父粟谷菊生から聞いたおもしろ楽屋裏話 4 2006-05-03 06:42:45 | カルーク面白楽屋裏話 菊生 親父は一人っ子で12歳の時、宮島から上京して弟子入りしてからは六平太先生がお父さんであり、奥様の碁の名人の喜多文子さんがお母さん代わりだったのね。だから親父が入隊するとき六平太先生は連隊までついて来られたんだ。夜になると二頭立の馬車が親父のところに迎えに来て、それに乗って連隊長に謡いを教えに行ったんだ。18、19歳で大人に謡を教えられたんだよ。立派なもんじゃないか。今の子に出来るかな? 明 . . . 本文を読む