golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「ピアノ協奏曲BWV1052」グールド、マクミラン

2009-11-21 21:01:46 | Weblog
今日は久しぶりにテレビの旅番組を見ておりました。

山あいを走る列車の旅で、紅葉がなかなかに綺麗。

「紅葉狩り」という単語も久しぶりに聞いたように思います。

私が初めてこの言葉を知ったのは小学校3年生くらいだったでしょうか。

今度の日曜日に紅葉狩りに行くぞ!

と、父親に連れられて奥多摩へ出掛けました。

展望台の様な所から見た山々の紅葉は大変美しかったことを今でも記憶しています。

ところで、何処で紅葉狩りするの?

えっ?、今やってるじゃないか!

???

みかん狩り、キノコ狩りなどと同じ様に、紅葉の苗とかを採るものだとばかり思っておりました。

何だかとてもガッカリして帰宅致したのを記憶しています。

グレン・グールド(ピアノ)、アーネスト・マクミラン指揮トロント交響楽団(DOCUMENTS盤)

グールド激安10枚BOXから。

1955年の放送音源のエアチェックによる物のようで、ニュースか何かの混信らしい声も入っており録音も悪いですが、十分鑑賞に耐えるレベルです。

私があまりにも古い音源に親しみ過ぎちゃっているせいでしょうか?(笑)

原曲は勿論、チェンバロ協奏曲。二短調の有名な昔馴染みの曲であります。

オケは現代楽器で、チェンバロでなくピアノという、クラシック原理主義者としては許せない?様な組合せですが、結構愉しんで聴けました。

バッハの作品には、使用楽器や演奏スタイルを超越した「抽象性」があるように思います。どう演奏しても常にバッハであることが揺らがない普遍性が。

勿論そういうバッハ音楽の特性のみならず、若きグールドのほとばしり出る生気に満ちたピアノの魅力も大きいですね。

音楽をぐいぐい進めて行きますが、自由奔放な異形のスタイルでは無く、意外に丁寧な演奏でありました。

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