昨日、REIKOさんから「緑の」食物が足りないんじゃない、というご指摘を頂戴致しました。
全くその通りにございます。反省致しました。
最近、蒙古タンメン中本の真っ赤な激辛ラーメンやキムチ、たっぷりタバスコを振り掛けたナポリタンスパゲッティ等々、確かに赤い食物ばかりでした。
そう言えば、だいぶ久しく食べていなかったな、と先ほど写真の「緑の」食品を購入して参りました。
やはり、食事はバランスが重要ですね!
溝入由美子(篳篥)、湯浅卓雄指揮、東京都交響楽団(NAXOS盤)
今日は他のCDにするつもりでしたが、昨日のカップリング曲もなかなか面白かったので、引き続いて同じCDにしました。
音楽素材に日本の伝統音楽「長唄」を活用した、昨日の長唄交響曲が1934年の作品。
対して、雅楽器「篳篥」(ひちりき)も入る「明治頌歌」は1921年、西洋音楽そのものと行っても良いような「マグダラのマリア」は1916年の作です。
この3曲だけ見ると、山田耕筰が年を経るにつれて日本的な音楽に回帰しているように見えますが、どうなのでしょうか?
きっと、留学で学んだ西洋音楽そのものから、独自の日本的語法を取り入れた作風に変わって行ったのでしょうね。
今日の2曲を聴いて驚いたのは、これ後期ロマン派そのものじゃん!ということ。
作曲家名と曲名を隠して(「マグダラのマリア」の方は曲名出してもOKですね)誰かに聴かせたら、ヨーロッパの後期ロマン派の一体誰の作かな?と思うことでしょう。
「マグダラのマリア」は、R.シュトラウスの未知の作品が発見された!と嘘さえつけるかもしれません。
唱歌のイメージが強かった山田耕筰がこんなに本格的なクラシック音楽を作曲していたとは、ただただ驚きであります。
実際、彼はドイツ留学でマックス・ブルッフに師事していますし、ワーグナーやR.シュトラウスに傾倒し、R.シュトラウスには弟子入りさえ希望していたそうです。大変残念ながら金銭面で叶わなかったそうですが。
「明治頌歌」は鎖国時代から、黒船来襲、文明開化、明治天皇崩御、大正時代への希望が描かれているとのこと。
付属のライナーノーツには丁寧な日本語解説が付いているので、音楽がどの場面かを確認しながら聴くのも良いかもしれません。
白眉は篳篥(ひちりき)の入る明治天皇崩御の場面。篳篥の悲しげな響きとオーケストラが後期ロマン派の爛熟の響きを聴かせてくれます。
「マグダラのマリア」は、更に後期ロマン派色が強い作品。マーラーかと思う様な箇所もありますよ。なかなか素晴らしい曲であります。
なお、どちらも交響曲と銘打ってはいますが、内容的には交響詩ですね。
後期ロマン派のお好きな方には是非々々聴いてみて頂きたいです。未知の魅力的な曲をお探しの方には、思いがけない所に素晴らしい作品があったと驚きの発見だと思います。
山田耕筰は、世界の山ちゃんだ~!
★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞
★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ
全くその通りにございます。反省致しました。
最近、蒙古タンメン中本の真っ赤な激辛ラーメンやキムチ、たっぷりタバスコを振り掛けたナポリタンスパゲッティ等々、確かに赤い食物ばかりでした。
そう言えば、だいぶ久しく食べていなかったな、と先ほど写真の「緑の」食品を購入して参りました。
やはり、食事はバランスが重要ですね!
溝入由美子(篳篥)、湯浅卓雄指揮、東京都交響楽団(NAXOS盤)
今日は他のCDにするつもりでしたが、昨日のカップリング曲もなかなか面白かったので、引き続いて同じCDにしました。
音楽素材に日本の伝統音楽「長唄」を活用した、昨日の長唄交響曲が1934年の作品。
対して、雅楽器「篳篥」(ひちりき)も入る「明治頌歌」は1921年、西洋音楽そのものと行っても良いような「マグダラのマリア」は1916年の作です。
この3曲だけ見ると、山田耕筰が年を経るにつれて日本的な音楽に回帰しているように見えますが、どうなのでしょうか?
きっと、留学で学んだ西洋音楽そのものから、独自の日本的語法を取り入れた作風に変わって行ったのでしょうね。
今日の2曲を聴いて驚いたのは、これ後期ロマン派そのものじゃん!ということ。
作曲家名と曲名を隠して(「マグダラのマリア」の方は曲名出してもOKですね)誰かに聴かせたら、ヨーロッパの後期ロマン派の一体誰の作かな?と思うことでしょう。
「マグダラのマリア」は、R.シュトラウスの未知の作品が発見された!と嘘さえつけるかもしれません。
唱歌のイメージが強かった山田耕筰がこんなに本格的なクラシック音楽を作曲していたとは、ただただ驚きであります。
実際、彼はドイツ留学でマックス・ブルッフに師事していますし、ワーグナーやR.シュトラウスに傾倒し、R.シュトラウスには弟子入りさえ希望していたそうです。大変残念ながら金銭面で叶わなかったそうですが。
「明治頌歌」は鎖国時代から、黒船来襲、文明開化、明治天皇崩御、大正時代への希望が描かれているとのこと。
付属のライナーノーツには丁寧な日本語解説が付いているので、音楽がどの場面かを確認しながら聴くのも良いかもしれません。
白眉は篳篥(ひちりき)の入る明治天皇崩御の場面。篳篥の悲しげな響きとオーケストラが後期ロマン派の爛熟の響きを聴かせてくれます。
「マグダラのマリア」は、更に後期ロマン派色が強い作品。マーラーかと思う様な箇所もありますよ。なかなか素晴らしい曲であります。
なお、どちらも交響曲と銘打ってはいますが、内容的には交響詩ですね。
後期ロマン派のお好きな方には是非々々聴いてみて頂きたいです。未知の魅力的な曲をお探しの方には、思いがけない所に素晴らしい作品があったと驚きの発見だと思います。
山田耕筰は、世界の山ちゃんだ~!
★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞
★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ
私も外食が多くて野菜不足となってます。緑黄色野菜はしっかり摂らなければね。でも、キュ○サイの青○だけは勘弁して欲しいです。(笑)
全国1000万人の声に変わりまして、つっこませていただきました(笑)。
そんな私はまた埼玉方面に行って、ジャンクなまぜそばを食べてきました。私も緑のものが足りないので、かっぱえびせん:柚子こしょう大分県産柚子使用期間限定品(パッケージが緑)を食べることにします!
え?そういうことじゃない?(笑)
タワレコの企画物で團伊玖磨の交響曲全集が出るようで、山田一雄さんが指揮されているものも含まれているようです。今度買いたいと思います。
コメント有難うございます。
山田さんは「牧神」の初演者でもあるんですね。日本でクラシック音楽の基礎を造られた偉大な方だったんだと、今回認識致しました。
「○○ー○○の○汁」残念ながら飲んだこと無いのですが、「う~ん、まずい!」というあのTV CMで逆に飲んでみたくなりますね。
「緑」って、これじゃダメなんすか?
あっそうか、タバスコを緑のやつに変えろってことですね!(納得)
そうですね、團さんも聴いてみなきゃ。日本人作曲家も素晴らしく人がたくさんいますね。
とにかく違う!違うんだってばぁああ~~~ッ!!(爆)
たぬきもタバスコも違うぅ~~~ッ!!
このブログ、背景はこれでもかこれでもかと緑なのに、何で???
あ、それでバランスを取っているのか・・・?
山田耕筰だって、「耕作」の親戚?とすれば、野山で畑仕事してるようなものですよ。
鑑賞のお供に、小松菜のおひたしなどはいかがでしょうか?
しかしヒチリキって、「篳篥」なる漢字があるとは知りませんでした。
しかもパソコンで出るとは!
「多声音楽」の「多声」は出ないのに・・・!
コメント有難うございます。そして「緑の野菜」アドバイス感謝です。
漸く理解致しました、ニンジンもトマトも葉っぱの方が栄養があるということですね。
「篳篥」、最初これ読めなくて困ったのですよ。
いつも通り携帯入力なので、難しい漢字がなかなか出なくて。
ネットで雅楽器を検索したら「ひちりき」だと判って、ひちりきと打ってみたら何と「篳篥」が辞書にあるのですよ、携帯の辞書に!
もっと一般的な言葉でも変換されないのにビックリしました。