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実況中継!自腹で資産運用~7年5ヶ月目(前月比-20万円)

2013-08-19 08:45:52 | Weblog
このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、7年5ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。


 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。


■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=741


<1.運用方針>

1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/3くらいは維持しようと思います。



<2.計算方法>

1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。



<3.現在の運用割合>





 普通預金もわずかとなり、全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後は必要があればリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。ただ、全体のバランスとしてはほぼ申し分ないかなぁと思いますので、今のところ積極的に何かを変更する気はありません。


 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から上記の通り債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。


 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状1/5くらいのシェアで保有しています。ようやく上昇してきましたね。


 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきたことに加え、投資の機会を逸してきたインドとブラジルも追加してみました。金額はわずかですけれど。現状、新興国は1/4くらいです。


 また海外株の方でも高配当株に投資しています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。


 それ以外には、REIT(不動産投信)にも1割投資しています。インフレに強い資産のはず、です。長らく苦戦してきましたが、ここにきてようやく回復してきました。


<4.運用実績>





 まずは運用実績の前月との比較です。今月は・・・残念ながら減少してしまいましたね。前月比-20万円ということになっています。


 この4ヶ月の実績を振り返ると、5月は上昇し、6月は下落し、7月は上昇し、今月は下落するという、文字通り上がったり下がったりを繰り返し、ジェットコースターのようです。


 このパターンでいくと9月は上昇ということになりますが、果たしてどうでしょうか?根拠としてはアノマリー以外の何ものでもありませんが、期待だけはしておきたいと思います・・・。


 さて足元で株価が上がったり下がったりしている大きな要因は、先月もご案内しましたが、アメリカの金融緩和の早期縮小懸念ですね。


 金融緩和とはアベノミクスの代名詞のようになっていますが、景気が悪い時に中央銀行が金融市場に大量の資金を供給し、景気の浮揚を図る金融政策です。


 直接的な効果としては、金利が低下する一方、そうした金利の低下を補うべく、投資マネーがリターンの大きい投資先を求めて株式などのよりリスクの高い資産へと流れていくと言われています。つまりは株価が上昇しやすくなる、ということですね。


 ではアメリカでなぜ今、こうした金融緩和の「縮小・終了」が議論されているのかと言うと、それはもちろん、アメリカの景気が徐々に回復し、そうした金融緩和に頼らなくても、景気が拡大していく見通しがついてきたからですね。


 一般市民からすれば、景気や株価にプラスなのであれば「金融緩和はいつまでも続ければいいのでは?」と考えてしまいますが、こうした金融緩和はバブルや過度なインフレを発生させる危険と裏腹であることに加え、ずっと金融緩和を続けていると、今度景気が悪くなった時に中央銀行として打つ手がなくなってしまいます。


 つまり景気回復に伴い金融緩和が縮小していくのは必然なのですね。


 という事で今の株式相場のメカニズムとしては


 ・アメリカの金融緩和縮小懸念が高まる → 株安・金利高・円安
 ・アメリカの金融緩和縮小懸念が後退する → 株高・金利安・円高



 という関係性で動いていると言えます。


 しかし冷静に考えればこうしたメカニズムは矛盾を抱えています。と言うのも繰り返しになりますが、なぜ「金融緩和縮小」の議論が出ているかと言えば、アメリカ経済が順調に回復しているからですね。


 つまり上記メカニズムは「アメリカの景気回復→金融緩和縮小→株安」というロジックになっていて、短縮すれば「景気回復→株安」という何だか良くわからない方程式になっていることになります。


 もちろん株式市場の動きというのはそれほど単純なわけではありませんし、有名な格言である「噂で買って、真実で売れ」という言葉どおりなのかどうかは分かりませんが、実際に「景気回復→株安」というような動きは結構あります。


 しかしそれはあくまで短期的・一時的な話ですね。中長期的に見れば、やはり株価は企業収益と景気の好不調に連動しています。


 そう考えると、今後アメリカの金融緩和が縮小したとしても、アメリカを筆頭に世界の景気が回復していく限り、悲観的になる必要はなさそうと思いますが、いかがでしょうか?


 さて上記のように今は、為替も株式市場も「アメリカの金融緩和縮小懸念」によって大きく左右されている状態と言えますが、その影ですっかり存在感がなくなってしまったのが「ヨーロッパの債務問題」ですね。


 この2年間くらい、ヨーロッパの債務問題に関する協議が進展すれば世界の株価が上昇し、深刻化すれば下落する、という動きを繰り返してきましたが、最近は全く材料扱いされなくなってきました。


 もちろん債務問題は一朝一夕で解決するわけではなく、特に南ヨーロッパの状況は引き続き深刻ですが、株式市場はすっかり興味や関心を失ってしまったようです。何とも移り気ですねぇ。


 そうすると、もうしばらくすれば、「アメリカの金融緩和縮小懸念」も材料でなくなってしまうのですかね?


 あるいは昔も今も、株式市場はもっと複雑なロジックで動いているにも関わらず、世の解説・コメントがそうやってシンプルなキーワードで株価を説明したがるので、結果的にいろいろなキーワードがブームのように流行ったり廃ったりしてしまうのですかね?つまり解説側の問題なのでしょうか?


 真実は分かりませんが、大切なことは繰り返しになりますが、株価は短期的にはともかく、中長期的には企業収益と景気の好不調に連動する、という点です。派手な株価の動きに左右されず、しっかりその背後にある実体経済の動きに目を凝らしたいものですね。





 通算成績としては、引き続き黒字を維持している海外債券/新興国中国株海外株式/アジアの3つですね。

 今月は複数の資産が再度赤字に転宅してしまいました。早期に黒字回復することを期待したいと思います。





 全体の通算成績の推移ですが、7月に再度黒字に復活したと思ったら、今月はあっさり赤字に逆戻りです・・・残念です・・・。こちらも早期の黒字回復を期待したいところです。


 加えて目標としては毎年25万円の利益ということなので、9年目となる来年の4月には、今までのツケを返済し200万円の黒字を達成したいものです。道のりははるか、はるか遠いですが・・・。


<5.今月の追加投資/売却>


 今のところ追加の投資や売却は考えていません。


<6.他ファンドとの比較>


 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。


 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)


 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが、グロソブがピンクです。





 今月は3つとも仲良く成績を落としましたね(苦笑)。


 当方のポートフォリオは一応2位をキープしていますが、赤字では自慢にもなりません。やはりまずは黒字回復ですね。


 では次回も来月のこの頃に更新予定です。早期の黒字回復にご期待ください・・・。


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