昨日、ブログの末尾に「聞けば、助成金制度があるようだ。早速、市に具体的な方法を乞うことにした。(続く)」と書いた。
それで、市の担当課に行った。なるほど、不妊・去勢手術は「動物愛護センター」で実施するようだ。
そのためには、まず市役所で「団体登録申請しなければならない」という。
もらった資料によると、地域でネコの保護活動を行っている団体の登録申請書を提出して「登録団体」の認定を受けなければならないとある。
ずいぶんハードルが高い。そんな団体は世の中に多いのかね。登録団体構成員となる地域住民は、野良ネコ捕獲に協力し、センターに持ち込み、手術後再び捕獲した場所に放すことになる。体験から言えば、こんなネコの捕獲作戦なんぞまっぴらだと言いかねない住民が多い。いや、それ以前に野良ネコに無関心な住民がほとんどである。
登録団体を作れとは、生きた行政と思えないシステムだ。そもそも致死処分を減らすための不妊・去勢であるのだから、野良ネコを捕獲した人がそのセンターに連れていけばよいではないか。