25年下半期、夏から秋にかけて私の勤める能は、秋田県大仙市の唐松能舞台(8月25日)で『夕顔』「山の端出」と第94回粟谷能の会(10月13日)で『葛城』「神楽」、一年の最後は喜多流自主公演(11月24日)で『錦木』、この三曲となった。 『夕顔』と『葛城』のシテ謡に「さなきだに女は五障の罪深き・・・」の詞章がある。もちろん女性が罪深いなどと、私は毛頭思わないが、能(猿楽)が創られた室町時代にはその . . . 本文を読む

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