ちょっと自慢話を 2014-11-09 09:45:46 | 能はこうなの、と明生風に能の紹介 写真は熨斗目(のしめ)と呼ばれる男役が着る装束です。 熨斗目の色は紺色、鼠色、茶色といろいろありますが、柄は無地と段模様の二つで、段模様に格子模様が入ったものを「江戸段(えどだん)」と言います。「江戸段」は少し華やかになり格式が上がるように見えるので、喜多流ではシテに限り着用が許されています。『敦盛』『八島』『松虫』などのシテ連役では着せてもらえません。 「江戸段」は武家役に相応しいとも伝承 . . . 本文を読む