golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バルトーク「弦楽四重奏曲第5番」ウィーン・アルバン・ベルク Q.

2010-03-01 23:17:27 | Weblog
今日は危うくカミングアウトしちゃうとこでしたよ~。

夕方外出した帰り、たまたま発見した本日開店の立呑屋に寄る。

何せ、生ビール1杯100円でしたから~。(数量、時間制限無し!)

当然ながら7~8杯は飲みました。

3人で飲んでいたのですが、途中トイレに行って戻って来ると、1人が「奥さんとクラシックのコンサート行ったりする」なんて話をしているのです。

あまりにも不意を突かれた感じだったので、「クラシックのコンサート!、たまに行く行く!」みたいな事を思わず口走ってしまったのです。

会社で極々一部の方は知っていますが、私がクラヲタだというのは、少なくとも今の職場では誰も知らない話。

まあ、色々面倒臭いですからねぇ。

つい釣られて、「クラシックコンサートに行く」という事を口走ってしまったのですが、幸か不幸か私の日頃の言動とその言葉があまりにも解離していた為、2人とも私の発言の意味が全く理解不能だった様子。

即座に私は「失言」を揉み消しに係りました。

「クラシックって競馬の話?あれ~違う、こりゃまた失礼」(ポン(額を叩く))

「ああ、ジャパニーズクラシカル格闘技、相撲の事だ!、寄席とかも古典芸能でいいよね、そんな話はヨセ、なあんちゃって(笑)」

何とか話を逸らす事に成功致しました。(ホッ)

ウィーン・アルバン・ベルク四重奏団(EMI盤)

今日はCD3枚組のオペラを聴き始めたのですが、飲みに行ってしまった為、朝の一枚で挫折。

それで、急遽「LP片面分」(最早、死語か?)の曲に変更。

大好きなバルトークの弦楽四重奏を一曲。

私にとって弦楽四重奏曲の刷り込みは、バルトークの4番。

クラシックを聴き始めた中学時代、たぶん最初に好きになった弦楽四重奏曲。

今だに、弦楽四重奏の好きな曲として、ベートーヴェンの15番とともに筆頭クラスでしょうか。とにかく格好良い曲です。

さて、この5番。ある意味4番と兄弟の様だし、またちょっと味わいの違う曲でもあります。

第3楽章を中心に、第1、第5楽章、第2、第4楽章がそれぞれシンメトリーな構成を持つアーチ形式という意味では4番と同様。

しかし、先鋭の極を究めた3番、4番に対し、古典的な響きへの回帰も垣間見られる。

ナチズムの嵐が吹き荒れ出した1934年の作品。

4番と比べると少し穏やかにはなっていますが、荒々しさと不安な響きで貫かれた曲。

でも同時に音響的な面白さにも満ちているのです。

最近あまり聴いていなかったけど、やっぱり大好きですバルトーク!

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