ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ハワード・ショアはクラリネット吹きだった!?

2004年09月30日 | 指輪物語&トールキン

今日の写真はまたマートンカレッジのどこかです。青い時計が気にいって撮ったのですが、全体的には今イチだったかな・・・(汗)

TORnにASCAP(アメリカの音楽著作権団体)の機関紙?のショアのインタビューの記事が載ってました。
読んでいたら、ショアは10歳の時にクラリネットで対位法と調和法を学び始めたのだとか。
えー、ショアってクラリネット吹きだったんだー! と興奮気味のへっぽこクラリネット吹きの私(笑)
LotRサントラで、クラリネットって結構いい使われ方してるなあ、と思っていたのですが、なんとなく納得(笑)
それにしても、クラリネットで音楽理論を学ぶというのは珍しいような・・・もともと習っていたのでしょうか?
その後、14歳で武満徹の音楽に出会ったのだそうです。いきなり武満徹というのもびっくりしましたが、14歳で武満徹かあ・・・只者じゃないですね!?
武満徹と同時に好んで聞いていたのが、バルトーク、ストラヴィンスキー、ジョン・ケイジ(4分33秒何も演奏しない曲を作った人ですね(汗))、カール・ハインツ・ストックハウゼン(よく知りませんが電子ノイズの音楽を作った人だとか?)なんだとか。うーん、かなり前衛的な音楽がお好みだったのですね(汗)
しかし、武満徹、バルトーク、ストラヴィンスキーあたりの好みを聞くと、ショアの民族楽器や民族音楽への興味が窺えますね。バルトークは「ゴラムのテーマ」で使われたチンバロンをよく登場させてましたしね。
そして、当時の若者らしくプレスリーやビートルズも好んで聴き、ロックバンドの経験もあるという経歴を読むにつれ、様々なジャンルの音楽に造詣が深いショアの音楽性が理解できるように思えて、なかなか面白かったです。
それにしても一番の衝撃はショアがクラリネット吹いていたという事実ですね(笑)いやー、ますます尊敬してしまいそうです!?
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ながらができない私。

2004年09月28日 | 雑記
常々思うのですが、私は本も音楽も読んだり聴いたりしている量が少ないんですよね、とっても(汗)
なぜかというと、理由はいくつかあると思いますが、とにかく読むのも聴くのも遅いんですよね・・・
読むのが遅くなったのは、大学受験の後からです、実は(汗)
それまでは一日に文庫一冊は軽く読んでいたのに、大学に入ってから集中力が落ちたのか、読むの遅くなりましたねー。今でも受験勉強のせいだと思ってますが。(たいしてしてなかったくせに・・・)
今読むペースが遅いのは、通勤に電車を使ってないので、読む時間がないというのもあるんですが・・・
では「聴くのが遅い」とはどういうことか(汗)
結局のところ、「ながら」で音楽を聴けないんですよね・・・。音楽を聴くときは、もう音楽聴くことに集中してないと、聴いてる気にならないというか。
そして、CDを買ったら、ちょっと聴いただけでは「聴いた」気になれないのです(汗)何度も何度も繰り返し聞いて、「もう飽きたなー」と思うくらい聴かないと、「聴いた」うちに入れられないんですよね・・・(大汗)
今まで最高記録では、半年同じアルバム聴き続けたことが(汗)あ、TTTのサントラはそれ越えるかも(汗)
という訳で、私的には1ヶ月に1枚ペースで新しいCDを聴くのがいいんですが、それは読まなければならない本がない場合(汗)読まなければならない本があると、ながらはできないので、CD聴くのは中止になっちゃうんですね。
思えば、音楽にハマってる時って全然本読まなかったし(汗)本にハマってる時は音楽聴かなかったですねえ・・・
という訳で、いつまでたっても本も読み進まないし、CDもなかなか聴けないのでした・・・
今、CD2枚と、英語の雑誌(music from the MOVIESのLotRサントラ特集号)、文庫本の「イリアス」、ハードカバーでは「トールキンによる指輪物語の図像世界」がたまっているんですが・・・(汗)DVD見る暇もめっきりないし・・・あ、BBCのラジオドラマもあるんだった(汗)
と、ここまで書いていて気がつきました。時間がない一番の理由は、毎日のようにPCに向かって日記書いたりサイトの更新してたりするからかも・・・(大汗)
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Music from the MOVIESのLotRサントラ特集号よりその5

2004年09月28日 | 指輪物語&トールキン
今日の写真はマートンカレッジのどこかです(汗)よくわからないながら、壁に生えてる植物に花が咲いているのに「おおっ」と思って写真を撮りました。また小さくて花よくわかりませんが・・・(汗)

さて、まずは指輪コンサート情報です。キョードー東京のサイトを見たら、チケット一般発売日が11/6(土)に変更になってました。さすがに10/16じゃ急すぎたんですかねえ。でもほぼ1ヶ月前の発売というのもこのテのコンサートとしては珍しいような。やはり急に決まった公演なんでしょうか。いや、土日抑えといてそれはないかな・・・
もしかして、最初からショアで12月に、とか決まってたのに、8月のチケット売るために発表してなかったのだとしたら、かなりあくどいですが・・・
そういや、5月にMEET HOWARD SHOREでショアに会った時、「(日本でコンサートあるけど)あなたは来てくれないですよね」と言ったら「またの機会にね」と言われたのですが、もしかしてあの時来日決まってたのに隠してたんだったりして・・・? いくらなんでもそれは邪推しすぎでしょうか(汗)

さて本題。と言ってもちょっぴりなんですが。
Music from the MOVIESのLotRサントラ特集号のフィリッパ・ボウエンズのインタビュー引き続き読んでます。昨日はちょっとしか読めなかったんですが、そんな中でまた気になる話が。
昨日エオウィンの歌だと思われる「THE MISSING」のことを書いたら、ちょうどその話が出て来て偶然にびっくり(笑)
なんか最初は「アルウェンの歌だ」みたいなことが書いてあって「ええーっ?」だったのですが・・・だって古英語で書いてあるし、実際エオウィンのシーンでしか使われてないと思うのですが?
でもその後を読むと、やはり「主にエオウィンについての詩だ」と書いてありました。うーん、なんか謎だなあ・・・
しかし、ここからが新事実。あの中に書かれているのは、主にミランダ・オットーが解釈したエオウィン、なんだそうです!
私は結構あの詩好きなんですよね。絶望に捉われていたエオウィンをよく表しているなあと思って、映画にも期待していたものでした。エオウィンに関してはほぼ期待どおり、ある面では期待以上だったのですが。
映画のエオウィンが良かったのは(少なくとも私には)、ミランダ・オットーが的確にエオウィンを捉えてくれていたからだと思うんですよね。
TTTのコメンタリーによると、ミランダ・オットーがエオウィンにキャスティングされたのは役をよく理解していたからだということでしたが、納得してしまいます。
他のキャストも全部そうだったら大分違っただろうなあ、映画・・・とかつい思ってしまうのですが(汗)まあ結局は選ぶのも最終的には監督の判断なんでしょうからねえ・・・
(サントラ話のはずが、なんだか違う話になってしまったような(汗))
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英三さんと縁のない私・・・!?

2004年09月27日 | 音楽(主に日本のHR?)
音楽カテゴリー第1回投稿はいきなり練馬マッチョマンのお話(汗)
25日に横浜メタル地獄で久々に練馬を見て楽しかった私、早速12/12の初台のチケットを買ってしまいました。
が、今日気がついたんですが・・・その日指輪コンサートじゃん(汗)
(24日にわかってたのに・・・気がつけ(汗))
うーん(汗)せっかく2時間も練馬が見られるチャンスなのに・・・
今、練馬を蹴ってまで行くのはMAKE-UPか指輪コンサートか、と思っていたのですが、まさかのそのうちのひとつが思いっきり重なってしまいました(汗)
思えば、第二期練馬の頃も、よくうるゴメと重なってたなあ・・・。アニメタルも重なったことあったよなあ。
結局のところ、英三さんのライヴが多いからよく他と重なる、ということなんでしょうが・・・
それにしても、練馬ワンマン(オープニングはありだけど)と指輪コンサート(しかもハワード・ショア指揮!)が重なるなんて・・・なんかよくよく英三さんとは縁がないのかなあ、と思ってしまうのでした・・・
(なんか全然音楽カテゴリーって話じゃないなあ・・・後でカテゴリー変更するかも(汗))
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music from the MOVIESのLotRサントラ特集号よりその4

2004年09月27日 | 指輪物語&トールキン

今日の写真は、トールキンが所属していたマートン・カレッジの庭の壁?です。んー、ちょっと小さすぎて花がよく見えないかな・・・すごく綺麗だったんですよ!
このすぐ裏がクライスト・チャーチ・カレッジから続いている道になっていて、この道の方から見るマートン・カレッジの建物も素敵ですよ。

さて、今日はまたmusic from the MOVIESのLotRサントラ特集号の話です。
フラン・ウォルシュとロンドン・フィルのインタビュー(?)を読み終わり、フィリッパ・ボウエンズのロングインタビューに入ったところです。
フラン・ウォルシュの方は特に目新しい話はありませんでした(汗)昨日書いたショアのSEE登場の話が面白かったくらいで(笑)
ロンドン・フィルの方は、実は予告でロンドンフィルのメンバーのインタビューもあると知って楽しみにしていたのですが、ほんのちょこっとでした・・・(汗)見開き2ページですが、真ん中ぶち抜きででっかいレコーディング風景の写真が出てましたから・・・
インタビューを受けていたのは、なぜかチェロのSimon Webb氏(5月のコンサートにも名前ありました。首席奏者ではないようですが)と、マネージャー氏(名前忘れてしまった(汗))の2名だけでした。
ちょっと興味深かった話は、ロンドン・フィルのメンバーにPJが別室?で映画の映像を見せていたこととか(PLAY BACKを見せたと書いてあったのですが、演奏を録音したものを見せたのか、録音前の映像なのか、ちょっとわかりませんでした(汗))、ロンドンフィルは常にエキストラのメンバーを80人ほど確保しているという話でした。
後者の話は、映画のサントラやもろもろのレコーディングのためには正規のメンバーの他にそのくらいは確保しておかないといけないという話で、確かにLotRサントラはかなり大編成だもんなあ、と思いました。コンサートでも、どこのオーケストラでやっても、エキストラが入って来るのは仕方ないことなんでしょうが・・・

で、今フィリッパ・ボウエンズのインタビューに入ったところなんですが、これは面白そうです!(笑)インタビューも1時間以上に渡ったらしいですし(笑)
このあたりから、RotKのコーラスの歌詞や、スコアの一部が掲載されるようになって来て、いよいよ本題に入って来たぞ、という感じです(笑)
話は当然コーラスの歌詞の話になりますが、だいたいのバターンとしては、ショアの曲を聴いてフィリッパ氏が原作のどの部分を使うかを決め、作詞し、ディヴィッド・サロ氏がシンダリンやその他の言語に翻訳し、その中からショアが(多分・・・)コーラスに使う部分を決めていたようです。なるほど、それでせっかく作詞されているのにほんの一部しかコーラスでは使われてなかったりしたんですね・・・(TTTのエオウィンのことを歌っていたのMissingとか・・・一瞬しか使われてません(涙))
このフィリッパ氏が作る歌詞、原作そのままのこともあるようですが、多くはアレンジされています。これは、権利の問題で原作そのまま使うことができなかったから、ということらしいです。(ちょっと英語解読自信なし(汗))
で、早速第一の?歌詞、Argument=サムの言い合い、の部分の話がでました。これ9月4日付けの日記でもちょっと書いたんですが、原作でサムが、フロドと一緒にこのまま滅びのき裂まで行くか、それともここで諦めて横になってしまうか、と二人のサムが言い合う場面をアレンジしたものです。
ちょっと驚いたのは、あのサムがフロドにホビット庄のことを語りかける場面のコーラスに、原作のサムの言い合いを入れて欲しいと言い出したのは、なんとショアだったんだそうです! ちょっとびっくりでした! フィリッパ氏も、映画であのサムの言い合いがなかったのが残念だったので、とても嬉しかったのだとか。
フロドに語りかけながらも、サムの内心はまだ葛藤していたということでしょうか。それとも、過去の葛藤を思い起こしているのかも・・・そんなことを作曲担当のショアが考えたなんて、本当にびっくりです! ショアがいかに物語を大切にしながら音楽を作ったかというのが窺えるエピソードですね!
でも、その割には、結局映画で流れる部分は、ほとんど言い合いは終わってしまって、サムの最後の決意の言葉のみみたいなんですが・・・(汗)
という訳で、続きを読むのがまた楽しみです♪
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LotRコンサートがらみの話いくつか

2004年09月26日 | 指輪物語&トールキン

今日の写真はオックスフォードのセント・ジョン通り50番地の家です。昨年8月に大ボケで見つけ損ない、今度こそ、と5月に行ったら内装工事中でした(涙)でも悔しいから工事中の内部を入り口から撮ってしまいました・・・いいのか?(汗)

さて、一昨日興奮気味にLotRコンサート再演のことを書いたのですが、今日になって残念なことが判明・・・またホールAだってさ・・・
結局のところ、評判が悪かったからの再演ではなく、単にチケットが売れたからとか、あとショアが前回来られなかったのでなんとかショアでもう一度とか、そういう感じの再演みたいですね・・・。なんかがっかりでございます・・・
詳しくはキョードー東京のサイトをご覧ください。「新着情報」か「ミュージック/オーケストラ」のところにあります。しかし「ハワード・シュア」って何なんでしょうねえ・・・(汗)
日程は12/11、12と意外に早い時期でした。土日なのはいいんですが、日曜が昼、夜なので、全部行くとせっかく土日なのに日曜はオフ会できないなあ・・・どうしようとか考え中です。
それにしても13時に開演して、終わるの16時半くらいなのに次の回が17時開場というのは無謀な気がするんですが・・・(汗)
チケット一般発売は10月16日(土)だそうです。イープラスもまたシークレットプレオーダーやりそうだし(こちらで明日まで情報メールの登録やってるそうです。今回のメールが来た人は登録の必要ありません)、はてさてチケットはどうしようかなあ。1回は二階席から見たいしなあ・・・とか色々考えてます。
(どうでもいいですが、ショア初来日じゃないですよイープラスさん(汗)「フライ」のコンサートで前に来日してるらしいです。ロンドンやピッツバーグのプログラムに書いてありました。)
まあ、あまり期待はしてませんが・・・でも、まず間違いなく前回よりはいいと思いますし、なんと言ってもまたショアのあの指揮が観られるのかと思うと嬉しいですね・・・ああ、やっぱりちょっと楽しみです。
願わくば、少しでも良いコンサートになって、日本のファンにもLotR交響曲の良さを感じさせてくれたらと思います・・・

コンサート関連ではもう一つ話題が。
米公式サイトによるとRotKのSEEの発売が12/14に決定したようですね。日本はいつになるのでしょうか・・・
で、どこがコンサート関連なのかというと、以前からSEEに入ると言われていたLotRシンフォニーの演奏会の様子&メイキング映像が、SEEの特典映像としてではなく、SEEのギフトセットの付録として付いて来るのだということが判明したのですね。
詳しくはこちらをご覧ください。左上のDVDのジャケットの写真をクリックして、更に出てきた画面の左下のギフトセットの写真をクリックすると詳細が出てきます。
このDVDについては、2枚組で別に発売される説と、SEEに入る説があって???だったのですが、真相がわかました。でも2枚組みではなさそうですね・・・
さて、ギフトセット、もちろん買うんですが(笑)今回もちゃんと日本でも発売してくれるでしょうか。もしかしてコンサートのDVDつかなかったらどうしようかと思うと、英版でも買ってしまいそうな勢いなんですが・・・(汗)でも字幕ないとどうしようもないし、やっぱり日本の発売を大人しく待つしかなさそうです。

SEEの話が出たついでですが、RotKのSEEにショアがカメオ出演しますよ! 3月のコロンバスのコンサートの前のQ&Aでショアが発言したのを皮切りにあちこちで聞いてはいたのですが、今読んでいるMusic from the MOVIESのLotRサントラ特集号でフラン・ウォルシュもその話をしていました。冒頭の黄金館での場面だそうで、時間の都合でカットしたけれどSEEには入るようです、どうやら(笑)
ちなみにショアが扮したのはローハンの近衛兵だそうで、Music from the MOVIESのLotR特集号にはモノクロですがその時のショアがポーズとった写真が出ています。なかなか楽しんでいる様子で(笑)
Music from the MOVIESはなぜかこの写真を保有しているようで、以前ロンドンのコンサートの前日のイベントのチケット販売サイトにこの写真をカラーで載せていました(笑)当時は何の写真か知らず、「セオデンのコスプレ?」とか思ったものでしたけど(笑)(髪型がセオデンみたいなかんじなんです。ひげはつけてなかったなあ)
という訳で、SEEを見たらぜひショアも探してみましょう(笑)
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LotRコンサート再演ですよ!!

2004年09月24日 | 指輪物語&トールキン

今日の写真は、オックスフォードでトールキン一家が通っていたカトリック教会の聖アロイジアス教会の内部です。外観は指輪サイトの方にupしてます。
「或る伝記」によると、貧相な教会のような気がしてしまうのですが、写真の通り(暗くてよくわからないか・・・)決してそんなことない、綺麗な教会です。
でも、オックスフォードはすごい建物が多いですから、その中だと貧相に思えるかもしれませんね・・・

さてさて。昨日やっとこ8月のLotRコンサートのレポートをupしたと思ったら、イープラスから再演のお知らせメールが来ましたよ!(なぜイープラスなんだろうな、しかし・・・)
今度はハワード・ショア指揮!で、オーケストラはロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団。このオーケストラは11月にモスクワでやはりショアの指揮でLotRシンフォニーをやるんですよね。日本はその後になるのでしょうか。一度やっているところがやってくれるならかなり安心ですね。コーラスもロシアから来るような感じだし。
今思うと、公式サイトでコンサートの感想を募集してたのも、再演が決まっていて意見を集めていたのかも、という気がします。(結局私は出さなかったのですが・・・(汗))
でもとにかく、不評が多かったのでしょうねー。それともチケットが売れて気をよくして、なのでしょうか。そのあたりは今ひとつ不明ですが・・・
でも、ファンの声が再演&レベルアップに繋がったのだとしたら、良かったなあと思います。アンケートちゃんと書いた皆さんありがとう!
しかし、まだちょっと不安はあります。まずは会場ですよね。またホールAでは何の意味もないし。
オーチャードホールあたりがいいかなあ・・・(ってよく考えたら行ったことないんですが(汗))座席数が半減なのでチケット争奪戦は大変になると思いますが。
サントリーホールやオペラシティだと、響きすぎるので、マイクを使う公演には向かないかなあと思うんですよね。(ソロにはどうしてもマイクを使う必要がありますから)
サントリーホールでマイク使うのは聴いたことないのですが、オペラシティでマイクを使うコンサートを聴きに行った時には、「最低・・・(汗)」と思いました(汗)いいホールだというだけではダメなんですよね。そのコンサートに合った環境でなければ・・・クラシックならマイクを使ってもまた違うのかもしれませんが。まあ、オペラシティはキャパシティの面でないかなーと思いますが。(ちょっと小さいですよね)
あとは、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団がどの程度メンバーを来日させてくれるかですが・・・あれだけの大人数を連れて来るのは費用の面でもなかなか大変なことだと思うのですが・・・合唱問題も残ってますしね。(外人ならいいってもんでもなかろーし)
それに、前にも書いたのですが、そもそもこのコンサートをどういう意味合いで招致しているか、という態度が違ってきているかどうかという問題もあります。ただ指揮をショア本人にして、オーケストラや合唱のレベルを上げればいいんだ、なんて思っているだけだとしたら、前回ほどひどくないにしても、似たような結果になるような危惧もあるんですよね・・・またハコはホールAだったよ、とか(汗)
とまあ、心配はまだあるんですが、でもまたショアのあのラブリーな指揮が観られるのかと思うと・・・それだけでも嬉しいですね(笑)
願わくば良いコンサートになりますように、そして、日本のファンにもLotRシンフォニーの良さを感じてもらえますように・・・
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テンプレート変更しようとしたら・・・

2004年09月23日 | 雑記
このあまりにピンクピンクなテンプレートに最近さすがに飽きて来たので(汗)他のに変えてみようととして気がつきました。
適当に選んだんですが、このテンプレート、結構文章が表示される部分の幅も広いし、文字も小さめなんですよね・・・
他のテンプレートに試しにしてみたら、ただでさえ長い記事がさらに細長~く・・・(汗)
写真の表示にも不都合があったので(いちいち直さなきゃならん・・・)、面倒なのでまた当面はこれでいくことにしました(汗)
もっと文字がたくさん表示できるテンプレートもあるんですが、そちらはデザインが気に入らないし・・・
なかなか上手くいかないもんだなー、と独り言でした(汗)
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music from the MOVIESのLotRサントラ特集号よりその3

2004年09月23日 | 指輪物語&トールキン

今日もまたロイヤルアルバートホールではLotRコンサートがあるんですよねえ・・・。このところドラえもんグッズで一番欲しいのは「ほんやくコンニャク」でしたが、今はやっぱりどこでもドアだなあ~。ああ行きたかった・・・
という訳で、今日の写真はロイヤルアルバートホールの裏側です・・・こっちが裏ですよねえ?(汗)ちょうどこの向かいの建物でMEET HOWARD SHOREのイベントやってたのでした。
さすがにロンドンのコンサートになるとあちこちでレポートもたくさん出てくるんだろうなあ。またしばらく英文と格闘する日々になるのかな~。

さて、今日もMusic from the MOVIESのLotRサントラ特集号の話です。今日はTTTのPJのインタビューを読みました。
早速ですが、昨日書いた話の訂正を(汗)なんか読み違えてるような気はしたんですが・・・(汗)
昨日の日記で、TTTのラストの編集の順番をショアの要請で変えた、という話、私はシーンの順番を入れ替えてフロドとサムがラストに来るようにした、と勝手に解釈してしまったのですが、やっぱり違いました(汗)そんな訳ないですよねえ、やっぱり・・・(大汗)
TTTのレコーディングの時にまだ編集が終わっていなくて、PJはロンドンで編集をつづけていた、という話はご存知の方も多いと思いますが、実態として、レコーディングが始まった時点で編集は半分しか終わっていなかったんだそうです。
で、編集が終わったらすぐにショアに見せて、というパターンでやっていたそうなのですが、ショアがラストシーンの音楽を先に作ってから真ん中あたりの音楽を作りたいと要請したため、先にラストシーンの編集をやった、という話だったようです。
これはショアがTTTの作曲をするにあたってRotKも観たいと言ったことと同じような気がしますね。ラストでどのような着地をするのかを知ってからラストに向けて中間の曲を作りたいという気持ちはわかるような気がします。
ちなみにショアがRotKを観たのは、TTTのラフカットを見るためにニュージーランドに行った時だったそうです。TTTを観た後、「RotKの映像もあるのならみたい」とショアがPJに聞いたので、その後RotKのラッシュを見たのだとか。これ同じ日に観たんでしょうか・・・ラフカットだから両方4時間くらいあったんじゃないんでしょーか(汗)
この、ショアの作曲のために編集する順番を変えたことを、インタビュアーは「すごいことだ」と言ってましたが、そもそも編集が終わって最後まで見られる状態になってればそんな必要もなかったわけで、当然のことのように思えたのは映画に詳しくない私だけでしょうか・・・(汗)
編集が遅れたのは、様々なアワードにノミネートされて出席していたせいだそうで、おかげでショアもPJもとても大変だったそうで、PJはかなり反省していたようです(笑)
ただ、この編集の順番を変えた話や、そもそも編集をロンドンでやってまでレコーディングに立ち会っていたことを考えても、PJのサントラに対する意識の高さがうかがえるように思います。音楽について、常にショアとディスカッションを重ねていたそうですし。
TTTの音楽で印象的なことの一つに、戦闘シーンの音楽がとても静かなことが挙げられると思いますが、(聖火ランナーのあたりとかは別ですが(汗))これはPJの発案というかリクエストなのだそうです。画面と全く違った印象の音楽にしたかったのだと。
これはなかなかいいセンスだなあと思います。RotKのファラミアの突撃の場面もきっとPJの案なんだろうなあと思います。(あそこは個人的にはあまりにも狙いすぎで今イチ好きでないんですが(汗))もしかしたら「黒門開く」のあの画面とあまりにも違う明るいメロディもPJの発案だったりして!?
これはショアのインタビューで書いてあったのですが、角笛城の戦いが始まる場面がとてもいいとショアは絶賛していました。遠くから松明の大軍が迫り、城壁で待っている兵士たちの上に雨が降り始める・・・。雨が降り出す場面は音楽がなく、雨音が際立っていいですよね。
思えば、角笛城の戦いは結構戦闘シーンとして面白かったなあと・・・。ペレンノール野の戦いは角笛城に比べたら「もっと迫力がある」というよりはもっと散漫な印象になってしまっていたのが残念だったなあとか思い出してしまいました。RotKがなんだか「軽くて安っぽい」印象になってしまった原因のひとつがペレンノール野にあるかなあと思うんですよね・・・
話が逸れましたが(汗)とにかく、PJが監督としてLotRの音楽を作る上で最大限の努力をしていたことがうかがえます。ショアがPJのことを映画監督として絶賛しているのも当然のことと言えるかもしれませんね。
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Music from the MOVIESのLotRサントラ特集号その2

2004年09月22日 | 指輪物語&トールキン

今日はビルボとフロドの誕生日ですね。おめでとう!
そして、もうじきロンドンではロンドンフィルによるLotRコンサートが・・・行きたかったよ~!
という訳で、今日の写真は、数時間後にLotRコンサートが行われるロイヤルアルバートホールです。あうう、本当に行きたかったよ~(涙)

さてコンサートがらみということでまたサントラの話です。(っていつもサントラの話じゃん(汗))
昨日、やっとMusic from the MOVIESのLotRサントラ特集号のTTTのショアのインタビューの部分を読み終わりました。まだまだ先は長いんですが、これ読み終わるまでラジオドラマも聴かないと誓ったので頑張ります(汗)
RotKに比べて短いインタビューなので、そんなに期待はしていなかったのですが、色々新事実が分かって面白かったです。
まず、ショアはTTTの作曲にあたり、PJに頼んでRotKを見せてもらったのだとか。もちろんまだまだラフカット状態だったはずですが。二作目を作るにあたり、着地点の三作目を見たいというのは、なるほどなあと思いました。RotKで明るくなることが分かっていての、あの重苦しいTTTのサントラだったのかな、と思うとなんだか納得します。
TTTでまず着手したのは、新しい文化になるファンゴルンとローハンの音楽で、特に最初にメリーとピピンのシーンから始めたそうです。
ローハンの音楽についてはPJとも充分にディスカッションしたもよう。DVDでもPJが「ローハンのテーマは『旅の仲間のテーマ』のように口ずさみやすいものがいい」などの注文を出していたと言っていましたよね。
コーラスがトールキンの言語(エルフ語やローハン語にあたる古英語)で歌われることについても熱く語っていて(笑)FotRのインタビューで読んだ、コーラスにトールキンの言語と原作にある詩を使うことを言い出したのはショアだというのはやはり本当なのかな、と思えて来ました(笑)
面白かったのは、ショアがLotRのサントラを作るに当たって、オペラのような作り方を目指したと言っていたことです。オペラは音楽がまずあって、音楽に合わせて全てが進むのですが、LotRでもまるで音楽に合わせて人物が動いたり場面が変わったりするような印象になるように音楽を作ったというのです。なるほど、確かに音楽が画面の動きとぴったり沿っていますよね。さすがに「音楽に画面が合わせている」とまでは思いませんが(汗)
特に印象的なのは、RotKになっちゃいますけど、サムの「帰りの分です」の言葉に表情を和ませるフロドの場面のクラリネットなんですが・・・本当にフロドの表情と気持ちに音楽がぴったり寄り添っているんですよ!
それから、ショアの指揮法の話も出ました。LotRシンフォニーのコンサートではタクトを持たずに素手で指揮していたショアですが、TTTのレコーディングまでは一応右手にタクトを持っていたそうです。ただ、タクトを持っていない左手もとても精力的に動いていて(笑)そのユニークな動きが印象的だったとインタビュアーが聞くと、ショアは「指揮法のメソッドとは全く違うし、コンサートでの指揮とも違う、レコーディングスタジオで生まれた指揮法だ」というようなことを言っていました。
最近のインタビューでは、ショアはタクトを持たずに振ることについて、「左右両方の手を同じくらいの比率で使って指揮をするから」というようなことを言っていました。そんな訳でついにRotKの時にはタクトやめちゃったんですね(笑)
しかし、「スタジオでの指揮法だ」とか言っておきながら、しっかりコンサートでも燕尾服でそのスタイルで振ってしまうのですから、すごいなあと思いました(笑)
あと、これは私の英語力不足のせいで誤解かもしれないのですが、ちょっとすごい?話が・・・ショアはTTTのラストシーンの編集の順番を変えるようにPJに頼んだというのです。
もしかしたら読み違いしているかもしれないのですが、私にはショアが頼んだのでフロド、サム、ゴラムのシーンがラストになった、と読み取れました。ということは、もしかしたらTTTのラストは最初は「中つ国の戦いはこれからだ」で終わっていたのでしょうか・・・それはちょっと~(大汗)いやー、もし本当なら「ショアありがとう!」と言いたいです(汗)
確かに、「ゴラムの歌」につなげるにはフロドたちのシーンが最後に来る方が合っているわけで、これはあり得る話かもしれません。オーディオコメンタリーではショーン・アスティンに「交響曲がフルートで終わるようなものだ」と言われてしまったTTTのあのラストですが(汗)、私はあの静けさと「ゴラムの歌」に繋がる流れが好きなんですが・・・ホビット庄のテーマがだんだん暗く変化して「ゴラムの歌」に繋がる流れが素晴らしいです。
それにしても、もし本当なら、音楽のために編集を変えてしまうなんて結構すごいことのような気がするんですが・・・(映画音楽よく知らないのでなんとも言えませんが)
(*この話はやっぱり勘違いでした(汗)詳しくは23日の日記をご覧下さい(汗))
そう言えば、オスギリアスのサムの台詞のあたりの音楽も、かなりPJの意見が入っている様子がDVDの特典映像にも入っていましたよね。まさにPJとショアのコラボレーションで音楽を作っているんだなあと感じました。
あと、ひとつ「うっ」と思ったのが、SEEでアラゴルンが母親の墓参りをするシーン(汗)で流れる女声のアカペラのメロディ、TTTでアルウェンのシーンでまた出てくるのですが、これが「ギルライン」と呼ばれていたということでした(汗)
私、サントラ考察でかなーり恥ずかしい名前つけてたんですよね、この曲・・・(汗)早速直しておきましたが(汗)
という訳で、やっぱり面白いです、LotRサントラ特集号。頑張って読み進みたいと思います・・・
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