マネックス証券：紹介キャンペーン
前回の「キャンペーンを斬る」では、新生銀行の新生プラチナサービスを取り上げました。会員専用の円定期の金利がよかったからですね。この会員になると１１月１６日までの期間限定ではありますが、
・６ヶ月 ０．８％
・１年 １．０％
の円定期が利用できます。１年１％はいいですね。これを他の銀行の円定期（１年／１００万円以上）と比較すると、
・イーバンク銀行：０．９％
・ソニー銀行：０．８１３％
・オリックス信託銀行：０．８％
と、かなり差がついていますね。じゃぁ、ぜひ利用しよう！ということになるかもしれませんが、実際にはそう簡単ではありません。これを利用するには２つの条件を満たさないといけません。「新生プラチナサービス会員になるための条件」と「この円定期を利用するための条件」の２つですね。順番に見て行きましょう。
１．新生プラチナサービス会員になるための条件（どれか）
ａ．投資信託、外貨預金、仕組預金など、新生銀行所定の前月末総残高が３００万円以上
ｂ．新生銀行所定の前月末総残高が２，０００万円以上
ｃ．住宅ローンの前月末残高が１円以上
どれかを満たせばいいのでしょうけれど、ｂはちょっと無理ですね（苦笑）。ａかｃになります。ａは要するに投資系の商品を３００万円以上保有しているか、ということですね。ｃは住宅ローンです。いずれもｂに比べると容易な条件ですが、しかし投資系の商品や住宅ローンを利用している人が円定期へのニーズがあるかどうかは甚だ疑問ですね（笑）。
２．この円定期を利用するための条件
・期間：２００７年９月２０日から１１月１６日まで
・条件：２００７年１０月末までにプラチナ会員となること
・窓口：店舗、電話（ネットは不可）
・金額：５００万円以上
そうインターネットでの設定はできません。それは百歩譲るとしても、金額は５００万円以上なんです。なにー！せめて１００万円以上くらいに・・・。そもそもが「上得意客」を対象としているわけで、これくらい普通なのかもしれませんが、庶民にはハードルが高いですね。
さて気になる投票結果ですが、５つ★満点で、「２．１」！これは低い評価になりましたね。庶民の力を侮ってはいけないということです！！（と、力説するほどのことでもないですけれどが）。しかし投票が、最低の★一つのところに集中していますね。ある意味、圧巻です（笑）。もちろん、筆者のようにそもそも円定期へのニーズがあまりなくなってしまった人もいるでしょうけれど、やはり「ハードルが高い」点がネックになったのでしょう。
しかし最近は、新生銀行の商品・サービスでいい評価になるものが少ないですね。投票数は多いのでそれなりに注目されているのは間違いないのでしょうけれど・・・。人気ランキングではトップクラスではありますが、来年あたりイーバンク銀行あたりに抜かれるかもしれませんね！？がんばってほしいものです。
投票がまだの方は、投票をお願いします。11月27日まで。
投票：http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=315
前回のコラム：http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=213
さて今回はマネックス証券の紹介キャンペーンを取り上げたいと思います。
突然ですが、「紹介キャンペーン」って読者のみなさんにとって馴染みのあるものですか？それともそうでないのでしょうか？筆者にとっては正直、あまり馴染みはありません。今まで金融機関の紹介キャンペーンは２回利用したことがあります。１回目は、友人に紹介してもらったもので、口座開設して確か５，０００円とかを頂戴しました。ただ、その金融機関とはなかなかご縁がなく、ついには解約されてしまいましたので、いい客でなかったことは間違いありません。
２回目は、逆に自分がいいと思っていた金融機関を友人に紹介したケースです。結構、自信をもって勧めてみたのですが、結局、誰も口座開設には至らず、「金融機関を紹介するって難しいのかなぁ」と思ったものです。そういう意味では２回利用した、というよりは「２回利用しようと思った」と書く方が正確ですね（笑）。
金融機関ではその２回が経験ですね。それ以外の消費材やサービスで紹介キャンペーンを利用したり、利用されたり、ということは記憶にありません。もちろん、飲みに行くときにいい店を紹介するとか、地元の観光スポットを聞かれてアドバイスするとか、そういう普通の口コミは幾度と無くありますが、それって相手が質問してきて答えるケースですよね。相手にニーズがあるかどうか確証がない時点で、こちらから積極的に勧誘する、というのがこういう「紹介キャンペーン」だと思うのですが、そういうのはほとんど経験がありません。
もちろん、大抵は紹介した相手が何かを購入したりといった経済的負担が生じるので、そこまでは責任が取れないというのはありますし、よほど信用のおける会社じゃないと、直接的にせよ、間接的にせよ、相手の個人的な情報を渡すになりますので、やはり気が引けます。そういう意味では紹介キャンペーンというのは結構、ハードルがあります。
ただ、金融機関の紹介キャンペーンの場合はちょっと違うのかな、とも思います。もちろん入金が条件になっている場合も多いですが、「何かを購入する」というわけでもないので、気に食わなければ出金してしまえば大抵は資金は戻ってきます。入出金するときのＡＴＭ手数料とか振込手数料は経済的負担かもしれませんが、まぁ、それくらいですかね。
また、大抵の金融機関はそれなりに信頼がおけると思いますので、個人情報を入力した途端、怪しいメールが届くとか、見知らぬ人から電話がかかってくるとか、そもそも違う目的で使われてしまうといった危険性は限りなくゼロだと思います。つまり紹介キャンペーンは元来、ハードルが高いキャンペーンではあるものの、それが金融機関の紹介キャンペーンだとちょっとハードルが下がるのではないか、とも思います。
それ以外にも紹介キャンペーンで思うことは、何となく女性の方がこういうのに積極的で、男性は消極的なような気がします。実際、筆者が利用した１回目の紹介キャンペーンで、筆者に勧めてくれた知人は女性でしたし、２回目の紹介キャンペーンで筆者の勧めに応じなかったのも男性でした。もともと男性と女性とでは普段からコミュニケーションの量が違うと思いますし、人の意見への警戒感というのも男性の方が強いと思います。
とまぁ、紹介キャンペーンに関してはそんなことを普段からボンヤリ感じていて、ちょうどいい機会だったので紹介キャンペーンを取り上げた次第です。
前置きがかなり長くなりましたがマネックス証券の紹介キャンペーンはこんな条件になっています。
・キャンペーン概要：家族でもＯＫ。紹介者には、紹介した人が口座を開くと１件につき３，０００円をプレゼント。紹介された人にも、３万円を入金すると３，０００円をプレゼント。紹介は、何人でもＯＫ。
・キャンペーン対象：２００８年３月２４日までにエントリーした人が対象。
紹介者には紹介された人が口座を開くと１口座につき３，０００円がプレゼントされます。紹介された人も、３万円を入金するだけで３，０００円もらえます。もちろん３，０００円もらった後に３万円を引き出してしまっても怒られません。多分。３，０００円という金額はちょっと口座開設するには微妙な金額かもしれませんが、でもキッカケとしては十分な金額だと思います。
ちなみに口座開設する面倒臭さを乗り越えさせてくれる謝礼っていくらなんですかね？人によってさまざまでしょうけれど、全く興味がない金融機関の口座だとして、１０万円なら間違いなく口座開設しますよね。３万円でもやるでしょう。１万円ならどうでしょう・・・タイミング次第ですかね。忙しいとちょっとやらないかもしれません。５，０００円だとちょっと面倒くさいが先にたちそうですね。３，０００円だと・・・謝礼だけではちょっと弱いような気がします。やはりその口座を使ってみたいという気が全くないとやらないかもしれません。
そう考えると、全くやる気がない人は排除しつつ、そこそこ魅力的な謝礼という意味では、３，０００円というのは実はちょうどいいのかもしれません。紹介キャンペーンについて徒然なるままに考えてみました・・・。
ということで、マネックス証券の紹介した人も紹介された人も３，０００円もらえる紹介キャンペーンについて、あなたの評価を教えてください。マネックス証券自体は筆者にとって好きな金融機関の一つですが、キャンペーン自体は上述のとおり成功体験が少なく、あまり利用しようという気になれないことから★★★としておきます。12月3日まで。
マネックス証券の、紹介した人も紹介された人も３，０００円もらえる紹介キャンペーンについて、あなたの評価は？（12月3日まで） ＞＞＞投票はこちら
マネックス証券の紹介キャンペーンについて、ご意見・ご感想はこちら ＞＞＞ご意見・ご感想
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前回の「キャンペーンを斬る」では、新生銀行の新生プラチナサービスを取り上げました。会員専用の円定期の金利がよかったからですね。この会員になると１１月１６日までの期間限定ではありますが、
・６ヶ月 ０．８％
・１年 １．０％
の円定期が利用できます。１年１％はいいですね。これを他の銀行の円定期（１年／１００万円以上）と比較すると、
・イーバンク銀行：０．９％
・ソニー銀行：０．８１３％
・オリックス信託銀行：０．８％
と、かなり差がついていますね。じゃぁ、ぜひ利用しよう！ということになるかもしれませんが、実際にはそう簡単ではありません。これを利用するには２つの条件を満たさないといけません。「新生プラチナサービス会員になるための条件」と「この円定期を利用するための条件」の２つですね。順番に見て行きましょう。
１．新生プラチナサービス会員になるための条件（どれか）
ａ．投資信託、外貨預金、仕組預金など、新生銀行所定の前月末総残高が３００万円以上
ｂ．新生銀行所定の前月末総残高が２，０００万円以上
ｃ．住宅ローンの前月末残高が１円以上
どれかを満たせばいいのでしょうけれど、ｂはちょっと無理ですね（苦笑）。ａかｃになります。ａは要するに投資系の商品を３００万円以上保有しているか、ということですね。ｃは住宅ローンです。いずれもｂに比べると容易な条件ですが、しかし投資系の商品や住宅ローンを利用している人が円定期へのニーズがあるかどうかは甚だ疑問ですね（笑）。
２．この円定期を利用するための条件
・期間：２００７年９月２０日から１１月１６日まで
・条件：２００７年１０月末までにプラチナ会員となること
・窓口：店舗、電話（ネットは不可）
・金額：５００万円以上
そうインターネットでの設定はできません。それは百歩譲るとしても、金額は５００万円以上なんです。なにー！せめて１００万円以上くらいに・・・。そもそもが「上得意客」を対象としているわけで、これくらい普通なのかもしれませんが、庶民にはハードルが高いですね。
さて気になる投票結果ですが、５つ★満点で、「２．１」！これは低い評価になりましたね。庶民の力を侮ってはいけないということです！！（と、力説するほどのことでもないですけれどが）。しかし投票が、最低の★一つのところに集中していますね。ある意味、圧巻です（笑）。もちろん、筆者のようにそもそも円定期へのニーズがあまりなくなってしまった人もいるでしょうけれど、やはり「ハードルが高い」点がネックになったのでしょう。
しかし最近は、新生銀行の商品・サービスでいい評価になるものが少ないですね。投票数は多いのでそれなりに注目されているのは間違いないのでしょうけれど・・・。人気ランキングではトップクラスではありますが、来年あたりイーバンク銀行あたりに抜かれるかもしれませんね！？がんばってほしいものです。
投票がまだの方は、投票をお願いします。11月27日まで。
投票：http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=315
前回のコラム：http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=213
さて今回はマネックス証券の紹介キャンペーンを取り上げたいと思います。
突然ですが、「紹介キャンペーン」って読者のみなさんにとって馴染みのあるものですか？それともそうでないのでしょうか？筆者にとっては正直、あまり馴染みはありません。今まで金融機関の紹介キャンペーンは２回利用したことがあります。１回目は、友人に紹介してもらったもので、口座開設して確か５，０００円とかを頂戴しました。ただ、その金融機関とはなかなかご縁がなく、ついには解約されてしまいましたので、いい客でなかったことは間違いありません。
２回目は、逆に自分がいいと思っていた金融機関を友人に紹介したケースです。結構、自信をもって勧めてみたのですが、結局、誰も口座開設には至らず、「金融機関を紹介するって難しいのかなぁ」と思ったものです。そういう意味では２回利用した、というよりは「２回利用しようと思った」と書く方が正確ですね（笑）。
金融機関ではその２回が経験ですね。それ以外の消費材やサービスで紹介キャンペーンを利用したり、利用されたり、ということは記憶にありません。もちろん、飲みに行くときにいい店を紹介するとか、地元の観光スポットを聞かれてアドバイスするとか、そういう普通の口コミは幾度と無くありますが、それって相手が質問してきて答えるケースですよね。相手にニーズがあるかどうか確証がない時点で、こちらから積極的に勧誘する、というのがこういう「紹介キャンペーン」だと思うのですが、そういうのはほとんど経験がありません。
もちろん、大抵は紹介した相手が何かを購入したりといった経済的負担が生じるので、そこまでは責任が取れないというのはありますし、よほど信用のおける会社じゃないと、直接的にせよ、間接的にせよ、相手の個人的な情報を渡すになりますので、やはり気が引けます。そういう意味では紹介キャンペーンというのは結構、ハードルがあります。
ただ、金融機関の紹介キャンペーンの場合はちょっと違うのかな、とも思います。もちろん入金が条件になっている場合も多いですが、「何かを購入する」というわけでもないので、気に食わなければ出金してしまえば大抵は資金は戻ってきます。入出金するときのＡＴＭ手数料とか振込手数料は経済的負担かもしれませんが、まぁ、それくらいですかね。
また、大抵の金融機関はそれなりに信頼がおけると思いますので、個人情報を入力した途端、怪しいメールが届くとか、見知らぬ人から電話がかかってくるとか、そもそも違う目的で使われてしまうといった危険性は限りなくゼロだと思います。つまり紹介キャンペーンは元来、ハードルが高いキャンペーンではあるものの、それが金融機関の紹介キャンペーンだとちょっとハードルが下がるのではないか、とも思います。
それ以外にも紹介キャンペーンで思うことは、何となく女性の方がこういうのに積極的で、男性は消極的なような気がします。実際、筆者が利用した１回目の紹介キャンペーンで、筆者に勧めてくれた知人は女性でしたし、２回目の紹介キャンペーンで筆者の勧めに応じなかったのも男性でした。もともと男性と女性とでは普段からコミュニケーションの量が違うと思いますし、人の意見への警戒感というのも男性の方が強いと思います。
とまぁ、紹介キャンペーンに関してはそんなことを普段からボンヤリ感じていて、ちょうどいい機会だったので紹介キャンペーンを取り上げた次第です。
前置きがかなり長くなりましたがマネックス証券の紹介キャンペーンはこんな条件になっています。
・キャンペーン概要：家族でもＯＫ。紹介者には、紹介した人が口座を開くと１件につき３，０００円をプレゼント。紹介された人にも、３万円を入金すると３，０００円をプレゼント。紹介は、何人でもＯＫ。
・キャンペーン対象：２００８年３月２４日までにエントリーした人が対象。
紹介者には紹介された人が口座を開くと１口座につき３，０００円がプレゼントされます。紹介された人も、３万円を入金するだけで３，０００円もらえます。もちろん３，０００円もらった後に３万円を引き出してしまっても怒られません。多分。３，０００円という金額はちょっと口座開設するには微妙な金額かもしれませんが、でもキッカケとしては十分な金額だと思います。
ちなみに口座開設する面倒臭さを乗り越えさせてくれる謝礼っていくらなんですかね？人によってさまざまでしょうけれど、全く興味がない金融機関の口座だとして、１０万円なら間違いなく口座開設しますよね。３万円でもやるでしょう。１万円ならどうでしょう・・・タイミング次第ですかね。忙しいとちょっとやらないかもしれません。５，０００円だとちょっと面倒くさいが先にたちそうですね。３，０００円だと・・・謝礼だけではちょっと弱いような気がします。やはりその口座を使ってみたいという気が全くないとやらないかもしれません。
そう考えると、全くやる気がない人は排除しつつ、そこそこ魅力的な謝礼という意味では、３，０００円というのは実はちょうどいいのかもしれません。紹介キャンペーンについて徒然なるままに考えてみました・・・。
ということで、マネックス証券の紹介した人も紹介された人も３，０００円もらえる紹介キャンペーンについて、あなたの評価を教えてください。マネックス証券自体は筆者にとって好きな金融機関の一つですが、キャンペーン自体は上述のとおり成功体験が少なく、あまり利用しようという気になれないことから★★★としておきます。12月3日まで。
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