golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

エルガー「エニグマ変奏曲」バーンスタイン

2009-03-09 22:53:33 | Weblog
「ミステリーサークルだあ~」って、昔職場で騒いだことがあるのですが、悲しいことに皆まともに取り合ってくれませんでしたねぇ(笑)。

ミステリーサークルって言っても推理小説同好会じゃないですよ。

イギリスだかどこかで、草地が円形に薙ぎ倒された跡が見付かり、UFOが着陸した痕跡じゃないかなどと話題になったやつですね。

当時私が発見したミステリーサークルは駅の構内。

当時の職場最寄駅の線路は地上より低い位置にあり、線路脇の土手の部分がコンクリート壁となっておりました。同じ様な駅も多く、特別変わった構造ではありませんね。

ある日、そのコンクリート壁に円弧が描かれているのを発見致しました。

黒っぽい壁面に、上方に中心を持つと推定される大きな白い円弧が描かれているのです。

若者がいたずらで書いたという様子では無く、また駅員が何らかの目的で描いたとも思えない、何か超自然的な不思議な力の存在を感じさせるものでした。

プラットホームで電車待ちをしている乗客はミステリーサークルに気付いているのかいないのか、誰も驚きの声を上げる人もいなければ、駅員を呼びに走る人もいません。

周りにいる人にミステリーサークルに関して聞いてみようかとも思いましたが、危ない奴と誤解されても困るので翌日職場の人に聞いてみました。

皆なぜか関心ない様子です。しかし、じゃああれは一体何なの?と聞いても答えられる人はなかなかいませんでした。

宇宙人から電波か何かが発っせられた超自然的な現象なのか、或いは電車が高速で通過する時に発生するプラズマだかプラズマテレビだかに起因する科学的に説明が付く現象なのか?

謎は深まるばかりでした。

13人目位で初めて、なるほど!という答えが返って来ました。いともあっさり謎解明。

また最近は、会社の近くのビルで屋上に謎の建造物をよく見掛けます。

例えばそれが9階建てのビルだとすると、屋上に10階に相当する様な鉄骨が組まれているのです。

鉄骨だけなので勿論居室がある訳ではありませんし、避雷針やアンテナなどとして機能しているにしては形が妙です。

やっぱ、バブルが弾けちゃって10階にするつもりが9階しか造れなかったのかなあ?

少しでも高いビルに見せようと「下駄を履いている」のかも。でも下駄にしては「歯」が上に付いているのもカッコ悪いし…?

この謎もずっと解けなかったのですが、やっと先週解かりました。

今度は自力解明でした。(って、全く威張れた話ではありませんが(笑)。

レナード・バーンスタイン指揮BBC交響楽団(GRAMMOPHON盤)

エドワード・エルガー(1857~1934)の代表作の一つ。

ロシア物、北欧物と並んで、ちょっと苦手な英国物。

苦手克服の為、本日購入したエルガーの2枚組からです。

この曲は以前にも聴いたことはあったのですが、タイトル「エニグマ(謎)」の通りでした(笑)。

今日聴いて思ったのは、今まで「変奏曲」として聴こうとしたから謎だったのかな、ということ。

この曲、曲中に現れない元来の隠れた主題があるそうじゃないですか。

アンダンテの物悲しい主題に14の変奏が続く訳ですが、その主題の更に大もととなる主題があるというのです。

その謎の主題の為か、抑揚やリズミカルなところが少ないせいか、変奏曲として聴こうとすると今一つ面白く無い気がしておりました。

しかし、気品ある叙情的な美しい曲として聴くとなかなか良いですね。

ようやく本日、エニグマ変奏曲を楽しむ為の謎が解けた気が致します。

また隠れた主題があるっていうのも、ミステリー好きのイギリスらしくて良いじゃないですか。

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