golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

メシアン「ファンタジー・ブルレスカ」アウストベ

2010-03-21 11:27:26 | Weblog
昨日は会社のゴルフコンペ。

千葉県のゴルフ場だったのですが、珍しく混んでいて開始、進行とも遅れ終了が遅い時間になった上に、帰りのアクアラインが渋滞で23時過ぎの帰宅となり、昨夜の更新が出来ませんでした。

帰宅は遅い時間でしたが、三連休の初日だった為、気分的には楽であります。

さて、全然上達しないのに何故かとても面白いと感じるゴルフ、白球を打つ爽快感とともに、自然の中で終日過ごす心地良さも大きな要因だと思っております。

私若い頃、登山が好きでした。といっても、ロッククライミングや冬山へ行ったりする訳では無く、夜行列車で行っての日帰りやちょっと山小屋に泊まる程度で、さほど高い山へ行ったこともありませんが。

昔、山の中を歩いた感覚が手軽に擬似体験出来るのがゴルフなのかなとも思っております。

草原を渡る風、木々のそよぎ、多彩な花々、そして鳥達の鳴き声…。

最近ハマっているメシアンの鳥の曲。特に「鳥のカタログ」と「ニワムシクイ」を繰り返し聴いておりますが、一聴したところ難解な現代音楽に思えるこのピアノ曲、山の中で感じる自然の感覚の擬似体験そのもの!と思っております。

昨日はまだ桜などの花も咲いておらず、鳥の鳴き声も少ししか聴こえませんでしたが、リスを見掛けましたし(これはあまり会いたく無いですが、ヘビもいました)、木々のそよぎや風に波立つ池、山中で感じる不思議な神秘的感覚…、メシアンの鳥の曲を想いながらグリーンを歩いていると、それらの曲から受ける印象と同一。

今朝も「ニワムシクイ」を聴きましたが、昨日のゴルフ場の光景が目に浮かぶようでした。

自然を想起する曲は数多くありますが、メシアンのこれらの曲は私にとって特別な存在になりつつあります。

さてさてゴルフコンペの結果。

今回は少しはましなスコアが出そうに思っていたのですが…、18人中18位。ブービーメーカー、ビリでござんす。ショックでしたね。

半年後の次回コンペに向け、特訓しなきゃ。

ホーコン・アウストベ(ピアノ)(NAXOS盤)

「ニワムシクイ」のカップリング曲。

1932年作の6分半ほどの短い作品。

ここでは、鳥の曲とは違ったメシアンの別の一面が聴けます。

ジャズの要素の入った明るく楽しいノリの良い音楽。

ミヨーの音楽との共通項も感じますね。

ところで、この曲、このCDで初めて聴いたはずなのですが、どこか既視感じゃなかった「既聴感」があります。メシアンの他の曲に似ているのか?それとも他の作曲家の曲?

それだけ、親しみ易い曲調だからでしょうか?

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