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四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

綾中吹奏楽部とマンボウジャズバンド

2023年10月08日 | 家族

 日㈰今日は一日、ソロモン諸島のスイダニ前マライタ州知事の御一行を綾部案内していたが、15時から綾部中学校にご一緒してもらい、吹奏楽部の全国大会出場記念コンサートに参加してもらった。

 10月5日付けのblog「綾部中学校吹奏楽部が全国大会に出場!に書いた通り、綾部中学校11月18~19日に千葉県館山市で開催される第12回学校合奏コンクール2023グランドコンテスト全国大会に出場することになった。

 今日のコンサートはその出場を記念して、保護者や地域の方々に向けて開催されたもので、直前の案内だったのにも関わらず、立ち見も出る300名近い方々にお越しいただいた。

 長女の涼子は3年生トロンボーンのパートリーダーをしており、出場が決まった時には大変喜んでいた。今日も生徒たちみんなに自信が満ち溢れていて、堂々たる演奏だった。

 一方で、出場できるのは良いことなのだが、出場が決まって喜び合った後、少し冷静になって「お金が出してもらえるかなあ?」と心配げにする子もあったようで、娘が妻にそれを話していた。

 妻は「それは子どもが考えることでも親だけが考えることでもなくて、大人がみんなで考えることやから、お金のことは心配せんと全国大会のことだけに集中しな」と話していた。

 60人と楽器が移動し、宿泊費や食費等も考えると相当多額の費用が必要なので、一定の保護者負担をもちろんした上で、PTAや同窓会、広く一般市民の皆様の善意にお願いしたい保護者会で寄付金を募ることになった。

 コンサートの最後には生徒からのお願いと共に、保護者会の今川信吾会長から寄付を募る趣意書を配り、お願いがなされた。

 寄付金額は1口1000円以上で、下記の同窓会口座にお振込みいただくか、綾部中学校までお届けいただければありがたいですが、私にご連絡いただければお受け取りにも参ります。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 吹奏楽部は大所帯でそれだけ費用が巨額になるが、他のクラブや学校でも綾部から全国大会に出場する子がいるので、今後、他のクラブも含めて、綾部の子達が大いに全国の舞台で活躍するための支援基金的なものを綾部市が用意しておくことも、子ども達のために考えていかなければならないと感じている。

 昨日、綾部高校の一井育校長からも連絡があり、同じ全国大会に綾部高校も出場することが決まったとのことだった。綾部高校は大学受験時期と重なっていて、3年生全員が参加することは難しいが、20名ほどは揃えて挑戦するそうだ。

 京都共栄高校もここ数年参加しておられるようで、中丹の3つの学校が全国の舞台で揃って「金賞」がとれるよう応援します。

 

 18時から中丹文化会館にて、府立工業高校(須貝義和校長)吹奏楽部「マンボウジャズバンド」コンサートに行った。いつも案内してくれるシュンメイ部長の学生として最後のコンサートだった。

 毎年のことだが、保護者、OB、マンボウファンなどで会場はいっぱいとなる。今日も開会直前に行ったら駐車場がいっぱいで、停める場所を探すのに手間取った。

 このコンサートが3年生にとって毎年最後の舞台で、今日も情熱的でまとまりのある良い演奏を披露してくれた。

 シュンメイ部長綾部中学校吹奏楽部では長男小源太の後輩で仲が良く、府立工業に進んでからはコンサートの案内を息子や娘を通して送ってくれていた。このブログもよく読んでくれていて、コンサートの様子を早く載せてほしいと催促されてもいた。

 今年一年、これほどマンボウジャズバンドのコンサートに行った年はなく、僕自身も大いに楽しませてもらった。彼も部長の経験を経て大きく成長し、今日は大観衆の前で堂々たる挨拶をする様子をみて嬉しかった。先生との掛け合いも自信を持って「部長として一生懸命、動いた」とアピールしていた。

 あと半年、最後まで府立工業の生徒として勉学に励み、卒業後も仲間と音楽を大事にして、さらなる夢に向かって成長することを願っています。

 これから先は社会人として、故郷綾部の発展にも協力してください!

 おめでとう!そしてありがとう!


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スイダニ氏、タリフィル氏に綾部を案内

2023年10月08日 | 歴史の探求

 日㈰朝9時奥上林の鳥垣にある「和宿オリジン」へ。昨日、ソロモン諸島からお越しになったダニエル・スイダニ前マライタ州知事一行をお迎えに行った。

 まずは君尾山の光明寺二王門にご案内した。森の寺」事業で英語の案内板もあって、説明ができて良かった。

 下山後、「二王の栖」でコーヒーを飲んで休憩。その後は里山ゲストハウス「クチュール」を経営する工忠照幸さん企画された「もち米の稲刈りイベント」に参加した。

 今回の宿探し「英語が通じる農家民泊ありませんか?」とお二人を受け入れた早川理恵子さんから質問があり、工忠さんを紹介したが、工忠さんの宿が満室だったのでオリジンさんを紹介していただいた。

 ついでに「稲刈り体験はどうですか?」と勧めていただいたので、鳥垣の集落内での稲刈りイベントに半日参加させてもらった。

 鳥垣集落の皆さんが有機無農薬で育てられたもち米を収穫体験するイベントだった。稲木で干すという本格的な稲刈りで、このもち米を使って年末には餅つき大会が行われるそうだ。体験には大阪、兵庫などからお子さん連れなど、20名ほどの方が参加されていた。

 綾部市遺族会の熊内輝夫会長も鳥垣にお住まいで、今日は稲刈り指導をしてもらった。スイダニ氏は稲刈りは初めてで、タリフィル氏は高校生の時に体験したことがあるそうだ。

 途中で手刈りの機械に興味が湧いたようだった。熊内さんは「50年前の機械で、もう日本では売ってへん」とおっしゃっていた。志摩機械の山下くんの指導で機械の体験もさせてもらった。

 彼らは貸してもらった「長靴」も気に入ったようで、僕が履いていた柔らかい素材の「長靴」にも興味が湧いたらしい。「これで水にも入れるのか?」「いくらで買えるのか?」と興味深々だった。

 次の予定があったので、早めに昼の弁当を食べ、先に失礼した。スイダニ氏「政権を取り返して、必ず良い国にしますから、皆さん、ソロモン諸島にお越しください!」と挨拶し、拍手喝采を浴びておられた。

 

 午後はまずグンゼスクウェアに行き、グンゼ博物苑を見学。ここにも英語表記があれば、もっと理解してもらえるのになと感じた。

 グンゼ集蔵で開催されていた「あやべ写真サロン展」を見学した。綾部の四季の風景を観ることができて、「美しい」と喜んでおられた。綾部には雪がたくさん降ることも見せてあげることができた。

 続いて、あやべ特産館へ。スイダニ氏は昨日飲んだ抹茶が気に入られたそうなので、綾部抹茶を買って差し上げた。

 タリフィル氏が「どうしても買いたい」と言っていた「長靴」を求めてストックへ。28センチまでのサイズしかなく、タリフィル氏には小さいようにも思ったが、彼は「これでいい」と言う。

 次の選挙では「泥のぬかるみの中を歩いて選挙運動しなくてはならないから」と言うので、「これで選挙に必ず勝ってね!」と二人に長靴をプレゼントすると大変喜ばれた。ストックの「長靴」で必ずや勝利してほしい。ワークマンの方が良かっただろうか?

 アスパアイスクリームを食べて休憩。彼らはシューズベルでサンダルを買っていた。

 15時からは綾部中学校吹奏楽部全国大会出場記念コンサートに行った。(コンサートの詳細は別途書きます)

 最後今日明日の食べ物の買い出しスーパーマーケットへ。アテンド役の早川さんは大変お疲れで、明日は一日動かずに家でお休みされるとのこと。明後日からは静岡県の焼津市に行かれるそうだ。

 最後は綾部駅へお送りしてお別れした。選挙に勝って、また会いましょう!と激励した。

 タリフィル氏からは後で「Good evening my friend. Thank you for every help you have done for us and especially the two shoes. Celsus」というメッセージ送られてきた。「長靴」をずいぶん喜んでいただいたようだ。

 昨夕「我々が綾部に来て、皆さんにとって何か意味があったのだろうか?」と問いかけていた。高橋輝くんと相根一雄さんは即座に「意味があった!」と応え、タリフィル氏はホッとした表情を浮かべていた。

 彼らは「何のために綾部に来たのか?」。大本、上林、君尾山、稲刈り、水源の里、グンゼ、綾部茶…。彼らは原点のパワーを得るために綾部に引き寄せられたのだと思う。だから、「オリジン」という名の宿にも泊まることになったのだろう。

 エディ・マーフィー主演の映画「星の王子 ニューヨークへ行く」のような二日間のお付き合いだったが、私にとっても目を開かされたような二日間だった。

 「首相を目指す」という彼らの夢が実現してほしいと願っている。


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