golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ホルボーン「リュート曲集」ウィルソン

2009-03-08 22:41:55 | Weblog
皆さんはどんな楽器がお好みでしょうか?

ピアノはやはり楽器の王様だと思いますし、ヴァイオリンの息の長い美音には陶酔してしまいます。

チェロのどっしりした包容力のある音やビオラのチョイ渋も好きですね。

管楽器は、哀愁を帯びた音色のオーボエや人の声に近いクラリネット辺りに特に魅力を感じてしまいます。ユーモラスなファゴットも忘れちゃいけません。

伸びやかなホルンも良いですね。

ギターは唯一いたずら出来る(決して弾けるとは言えない)楽器で好きだし、古楽器の代表格チェンバロだって勿論。

それぞれ素晴らしさと魅力を備えた楽器達ですが、古楽好きということもあり、ヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴィオール)とリュートが特に好きな楽器として浮かびます。

どちらも、現代楽器と違った雅な響きに魅せられています。

クリストファー・ウィルソン(リュート)(NAXOS盤)

アントニー・ホルボーン(1545頃~1602)は、ルネサンス後期イギリスで活躍した作曲家。

エリザベス王朝に遣え、尊敬を集めていたそうです。

父の後継者
マイ・リンダ
ファンタジア第3番
ガリアード第17番
ゆりかごのパヴァン
オルモンド伯爵夫人のガリアード
浮気者
パヴァン第2番
ガリアード第17番
パヴァン第11番
妖精のラウンド
夜警
遺言書

という、1分から5~6分の短い曲が集められています。

当時の流行歌をリュート用に編曲したものも含まれていると思いますが、親しみ易いメロディにシンプルで品の良い伴奏が付けられている楽曲達です。

儚なさと気高さを兼ね備えたリュートの響きと意外にも人懐っこいメロディが何とも言えません。

なお、このCDにはやはり当時イギリスで活躍したトーマス・ロビンソンという人の作品も収録されています。こちらも魅力的な曲ですが、ホルボーンの方により惹かれてしまっています。

休日はオペラなどの組物をと思っているのですが、今日も時間が無くなり、エントリーは買い物に行った際車で聴いたこのCDになりました。

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