golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヴォーン=ウィリアムズ「揚げひばり」リトル、A. デイヴィス

2009-03-22 21:54:58 | Weblog
終日強風の1日でした。

関東地方はこの時期、強風が多いですね。

東京郊外で育った私は、子供の頃よく竜巻を目にしました。

周囲に畑も多かったですから、校舎や通学路などから、風が渦を巻いて土埃を舞い上げて行く光景を面白く眺めていたものです。

アメリカなどで竜巻が甚大な被害をもたらす場合があることを識ったのは後年のことで、当時は何とも不思議な自然現象として面白がって見ておりました。

この季節の一つの風物詩でありました。

考えてみると最近竜巻を見た記憶がありません。やはり、宅地化などで広い畑などが減少して来たからでしょうね。

タスミン・リトル(ヴァイオリン)、アンドリュー・デイヴィス指揮BBC交響楽団(WARNER CLASSICS盤)

今日は長い曲を聴く時間が取れなくなってしまったので小品を。春の風物詩を描いた曲を。

日頃あまり聴かないイギリス音楽。この季節らしい作品。

なかなかに心落ち着く曲であります。同じ作曲家の「田園交響曲」とも通ずる閑かな光景が目に浮かびます。

ひばりが空高く鳴く光景をヴァイオリン独奏とオーケストラ伴奏で表現した曲ですが、日本人とイギリス人の感性の違いの様なものも感じて面白いです。

日本だと春のポカポカした陽光の中で、草原(くさはら)や川原でひばりの鳴く様子を思い描く方が多いのではないでしょうか。

それに対してこのイギリス人の曲は、天気本当に晴れてますか~?

晴れには晴れなのでしょうが、青空に太陽燦々という感じじゃないですね。

ひばりの鳴き方だって随分違います。

日本じゃ、ピーチクパーチクとか表現しますよね。

うるさくは無くても、庶民的な親しみ易い鳴き声ですね。

それに対して、英国ではとても気品高く鳴くのであります。さすが紳士の国なのであります。

そんな感性の違いはありますが、閑かな感じは共通。

約15分の癒しの時間であります。

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