本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

FAOの活躍

2022-08-31 08:37:10 | Weblog
 FAO (国連食糧農業機関)の文字がよくみかける。ウクライナの農産物がロシア侵攻により打撃をうけているためらしい。

 ウクライナは世界の食糧庫といわれるように大穀倉地帯がある。世界の国々の食糧不安が問題となっているのだ。幸い、穀物輸出の拠点であるオデーサの輸出再開は可能になったようだ。

 とはいえ、昨年の収穫物は輸出できても今後が問題とか。穀倉地帯も砲撃されて農産物の被害が甚大らしい。加えて砲弾の残骸やら地雷やらのせいで来年の作付けに支障があるようだ。
 
 ウクライナは映画のタイトルにもなった「ひまわり」の大産地だがこれも被害が大きい。そこで代わってスペインが大規模に作付けしたのだが、この夏の大干ばつでほぼ全滅という。

 さて、以上のことはご存じの話題から一変する。
 FAOはWHO(世界保健機関)と共同して勧告しているのが「トランス脂肪酸」の摂取量の抑制である。これを摂りすぎると、心臓病とアルツハイマー病の発生が高くなるそうだ。
 
 ファーストフードの揚げ物は要注意という。とにかく、ネット上には、トランス脂肪酸の多い食品ランキングが載っている。

 食糧事情の心配もさりながら健康食品にも留意するFAOはなかなかの組織ではないか。