本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

肩書市民

2014-08-23 10:47:44 | Weblog
 市の附属機関としての審議会、委員会等の委員の委嘱は肩書重視に偏っている。
 学識経験者や専門家は別として、一般公募にもかかわらず、実はNPOをはじめ何らかの団体などに所属する人を優先で選考しているのだ。これを肩書市民と言っている。

 属性を持たない一介の市民が応募しても撥ねられる。ひがみではないが、現に私も応募して不採用だったことがある。前歴や経験からいって腑に落ちない。
 
 アリバイ作りのような会議だから権威づけしたほうがよいという委員の人選だろうが、肩書市民は必ずしも有為な人材とは限らない。
 市の条例では市民から公募することになっているのだから、多くの市民を活用することを考えてほしいものだ。それが公募の意義だろう。
 もし、公募者が少ないのであれば、裁判員制度の「裁判員候補者名簿」のように、名簿を作って候補者を選べばよいではないか。