中小企業センターで、NUMO主催の科学的特性に関する対話型全国説明会がありました。核廃棄物を地下300mのところの岩盤の下にガラス加工して、140万トン埋めるというものです。
今回は2つのグループに分かれ、経済産業省や学者、NUMOの人など参加して、対話的な手法で問題点を話し合うという形式でした。
100度以下になったものを埋めるということですが、扇状地の多い富山県で地下水が、急流となって注ぎこみ、大丈夫なのかと不安の声が多かったです。
Wさんの訴えが胸を打ちました。「八尾や大沢野では縄文の遺跡や、化石が発掘されている。1万年前の地形が大変化している。断層も危ない。地下水もどこを流れているかしっかり、把握したうえで説明会を開いてほしかった。富山平野は問題ないという緑になっているが、科学的特性マップと言えない。私は、自分の命とこども・孫の命、自然の命を守りたい。こんな説明では国民をなめているのか」深い深い郷土愛です。
1万年も地下に保管しておかなければならない核廃棄物。これを出した電力会社が未来の人に押し付けないで、責任をもって処理してほしい。できないのなら原発は再稼働するべきではないと思いました。
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