Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

皇子山の皇子って大友皇子らしいよ

2017-03-05 | 走る若人が好き
今週で男子の主要なロードレースは一区切りでしょうか。

学生ハーフは現地観戦するつもりでいたのですが、トラブルが
あって行けませんでした。神大の鈴木選手が独走大会新で
優勝とのこと、やはり強さは本物ですね。
走りやすいコースじゃないのに1:01:36ってかなりのタイム。
2位以下は駒澤の選手が続々と入り、箱根は今一つでしたが
本気を出して来ました。ユニバーシアードのハーフマラソンは
鈴木選手と工藤選手、片西選手が代表内定で、残り1枠は
4位の下選手か春のトラックレースで好記録を出した選手かを
選ぶようです。やっぱり躍進中の片西選手は来年往路の主要
区間に起用してほしい(笑)。エントリーは多かったですが、
結果を見る限り実際には出場しなかった有力選手もいた感じ。
工藤選手がハーフの方で出場することになりましたので、
3000m障害は塩尻選手として、他の長距離種目は青学や東海の
選手を中心に代表の座を争うのかな?

びわ湖マラソンの日本人トップはやはり本命の佐々木選手。
NHKはやたら若手ばかり推してましたが(笑)、東京のように
若手が上位とはいかず、ベテランが地力を発揮したレースに。
マラソン経験の少ない若手選手たちは軒並みフルマラソンの
洗礼を受けた形になりました(市田兄弟は弟の方がタイム
よかったのか…展開が違うけど)。この失敗に懲りずに
課題を克服してまたマラソンに挑戦してほしいです。
情報からすると事前の練習で30km走程度しかせずに臨んでる
のかな?と思われる若手選手もいたように見受けられますが、
先週の東京マラソンの設楽選手みたいに40km以上を十分に
練習せずに好走できる選手というのはかなり特殊だと考えた
方がよさそうです。練習でできない、していないことが
本番でできるのはごく限られた天才だけなんでしょうね。

ただ、日本人のサブテンは出ませんでした。福岡などに比べ
天候やペースメーカーの条件が悪かった、あるいは外国人
選手と競って優勝を争うような素晴らしすぎる内容だった
とは言えないと思うので、タイムが他の選考レースより悪い
びわ湖からは世界陸上の代表は出ないような気がします。
福岡の川内選手、別府の中本選手、東京の井上選手で
揉めることなくあっさり3人決まりそうです。
陸連としては、期待された記録が出ずに落胆半分、
選考で批判されることがなさそうで安堵半分?(笑)

最近気になるのが、女子では「ネガティブスプリット」と
いって後半ペースを上げられることを評価しているのに
対し、男子は前半ハイペースで飛ばす選手を褒めている
ことですかね。私はよほど本番で必ずどちらかの選手が
成功しているという調査結果が出ているのでなければ
一方が良くて一方が悪いと決めずに両方のタイプの選手を
選んでもいいように思いますが、選考する側の考え方が
男子と女子で逆なのがちょっと気になります。
まさか選考側のただの好き嫌いじゃないよな?と。
男子と女子の本番のレース展開ってそんなに違うっけ?
まあ、前半飛ばして後半も飛ばせる選手がいれば
それに越したことはないけど(笑)。
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