趣味の小箱

ばあーばの気儘な部屋
 「人生に計画をたててはなりません」ヘッセの手紙残像となる

晩秋

2006-11-13 14:37:26 | 写真
      

    (11月12日撮影)

 散歩の途中で、いい景色だなあーと思って写しました。
前景に赤い菊があって、中間に広がるのは
稲を刈った切り株から青い芽が出た
穭(ひつじ)田です。緑が綺麗です。

その向こうに銀杏黄葉が黄金色になり、有名な与謝野晶子の
「金色のちひさき鳥のかたちして 銀杏散るなり夕日の岡に」
を思い出します。

紅葉の美しい木は俳句の季語になっています。
楓紅葉・桜紅葉・銀杏黄葉・柿紅葉などです。
今年は楓紅葉や桜紅葉の美しさは見られませんでしたが
銀杏黄葉が際立って美しくなりました。水戸気象台の発表で
11月8日に初霜が降りたと発表がありましたが
庭や畑に様々な色の菊がまだ見られます。また、日当たりのよい

草原に今年は「仏座(ホトケノザ)」が沢山帰り咲いて
もう春になったかのような錯覚を覚えます。
でも、季節は確実に冬に向かっているようです。
一日中雨の降った11日(土)は流石に炬燵だけでは
寒くて、石油ファンヒーターをつけました。

寒さに弱い鉢物を家の中に入れました。これから赤い花が咲く
「カランコエ・ミラベラ」の蕾が沢山付いて
開花するのが楽しみです。

烏瓜がいつのまにか真っ赤に色付きました。

今朝は初氷が張って大霜でした。