Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

乗鞍&上高地一人旅 3日目

2016-11-26 | 旅に出た
旅行最終日です。この日は再び乗鞍です。
畳平に行く日に行っとけよと言われそうですが、松本泊ですと
乗鞍や上高地には早朝からバスや電車が出ている一方、
飛騨入りする始発バスが遅くて飛騨観光は午後にせざるを
得ませんのでこうなってしまいました。スケジュールを
決めたのが直前すぎて(というか一部は当日決めた)
高山泊に変更もできませんでしたし。

5:55起きで初日と同じ7:16発の電車。駅で特急あずさの指定席も予約。
やっぱり乗鞍行きのバスはそんなに混んでなかったです。
車内からの親子滝撮影はいつも失敗する。乗鞍高原も晴れでした。
乗鞍岳がはっきり見えるのはよかったけど、途中日陰がほとんどなく
暑かった…。ここで暑いんだと下界の暑さは言うまでもなし。

午前中は一の瀬園地の散策約3時間。散策路には時々クマよけの金属棒が
木にぶら下がっていて、数回ガンガン叩きます。クマ鈴持ってないので
見掛けたらしっかり叩いといた(笑)。叩きすぎはクマを刺激して
逆効果らしいです。オルガン橋で早速急流お目見え。
白樺の小径はそんなきつくなかったかなと思います。
散策路に入って20分ちょっとでネイチャープラザの駐車場。
ここからやや上りの車道を10~15分歩いたかな。
座望庵を過ぎてしばらくすると、まいめの池の左折看板と散策路が。
割とすぐ現れるのは偲ぶの池かな。この池は湿地にあり、池から草が
生えてますので、池の境が見た目で分かりにくいです。
子供が池に向かって走り出すと溺れるおそれがあるかも?
しばらく行くとまいめの池。乗鞍岳と池の写真も撮れますね。
レンゲツヅジがわずかに残る車道に戻り、どじょう池まで行ってみたが
こここそ境界不明(どじょう池じゃなくて別の池だったのかも)。
池にも周りにも草生えすぎてあれ池どこレベル。

10分ほど歩いて戻ると、座望庵南側駐車場にキャンプ場方面の木道が
あったので入ります。やはり日陰が少ない。ここの木道と先程の車道は
木陰がほとんどなく暑かったです。逆ルートの方がトータルで上り
少ないかなとも一瞬思ったけど、そうすると昼間気温上がる時間帯に
こっちを通ることになるので、熱中症になるかもしれないですね。
山の中の道に比べて足場はいいので日傘を差して歩くといいかも。
木道を歩いてるとマウンテンバイクがいきなり前から来てびっくり。
案内はなかったけど、木道を外れずに歩くと突き当たりに舗装道
(サイクリングロード?管理道路?)が左右に走ってたので右折、
しばらく歩くと左に行く上り道があったので行くとあざみ池に着いた。
あざみが咲く季節ですが特段あざみだらけってわけじゃないです。
木道に入ってから15分くらいで着きましたかね。

あざみ池を反時計回りに進み、左右に分かれるところで池から外れる
右を選ぶと人がほとんどいなくなりました。人が少ない道こそ
クマよけ棒を沢山付けて欲しいところですが、棒も少なくなって
しまいました。ここから木陰は多くなりますが上りです。
特にあずまや左折後にひたすら上るところがあり、運動不足なので
休み休み上ってました。口笛の径っていうけど非体育会系人間は
息切れしまくって口笛なんて吹く余裕なし(笑)。
上高地にはこんな休まなきゃいけないようなしんどい道なかったな。

あざみ池から30分ほどで牛留池。水面に乗鞍岳を映します。
この辺は木道があり歩きやすい。幹がぐるりと曲がった木があったな。
あざみ池にもいたけど青い細いトンボが綺麗です。
牛留池から善五郎の滝までは20分、ひょっとしたら遠回りしたかも。
思ったより大きくて、展望台が風下なもんで水しぶき浴びまくり。
歩いて暑い身には涼しかったですが、後で日焼け止めを顔に塗り直した
時に砂が付いててジャリっとした感触があったので、滝の水しぶきに
砂が混じってたんでしょうね。少し上の滝見台からは乗鞍岳と滝が。
駐車場のある車道出口に出たけど観光センター前から遠かったので
森の中を歩いてスタート地点方向に戻った方がよかったかも。
車道を下ってスキー場前バス停で待ってたら12:12発のバスが来たので乗る。

お昼はバス停前の食堂オアシスで山賊バーガー。
ハンバーガーというとファストフードみたいにすぐ出てくるイメージ
ですが、注文してから山賊焼きを焼くのですぐには出てきません。
うまかったが最後肉だけ残って割り箸で食った。パンが黒いなと思ったら
古代米が入っているそうです。ご当地グルメですね。

三本滝へ行くのに13:00発の畳平行きシャトルバスへ。
雨ダイヤの14:00発でも実行可能なスケジュール組んでましたが、
晴れダイヤなので1時間予定より早くしました。エコでバスの冷房を
直前まで入れられないとかで外で待つ。連休最終日午後のためか客少ない。
てっきり滝も人少ないかと思いきや、三本滝駐車場から意外に下りていく
人が結構いました。吊り橋で団体客の通過をしばらく待ってたくらいです。
滝周辺だけ足場が悪いですが、他は予想してたより歩きやすかったです。
左の兎待ちコースと右の林間コースに最初道が分かれていて後で合流。
行きは兎待ちコースを下って15分、帰りは林間コースを上って20分弱。
実は前者の方が木陰です。足元が歩きやすくなってるのは後者。
吊り橋の下も滝になってるけど三本滝にはカウントしません。
三本滝は日本の滝百選に選ばれており、右側が一番大きくて迫力あります。
ストレート型の真ん中も近くで見ると凄そうですが。左はちょっと遠く
光の加減で見づらいですが、高さはありそうに見えます。虫多かった。
戻ってレストハウスでリアルゴールド飲んで14:39発のバスが来るまで涼む。

予定より1時間早く観光センターに着くも、新島々方面のバスがないので
タクシーで番所大滝の入口まで乗せてもらいました。1,500円したけど。
運転手さんが「秋の畳平を見たら上高地に行く気がなくなる」とか話してて
対抗意識あるなと思いました。ガイドブックには三本滝より楽そうなことも
書いてましたが、個人的にはこっちの道の方がきつく感じましたね。
滝の展望台は約150段ひたすら下る、ということは帰りひたすら上る(笑)。
息切れして何度も止まりました。ただ何故か下り5分上り4分で下りの方が
時間掛かったけど(笑)。下りはすれ違い待ちをしたのと足が滑らないよう
注意して歩いてたからかな。滝本体ですが、少し水しぶきが飛んでくる勢い。
善五郎の滝よりは形がいいかも。この滝と三本滝・善五郎の滝を合わせて
乗鞍三滝と呼びますが、その中ではこの滝は最大らしいです。
ただし日本の滝百選は三本滝の方。滝の周囲も断崖になってます。

当初は展望台だけで帰る予定でしたが、タクシーを使ったことで時間が
できたのでその先(上流側)にも進むことにしました。
150段上った後、滝を上から見る滝見台まで今度は約130段下るも崖側の杭が
倒れてて危ない。木道に穴が空いてたり壊れてたり整備状況に問題が
あるので、注意して歩かないといけないですね。滝見台近くの木橋だけは
新しそうです。上流方向に行くのでこの後は基本的に上り。道もあまり
歩きやすくなく、木陰ばかりなのに汗が流れてきました。
130段下り始めて約6分で番所小滝、ただし先客がいたので長居せず。
ここから約9分で千間淵、こちらは独り占めでした。仙人がいそうだな。
千間淵より少し上流の流れが日に照らされてキラキラ輝いてました。
千間淵から約5分歩いて散策路終了、計35分程度でした。

組合前バス停(何の組合かというと農協)16:18発の新島々行きバスが
来るまで日陰に座って待つ。このバス停は番所バス停+1分なのかな。
隣の大滝入口バス停(番所大滝散策路の入口)もそんなところかと。
途中のバス停からでも十分座れました。新島々駅に着くと、上高地から
らしいバスも来て電車が混み気味に。ただ新島々からなら座れる感じ。
もっと観光シーズンになると座れないこともあるかもしれません。

松本17:52着で2時間余裕ができたので、夕食は駅弁ではなく蕎麦を食す。
駅ビルのいいだやで、くるみだれ蕎麦1080円とニジマスつぶら揚げ430円。
揚げて丸まってるから「円ら揚げ」なんでしょうね、ニジマスをまるごと
食べられて美味しかったです。クルミ味のタレで蕎麦を食べるのは
初めてかな?クルミにカロリーがあるのでボリュームがあり満腹に。
まだ1時間ちょっとあるので、松本城まで行ってみました。
ワイドフリーパスポートでもバスに乗れますが、乗るバスを間違えると
特急出発時間までに帰れなくなりかねないので、片道1kmちょっと徒歩で。
「町のシンボルだし暗くなってもライトアップしてんだろ」と思って
行ってみたらやっぱりしてた。長袖でも耐えられる気温に下がってた
ので夜行って正解だったかも。月やお堀の白鳥を入れて撮影。
8時ちょうどのあずさで帰路に着きました。指定席は満席だとか。

直前まで予定を変えたり非効率だったり早起きしたりで疲れましたが、
行きたかった所+いつか行こうと思ってた高山に行けてよかったかな。
ワイドフリーパスポートには大変お世話になりました。
長野はまだ行ってないところが多いのでこれから攻略していきたいですね。


プロフィール画像を屋久島の白谷雲水峡で見つけた顔型葉っぱに変更(笑)。
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