『…………………』
「モシモシ モシモシ」
「○○ちゃん モシモシ モシモシ」
『…………………』
「お父さんに抱っこ? モシモシ」
『…………………』
朝食を済ませ、後片付けもすみ、朝ドラ「トト姉ちゃん」を見ていましたら、
ケイタイの着信音がなりました。
出てみたら無言です。
普段なら、すぐ電話を切るところ。
ひ孫が先日生まれました。
数日前に父親(私の孫)が、電話で赤ちゃんの声を聞かせてくれたので、
今の、電話も、赤ちゃんが声を発するのを待っている間の「無言」だと
思い込んでしまったのです。
私の頭の中の構図は、向こうのケイタイに頬寄せる状態で、赤ちゃんがいます。
「モシモシ モシモシ」
「○○ちゃん 聞こえますか」
名前まで、こちらから言ってしまう精神状態。
それも幼児言葉で。
〈猫なで声以上だった〉と評したのは連れ合いでした。
こちらから孫に電話をして、無言電話は、単なる間違い電話だとわかりました。
まだ、お昼を食べていないという孫たち夫婦に、
ウナギ弁当と、少々値の張る「ブルーベリータルト」を届けました。
「○○ちゃんに、なめさせてはダメよ」
との言葉と一緒に届けてきたのです。
『分かってるって』
孫は、苦笑いで応えました。
私たちは、まだウナギを食していません。
そのうち、店が混まなくなってから、と連れ合いには言ってあります。
しかし、「フニャ フニュ ホニャ」の声を、聞けもしなかったのに、
ウナギ弁当を届けさせるパワーを、赤ちゃんは、どこに備えているのかしらん。
しかし、こうした私の電話応答は、要注意モノです。
以前、長男が転勤した時も、思い込みで息子と思ってしまったことがあります。
すぐに気づいて、被害には遭いませんでしたが、
こちらは、本物の「オレオレ詐欺」の電話でした。
誰に言うでもなく、言い訳でもあるかのように、
“よかった よかった”
などと、口にしましたが、どうも居心地がよくありません。
新聞の地方欄には、毎日のように、「オレオレ被害」の記事が載っています。
「みんな、気を付けないとね」
と、言いましたら、
『お母さんもね』
と、娘が。
確かに、私は被害者予備軍かも。
〈ゴマメのばーば〉
「モシモシ モシモシ」
「○○ちゃん モシモシ モシモシ」
『…………………』
「お父さんに抱っこ? モシモシ」
『…………………』
朝食を済ませ、後片付けもすみ、朝ドラ「トト姉ちゃん」を見ていましたら、
ケイタイの着信音がなりました。
出てみたら無言です。
普段なら、すぐ電話を切るところ。
ひ孫が先日生まれました。
数日前に父親(私の孫)が、電話で赤ちゃんの声を聞かせてくれたので、
今の、電話も、赤ちゃんが声を発するのを待っている間の「無言」だと
思い込んでしまったのです。
私の頭の中の構図は、向こうのケイタイに頬寄せる状態で、赤ちゃんがいます。
「モシモシ モシモシ」
「○○ちゃん 聞こえますか」
名前まで、こちらから言ってしまう精神状態。
それも幼児言葉で。
〈猫なで声以上だった〉と評したのは連れ合いでした。
こちらから孫に電話をして、無言電話は、単なる間違い電話だとわかりました。
まだ、お昼を食べていないという孫たち夫婦に、
ウナギ弁当と、少々値の張る「ブルーベリータルト」を届けました。
「○○ちゃんに、なめさせてはダメよ」
との言葉と一緒に届けてきたのです。
『分かってるって』
孫は、苦笑いで応えました。
私たちは、まだウナギを食していません。
そのうち、店が混まなくなってから、と連れ合いには言ってあります。
しかし、「フニャ フニュ ホニャ」の声を、聞けもしなかったのに、
ウナギ弁当を届けさせるパワーを、赤ちゃんは、どこに備えているのかしらん。
しかし、こうした私の電話応答は、要注意モノです。
以前、長男が転勤した時も、思い込みで息子と思ってしまったことがあります。
すぐに気づいて、被害には遭いませんでしたが、
こちらは、本物の「オレオレ詐欺」の電話でした。
誰に言うでもなく、言い訳でもあるかのように、
“よかった よかった”
などと、口にしましたが、どうも居心地がよくありません。
新聞の地方欄には、毎日のように、「オレオレ被害」の記事が載っています。
「みんな、気を付けないとね」
と、言いましたら、
『お母さんもね』
と、娘が。
確かに、私は被害者予備軍かも。
〈ゴマメのばーば〉
今日は、当方も青い空が広がっています。
思い込みが激しいというか、何というか、昔から失敗の多い人間で、家族も呆れているようです。
ウナギ、食べることにいたします。
コメントありがとうございました。
お暑うございます。
近しいものからの電話の時は決まった「暗号」を決めるといいですね。
うなぎ、召し上がってくださいませ。
コメントありがとうございました。
不埒な輩がいますからね。
私は
着信の電話番号を見て
知っているもの以外には
一切出ません。