本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

営業の基本

2019-04-29 09:01:51 | Weblog
 パッケージソフトウェア販売会社「アシスト」を立ち上げたビル・トッテン社長(現会長)に話を聞いたことがある。30年以上前のことだ。
 まだ日本語がたどたどしかったが、言葉に熱心に反応した。たとえば「当たらずとも遠からず」と言えば、手帳に書き込んでどんな意味かと聞き返した。もっともこれは余談に属する。

 聞きたかったのはソフトウェア商品を売りまくる秘訣は何かと尋ねたことだ。すると「1週間に20社は訪問することだ」と言う。
 猛烈に売り込めということだろうが、通常、営業マンは飛び込みしても門前払いされるはずだ。アメリカ人の社長だから、面談に応じ、買う気にもなったのだろうと内心思ったものだ。

 週刊誌に記事を売り込むトップ屋という種族がいる。面白いネタあるいは衝撃的なネタを求めて人に会うわけだが、1日5人主義という鉄則があったそうだ。
 当たり前ながら、物事の成功には数多くの人と会うことなのだ。