golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

モーツァルト「交響曲第41番《ジュピター》」コンヴィチュニー

2009-11-10 06:58:04 | Weblog
今日は、昨日納期で終わっていない仕事が2件あるので、5時半に目覚ましを掛けていつもより1時間ほど早めに家を出ました。

もっとも、正確に言えば目覚まし(携帯電話をいつも目覚ましに使用しています)の設定時間は「5:40」。

この微妙な10分が貴重であります(笑)。

今日は飲み会で(明日もですが)、夜は怪しいので久しぶりの朝更新です。

最近、何日か更新をさぼったのは何れも酒絡みでありますから。

フランツ・コンヴィチュニー指揮ベルリン放送交響楽団(WEITBLICK盤)

モーツァルト辺りまでは出来ればピリオド演奏で聴きたいと思っている私ですが、現代楽器によるふくよかだったり、まろやかなモーツァルトもまた良いと思っています。

今日のモーツァルトは、その何れとも違うもの。「超重量級」であります。

久しぶりにふと聴いてみたくなりました。

低弦の分厚いどっしりした響きで、重戦車の様にずんずん進むジュピターであります。

モーツァルトはベートーヴェンの先人だったんだなあ、と思わせる演奏。

異色ではありますが、たまにはこういう演奏も面白い。

後期のモーツァルトに漂う寂寥感(この曲はその要素は比較的薄いですが)とは無縁の、勇気を鼓舞する様な音楽になっています。

ただ、第3楽章メヌエットはもうちょっと軽やかの方が良いかな。

1959年録音のモノラル盤。

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F.クープラン「サルタン、子守唄、荘厳さ他」ベルンフェルド、センペ

2009-11-09 23:06:27 | Weblog
会社帰りに自宅最寄駅のブックオフに久しぶりに寄ったら驚きました。

郊外の小さな店舗で、クラシックは大した枚数が無いし、比較的枚数がある日も、シリーズ物の有名曲が主体。

それが今日はマニアックな物が色々ありました。

例えば、指揮者はいつもならば、カラヤンやバーンスタインなどが多いのですが、クレメンス・クラウス、ケンペ、シルヴェストリ、バルビローリ、コンヴィチュニーなど。

作曲家もマーラーやブルックナーが多いし、「意外な某作曲家」のディスクが何枚もあるのには驚きました。

いつもとは一風変わった在庫状況から察すると、その大半はある一人の方の放出品。

中古店にはよく行っていますが、こんなクセのある品揃えは初めて見ました。

こういうのも中古ショップ巡りの楽しみの一つです。

250円盤がほとんど無かったのは残念でしたが、「意外な某作曲家」の2枚組とマーラーを1枚仕入ました。価格はいずれも税込500円。

ジェイ・ベルンフェルド(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、スキップ・センペ(指揮、チェンバロ)カプリッチョ・ストラヴァガンテ(Deutsche Harmonia Mundi盤)

例によって、DHM50枚BOXからです。

一枚ずつ大切に聴いて来て、未聴盤は残り10数枚になりました。

このBOXは名曲名演、録音も良い物が集められていてそれが激安価格(私が購入した時は再発で価格アップしていましたが、それでも確か7,000円ちょっとでした)、私の様な古楽大好き人間には宝箱。

一枚一枚聴いて行く楽しみの反面、未聴盤が減って行くのは寂しくもあります。

さて今日は、フランスバロックの巨匠フランソワ・クープランの一枚。

・四重奏ソナタ「サルタン」
・ヴィオールと通奏低音の為の第1組曲
・「子守唄」
・ヴィオールと通奏低音の為の第2組曲
・「荘厳さ」

フランスバロックのヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)を主体とした曲というとマラン・マレ(1656~1728)の印象が強いですが、フランソワ・クープラン(1668~1733)のこれらの作品は、より流麗さ、優美さを増した感じで、マレとはまた違った良さがありますね。

今日に引き継いて明日も5時半起きなので、今日は短めです。

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フォーレ「レクイエム」チェリビダッケ

2009-11-08 22:58:38 | Weblog
巡り合わせの悪い?CDというのがあるのか、先日来、記事に取り上げようと聴いている3枚組が1枚目でいつも挫折。

別に、曲や演奏に問題があって聴き通せないという訳では無く、超名曲だし演奏もなかなか素晴らしい。

問題は、横になって聴いている内についうとうとと昼寝してしまって、結局時間が無くなってしまうことであります。

ということで、そのディスクはまた先送り。

時間の無い時は、馴染みの比較的短い曲を取り上げるに限ります。

マリー・マクローリン(ソプラノ)、グイン・ハウェル(バス)、セルジュ・チェリビダッケ指揮ロンドン交響楽団、合唱団(海賊盤)

20年近く前に買った2枚組の海賊盤があったことを思い出し、引っ張り出して来ました。

2枚組1,000円という、当時としては超激安。

1982年のライブ録音との記載ですが、怪しげな音源か録音が悪く、このフォーレの名曲を聴くには耐えないと感じ、うっちゃってありました。

しかし、本当に久しぶりに聴いてみると決して鑑賞に耐えない音質ではありません。

そして、非常に遅いテンポで丁重に紡ぎ出される演奏は異色ながらもなかなかの名演。

第2曲「奉献唱」、激遅の弦が大きなうねりを描き、合唱がそれに載って歌う所など感動的。

マクローリンのソプラノも澄んだ美声で優しい「サンクトゥス」を聴かせてくれます。やはりこの曲は、ボーイソプラノでは無く女声で聴きたいです。

ハウェルはちょっとオペラ的かな?とも思いますが悪くは無い。

そして、合唱がとても澄んだ響きを聴かせてくれます、録音は悪いけど。

チェリビダッケがこの曲に尊敬と慈しみを持って指揮しているのが感じられる演奏で、思いがけず良い音楽を聴きました。

昔から大好きな曲ですが、演奏によってはこの曲の「構成力の弱さ」を感じてしまうことがありますが、チェリビダッケのゆったりとしてスケールの大きな演奏はそれを感じさせません。

弱音の使い方も巧いなあと思います。ふっと吸い込まれて聴いてしまいます。

録音が悪く音が濁ってしまう箇所も多いのがいかにも残念。音質改善されたディスクも出ているようですので、聴いてみたくなりますね。

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山田耕筰「交響曲《明治頌歌》、舞踏交響曲《マグダラのマリア》」湯浅卓雄

2009-11-07 20:42:49 | Weblog
昨日、REIKOさんから「緑の」食物が足りないんじゃない、というご指摘を頂戴致しました。

全くその通りにございます。反省致しました。

最近、蒙古タンメン中本の真っ赤な激辛ラーメンやキムチ、たっぷりタバスコを振り掛けたナポリタンスパゲッティ等々、確かに赤い食物ばかりでした。

そう言えば、だいぶ久しく食べていなかったな、と先ほど写真の「緑の」食品を購入して参りました。

やはり、食事はバランスが重要ですね!

溝入由美子(篳篥)、湯浅卓雄指揮、東京都交響楽団(NAXOS盤)

今日は他のCDにするつもりでしたが、昨日のカップリング曲もなかなか面白かったので、引き続いて同じCDにしました。

音楽素材に日本の伝統音楽「長唄」を活用した、昨日の長唄交響曲が1934年の作品。

対して、雅楽器「篳篥」(ひちりき)も入る「明治頌歌」は1921年、西洋音楽そのものと行っても良いような「マグダラのマリア」は1916年の作です。

この3曲だけ見ると、山田耕筰が年を経るにつれて日本的な音楽に回帰しているように見えますが、どうなのでしょうか?

きっと、留学で学んだ西洋音楽そのものから、独自の日本的語法を取り入れた作風に変わって行ったのでしょうね。

今日の2曲を聴いて驚いたのは、これ後期ロマン派そのものじゃん!ということ。

作曲家名と曲名を隠して(「マグダラのマリア」の方は曲名出してもOKですね)誰かに聴かせたら、ヨーロッパの後期ロマン派の一体誰の作かな?と思うことでしょう。

「マグダラのマリア」は、R.シュトラウスの未知の作品が発見された!と嘘さえつけるかもしれません。

唱歌のイメージが強かった山田耕筰がこんなに本格的なクラシック音楽を作曲していたとは、ただただ驚きであります。

実際、彼はドイツ留学でマックス・ブルッフに師事していますし、ワーグナーやR.シュトラウスに傾倒し、R.シュトラウスには弟子入りさえ希望していたそうです。大変残念ながら金銭面で叶わなかったそうですが。

「明治頌歌」は鎖国時代から、黒船来襲、文明開化、明治天皇崩御、大正時代への希望が描かれているとのこと。

付属のライナーノーツには丁寧な日本語解説が付いているので、音楽がどの場面かを確認しながら聴くのも良いかもしれません。

白眉は篳篥(ひちりき)の入る明治天皇崩御の場面。篳篥の悲しげな響きとオーケストラが後期ロマン派の爛熟の響きを聴かせてくれます。

「マグダラのマリア」は、更に後期ロマン派色が強い作品。マーラーかと思う様な箇所もありますよ。なかなか素晴らしい曲であります。

なお、どちらも交響曲と銘打ってはいますが、内容的には交響詩ですね。

後期ロマン派のお好きな方には是非々々聴いてみて頂きたいです。未知の魅力的な曲をお探しの方には、思いがけない所に素晴らしい作品があったと驚きの発見だと思います。

山田耕筰は、世界の山ちゃんだ~!

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山田耕筰「長唄交響曲《鶴亀》」東音宮田哲男、東音味見亨、湯浅卓雄

2009-11-06 23:07:03 | Weblog
いつも同じ様な写真ですが(笑)……、毎回新たに撮影しております。

やっぱり本物は違うね、であります。

先日のカップ麺も旨かったですが、やはり、麺のツルツル感が違います、スープの旨みが違います。

帰宅して、ベッドに寝転がって書いていますが、眠くて寝てしまいそうなので、今日は短か目であります。

東音宮田哲男(長唄)、東音味見亨(三味線)他、湯浅卓雄指揮、東京都交響楽団(NAXOS盤)

新譜発売時、ショップで試聴し興味を持ち、以来ずっと気になっていたCDです。

大型ショップでも、最近店頭で見掛けることが殆ど無く、ひょっとして廃盤?等心配をしておりました。

先日、池袋のHMVで安売(1,000円)しているのを見掛けたのですがその時は買いそびれ、本日、中本帰りにようやく購入しました。

山田耕筰というと、「赤とんぼ」、「からたちの花」、「ペチカ」、「待ちぼうけ」、「あわて床屋」など唱歌のイメージが強いですが、日本初のオーケストラを造ったり、交響曲やオペラ、弦楽四重奏曲なども作曲し、日本でのクラシック音楽受容に先駆的で大きな役割を果たした方なのです。

Wikipediaで知ったのですが、ベルリン・フィルを振ったり、カーネギーホールでも自作を指揮したりなど活躍しているのですね。

この「長唄交響曲《鶴亀》」は、江戸時代に歌舞伎の伴奏音楽から発展した「長唄」にオーケストラ伴奏を付けた17分半ほどの曲です。

三味線、太鼓や笛のお囃子を伴奏とした長唄にオーケストラが通奏低音の様に付きます。

オーケストラは突出すること無く、大人し目の伴奏に撤していて、長唄にちょっとオーケストラ伴奏付けてみましたという感じであります。

しかし、その和洋折衷には全く違和感は無く(和の要素が強い為もありますが)、日本作曲界の発展の原点としても、サウンド的にもとても興味深いですね。

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モーツァルト「ピアノ協奏曲第13、17番」ブレンデル、マリナー

2009-11-05 22:54:43 | Weblog
場末の居酒屋における「カルテットの法則」。

昨日は午後外出で、仕事は早く終わったのですが、帰路の乗換駅で線路下の居酒屋につい吸い込まれてしまいました。

店内に演歌流れる場末の居酒屋で一人飲みながら、斜め前のテーブルの会話を何とは無しに聞いておりました。

仕事帰りの年配4人組で、男性3人、女性1人の構成。

会話の内容は、芸能人石田某純一(全然「某」になって無いって(笑))の結婚関連など当たり障りの無いもの。

これを傍で聴いていて思ったのは、「4人で呑んでいると、必ず各人の役割が決まって会話が進む《カルテットの法則》」があるのではないか、ということ。あたかも、それぞれが決まった楽器を演奏しているかのよう。

メロディ?を担当する第1ヴァイオリンが自然発生します。これはイメージ分かりますよね。

そして、低音部を支えて存在感を示すチェロも登場。

地味ながらも内声部を支える第2ヴァイオリンとヴィオラの担当も決ります(どっちがどっちだか、ちょっと分かりづらいですが)。

観察していると、第1ヴァイオリンが電話やトイレで席を外すと、第2ヴァイオリンとヴィオラもとたんに目立った演奏しますね。

アルコホール作曲弦楽四重奏曲第1番「居酒屋」(どんな曲じゃい?)を聴いているつもりになるとなかなか面白い。

「3人寄れば文殊の知恵」ならぬ、「4人集まりゃカルテット」であります。

これは、別にアルコールが入らなくても成立します。

喫茶店でも良いし、職場でも学校でもどこでも…、是非皆様も「カルテット」のつもりで観察してみて下さい。面白いですよ~。

勿論、3人ならトリオが聴けるし、5人ならクインテットですね。

ただ同じ数人でも、テレビの政治座談会などだと、各人が皆バラバラの事を話していて全然話が噛み合っていないのが通例。

この場合は古典的な室内楽では無く、各演奏者の調性もリズムも異なる前衛的な音楽のつもりで鑑賞することが肝要ですね。

アルフレート・ブレンデル、ネビル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団(DECCA盤)

ブレンデルの全集を順に聴いて来ていますが、この辺りの曲になると、初期曲と違い普段聴き慣れたモーツァルトの世界で、完成度の高い作品になりますね。

勿論、初期の曲が稚拙ということでは無く、逆にこれらの曲が後期曲にも匹敵する素晴らしさを有しているということです。

第13番は、堂々たる第1楽章、第2楽章の安らぎに満ちた表情、第3楽章の草原を思わせる様な伸びやかさ、突然短調に転調しての翳りなど魅力満載。

そして、全曲が静かな美しさに満たされた第17番。透徹した美しさは、最後のピアノ協奏曲にも通じるようにも思えます。

ブレンデルの珠玉のピアノとマリナーの暖かみのある指揮は幸福なモーツァルトにピッタリであります。

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ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番《皇帝》」ヴラダー、ワーズワース

2009-11-03 22:35:46 | Weblog
今日は急に冷え込み、冬を思わせる様な日でしたね。

自宅からも雪化粧の富士山が良く見えました。

超暑がりの私も流石に今日は長袖に。

冷暖房も家の気密性も悪かった昔は、夏は外も家や建物の中も暑い、冬は外も中も寒い、という構図で温度差の少ない生活でした。

しかし、現代は夏でも冷房が利き過ぎて寒かったり、冬でも室内が暑過ぎたりと、こりゃ体調を崩す人も多いよな、と改めて思いました。

昨日、ちょっと熱を出して寝ていた娘も平熱に戻り、幸いインフルでは無かったようでひと安心です。

シュテファン・ヴラダー(ピアノ)、バリー・ワーズワース指揮カペラ・イストロポリターナ(NAXOS盤)

今まで何回か取り上げている「皇帝」、大好きな曲であります。

今日は休日の為、組物を聴き始めたのですが、用事で時間が無くなってしまい途中で断念。急遽、予定変更であります。

CD時代になって最初に買ったこの曲のディスクです。

ウィーンの俊英ピアニストの演奏で、当時としては激安のNAXOS盤、ということで期待して購入致しました。

しかし、大変ガッカリしたのを記憶しております。

ピアノは悪く無いのですが、オケがあまりにも弱過ぎるという印象。

久しぶりに聴き直してみましょう。

NAXOS初期(1988年)のもので録音が良く無い、ピアノの音が軽く薄い。

オケも二流の感を否めない。

しかし、冴えない演奏と切り捨てられるものなどでは無く、聴くべき所もある演奏だなと思いました。

オーケストラは、無難に演奏している感もありますがやはり力不足。

1965年生まれですから録音当時22~3歳のヴラダーのピアノに、将来を期待させるものを聴くことが出来ます。

決してスケールの大きなピアノではなく、寧ろ繊細な方ですが、22~3歳の若者とは思えない落ち着き払った演奏です。

清潔な音楽の中に、ハッとする詩情を聴かせてくれて、ウィーンのピアノ界を背負うと将来を期待されたのが良く分かります。

一時期大変期待されていたピアニストですが、最近名前を目にすることが少ないように思いますがどうなのでしょうか?

「皇帝」是非再録して欲しいです。

聴かずにうっちゃってあったCDに意外な発見がありました。

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ゼレンカ「シンフォニア、ヒポコンドリー、序曲」カメラータ・ベルン

2009-11-02 23:20:09 | Weblog
学生時代真面目に勉強しなかった私が言うのも非常におこがましいのですが…(笑)。

もう一度学生に戻って、勉強をやり直すとすると、「心理学」にとても興味があります。

特に「インターネット心理学」という分野。

以前も書いたことがありますが、ネット上の人格、性格がリアルなそれとどう違い、またどう同じなのか?

ネット故に発現する多重人格があるのか否か?

ネット上の問題行動と性格との関連は?

等々、興味は尽きません。

こんなことに興味を抱いたのは、何年も前から某巨大掲示板等々で大活躍されている(音楽とは全く関係無い分野でです)所謂「荒らし」で有名な方が、昔リアルに知っていた方だとある時分かったからです。

その方の昔を振り返って考えると、「ああ、やっぱり」と思われることがたくさんあります。年月の経過はあっても、リアルな人格とネット上の人格がとても良く符合しているのです。

思考パターンと行動パターンも直線的でとても分かり易い。

ネット上を色々拝見していると、「荒らし」と言われる方にこの類型は結構多そうだなと思っております。

勿論、他のパターンも色々ありますよね。

そんなインターネットに関わる人間心理を研究したら、とても面白そうです。

ネットで検索してみたら、本もいくつか出ていますね。学生には戻れませんが、まずは1冊読んでみようと思います。

ハインツ・ホリガー、ハンス・エルホルスト(オーボエ)、バリー・タックウェル、ロバート・ラウチ(ホルン)、マンフレート・サックス(ファゴット)、ディーター・ライヒト(チェロ)、クリスティアーネ・ジャコテ(チェンバロ)、アレクサンダー・ファン・ヴィーンコープ(指揮、ヴァイオリン)、カメラータ・ベルン(BRILLIANT CLASSICS盤)

今日は、最近最も気になっている作曲家、「ボヘミアのバッハ」ことヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679~1745)です。

先日から聴いている5枚組廉価盤の3枚目で、次の3曲が収められています。

・8つのコンチェルタントの為のシンフォニア イ短調
・7つのコンチェルタントの為のヒポコンドリー イ長調
・7つのコンチェルタントの為の序曲 ヘ長調

シンフォニアとヒポコンドリーは、以前オリジナル楽器による演奏を取り上げました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/a394624aac3ad7b9a57d7bcc250dcfa6/?page=0&guid=ON)

現代楽器による古い演奏(1977年録音)の為、音は少し濁って聴こえ、切れ味はやはりオリジナル楽器の方を採りたいですが、シンフォニアの第1楽章の熱気!(稀有の名曲!)とホリガーをはじめとした名手達の演奏は立派なもので、ゼレンカの素晴らしさを十分に味合わせてくれます。

作曲家は皆、「魂込めて」曲を書いていると思いますが、それをひしひしと感じる情熱的な音楽がゼレンカの真骨頂でしょうか。

本当に凄い作曲家。

残り2枚が大変楽しみになって来ました。また、他の録音も色々聴いてみたいと思います。

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ブーレーズ「プリ・スロン・プリ」ブーレーズ

2009-11-01 23:06:50 | Weblog
太麺は結構イケますわ!

今日は、2ヶ月振りにゴルフスクールへ行って参りました。

9月6日に足の肉離れを起して以来、普通に歩ける様になってからも運動は自重しておりました。

以前の様に、ゴルフ練習場まで片道30分ほどを歩き、1時間半のスクールです。

2ヶ月振りにクラブを握るので最初はちゃんと跳ぶか心配でしたが、すぐ勘は戻りました。と言ったって、元々下手くそで、下手なりにそれなりに戻ったに過ぎませんが(笑)。

しかし、久しぶりにゴルフボールを跳ばすのはなかなかに爽快でしたね。

スクールを終え、片付けをしていたら、カミサンから携帯に業務連絡が入っておりました。

買い物に行って昼までに戻れないから、昼食はどこかで食べるようにとの指示。

ラッキーであります!

かねてより念願の「蒙古タンメン レンジVer.」を食そうではあ~りませんか。

帰り掛けにセブンイレブンに寄る。

狙いのブツがあることは以前にチェック済み。

ところが、あるはずのチルドのコーナーにそれが無い!

目の錯覚の可能性もあるので、店内を3回巡回するが、やはり無し。

大変悔しいが、カップラーメンの方で我慢することにする。

これ、スープはかなり再現度高いのだが、麺が普通のカップ麺そのものでイマイチ。

ちなみに、私はデフォルトの辛さの「蒙古タンメン」は食したことが無く、いつも最激辛の「冷やし味噌ラーメン」か、たまに「北極」なので、「蒙古タンメン」の再現忠実性を論じる資格は有していないのだが、まあそこは堅いこと言わずに許してくんさい。

よく見るとカップ麺も2種ある。この前食べたやつと「太麺」タイプ。

「太麺」にトライすることにする。普通バージョンより20円だったか高い。

家に帰ると早速湯を沸かす。

電気ポットの軟弱なお湯では無く、ギンギンに沸騰したお湯で作らんとね。

沸騰したお湯を周りに飛び散らかせながらカップに注ぐ。

お陰でお湯がちょっと少なくなってしもうたが、気にしない気にしない。腹に入れれば皆同じ。

「5分待て」と書いてあるが、こんなに煮立ったお湯入れてるんだから、3分位で食えるやろ、と箸を着ける。

ところが、ちょっとまだ硬い。やはり、5分待つべきでした。

でもですね、この太麺はなかなかええですわ~。

カップ麺と言えども本物に近い。普通バージョンとは全然違う。

こりゃ、なかなかイケますよ。

昼食は、これとキムチをおかずにしてご飯を掻っ込みました。

ハリーナ・ルコムシュカ(ソプラノ)、マリア・バーグマン(ピアノ)、ポール・スティングル(ギター)、フーゴ・ダルトン(マンドリン)、ピエール・ブーレーズ指揮BBC交響楽団(SONY盤)

これは結構イケますわ!

先日購入したブーレーズ指揮の5枚組より。

作曲家としてのブーレーズは、「ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)」しか聴いておりませんでした。

しかし、「ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)」は、シェーンベルクの傑作「月に憑かれたピエロ」の延長線上にある作品で好きな曲。

さて、初めて聴く「プリ・スロン・プリ」はどんな曲でしょうか。

マラルメの詩をテキストに、ソプラノが囁くように呟くように歌い、ピアノやギターなどが離散的に音を添える曲ですが、武満徹とも一脈通じる静謐さの中にも、音の軽やかさオシャレさがありますね。

いやあ、これは素晴らしい!

素敵な現代作品を一曲知りました。

但し、万人向きかと言うと、蒙古タンメン中本の激辛と同様ではありますが(笑)。

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