golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

グルック「歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》」ハーガー

2010-03-24 22:31:45 | Weblog
雨の日に傘を高く売る店って大嫌いです。

昔は、この手の所が多かったように思いますが、最近、逆も増えていますね。

某家電量販店など、100円!でビニール傘売っていましたからね。

こういうお店って、また買いに行っちゃいます。

今朝、自宅を出掛けにはパラパラしか降っておらず傘を持たずに出たら、昼頃から本格化。

夕方、外出しなければならなかった為、ディスカウントショップでビニール傘を調達。298円でジャンプ傘なのでこれもとても良心的。

ただ、ちょっと「建て付け」の悪い傘で、留め具と穴の位置がズレていて、傘を閉じようとしても両手で少し捻りながらやらないと、留め具が穴の位置に来なくて開いてしまう。

ちょっと不便しながら帰宅しましたが、何せ298円!贅沢言っちゃいけませんね。

しかし、祖母譲りの「もたいない」精神の染み付いている私ですから、この傘も徹底的に使い倒しますよ。

何しろ、100円ショップ、99円ショップで買ったネクタイだって、何年も絞めてますからね(笑)。

ルチア・ポップ(ソプラノ、エウリディーチェ)、マリアン・リポブシェク(アルト、オルフェオ)、ジュリー・カウフマン(ソプラノ、愛の女神)、レオポルド・ハーガー指揮ミュンヘン放送管弦楽団、バイエルン放送合唱団(RCA盤)

先日、近くのブックオフに目を付けていたディスクを買いに行ったら、売れてしまったのか見当たりませんでした。駅からも離れた住宅地の店舗で、クラシックCDはほとんど売れている様子が無い。安心していたのが失敗でした。

代りにこのディスクを見付けました。ディスク、ケース、ライナーノーツとも美品の2枚組500円!

前から欲しかったクリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714~1787)のこのオペラ。

以前「中国人」を取り上げましたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/88618ec4ab624b172382b96966565c54)、有名な「オルフェオとエウリディーチェ」は未聴でした。

Wikipediaに拠ると、グルックはベルリオーズが心酔していた作曲家だそう。

意外!

ほとんど聴いて来なかった作曲家ですが、古典的な均整の取れた音楽のイメージがあり、古典派からロマン派へ大きく踏み出したベルリオーズとの接点は?

Wikipediaに拠れば、グルックはオペラ改革に大きな役割を果たし、流麗で劇的な作曲様式はワーグナーの先駆とも見られているとのこと。

確かに、この時代(1762年作)の音楽とは思えない、ロマン派にも通じようなドラマチックな音楽。

奇しくも、四半世紀後のグルックが亡くなった年(1787年)に作曲されたモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」を思わせるパトスも聴くことが出来ます。

その劇的な響きの後に、ふっと有名の「精霊の踊り」の優しい旋律が。何とも心憎い音楽造りであります。

ベルリオーズが心酔したのも分かる気がします。

地味な印象のあった指揮者ハーガーですが、なかなかドラマチックで引き締まった指揮ぶり。

そして、ルチア・ポップの優しい美声。

名作オペラの思わぬ掘出物CDでした。

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