22日㈫、9時半から、日東精工アリーナにて、今年度の四都市体育大会の当番市である綾部市空手道連盟会長の私と井田匡昭理事長、村上真哉事務局長と次年度の当番市である宮津市空手道連盟の竹田茂会長とで、綾部市文化スポーツ振興課長と面会し、先月末に4市の空手道連盟で集約した意見をお伝えし、空手道競技を正式種目として継続していくための理解と協力をお願いした。
綾部市が今年度の事務局として改善方針を決定し、次年度事務局の宮津市に申し送りしてほしいと強くお願いし、選手確保の対策や各市の空手道人口の状況について情報共有した。
16時には綾部高校へ。京都府教育委員会の前川明範教育長に綾部高校にお越しいただき、綾部高校改革プロジェクトのこれまでの経過を説明し、今後のさらなる支援をお願いした。
綾部高校改革プロジェクトは、府教委や綾部高校による学校改革が目標にいっこうに向かわないことに業を煮やし、2016年(平成28年)4月、府教委の指導部長らを綾部高校に呼んで、どう進めるのかを詰めたことからスタートした。
翌2017年に岸田敏明校長が新任され、さらに翌年の2018年4月には、当時の橋本幸三教育長を綾部高校に呼び、今後、綾部高校をどう改革するのかについて話し合った。その日の夜には綾部市の行政、教育関係者との懇談の時間もとっていただいた。
この年から、改革は岸田校長と府教委にお任せできる体制が整い、以後はあえて会合を持たなくなっていたが、今春、岸田校長が定年退職され、新たに一井育校長が就任されたため、一つの節目として前川教育長にお願いして、綾部高校に足を運んでいただいた。
18時からは綾部市内の全6中学校(綾部、豊里、八田、何北、東綾、上林)の校長先生と前川教育長、一井校長との懇談の場を設けた。
綾部市内で唯一の高校である綾部高校は市民の皆さんの期待に応えられる高校になるよう、一井校長には改革精神を持って、綾部高校を良い学校にしていってほしいと願っている。中学校の先生方にはそのための提案や指摘をぜひお願いしたい。
綾部市内には公立学校の小中高校しかないので、それぞれの学校が相互に連携することで、2才から18才まで一貫した「綾部教育」を創造していただきたい。
そうすれば、綾部市で教育を受けさせるために移住する「教育移住」が進み、若年者人口や周辺部の学校維持につながるものと期待している。
昔の資料をゴソゴソしていたら、ちょうど10年前、2013年(平成25年)8月28日付のあやべ市民新聞の記事が出てきた。
「教育」は、町の魅力の大きな一つだ。
次の日、昔の資料を見返していて、アッ!と思った。
私が府議に当選して1年目の2011年(平成23年)10月24日、当時の府教委の古市文章高校改革担当理事に来てもらって、綾部高校の同窓会館で開催した「綾部高校活性化推進会議」(森永功代表)主催の懇談会の出席者名簿に「総括指導主事 前川明範」と書いてあった。
前川教育長が12年前に、綾部高校をどう活性化するかの会議に出席しておられ、府教委でこれを担当する事務局をしておられたとは知らなかった。歴代校長の取り組み状況に妙に詳しかったのはこのためかと納得した。
ご縁とは不思議なものだ。