いったいあれは何という曲だったのだろう?
映画でもテレビ、ラジオなどでも、どこかで聴いて曲名が判らず気になっている曲はありませんでしょうか。
遥か昔、FM放送で「ベルクの初期の弦楽四重奏曲」を聴いた記憶があるのですが、それがどの曲なのかが判らないのです。
ベルクの弦楽四重奏曲としては、調性崩壊以降の「弦楽四重奏曲Op.3」と「抒情組曲」がありますが、その時聴いたのはそのいずれでもありません。
「習作」と紹介された様に記憶しているのですが、後期ロマン派風の書法による何とも美しい作品であったのです。
はたしてベルクにそんな習作があったのでしょうか?
ちょっと調べてみましたが分かりません。
「弦楽四重奏曲Op.3」も「抒情組曲」も好きな曲ですが、何回聴いても明らかに違います。
もしかしたらベルクでは無く、新ウィーン楽派の別の作曲家の作品だったのでしょうか?
ラサール四重奏団(BRILLIANT CLASSICS盤)
いやはや凄いことになって来ましたね。
今までマイナーレーベルからのライセンス供給と、オリジナルの新録音で構成されていたBRILLIANT CLASSICSが、GRAMMOPHON、EMI、Archivといった老舗から名盤のライセンス供与を受けたCDを出して来ています。
ラサール四重奏団による新ウィーン楽派の3人、シェーンベルク、ベルク、ウェーベルンの弦楽四重奏曲を集めたこの4枚組を店頭で見付けた時には驚きました。
BRILLIANT CLASSICSも値上がりしたとは言え、税込2,390円、1枚当り600円未満でした。
さて、この4枚組にあの曲は入っているのでしょうか?
曲目を見ると、ベルクは前記の2曲のみ。ウェーベルンも改めて聴いてみましたがやはり違う。
シェーンベルクに、1897年作曲の作品番号の無い二長調の弦楽四重奏曲があるのですね。
今まで知らなかったのですがこれかもしれない!
期待して聴いてみました。
これ本当にシェーンベルク?!
第1楽章アレグロ・モルト
ドヴォルザークかと思う冒頭。その後も国民楽派かロマン派ど真ん中という感じの音楽が続きます。
第2楽章インテルメッツォ、アンダンティーノ・グラチオーゾ
今度は、ブルックナーの弦楽五重奏の為のインテルメッツォを思わせる曲調。
第3楽章アンダンテ・コン・モト
ブラームスかチャイコフスキー風。
第4楽章アレグロ
また、ドヴォルザークが戻って参りました。チャイコフスキー(アンダンテ・カンタービレ風)、ブルックナー、ブラームスも再出演(笑)。
残念ながら探しているのはこの曲じゃないですね。
後期ロマン派色が濃厚で爛熟の美を湛えた霊感溢れる作品(の様な気がした)でしたから。
このCDでは、二長調の弦楽四重奏曲に続いてウェーベルンの「弦楽四重奏の為の5つの楽章」が収録されていますが、前座(失礼!)のお蔭でとても面白く聴けました。
それにしても、あの時の曲は何だったのでしょうか?
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映画でもテレビ、ラジオなどでも、どこかで聴いて曲名が判らず気になっている曲はありませんでしょうか。
遥か昔、FM放送で「ベルクの初期の弦楽四重奏曲」を聴いた記憶があるのですが、それがどの曲なのかが判らないのです。
ベルクの弦楽四重奏曲としては、調性崩壊以降の「弦楽四重奏曲Op.3」と「抒情組曲」がありますが、その時聴いたのはそのいずれでもありません。
「習作」と紹介された様に記憶しているのですが、後期ロマン派風の書法による何とも美しい作品であったのです。
はたしてベルクにそんな習作があったのでしょうか?
ちょっと調べてみましたが分かりません。
「弦楽四重奏曲Op.3」も「抒情組曲」も好きな曲ですが、何回聴いても明らかに違います。
もしかしたらベルクでは無く、新ウィーン楽派の別の作曲家の作品だったのでしょうか?
ラサール四重奏団(BRILLIANT CLASSICS盤)
いやはや凄いことになって来ましたね。
今までマイナーレーベルからのライセンス供給と、オリジナルの新録音で構成されていたBRILLIANT CLASSICSが、GRAMMOPHON、EMI、Archivといった老舗から名盤のライセンス供与を受けたCDを出して来ています。
ラサール四重奏団による新ウィーン楽派の3人、シェーンベルク、ベルク、ウェーベルンの弦楽四重奏曲を集めたこの4枚組を店頭で見付けた時には驚きました。
BRILLIANT CLASSICSも値上がりしたとは言え、税込2,390円、1枚当り600円未満でした。
さて、この4枚組にあの曲は入っているのでしょうか?
曲目を見ると、ベルクは前記の2曲のみ。ウェーベルンも改めて聴いてみましたがやはり違う。
シェーンベルクに、1897年作曲の作品番号の無い二長調の弦楽四重奏曲があるのですね。
今まで知らなかったのですがこれかもしれない!
期待して聴いてみました。
これ本当にシェーンベルク?!
第1楽章アレグロ・モルト
ドヴォルザークかと思う冒頭。その後も国民楽派かロマン派ど真ん中という感じの音楽が続きます。
第2楽章インテルメッツォ、アンダンティーノ・グラチオーゾ
今度は、ブルックナーの弦楽五重奏の為のインテルメッツォを思わせる曲調。
第3楽章アンダンテ・コン・モト
ブラームスかチャイコフスキー風。
第4楽章アレグロ
また、ドヴォルザークが戻って参りました。チャイコフスキー(アンダンテ・カンタービレ風)、ブルックナー、ブラームスも再出演(笑)。
残念ながら探しているのはこの曲じゃないですね。
後期ロマン派色が濃厚で爛熟の美を湛えた霊感溢れる作品(の様な気がした)でしたから。
このCDでは、二長調の弦楽四重奏曲に続いてウェーベルンの「弦楽四重奏の為の5つの楽章」が収録されていますが、前座(失礼!)のお蔭でとても面白く聴けました。
それにしても、あの時の曲は何だったのでしょうか?
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