物語&トールキン
前の記事についでに書こうと思って書きそびれた、割とどうでもいい話ですが。
指輪サイトのトップにアンケートを設置していて、今はドワーフ13人の人気投票をやってるんですが、ぼちぼち票が集まってきてます。
ダントツ1位ははまあキーリなんですが、その下で密かにトーリンとバーリンかデッドヒート(って票数ではないですが(笑))を繰り広げてるのが楽しいです。
いや、バーリン、イケメン相手に頑張ってるなーと(笑)おじいちゃんキャラがイケメンと互角に渡り合ってるなんて、なんかいいなーというか、さすがバーリンというか。
それにしても思った以上にキーリとトーリンの差があったのにはびっくりでしたね。トーリンもっと人気あるイメージだったけど・・・
もしかするとバーリンとかボフールとかに票が割れてしまってるかもしれませんね。(ちょうどトーリンとバーリンとボフールを足すとキーリの票と同じくらい・・・)
一時はフィーリに票が全く入らなくて、なんかかわいそうな気がしてましたが、少し入ってよかったです。いやフィーリもいいけど、一人選ぶならキーリだよね・・・という人が多いでしょうからねえ。
個人的には、フィーリの方がカッコイイよね、と思いますが。キーリと一緒にバカやってるようでいて、ちゃんと考えて行動してますよね。何回も観てるとじわじわ来るフィーリ・・・
でも観る回数少ないと今ひとつ目立たないですよね。妹と一緒に観に行った時、フィーリの存在に気がつかなかったらしいです・・・後でポスター観て「こんな人いたっけ」って(汗)
そんなこといいつつ、私はドワーリン派なのでフィーリに入れてあげるわけにもいかなかったのですが。
一票も入らない人たちも結構いて、まあ仕方ないですよね。結構好きだけど、一人だけ選ぶとなると入れないかなという。13人もいますからねえ・・・
まだたいした票数も集まってないし、2作目、3作目でどう変わるかも気になるので、当分アンケートのお題目は変えずに行こうかなと思ってます。とか言って急に思いついて変えるかもしれないけど(汗)
ちなみに、ドワーフではドワーリンに入れた私ですが、キャラクター全体だとやっぱりビルボだなあ・・・
ビルボやガンダルフ、ラダガストやエルロンドやスランドゥイルや・・・と全員入れるとまた違う結果になって来るのでしょうが、ますます入らないドワーフには票が入らなくなりそうなので、多分やらないと思います。
ドワーフと一緒だとビルボがどのあたりの位置になるのか、スランドゥイルとキーリだとどっちが人気あるのか、とか気にはなりますけどね。
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ホビットサントラ場面予想答え合わせ?など

2013年03月08日 | 指輪物語&トールキン
指輪サイトの方に載せてたホビットサントラで映画の場面予想?に答え合わせ???をupしました。すっかり公開終わっちゃいましたけど・・・
公開終わってしまったので、終盤・・・というか白の会議以降のサントラをあまり確認できず、さらに最後に観てから時間も経ってしまったので、「どうだっけー」状態に・・・(汗)DVD出たら改めて答え合わせしなおしが必要ですな・・・
今回、回数だけはFotRと同じだけ観たんですが、半分の時期で詰め込んで観たので・・・回数だけじゃなくて、期間も重要なんだなあと思いました。なんというか、観た後に反芻(汗)する時間がなかったというか。
ちなみにRotKの時は、なんと公開翌日に答え合わせupしてました。これって、公開時期がズレてたおかげで、サントラを3ヶ月くらい聴きこんでいたからですね・・・映画観て、CDで聴いてた部分はすぐにわかったんでしょう。
あと、トラック数が今回倍ですよね。CD2枚な時点で倍ですから。そりゃ時間もかかるというものです。
今回のサントラ、思った以上に場面予想しやすかったのですが、その割には結構外してましたね(汗)スマウグのテーマをネクロマンサーのテーマと勘違いしてたのがちょっと残念・・・もしかしてスマウグかなと思わなくもなかったのですが、なんかサウロンのテーマに似てるなーと思ったので。
あと、アゾグですねー。あんなにフィーチャーされてるなんて知らなかったし。
ラダガストがうさぎ橇でワーグと追いかけっこなんてのも予想できないし。そもそもラダガストが霧降山脈超えて来るなんて思わないし・・・
そして、他のところでも書きましたが、蛾がまた登場して噴きそうになったりとか。実はRotKのサントラを先に聴いていた時、「自然のテーマ」が出てきて、ああ鷲たちが出てくるところだろうな、でもまさか蛾はいないだろうな・・・と思って映画を観たら蛾がいて、この時もちょっと噴きそうになったのですが・・・結局また同じことしてましたね。学習能力ないなあ・・・
あと、ついでに長らく放置していたリンクの整理をしましたが、リンク切れのサイト多いと思ってましたが、意外と残ってるサイトが多くてちょっと嬉しかったです。まあほとんどそのまま置いてあるという感じではありましたが(私もそうだな・・・)、それでも残っているというのは嬉しいものですね。
さて、次はDVD発売したら更新かな・・・書きたいこともいろいろあったのですが、なんだか時期を逸してしまった感が。時間があったらぼちぼち書いていきたいですが。
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