Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

選手が早起きだからってファンも早起きとは限らない

2015-01-18 | 走る若人が好き
都道府県駅伝をテレビ観戦してました。
最近の休日は起きたら14時なんてことが多いので(苦笑)
目覚ましをしっかり12時にセット。
ちゃんと10時半に目が覚めたので使いませんでしたが。
(10時半で「ちゃんと」って言っていいのか?)

本命は高校駅伝優勝の世羅高校勢と今季活躍している
鎧坂選手を擁する広島県と思われてきましたが、いつもの
1区出遅れが今年も発生するなど高校生がパッとせず
(高校駅伝終わったら都道府県駅伝は力を入れてないのか
それとも留学生がいないと安心して走れなくなるのか
原因は不明ですが、毎年毎年必ず出遅れますね…)、
鎧坂選手が最後追っても13位が精一杯でした。
せめて遅れるなら、累計ごぼう抜き記録を狙っているで
あろう3区岡本選手の記録が出やすい位置を希望(笑)。

結果は埼玉の初優勝でした。一般は設楽選手&服部選手で
当然力があるのですが、中高生もみんな区間上位。
4区で突き放してそのまま逃げ切りましたね。
7区で後ろの宮城県村山選手が飛ばして来たら怖いかなと
思いましたが、差が大きく追いつきませんでした。

1区は2年生の福岡県鬼塚選手が区間賞でした。
6位の館澤選手も2年生、8位の神林選手は1年生。
高校生は現1~2年生が元気だと言われていますが
エース区間で何人も上位に入ってきてます。
ということは来年ハイレベルな争いが期待できますね。
箱根出場大学からの勧誘合戦が凄そう(笑)。
5区は区間賞の三浦選手がよかったですね。
日体大進学でしょうか?入学早々から即戦力になりそう。

3区は区間1位の菊地選手、2位の横手選手、4位の大六野選手、
トップ争いをして区間9位の木村選手に山崎選手と明治大の
現役選手とOBが好調でした。対して7区は区間賞で入賞に
滑り込んだOB出岐選手(NHKがチェックから外しとった…
ひでえ…)、チーム失格後ながら区間3位の神野選手、
7位の小椋選手と青山学院大勢が活躍しました。
3区の久保田選手もトップに躍り出ましたし、箱根直後は
メディア出演が多かったですが練習できてるようです。
一色選手を京都府のふるさと枠で見たかったな…。
高校は他県ですが中学まで京都にいたので、新潟県の
服部選手みたいにふるさと選手としては呼べるはずです。

愛知県の1区の選手が中継所手前で倒れこみ、襷を次の走者に
投げて渡したことで失格になりました。
解説の宗さんは大目に見ていいんじゃないか的なことをコメント
していましたが、学校内の運動会ならともかくオフィシャル
(天皇杯)な大会ですので、投げてOKにはできないですね。
襷にボール付けて遠投したり蹴ったりして届ければ走るより速いし
そんなチームが出たら「走り」を競う競技ではなくなります。
きちんと手渡しするチームと比べ不公平になってしまうので、
そこは厳密にルール通り判断すべきかと思います。
「温情を」というのであれば、そばにいた審判が選手に対して
「ラインを超えて、襷を手渡ししないと失格だよ」ということを
襷を繋ぐ前に口頭で教えてあげるくらいはあってもいいかも。
福井県も1区で途中棄権。箱根駅伝は距離が20kmあるので
時々棄権が出ますが、都道府県駅伝では珍しいですね。

これで今季の大きな駅伝大会はひとまずおしまいです。
この後はフルマラソン、ハーフマラソン、クロスカントリーの
大会があります。去年見に行った立川の学生ハーフですが、
ユニバーシアード(大学生の世界大会)の代表選考会に
なるとのことで、神野選手が出場予定とか。
クロカンは今年世界クロカンが中国で開催されますので、
千葉や福岡の大会で日本代表を選考します。
最近の傾向ではロード重視・クロカン軽視な感じ(練習で
クロカンコースを使っても大会出場は消極的)ですので、
学生は学生ハーフの方に力を入れるかもしれません。
実業団はマラソンに積極的な選手が増えてきましたので
フルマラソンに出る選手が増え、学生以上にクロカンに
出る有力選手は少なくなりそうな気がします。
コメント