golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番《皇帝》」ヴラダー、ワーズワース

2009-11-03 22:35:46 | Weblog
今日は急に冷え込み、冬を思わせる様な日でしたね。

自宅からも雪化粧の富士山が良く見えました。

超暑がりの私も流石に今日は長袖に。

冷暖房も家の気密性も悪かった昔は、夏は外も家や建物の中も暑い、冬は外も中も寒い、という構図で温度差の少ない生活でした。

しかし、現代は夏でも冷房が利き過ぎて寒かったり、冬でも室内が暑過ぎたりと、こりゃ体調を崩す人も多いよな、と改めて思いました。

昨日、ちょっと熱を出して寝ていた娘も平熱に戻り、幸いインフルでは無かったようでひと安心です。

シュテファン・ヴラダー(ピアノ)、バリー・ワーズワース指揮カペラ・イストロポリターナ(NAXOS盤)

今まで何回か取り上げている「皇帝」、大好きな曲であります。

今日は休日の為、組物を聴き始めたのですが、用事で時間が無くなってしまい途中で断念。急遽、予定変更であります。

CD時代になって最初に買ったこの曲のディスクです。

ウィーンの俊英ピアニストの演奏で、当時としては激安のNAXOS盤、ということで期待して購入致しました。

しかし、大変ガッカリしたのを記憶しております。

ピアノは悪く無いのですが、オケがあまりにも弱過ぎるという印象。

久しぶりに聴き直してみましょう。

NAXOS初期(1988年)のもので録音が良く無い、ピアノの音が軽く薄い。

オケも二流の感を否めない。

しかし、冴えない演奏と切り捨てられるものなどでは無く、聴くべき所もある演奏だなと思いました。

オーケストラは、無難に演奏している感もありますがやはり力不足。

1965年生まれですから録音当時22~3歳のヴラダーのピアノに、将来を期待させるものを聴くことが出来ます。

決してスケールの大きなピアノではなく、寧ろ繊細な方ですが、22~3歳の若者とは思えない落ち着き払った演奏です。

清潔な音楽の中に、ハッとする詩情を聴かせてくれて、ウィーンのピアノ界を背負うと将来を期待されたのが良く分かります。

一時期大変期待されていたピアニストですが、最近名前を目にすることが少ないように思いますがどうなのでしょうか?

「皇帝」是非再録して欲しいです。

聴かずにうっちゃってあったCDに意外な発見がありました。

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