本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

身土不二

2019-04-15 09:17:11 | Weblog
 「身土不二」(しんどふじ)という言葉がある。意訳すれば、(身)体には住んでいる(土)壌からの恵みが一番よい、ということではないか。地産地消とかスローフードとかに近いだろう。

 市の学校給食では7割の食材が県産地のようだ。毎月、HPで公開している。九州内を加えると9割超になりそうだ。もっとも、どこの道府県の学校給食も基本的に地産地消に違いない。

 話は本筋から遠ざかるが、給食の際、生徒たちは一斉に「いただきます」というようだ。当然と思うが、ある親が給食費を払っているのに「いただきますとはなんだ」とかみついたとか。喰わせてもらっているわけではないということか。外食で「いただきますか」と言わないだろうという論理だろう。

 めしの前に、キリスト教ならば食べ物の恵みを与えた神に感謝する。日本の「いただきます」は、育んでくれる食材に感謝することだろう。キリスト教と似ていないこともないな。