golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

山田耕筰「長唄交響曲《鶴亀》」東音宮田哲男、東音味見亨、湯浅卓雄

2009-11-06 23:07:03 | Weblog
いつも同じ様な写真ですが(笑)……、毎回新たに撮影しております。

やっぱり本物は違うね、であります。

先日のカップ麺も旨かったですが、やはり、麺のツルツル感が違います、スープの旨みが違います。

帰宅して、ベッドに寝転がって書いていますが、眠くて寝てしまいそうなので、今日は短か目であります。

東音宮田哲男(長唄)、東音味見亨(三味線)他、湯浅卓雄指揮、東京都交響楽団(NAXOS盤)

新譜発売時、ショップで試聴し興味を持ち、以来ずっと気になっていたCDです。

大型ショップでも、最近店頭で見掛けることが殆ど無く、ひょっとして廃盤?等心配をしておりました。

先日、池袋のHMVで安売(1,000円)しているのを見掛けたのですがその時は買いそびれ、本日、中本帰りにようやく購入しました。

山田耕筰というと、「赤とんぼ」、「からたちの花」、「ペチカ」、「待ちぼうけ」、「あわて床屋」など唱歌のイメージが強いですが、日本初のオーケストラを造ったり、交響曲やオペラ、弦楽四重奏曲なども作曲し、日本でのクラシック音楽受容に先駆的で大きな役割を果たした方なのです。

Wikipediaで知ったのですが、ベルリン・フィルを振ったり、カーネギーホールでも自作を指揮したりなど活躍しているのですね。

この「長唄交響曲《鶴亀》」は、江戸時代に歌舞伎の伴奏音楽から発展した「長唄」にオーケストラ伴奏を付けた17分半ほどの曲です。

三味線、太鼓や笛のお囃子を伴奏とした長唄にオーケストラが通奏低音の様に付きます。

オーケストラは突出すること無く、大人し目の伴奏に撤していて、長唄にちょっとオーケストラ伴奏付けてみましたという感じであります。

しかし、その和洋折衷には全く違和感は無く(和の要素が強い為もありますが)、日本作曲界の発展の原点としても、サウンド的にもとても興味深いですね。

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