バス1536、乗用車7512、トラック521、…そんなことが、フラッシュバック致しました。
今朝の通勤途上、会社近くの街角に何人も交通量調査の方を見掛けた時のこと。
学生時代、種々様々やったバイトの中で、調査系は結構好きでしたね。
選挙や政治についての意識調査や視聴のテレビ番組調査など、身体は楽だし、他人のプライバシーにちょっと踏み込むいわばワイドショー的面白さがありました。
趣味悪いですかぁ~?
ただ、何種かやった調査の中で、交通量調査はちょっと異質。アンケート調査の類が他人の趣味嗜好や政治信条などに接することが出来るのに対して、観測対象が車だったこともあり、極めて無機的機械的。
ただ目の前の物体を見逃さないよう凝視して記録するだけ。
でもね、実は交通量調査やったのは1日だけ。だから偉そうな事全く言えないんですけどもね。
しかし、本番は1日だけにも関わらず、事前に半日程度説明会もあって。遠方に自費で交通費払って行ったから手取はほとんど無し。しかも朝早く起きて。
今考えるとなんであんなコストパフォーマンスの悪いバイトをやったのか、自分で自分が理解出来ないのですが、どこかに興味本位の気持ちがあったんですかね?
2人一組になって、一人が目の前を通過する車の種別と4桁のナンバーを読み取り、もう一人が記帳するという役割分担。
冒頭の表現で通過した車の情報を伝える訳です。
朝から夕方5時位までの仕事だったでしょうか。
確か大学2年の春休みでしたが、私は当日朝組み分けされ「問屋さんの様なところに就職が決まっている」という大学4年の人と一緒にやりました。
我々は結構真面目にやっていましたが、3時頃に既に終わっちゃったグループもありました。
あれどうしたの?と聞いたら、5時までの車種とナンバー、適当に記入しちゃったって…。
あの時以来、新聞やテレビなどの調査結果を見ると、これってどこまでホント?と思ってしまいますね。
ところで、一緒にやった人から就職を聞いた時、問屋さん???
今思うと、何かの業種の卸売業だと思いますが、当時は社会や会社の知識などほぼ皆無で、「問屋さん」が何たるかイメージが全く湧きませんでした。
何故そう思ったのか、全然根拠無いのですが、ご主人と奥様とあと1人2人の従業員の方がいらっしゃって、木造家屋の2階が商品倉庫になっている、何故かそんな光景が目に浮かびました。
よっちゃん、ちょっと商品6個持って来てよ。
はい分かりました。とその新入社員の人は、トントントンと木の階段を登って2階に商品を取りにいく。
そんなアットホームな光景が妙に鮮明に目に浮かんだことを記憶しております。
当時は就職難の時代だったでしょうか。就職先に関してちょっと自嘲気味な感じもありましたが、誠実で真面目そうだったあの人は一体今どうしているのでしょう?
たった1日一緒だっただけで、名前も顔も全く覚えておりませんが、もしタイムマシンがあれば、あの日に戻って、あの人のその後の人生をトレースして見てみたい、なあんてまたワイドショー的興味が起こりました。
ジョン・アダムス指揮サンフランシスコ交響楽団、合唱団(NONESUCH盤)
ジョン・アダムス(1947~)は、スティーヴ・ライヒ(1936~)などと共にミニマル・ミュージックを代表する作曲家。
ミニマル・ミュージックというのは、シンプルな音型が繰り返され、それが少しずつ変化して行く音楽。
この曲も、静かな海岸に打ち寄せる穏やかな波の様な音楽。
オーケストラの細やかな動きと澄んだ静かな合唱が心地良いです。何とも美しく優しいです。
ドビュッシーの「海」とも一脈通ずるものを感じますね。
現代音楽に抵抗のある方は、こんな曲辺りから聴いてみられたら宜しくかもしれません。
ところで、交差点で同じ様な車が繰り返し繰り返し過ぎて行き、やがて日が傾いて夕方を迎えたあの交通量調査のバイト、もしかしたらあれが「最初のミニマル体験」だったのかな、なんてこの曲聴きながら考えてしまいました。
更に言えば、「人生そのものがミニマル!」。
一見代わり映えしない毎日が少しずつ変化して人生ドラマを作って行く訳ですね。
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今朝の通勤途上、会社近くの街角に何人も交通量調査の方を見掛けた時のこと。
学生時代、種々様々やったバイトの中で、調査系は結構好きでしたね。
選挙や政治についての意識調査や視聴のテレビ番組調査など、身体は楽だし、他人のプライバシーにちょっと踏み込むいわばワイドショー的面白さがありました。
趣味悪いですかぁ~?
ただ、何種かやった調査の中で、交通量調査はちょっと異質。アンケート調査の類が他人の趣味嗜好や政治信条などに接することが出来るのに対して、観測対象が車だったこともあり、極めて無機的機械的。
ただ目の前の物体を見逃さないよう凝視して記録するだけ。
でもね、実は交通量調査やったのは1日だけ。だから偉そうな事全く言えないんですけどもね。
しかし、本番は1日だけにも関わらず、事前に半日程度説明会もあって。遠方に自費で交通費払って行ったから手取はほとんど無し。しかも朝早く起きて。
今考えるとなんであんなコストパフォーマンスの悪いバイトをやったのか、自分で自分が理解出来ないのですが、どこかに興味本位の気持ちがあったんですかね?
2人一組になって、一人が目の前を通過する車の種別と4桁のナンバーを読み取り、もう一人が記帳するという役割分担。
冒頭の表現で通過した車の情報を伝える訳です。
朝から夕方5時位までの仕事だったでしょうか。
確か大学2年の春休みでしたが、私は当日朝組み分けされ「問屋さんの様なところに就職が決まっている」という大学4年の人と一緒にやりました。
我々は結構真面目にやっていましたが、3時頃に既に終わっちゃったグループもありました。
あれどうしたの?と聞いたら、5時までの車種とナンバー、適当に記入しちゃったって…。
あの時以来、新聞やテレビなどの調査結果を見ると、これってどこまでホント?と思ってしまいますね。
ところで、一緒にやった人から就職を聞いた時、問屋さん???
今思うと、何かの業種の卸売業だと思いますが、当時は社会や会社の知識などほぼ皆無で、「問屋さん」が何たるかイメージが全く湧きませんでした。
何故そう思ったのか、全然根拠無いのですが、ご主人と奥様とあと1人2人の従業員の方がいらっしゃって、木造家屋の2階が商品倉庫になっている、何故かそんな光景が目に浮かびました。
よっちゃん、ちょっと商品6個持って来てよ。
はい分かりました。とその新入社員の人は、トントントンと木の階段を登って2階に商品を取りにいく。
そんなアットホームな光景が妙に鮮明に目に浮かんだことを記憶しております。
当時は就職難の時代だったでしょうか。就職先に関してちょっと自嘲気味な感じもありましたが、誠実で真面目そうだったあの人は一体今どうしているのでしょう?
たった1日一緒だっただけで、名前も顔も全く覚えておりませんが、もしタイムマシンがあれば、あの日に戻って、あの人のその後の人生をトレースして見てみたい、なあんてまたワイドショー的興味が起こりました。
ジョン・アダムス指揮サンフランシスコ交響楽団、合唱団(NONESUCH盤)
ジョン・アダムス(1947~)は、スティーヴ・ライヒ(1936~)などと共にミニマル・ミュージックを代表する作曲家。
ミニマル・ミュージックというのは、シンプルな音型が繰り返され、それが少しずつ変化して行く音楽。
この曲も、静かな海岸に打ち寄せる穏やかな波の様な音楽。
オーケストラの細やかな動きと澄んだ静かな合唱が心地良いです。何とも美しく優しいです。
ドビュッシーの「海」とも一脈通ずるものを感じますね。
現代音楽に抵抗のある方は、こんな曲辺りから聴いてみられたら宜しくかもしれません。
ところで、交差点で同じ様な車が繰り返し繰り返し過ぎて行き、やがて日が傾いて夕方を迎えたあの交通量調査のバイト、もしかしたらあれが「最初のミニマル体験」だったのかな、なんてこの曲聴きながら考えてしまいました。
更に言えば、「人生そのものがミニマル!」。
一見代わり映えしない毎日が少しずつ変化して人生ドラマを作って行く訳ですね。
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一昔前、『アダムス・ファミリー』という笑えるホラー映画がありましたね。
いつだったか、1作だけビデオに録画してあります。
コメント有難うございます。
アダムスキーという有名なUFO研究家もいました。
「ミニマル」で検索してこちらへたどり着きました。
「人生そのものがミニマル」とは正に私が常日頃ミニマルを演奏するにあたって念頭においていることで、同じように感じていらっしゃる方がいて嬉しく感激しています。
大袈裟と思われるかもしれませんが、人生というよりもこの世界そのものがミニマリズムだと私は思っています。
朝日が昇り、夕方に沈み、夜を迎える、というサイクル。
もしくは雲の動き、山奥で湧き出て何れ大海へと注ぐ川の流れ、日に日に色付く紅葉…などの自然現象や、移り行く車窓からの眺め、など。
ミニマルの音楽を聴いたり弾いたりしていると、こうした情景が思い浮かび、象徴しているかのように感じられます。
もっと現代的な、無機質に立ち並ぶ高層ビルや都心の交通もそうですね。
私は音大のピアノ科を卒業した者なのですが、在学中よりミニマルに大変興味を持ち、今後ミニマルの作品をたくさん取り上げていきたいと思っています。
実は今日もコンクールだったのですが、アダムスを弾きました。
物議をかもしたかもしれません(笑)。
私もgooでブログ書いてますので、良かったら「ミニマル」で検索してみて下さい。
コメント有難うございます。
そうですね、人生だけでなく、自然、宇宙そのものがミニマルですね。
検索してサイト発見出来ましたので、そちらにもお邪魔させて頂きます。
今後とも宜しくお願い致します。
コメント有難うございます。
写真はいつも手近なところで携帯で撮っているので、余り代わり映えしないし、綺麗で無いものも多いです。枯れ木も山の賑わい、というつもりで記事に貼っています。
ちなみに、この写真はJR新橋駅で撮ったものです。
参照 http://ekikara.jp/newdata/line/1314011.htm
「有明駅」が、長野県穂高町(今は『安曇野【あずみの】市』か?)にあったので、驚きました !!
(武尊【ほたか】君が歌手グループ「いきものかがり」にいましたね♪)
確か、新橋は鉄道発祥の地で、記念館にウチの弟が訪れた事があります。
今までこのブログにある写真の中で、梅とか花の写真がきれいでよかったです。
コメント有難うございます。
新橋(汐留)の鉄道記念館はなかなか素敵な建物です。
同じ建物の下のビアレストランで飲んだことがあるだけで、記念館に入ったことはありませんが。