27日㈮、二之湯真士府議のYouTubeチャンネル「にのチャン!」に高橋輝綾部市議(5期、51才)が榎本昴輔京田辺市議(2期、33才)と共に出演された。
京都市周辺議員の本音【京都都市圏】北陸新幹線は?というテーマで、ドロドロした政治の話というよりも明るく軽妙に、京都市外の議員と京都市内の二之湯府議が昔の京都、今の京都、これからの京都について語っておられます。
北陸新幹線や山陰本線のことも、まさにこれが「府民の本音」なんでしょうね。
京都市長選は元民主党参議院議員の松井孝治さんが自民党、公明党、立憲民主党の要請を受け、ようやく立候補の決断をされたと報道されている。これを本人が一切否定されないということは、立候補で間違いないと見ている。来週か再来週にはおそらく記者会見があり、自民党府連の議員総会は追認するだけのことだろう。
ただ、先月上旬に京都新聞に「自民党、公明党が松井孝治氏を擁立検討」と報じてられて以降も、ご本人のTwitter(X)では、オーケストラのコンサートや国立演芸場での落語会、高そうなウイスキーを飲んで、あちこちで飲み歩いておられるハイソな生活ぶりをあえて公開しておられるが、それが一般の有権者にどう見られるのか?立候補することを少し甘く考えておられるようには感じる。
他党の人と話すと「自民党さんは選挙資金や人員が潤沢でうらやましい」と言われることがあるが、実態を知っている自民党議員は全員これを否定するだろう。
自民党でも選挙の資金はもちろん自前で、借金をして用意する人もある。活動していただく人員や演説会の動員は府議、市議が何とか自らの後援会等にお願いして確保するが、そう簡単なことではない。自分の後援会は自分の応援をしてもらえても、他人の応援はなかなか難しい。共産党や連合とは違い、自民党は議員個人の後援組織が集まってできており、組織力は弱い。
特に今回は自民党府議でお父さんも自民党の前参議院議員である二之湯真士府議がすでに立候補表明をしているので、後から「元民主党の松井さん」を自民党支援者に浸透させるのは容易ではないと思う。今の自民党府連には上からの号令に文句を言う人はほとんどいないが、積極的に動く人もどれだけいるか?
足元が割れる選挙になると、基盤が弱い人ほど動きにくくなる。基盤が弱い議員は自分の選挙で府連の公認をもらうために執行部の顔色を伺って異論は出さないが、支援者が割れるので票も出せない。
まだ最後まで、いろいろなことが起こってくるだろうが、おもしろくなってきたとは感じている。