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楽天証券:個人向け国債0.31%

2014-12-05 11:55:38 | Weblog
円安が進んでいますね!ついに一時120円台を突破しました。1ヶ月で10円近く円安になったことになります。

 筆者はどちらかと言うと円高論者ではありますが、円安は少なくとも運用成績には大きくプラスとなります。リーマンショック以降、長い長い「投資の冬」を耐えてきたわけですから、もう少しこの円安傾向を歓迎したいと思います。

 むしろ円高の時には円高メリットを、円安の時には円安メリットを楽しむというのが市場経済の下で生きるわれわれの賢い考え方なのかもしれません。何事も塞翁が馬。必ず良い面と悪い面がありますからね。

 ちなみに今回の円安の要因として、今朝の新聞記事では「大規模緩和」「貿易赤字」「アメリカの景気回復」の3つが挙げられており、マーケットの常識としてはどれも納得できるものですが、ただよくよく考えると必ずしも円安要因とは言えないことに気が付きます。

 金融緩和が実施されれば金利は低下しますが、金利が低下するということはその通貨の価値が「下がりにくくなる」ことを意味しますので、教科書的には通貨高となってもおかしくありません。実際のところ本格的な金融緩和が開始された90年代半ば以降、日本円は中長期的には円高傾向を維持しています。

 そう考えると短期的にはともかくとして長い目で見れば大規模緩和も、そして3つ目のアメリカの景気回復もアメリカの金利上昇→相対的な日本の金利低下を招くわけですから、「円高要因」と捉える考え方もありそうです。

 一方、2つ目の貿易赤字は間違いなく円安要因ですが、円安により輸出数量が徐々に回復すれば貿易赤字も縮小するわけで、円安を固定させる材料とは言えません。加えて原油の下落傾向が鮮明であり、これから貿易赤字が劇的に縮小する可能性もあります。今の貿易赤字の原因は結局のところ原発停止に伴う化石燃料の輸入増加によるものですからね。

 つまり何が言いたいかと言うと・・・今の円安傾向がずっと続くだろうと予測できる材料はあまりないのですね。むしろ「急激に動いた円安は、急激に円高に修正される可能性がある」くらいに捉えておくのが正しいのかもしれません。ご留意ください。
 
 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券のソフトバンク社債を取り上げました。今回の社債は「劣後特約付」ですね。これは仮に社債などが償還できなくなった場合に、「返す順番が後回しになる」ということを意味します。

 そもそも「社債などが償還できなくなった場合」とは、「会社に十分なお金がない」状態ですので返済が後回しになるのは、元本を回収する上で致命傷と言えます。

 つまりは一般的な社債よりさらにリスクが高いために金利がより高くなる商品、ということですね。では、そういったリスクの見返りに、このソフトバンク(株)劣後社債の気になる金利はと言うと・・・

■ソフトバンク株式会社/7年もの劣後社債

 ・7年:2.50%


 前回の募集条件は1%前半でしたので、今回は一気にその2倍水準ということですね!

 ただしそれは上記のように「劣後」特約がついていることに加え、期間が7年と長いことも関係しています。5年未満でしたら筆者も検討していいかなと思ったのですが、7年は・・・結構長いですね・・・。

 7年以内にソフトバンクがあっさり倒産してしまう可能性は低いとは思いますが、ゼロではありません。こちらの社債を検討される方は「ジャンク債を購入する」というリスク感覚を強くもって投資の可否を慎重にご判断いただければと思います。

 特に今回は「劣後社債」ですのでより一層、慎重な判断が必要と言えます。

 では販売開始日である12月4日以降の売れ行きをチェックしてみると・・・SBI証券ではあっさり売り切れていますね!つまり1日以内に完売したことになります。発行額の4,000億円すべてをSBI証券に卸しているわけではもちろんないでしょうけれど、高い人気が読み取れます。

 もしや「劣後特約」をよく理解しないまま購入している・・・なんてことはないですよね!?

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.9」!4つ★近いかなり高い評価ですね。

 ただし、「投資適格を下回るソフトバンクの低い信用力」×「さらに劣後特約」×「7年という長い運用期間」の3重苦を考慮するとちょっとこの評価は高すぎな気がします。

 7年後に携帯市場が激変している可能性は十分ありますからね。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は12月28日まで。

>>>SBI証券の口座サービスについて詳しくはこちら

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1094

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=746


 今回は、楽天証券の取り扱う個人向け国債を取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 昨年4月初旬の「異次元緩和」とも称される日銀の新たな金融緩和策発表により、長期金利はむしろ上昇するという、驚きの動きが起きました。

 しかしその後、長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。上記グラフを見ても過去1年でじりじり金利が低下してきたことが分かります。

 そしてダメ押しとなりそうなのが、10月31日に発表された追加金融緩和策ですね。残念ながらこれも金利の低下要因となります。

 実際、本日の長期金利は0.430%ということで先週に引き続き「0.3%台間近」という状況ですね。

 加えて預金者として残念なのは、こうした金利低下は少なくとも次の消費税増税目途である2017年4月まで続きそうであるという点です。そうした金利状況を踏まえて、預金運用・資産運用をご検討いただければと思います。

 さてそのように市場金利については無残な「価格破壊」が起きていますが、金利低下局面の中で有効な選択肢となりえるのが「個人向け国債」です。金利が通常の定期預金に比べてマシなことに加えて、「変動金利タイプ」も用意されていて、今後金利が上昇すれば、運用利回りも上昇するからですね。

 と言うことで今回は久しぶりに個人向け国債を取り上げたいと思います。個人向け国債のフルラインナップは以下の通りです。

・3年固定金利
・5年固定金利
・10年変動金利


 今まではこの中の「3年固定金利」のみ毎月発行となっており、上記の通り魅力的な「10年変動金利」は3月・6月・9月・12月の合計4回しか発行されてきませんでした。

 素人目で見てもこれは明らかな機会損失であり、毎月募集すればそれなりに販売額が増えるのではないかと思っていましたが、今年の1月から、ついにこの「10年変動金利」も毎月募集へと移行したわけですね!

 筆者も3ヶ月に1回、コツコツ購入してきましたが、最近では毎月購入しております。1万円から購入できますからね。意外に手軽です。

 それはともかくとして、今月の気になる金利はと言うと以下の通りです。

■個人向け国債

 ・固定3年タイプ :0.05%
 ・固定5年タイプ :0.05%
 ・変動10年タイプ:0.31%


 今月の金利を見て驚いたのは2つあって、1つ目は「固定5年タイプ」の金利が先月から低下し、ついに「固定3年タイプ」に並んだ点ですね!見る影もありません・・・。

 2つ目は上記の通り市場金利が大きく低下する中で、なぜか「変動10年タイプ」の金利が上昇し、0.3%台を回復しているのですね!同じく「政府系金利」と言える住宅ローン・フラット35の金利が今月は低下していますので、余計に違和感を感じますが、これはボーナスシーズンを意識した金利設定・・・ということではなく、11月前半は長期金利が上昇傾向でしたのでそうした動きも加味してということなのでしょう。

 逆に言えば来月以降の「変動10年タイプ」の金利は低下する可能性が高いということですね。そもそも変動金利ですので金利は変動するのが当たり前ですから、だからどうなの?という話ではありますが・・・。

 さて、これらの中では商品性からも金利の面からも「変動10年タイプ」が一番魅力的なわけですが、金利上昇メリットを狙えることに加えて、1年経てばいつでも中途解約でき、中途解約時のペナルティも重くないという利便性も魅力と言えそうです。

 中途解約のペナルティは具体的には、直前2回分の各利子相当額×0.8が差し引かれる=1年分の利子が差し引かれる、という内容なので運用期間が4~5年の資金でも十分利用可能です。

 この「変動10年タイプ」の金利がずっと今の水準を維持すると仮定すれば、5年後に解約した場合、利回りは0.25%となり、現状の固定5年=0.05%を大きく上回る、という何だかわけの分からないことになりますね。

 もちろん金利が今より低下していく可能性はあるものの、現状の金利条件では積極的に「固定5年タイプ」を購入する理由はないということです。ご留意ください。

 また、もし読者のみなさまが有り余るほどの預金をお持ちの場合、預金を1,000万円ずつ分散して預けるのは大変でしょうから、信用力のある国債を利用するのが便利ですね。

 なお、個人向け国債は多くの金融機関で購入できますが、楽天証券では、口座開設の上、各種取引で最大38,700円相当のポイントがプレゼントされるキャンペーンが実施されています。

 加えて、国債購入50万円で1,000円、100万円で2,000円、300万円で4,000円相当のポイントがプレゼントされる「個人向け国債 冬のボーナスポイントキャンペーン」も利用できます。

 これらも金利の一部として計算すれば、利回りはさらに上昇しますね。

>>>楽天証券の口座サービスについて詳しくはこちら

 どうせ国債を購入するのであれば、こうした少しでもお得なオマケがついてくる金融機関を選択してはいかがでしょうか。

 ではこの、変動金利タイプの金利が0.31%となる、楽天証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・他にはない魅力的な商品性を勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は1月5日まで。

>>>楽天証券の取り扱う個人向け国債について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


変動金利タイプの金利が0.31%となる、楽天証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価は?(投票は1月5日まで) >>>投票はこちら







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