一次会が退けて5人が残った。
社長の武川源一郎(67)、部長の松元慎司(55)、課長の石川克夫(41)と坂本ハジメ(27)、最近中途入社した山本さほり(23)という面子。
「カラオケでも歌いに行くか!」
まだまだ若いもんには負けんが口癖の社長の武川が言った。
「いいですねぇ~」
石川課長は、時々接待で使うことがあるスナックが浮かんだ。カリナちゃんと銀恋を歌うぞ。チイママとのデュエットが浮かび、ちょっぴり鼻の下が伸びた。
「行きましょう!」
ハジメはさほりちゃんとのお近づきのチャンス!と心踊った。ライバルの野田を出し抜く絶好の機会である。一緒にデュエットしちゃお!。さっきちょっと食べ足り無かったので、カラオケボックスでピザでも食べたいとも思った。
「レッツゴー」
松元部長の掛け声と共に、4人は社長につき従った。
あれ?いつものスナックと道が違うぞ。
石川は疑問に思った。社長、新しい店開拓したのかな?
こんな方にカラオケボックス無かったはずだけど?
ハジメの脳裏には、さほりとの距離が遠退く不安が過った。
「さあ、着いたぞ」
そこは花見客がちらほらいる近所の公園だった。
「さあ、デュエット、デュエット」
武川は松元の肩に腕を回し歌い出した。
貴様と俺とは~♪
ラウラ・クレイクーム、ナタリー・デッセー、ヴェロニク・ジャニス、ファニータ・ラスカッロ、アンナ・マリア・パンツェレッラ、パトリシア・プティボン(ソプラノ)マリヤーナ・ミヤノヴィチ、サラ・ミンガルド(アルト)ブライアン・アサワ(カウンターテナー)ポール・アグニュー(テノール)エマニュエレ・ハイム指揮ル・コンセール・ダストレー(Virgin盤)
ああ、人間の運命はHWV.179
盲目の愛の神、あなたを信じますHWV.189
私の悩みのいとしいお方HWV.182a
夜明けにほほえむその花をHWV.192
恋する心よ、熱情を貯え増やせHWV.185
多くの矢を私の胸に放ちHWV.197
行け、気紛れな望みHWV.199
あなたをじっと見つめていたいHWV.178
愛の絆は楽しく幸福HWV.194
先日、川崎まで外出した帰りブックオフに寄りました。川崎店は初めて。明るく清潔な大きな店舗で期待して見ましたが、残念ながらクラシックは数も多くはなく、これといった目ぼしい物は無し。
無駄足だったか、と立ち去ろうとした時、えっ!と思うCDが目に飛び込んで来ました。
お世話になっている木曽さんのサイト(http://www.h2.dion.ne.jp/~kisohiro/index.html)で知り、是非とも欲しいと思っていたCD、これです。
全く予期しない所で入手出来ました。500円也。
名歌手達の豪華競演集。
愛のデュエット集。
ソプラノ同士、ソプラノとテノール、ソプラノとカウンターテナー、ソプラノとアルトと声の組合せも、また歌手の組合せも手を替え品を替え楽しませてくれます。
超絶技巧な曲が多いのかなと勝手に想像していたのですが、愛の二重唱だけあって、しっとりした優しい歌が多いですね。
伴奏は歌を邪魔しないレベルの簡素な通奏低音。
まだ歌手の声質の違いを聴き分けるまで聴き込んでいませんが、これ不思議系ソプラノ、パトリシア・プティボンかな?と思ってライナーノーツを見ると当たっていたりして、少しずつ歌手の違いを聴き楽しんで行こうと思います。
春に聴くに相応しい素敵なCDですね。
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社長の武川源一郎(67)、部長の松元慎司(55)、課長の石川克夫(41)と坂本ハジメ(27)、最近中途入社した山本さほり(23)という面子。
「カラオケでも歌いに行くか!」
まだまだ若いもんには負けんが口癖の社長の武川が言った。
「いいですねぇ~」
石川課長は、時々接待で使うことがあるスナックが浮かんだ。カリナちゃんと銀恋を歌うぞ。チイママとのデュエットが浮かび、ちょっぴり鼻の下が伸びた。
「行きましょう!」
ハジメはさほりちゃんとのお近づきのチャンス!と心踊った。ライバルの野田を出し抜く絶好の機会である。一緒にデュエットしちゃお!。さっきちょっと食べ足り無かったので、カラオケボックスでピザでも食べたいとも思った。
「レッツゴー」
松元部長の掛け声と共に、4人は社長につき従った。
あれ?いつものスナックと道が違うぞ。
石川は疑問に思った。社長、新しい店開拓したのかな?
こんな方にカラオケボックス無かったはずだけど?
ハジメの脳裏には、さほりとの距離が遠退く不安が過った。
「さあ、着いたぞ」
そこは花見客がちらほらいる近所の公園だった。
「さあ、デュエット、デュエット」
武川は松元の肩に腕を回し歌い出した。
貴様と俺とは~♪
ラウラ・クレイクーム、ナタリー・デッセー、ヴェロニク・ジャニス、ファニータ・ラスカッロ、アンナ・マリア・パンツェレッラ、パトリシア・プティボン(ソプラノ)マリヤーナ・ミヤノヴィチ、サラ・ミンガルド(アルト)ブライアン・アサワ(カウンターテナー)ポール・アグニュー(テノール)エマニュエレ・ハイム指揮ル・コンセール・ダストレー(Virgin盤)
ああ、人間の運命はHWV.179
盲目の愛の神、あなたを信じますHWV.189
私の悩みのいとしいお方HWV.182a
夜明けにほほえむその花をHWV.192
恋する心よ、熱情を貯え増やせHWV.185
多くの矢を私の胸に放ちHWV.197
行け、気紛れな望みHWV.199
あなたをじっと見つめていたいHWV.178
愛の絆は楽しく幸福HWV.194
先日、川崎まで外出した帰りブックオフに寄りました。川崎店は初めて。明るく清潔な大きな店舗で期待して見ましたが、残念ながらクラシックは数も多くはなく、これといった目ぼしい物は無し。
無駄足だったか、と立ち去ろうとした時、えっ!と思うCDが目に飛び込んで来ました。
お世話になっている木曽さんのサイト(http://www.h2.dion.ne.jp/~kisohiro/index.html)で知り、是非とも欲しいと思っていたCD、これです。
全く予期しない所で入手出来ました。500円也。
名歌手達の豪華競演集。
愛のデュエット集。
ソプラノ同士、ソプラノとテノール、ソプラノとカウンターテナー、ソプラノとアルトと声の組合せも、また歌手の組合せも手を替え品を替え楽しませてくれます。
超絶技巧な曲が多いのかなと勝手に想像していたのですが、愛の二重唱だけあって、しっとりした優しい歌が多いですね。
伴奏は歌を邪魔しないレベルの簡素な通奏低音。
まだ歌手の声質の違いを聴き分けるまで聴き込んでいませんが、これ不思議系ソプラノ、パトリシア・プティボンかな?と思ってライナーノーツを見ると当たっていたりして、少しずつ歌手の違いを聴き楽しんで行こうと思います。
春に聴くに相応しい素敵なCDですね。
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