大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

女性の目で見る東学農民革命

2014-10-22 14:36:12 | 海外旅行
10月18日、連続講座「韓国併合100年」とやまで、元高校教諭の松浦さんの「女性の目で見る東学農民革命」の講演がありました。
氏は、2013年10月日本の研究者中塚明さんと韓国の研究者パクメンスさんの案内で、女性の目から「東学」思想の源流を訪ね、現地を旅された。
貴重な資料と映像で、革命の地を旅した気分になれました。
甲午東学革命記念塔、東学農民革命記念館、参礼歴史公園など、多くの遺跡や記念碑が建てられていることがわかりました。歴史公園では、農民や女性の群像もありました。
東学の思想は、チェジュウ、チェシヒョンを指導者とし、平等、生命尊重、民の平安、自主自立の理想社会を説いたものです。その後、天道教として、3・1独立運動に貢献します。
日清戦争のころ、朝鮮王朝の役人の無法、収奪や外国人の侵入に対し、朝鮮独自の「東学」の教えを受けた
農民が放棄し、政府軍を破る。その鎮圧を口実に日清両軍が出兵したが、農民軍は政府と幣政改革で合意した。しかし、日本軍は戦争に突き進み農民軍を包囲、虐殺する。
韓国でよく歌われた「鳥よ鳥よ 青い鳥よ 緑豆畑に 止まるな 緑豆花が散りゆけば 青舗売りが鳴きて行く」を聞きながら、チョンボ(緑豆の煮汁を固めて寒天状にした菓子)をいただきました。里芋のようでおいしかったです。
在日の方が、雨の夜、この歌を母親がいつも歌ってくれ、チョンボもよく作ってくれたそうです。
在日の人が「なぜ正しい現代史を日本の学校で教えないのか」と言われました。
正しい史実を知り、韓国の人の気持ちを知れた貴重な機会になりました。
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